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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 連載中

1 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 18:04:23.09 ID:???
2001年6月創刊のガンダムエースに連載されていた機動戦士ガンダム THE ORIGIN
この漫画についていろいろ語りましょう
尚、ギレン・ザビのカリスマにより2日1話の速度で連載されるようだ
時々頭を撃たれて変な時期に合併号ができますがきにしないでね

※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/

連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/

2 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 18:08:49.61 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 始動編 T >

人類が ふえすぎた人口を宇宙に移民させるようになって
すでに半世紀以上が 過ぎた
地球の周りには 数百基の巨大な スペースコロニーが
浮かべられて いた

人々は その円筒の内壁にあたる
人工の大地に住み
そこを 第二の故郷とした

数億の宇宙移民たちは そこで暮らし
子を産み そして 死んで いった

宇宙世紀 0079(ダブルオーセブンティナイン)
地球から最も遠い宇宙都市サイド3は ジオン公国を名乗り
地球連邦政府に 独立戦争を挑んできた

この一ヶ月あまりの 戦いで
ジオン公国と連邦は 総人口の約半数を 死に至らしめた

人々は自らの行為に 恐怖した
戦争は 膠着状態にはいり 八ヶ月あまりが 過ぎた……

3 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 18:09:24.19 ID:???
冒頭、6機のザクが静かにコロニーに降り立った
隔壁のロックをレーザーで焼き切り、内部へと潜入をする
ほぼ時を同じくして、<木馬>がサイド7へと入港
ブライト中尉がDrレイを呼び出す、息子の写真を見てこの年頃の子も兵士になる現状をレイは嘆いていた
だがガンダムが量産化されれば戦争は終わると言う、Drレイ
また、サイド7の外で接舷しているジオンの船を警戒している様子であった

「アムロ!アムロ!」

一方、サイド7の住宅街で一人の少女がしきりに叫んでいた
呼ばれているアムロは、ほとんど呼びかけに応えずに、機密資料のデータを眺めていた
そこに少女が入ってくると、部屋はごちゃごちゃの大惨事。
アムロもパンツ一枚の有様であった、これには少女のフラウも悲鳴をあげる
片付けと着替えを済ませて、エレカーでドッキングベイへと向かう二人
その前通り道には巨大な工事現場と隔壁が広がっていた

4 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 18:09:54.89 ID:???
の隔壁の内部に、ザクがゲートを焼き切って進入をしていた
スレンダーの一機を残して二手に分かれる様子である

「例のやつを見つけたら、破壊しますか?」
「いかん!あくまでも偵察が任務だ」

ジーンを諌め、下へと降りる二機

内部は跳弾防止壁と観測塔が見受けられている様子であった
サーチライトに照らされ、身をかがめながら奥へと進んでいくと、ジーンが何かを見つけた様子
旧型のモビルスーツの残骸を撮影していくと、そこかしこに残骸があることに気づく
まるで旧型の墓場といった様相であった
残骸はどれも強力な熱戦で切断をされていた。ジオンにはこれに該当するビーム兵器はない

「連邦の新兵器か…」

その矢先、アッシュの分隊が連邦の攻撃を受ける!
3機のザクがマシンガンで弾幕を貼り、応戦するが…

「曹長殿!曹長殿!!ハイパーライフルがききません!
 来ます!敵が、向かってきます!」

モビルスーツの影が、静かにザクへと向かっていく

「連邦軍の、新モビルスーツです!」

シールドを構えながら、ザクの攻撃を意に介さず前進する新MS
RX−78−01とマーキングされた、ゴーグルフェイスの機体。
ガンダムの戦いが、今始まった。
                                         
<続く>

5 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 19:32:54.28 ID:???
最近ガンダムもの多いけどこれは安彦御大か…
期待
とりあえずフラウボウがカワイくてよい

6 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 19:45:12.13 ID:???
ほう、派生や外伝ではなく遂に禁断の一年戦争の焼き直しに本格的に手を出したのか。
安彦氏が描くとなるとさすがに戦闘より人物描写が多くなるだろうが他に人選は有り得ないからな。
早くもガンダムの登場の仕方が違うし、オリジナル展開も多くなりそうだな。

7 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 20:19:24.32 ID:???
ブライトさんいきなり中尉で登場ですねー
細かいこというと侵入してきたザクも増えてるけどこれはなんか意図があるんかな?

8 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 20:53:52.70 ID:???
御大の絵はワイルドでいいな
そのうちアムロが「くそっ、しょうがねえな」とか言いかねんけどw

9 :マロン名無しさん:2014/07/21(月) 22:00:16.37 ID:???
やっさんが全部描くガンダムとか夢じゃね?泣きそう
最後まで描いてくださいよー!

10 :マロン名無しさん:2014/07/22(火) 19:49:31.46 ID:???
カミーユみたいなことやってんな

11 :マロン名無しさん:2014/07/22(火) 19:52:14.38 ID:???
ただ正直どうなんやろな
確かに軍記モノとしてみたらいろいろ不自然なところもある1stガンダムだけど
あんまり末節にこだわりすぎると話の面白さが損なわれかねん気も…
ペースが遅くなったり…
まあFSSみたいにならんことを祈る

12 :マロン名無しさん:2014/07/22(火) 21:12:46.37 ID:???
地球に行ったら、この本格的な作画でムダに気合の入ったククルス・ドアンの島とか描いてくれんのかな?

13 :マロン名無しさん:2014/07/22(火) 21:40:15.34 ID:???
軍記モノとか歴史モノとやっさんが思ってたらとんでもない改悪するからな?
ひたすら神絵師として絵を極めて欲しい
完結したら代表作として経歴に書かれるはずだし

14 :マロン名無しさん:2014/07/22(火) 21:52:13.43 ID:???
>>12
スゲー見てー!

15 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 18:07:40.64 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 始動編 U>

「何が来ているって、アッシュ曹長!? もう一度応答しろ!」

デニムの呼びかけにも応えることができず、アッシュは連邦の新MSの前に戦慄していた
肩のキャノン砲を回避して、「新兵器がなんだ!」といきまくが、その直後にビームライフルの一撃で撃墜されてしまった
直後に2機目が背後からヒートホークで切りかかり、そのまま羽交い絞めにしてしまう
3機目のザクが近づいたところを至近距離からビームライフルを打ち込むガンダム
だがそれにより、ザクは至近距離で大爆発を起こす
コロニーに穴を開けるほどの爆発が、内部にも地響きのような音で伝わっていた
ザクの残骸もろとも、ガンダムも穴から宇宙に投げ出されてしまう

慌ててその場を離れるアムロとフラウ。居住区からも隔壁が破壊されているのが見えていた
内部の司令部も攻撃を受け、二号機に搭乗するように呼び出したケンプ中尉も、吹き飛ばされてしまう
外ではジーンのザクがマシンガンを乱射していた。デニムが止めてもまったく聞こうとしなかった

「シャア少佐だって、戦場で手柄を立てて出世したんだ!!」

功名心にはやり暴走するジーン、司令部に腕を突っ込み、内部から機銃を打ち込んでいく
このままでは2号機も破壊されてしまう、連邦の仕官が至急ホワイトベースに積み込むように命令を下した
ガンダムを積み込んだキャリアーをレールに走らせるが、勢いあまって道路を外れてしまう

それに巻き込まれるようにアムロの乗る車も瓦礫で通れなくなってしまうが、不幸中の幸いにフラウの自宅のすぐそばであった。
フラウは母親を呼びに家に戻り、アムロもハロと一緒に自宅に走っていく

16 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 18:10:37.27 ID:???
のころコロニー外のムサイは、一機残ったスレンダーの報告を聞いていた
仮面をかぶったジオンの仕官、シャア少佐はスレンダーを帰還させ、ムサイをコロニーに近づけるように指示を出した

「……やりますか」
「連邦は協定を破った…。高い代償を払わせてやる」

場面は戻ってサイド7、レールをはずれたキャリアーを道路に戻そうとして、橋で道をふさいでいた。
避難民の渋滞にアムロがやってくると、避難民よりガンダムを優先するという父親の命令を聞いた
アムロの声を無視し、港に逃げ込むように叫ぶテム・レイ
その時、ジーンのザクが壁を破り、ガンダムの前に姿を現した

「みつけました曹長殿!今度は白い奴です!!
 やります!やってやります!!こいつはおれが!」

血走った目でガンダムを見下ろすジーン、武装車両の攻撃をかわし、キャリアーにマシンガンを打ち込んでいく
その衝撃で橋が破壊され、キャリアーは横に滑り落ちてしまい、テム・レイもキャリアーから投げ出されてしまう
傍にいたアムロが、ザクの一方的な戦いを見ていた

「こ…これが、ジオンのザクか!!」

人間サイズもある薬きょうの雨から逃げるようにその場を離れるアムロ
そこに、アムロの姿を見つけたフラウが駆け込んでくる
そのとき、フラウの後ろが光り、爆発をおこした

17 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 18:11:45.82 ID:???
アムロが叫びながら駆け寄る。幸いフラウは無事なようだが…
爆発をもろに受けたフラウの家族は、ほとんど全滅だった
泣きながら母の亡骸に重い足取りで近づくフラウ
泣き叫ぶフラウに、アムロは頬をたたいて渇を入れる

「しっかりしろ!!きみは強い 女の子じゃないかぁっ!!
 ドッキングベイまで走れ! 走れるなフラウ!? ボクもすぐ行く!!
 さあっ! 行くんだ」

フラウを立たせて、その背中を見ながら走るように叫び続ける
ふらつきながらもなんとかアムロの言うとおりにするフラウの背中を涙を流してみていた
涙を止めて、キャリアーに積まれたガンダムを見て。
そして、ザクをにらみつけるように見ていた。

<続く>

18 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 19:43:28.20 ID:???
ジーンがお先走るのは変わらんのな
しかし上等兵にMSあてがうとはなんと大盤振る舞い…

19 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 19:44:02.07 ID:???
これアムロいくつの設定?
何かアニメ版より凜々しいね。

20 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 19:44:52.91 ID:???
じゃねーや兵長に微妙に変更か…

21 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 20:03:53.10 ID:???
最初のガンダムは試作一号機って感じの物か。アニメと同じシーンも増えてきたし
少しはオリジナルの展開も挟むが基本的には原作に忠実に行ってくれるようだな。

22 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 20:07:12.58 ID:???
しかしコロニー内でBRぶっぱとか酷いやっちゃなあのガンダムパイロット

23 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 20:49:45.74 ID:???
お風呂シーンも忠実に再現期待していいんですね

24 :マロン名無しさん:2014/07/23(水) 21:37:01.90 ID:???
このシーンかわいそうで苦手だが必要だよなあ
おかあさんとおじいさん元気そうでいい家庭だったのに・・・
機械オタクの一人暮らしパンツ一枚少年の家を娘が訪ねるのを注意していた常識的なおかあさんが・・

風呂シーンはやっさんが大サービスする予感がする!みえる!気がする

25 :マロン名無しさん:2014/07/24(木) 08:51:05.09 ID:???
>>19
なんか金髪さんとできちゃうんじゃないかと思わせられるね

26 :マロン名無しさん:2014/07/24(木) 09:31:29.52 ID:???
>>25
小説版アムロは脳みそちんこだからやだw

27 :マロン名無しさん:2014/07/24(木) 21:29:31.46 ID:???
Zでアムロがセイラさんを好きだったってフラウが言っててそうなのか?と思ったけど
そうなの?
オリジンのフラウは積極的でかわいい感じ

28 :マロン名無しさん:2014/07/24(木) 23:33:23.00 ID:???
本放送中一度もフラウボウ可愛いと思わんかったんだが
このマンガは登場のところでやられたわ

29 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 08:28:46.64 ID:???
ORIGINのフラウかわいいに同意。
セイラも描き方変わるかな。

30 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 08:37:55.77 ID:???
どっちかというと現実的描写によった方向でいくんだと思ってたけど
ザクマシンガンの排莢はあんま変わってないな
それとも口径が120?から設定変更か?

31 :粗筋専用ハロ91:2014/07/25(金) 18:05:08.76 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 始動編 V>

ガンダムを破壊しようとする近づくザクに、ミサイルが命中する
ザクが怯んだ隙を見計らって、アムロはガンダムへと走っていった
傾いたキャリアーを上り、転がり落ちながらも開けたハッチに向かっていく
コクピットシートに滑り落ち、ハッチが閉まっていくと同時に、ジーンのザクが武装車両を全滅させてガンダムに向かっていく
ガンダム内部のスクリーンを起動させると、ザクは目前まで迫っていた!

「あせるな!思い出せ! ファイルのプログラム!!
 エネルギーモード!そうだ!これっ!
 すごい! 五倍のゲインだ…… これがたしか 起動レバー わあ!」

ザクの攻撃に悲鳴を上げるアムロ

「くそお…動けガンダム!動け!」

マシンガンを受けながら、ガンダムの起動レバーを動かす
ガンダムの目が光り、動きはじめるのにジーンが気がついた

「ジーン、待て! 部品なら破壊するな 捕獲して…」
「曹長殿 ちがいます! 内部にだれかいますっ!!
 う、動きます!!」

ゆっくりと上半身を起こす姿に、ジーンは狼狽しデニムは喉を鳴らす
頭部バルカンを撃ちながら、ワイヤーを切りゆっくりと立ち上がり

   ガ ン ダ ム   大 地 に 立 つ 

32 :粗筋専用ハロ91:2014/07/25(金) 18:05:50.65 ID:???
迫りくるザクにバルカンを乱射するアムロ
それを見ていたテム・レイがガンダムの戦い方に憤慨していた
バルカンを撃ちつくしたガンダムに、ザクが銃口を向ける
その姿に怯えを感じたジーンは、さらに銃口を近づけようとすると、それを手で遮った
そのまま手を押し込み、体ごと体当たりをするガンダム
倒れこんだザクの口をつかんで
叩きつける!
引き戻してもう一度叩きつける!
その衝撃でザクの動力パイプが引きちぎられてしまう
その光景にデニムは戦慄をおぼえた

「……これが……連邦軍の新モビルスーツの、威力なのか!!」

涙目でデニムに助けを求めながら、背を向けて逃げ出すジーン
それを追うアムロに、ビームサーベルを使えと通信が送られる
そしてビームサーベルを引き抜き、ジーンのザクを後ろからバッサリと切り裂いた
ジーンのザクは崖を転がり落ち、大爆発をおこした!

コロニーに大穴を開け、テム・レイ達も崩れる地面に落ちていってしまった
なんとか大穴の縁につかまるガンダム、上を向くとデニムのザクがガンダムを叩き落しにかかる!

33 :粗筋専用ハロ91:2014/07/25(金) 18:06:24.95 ID:???
「よくもジーンを!!」

とっさにしがみ付くが、背中を殴打され、倒れたところを蹴り飛ばされる
吹き飛ぶガンダムにさらに追撃をかけるべく突進してくるザク

「どうする? コクピットだけを やれるか…!?」

飛び掛り、踏み潰すような飛び蹴りをかわして、ザクのコクピットにビームサーベルを突き刺した
コクピットを突き抜かれたザクのモノアイが、チカチカ点滅して、その機能を停止した

一方、宇宙のムサイはコロニー正面に位置を取り、攻撃の用意をしていた
デニムとの更新が途絶えた報告を受け、ザクを5機失う損害にシャアは一人呟く

「認めたくないものだな…自分自身の 若さゆえの過ちというものを……」

ムサイからミサイルが放たれる。サイド7は未だ窮地から逃れられてはいない

<続く>

34 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 18:55:05.36 ID:???
親父さん…運命は変わらないのか

35 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 22:09:12.98 ID:???
タ…タム・タイプのミサイルです!

36 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 22:42:14.73 ID:???
ガンダムたったwシャア若さ認めたww
連載3回でしょっぱなから名シーンが続いて楽しくて仕方ないwwww
全部作画安彦回wwww
(そんでこの文体も好きだw)
話全部知ってるのにたのしいなあw
完結しますようにwできれば逆シャアまで描いてくださいww

37 :マロン名無しさん:2014/07/25(金) 23:10:35.77 ID:???
このペースだと順調にいっても10年近いか?
まあそれくらいでもいいや入魂なら

38 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 08:32:07.23 ID:???
時間かかってもいいからできるだけはしょらず、エピソード網羅してほしいな。

39 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 09:05:45.16 ID:???
しかしガンダムエースがそれだけ続くのかという問題が…
いい所で打ち切りってのが一番きつい

40 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 09:36:19.38 ID:???
その場合は単行本だけでいいから描き続けてほしい。

41 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 09:39:53.21 ID:???
セイラさんの入浴見るまでは死ねんよ…

42 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 09:45:26.98 ID:???
下世話な話だけどさ、こういうのって印税の配分どうなるんだろ?

43 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 14:52:21.01 ID:???
廃刊も心配だけどやすひこさんはへそまげたらすぐ描かなくなりそうで心配だ
編集の人は気をつけて欲しい
せめて1st完結まで・・

44 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 17:00:38.15 ID:???
ジャブローに到着してメデタシメデタシとか、泣くよマジでw

45 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 17:58:55.12 ID:???
劇場版三部作の構成までが省略の限度だな。

46 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 18:19:43.55 ID:???
安彦さんのコミックってけっこうエロい表現あるよな。
期待して…いいのか?
富野も小説アレだし許すよな。

47 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 19:18:14.19 ID:???
女性の肌が温かいのは幸せだと思った

48 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 21:14:43.00 ID:???
ぜひやっさんの画で「描きおろし、悩ましのアルテイシア」を付録につけてほしい!

49 :マロン名無しさん:2014/07/26(土) 21:54:47.11 ID:???
表紙になるかな・・・・
セイラさんとミライさんのシャワーのシーンはカラーページだよね
そこまでは連載続きますように

50 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 07:43:19.92 ID:???
おっと、フラウを忘れてもらっては困るよ。

51 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 15:41:27.35 ID:???
岡崎ガンダムのあれ思いだすシーンやなw
さすがにサイド7破壊はせんやろけど

52 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 17:18:48.41 ID:9Zxd/5YU
次話期待age

53 :粗筋専用ハロ91:2014/07/27(日) 20:28:35.26 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 始動編 W >

サイド7の正面ゲートは、ムサイによる攻撃を受けていた
ホワイトベースの艦長は、時間稼ぎのために搭載機で出撃しようとする
一方、入り口のほうは避難民でごったがえしだった
フラウが子供たちを載せた滑車(?)を出すと一人の女性に声をかけられる
コロニーの外では搭載艇とムサイとの戦闘が始まった
ミサイルの弾幕をかいくぐり、船体下部からミサイルを撃つが、効果は浅かった
正面に回り、艦橋へ攻撃を当てるが、すれ違いざまに機銃を受ける

「左エンジン被弾!! くそっ!!」
「あの頃の艇は これほど…運動性が良くは… なかった…
 ぶっ!」

その衝撃で艦長が血を噴出してしまう

「かまうな! 艇はまだ飛べる ホワイトベースにもっと……時間を……」
「ダメだ!! 帰還します艦長!! しっかりしてくださいっ!!」

やむを得ずホワイトベースへと帰還をするリュウ達だった

静まり返ったコロニー内部では、逃げ遅れた避難民を探そうと救急車が走っていた
自分の家を見て、平和だった日常を思い出し、泣きながら呼びかけを続けるフラウ
その時、瓦礫の山からハロが転がってくる。フラウが駆け寄り抱きしめた
さらに道路を走ってると、男に声をかけられるが、どうみても火事場泥棒の悪漢であった
フラウに脅しをかけるが、セイラの銃撃により追い返されてしまった

「車を出します お乗りなさい」
「で……でも……」
「見ないで!! 宇宙のチリに なってしまえばいいんです」

54 :粗筋専用ハロ91:2014/07/27(日) 20:30:12.08 ID:???
入り口のほうでは男が扉を押さえていた。皮肉めいた軽口をたたくと、そこに容赦なく平手打ちをされてしまった

「それでも男ですかっ! 軟弱者ッ!!」

鼻血をだしてにらみつけるも、強い口調でいわれるとちょっと腰が引けた感じになってしまっていたり

ガンダムの収容も始まり、パイロットに通信を送る
正パイロットと違う、子供のアムロが出たことに、少なからず動揺を見せるブライト
アムロの態度と操舵手の不在にイラつき始めるブライト
そこにミライ・ヤシマが声をかけ、操舵手を引き受けてくれることになったが、クルーに民間人が増える現状にブライトは頭を抱えていた
覚悟を決め、コロニー外に出ようとするブライト
外のムサイもその動きを察知しており、ザクの出撃の用意をしていた

「敵がでてくる ドレン聞こえるか
 レーザーラインにのせて私とスレンダーのザクを第一種装備で射出しろ!」
「了解!お出になるんですね!?」
「ああ たぶんむこうも出すだろう
 それでなくては 戦えんはずだ」

手袋を直しつつ、シャアは一人つぶやく

「ずいぶん待ってやった 私としては……」

55 :粗筋専用ハロ91:2014/07/27(日) 20:31:04.18 ID:???
アムロのほうは整備員にガンダムの簡単な指導を受けていた
ガンダムの中に乗り込むと、深くため息をついた…

ブライトから作戦の指示を受けるが、アムロの態度に声を荒げるブライト
そこにセイラさんが割って入り、ガンダムとの通信を受け持ってくれた
苦い顔になりながらも指揮を執り始めるブライトだった
ガンダムが射出するのとほぼ同時に、ミサイルの接近を感知するホワイトベース
ミライが舵を回すが、回避の遅さを感じるブライト
その時、アムロがミサイルの撃墜にかかる
2発とも迎撃に成功して、安堵の息をつくが、休むまもなく今度はモビルスーツの接近を感知する

「続いて二体接近!! モビルスーツのようです!
 でもこのスピード……一機は速いです! 通常の役三倍で接近中!」
「……シ シャアだ…… 赤い彗星だ!
 "赤い彗星"の……シャアだ!!
 ルウム戦役では 五隻の戦艦が シャア一人のために撃破された…… に 逃げろ!!」

「見せて もらおうか………
 連邦軍の新モビルスーツの 性能とやらを………」

シャアが来る!!

<続く>

56 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 21:06:20.39 ID:???
安彦セイラはアニメ版より苛烈だな。
シャアとの邂逅はカットかな?ここで会わないとジャブローまで会えないんじゃないか。

57 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 21:19:53.46 ID:???
3カ月…長かった…

58 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 22:23:44.32 ID:???
ブライトさっそくミライさんを呼び捨てしてやがるw

59 :マロン名無しさん:2014/07/27(日) 22:27:33.62 ID:???
セイラさん来たー!!
やっぱきれいだなぁ・・・姿勢がパキっとした感じがいい

フラウが家族を思い出して涙ぐむページがぐっと来てしまった
セイラさんがハロとフラウの関係を察して
おもちゃじゃなくてお友達なのねって微笑んで言うのは洞察力とやさしい心根が感じられるいい顔
火事場泥や軟弱者への辛らつな態度や表情と対照的w

60 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 07:51:20.20 ID:???
ハロかわいいよハロ、
セイラさんはキビシーッス

61 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 07:54:50.99 ID:???
あれ、火事場泥棒だったのか…てっきり家財持って避難しようとしてるのかと。

62 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 19:40:16.24 ID:???
ミミミ、ミライさんのス、ス、ス、スカーフががが…

63 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 21:57:33.33 ID:???
布のバリエーションがねえんだよ!いわせんな貧乏臭い

しかし未来さんのスカーフはシルクかと思いきや綿なのか
まさかアムロのパンツがシルクなのか

64 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 21:59:50.93 ID:???
>>63
まさかのペアルックってヤツっすか!

65 :マロン名無しさん:2014/07/28(月) 22:22:10.02 ID:???
ブライトにちくってやろうwww

66 :粗筋専用ハロ91:2014/07/29(火) 17:18:38.72 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激闘編 T>

「アムロ 下がれ!その赤いザクにはきみは 勝てない!」
「いやだ! やりますっ! ビームライフルなしでもボクは 二台やったんだ
 やります!」

ブライトの静止も聞かず、シャアザクとの戦闘を開始するアムロ
ビームライフルを撃つが回避され、ザクの攻撃に悲鳴を上げる
二発目も回避され、マシンガンでメインカメラをつぶされてしまう
慌ててサブカメラに切り替えれば、そこにはシャアザクの足裏が写されていた!
どてっぱらにしこたま蹴りを入れられ、援軍のザクに背後をとられ、挟み撃ちにされてしまう
シャアザクに向かっていくガンダムをマシンガンで迎撃するが、ガンダムは盾をおとりにシャアザクの背後を取る
だがこれもすんでのところで回避されてしまう

「少佐殿! これです!!
 この武器でアッシュ軍曹が 一撃でやられました!!」
「当たらなければどうということはない! 援護しろスレンダー!」

スレンダーの援護射撃に足を止められるガンダム
だがビームライフルの一撃でスレンダーは撃墜されてしまった
戦艦の主砲並の威力に、さしものシャアも冷や汗をかいているようだった

そのままシャアザクも仕留めようとビームライフルを乱射するガンダム
だがブライトの警告に、ビームライフルの容量が底をついていたのに気がつく
それに気がついたシャアが仕留めにかかるが、ホワイトベースからの援護砲撃が横をかすめる

「メガ粒子砲!? やはり…な
 ただの補給艦―――が きいてあきれる…
 沈めてやる! 今度あった時はな!」

67 :粗筋専用ハロ91:2014/07/29(火) 17:19:32.63 ID:???
ホワイトベースの砲撃をかいくぐり、ムサイへ帰還していくシャア
戦いが終わり、アムロは深く息を吐いていた
ホワイトベースへと帰還するガンダム、ところどころ煙を吹いて見るからにぼろぼろの状態だった

一方、シャアはドズル司令官へと通信を送っていた
軽く小言を言われつつ、V作戦の情報とガンダムの脅威を報告したのだった

「わかった! 補給がほしいのだな 回す!! ただし!」
「承知しております モビルスーツは捕獲し敵艦は 沈めます
 生きて地球へは 帰還させません」
「それでこそだ シャア」

ドズル中将は不適に笑って見せた


ホワイトベースのブリッジはアムロを迎えていた
そこでアムロを待っていたのはブライトの辛辣な叱責だった
厳しい言葉に、アムロはブライトをにらみつけるようにして言う

「やりますなんて……… いわない
 やれるかどうか………わからないんだ……… けど やるしかないんだろう?
 ブライトさんっていったね… ぼくにはあなたが………」
「ああ 憎んでくれていいよ」

会話を済ませて、ガンダムの整備を命ずるブライト
ブリッジは少しばかり険悪な雰囲気のアムロを横目に、ホワイトベースは宇宙を進んでいくのだった


<続く>

68 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 18:25:26.75 ID:???
台詞はあまり改変ないね。

今回の見所
グニャグニャドズル。
カイの心がけw
むだに色っぽいボロボロガンダムの太もも。
最終ページの4人の表情対比。
ラスト、アムロのパンツあたりに…ミライさんの視線。

69 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 19:46:07.17 ID:???
元はビームライフル発射はここで初だったんだよね
まあ結局スレンダーがくらってその威力に震撼するんだけど

70 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 22:02:03.87 ID:???
>「ブライトさんっていったね… ぼくにはあなたが………」
>「ああ 憎んでくれていいよ」

このやりとりで「ぼくにはあなたが」の後は何が省略されてるの?

71 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 22:46:14.53 ID:???
親父にも殴られたことなかったのに!

72 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 22:52:29.91 ID:???
「あなたが」のあと続く言葉は難しい
後の台詞を受けて考えると
「ぼくにはあなたが憎らしい敵と同じように思えるよ」→「ああ憎んでくれていいよ」
「ぼくにはあなたが〜〜〜と思える」の路線かなあ?

73 :マロン名無しさん:2014/07/29(火) 23:59:09.36 ID:???
今年度から「ゆとり教育」とやらか
土曜まで休みってのはうらやましいな

74 :マロン名無しさん:2014/07/30(水) 07:09:02.30 ID:???
FM-7用ゲーム ガンダム 1982年
http://ameblo.jp/koorogiyousyoku/entry-11870789640.html

MSX用ゲーム 機動戦士ガンダム ア・バオア・クーを攻略せよ 1984年
http://ameblo.jp/koorogiyousyoku/entry-11399762803.html

この2年間の進歩は凄いのに

75 :マロン名無しさん:2014/07/30(水) 14:59:03.14 ID:???
アムロが良い意味で憎たらしくてイイw
この調子で艦長(代理?)を困らせてやってほしい。
セイラはキツいんだけど凛として色気があるる。
やはり安彦せんせの描くキャラは生々しくて好きだわ。

76 :マロン名無しさん:2014/07/30(水) 21:34:47.77 ID:???
セイラさんとシャアだったら兄貴より妹がきついよね
シャアなら火事場泥棒くらい見過ごすだろ
どこがやさしい(兄貴談)のか分からんw

77 :マロン名無しさん:2014/07/31(木) 07:59:21.86 ID:???
>>76
マザコンでシスコンだから仕方ない。
逆に言えば女に対する要求が高すぎる。

78 :粗筋専用ハロ91:2014/07/31(木) 18:34:16.00 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激闘編 U>

―――ルナツー―――
コロニー建設に利用するため月の反対ポイントに牽引されてきた小惑星ユノー
最大直径180km
ここはジオン公国から最も遠く離れた 連邦軍唯一の宇宙基地でもある………
そのルナツーの傍らにホワイトベースの姿があった
ホワイトベース内部は避難民に配給を行うフラウと子供たち
避難民に缶詰を配っていくと、次第に不満の声が出始める船内、次第にフラウだけでは手に負えなくなり始める

「静かに! 各々が勝手なことを言っていては ダメです!
 お忘れになったんですか!? みなさんはあのサイド7から生き延びてきたんですよ!」

セイラの一喝が飛び、静かになる船内。フラウは安堵の表情を浮かべる。一方キッカはニヤついてた
セイラがエレベーターに乗り込むと、ブライトが先に乗っていた
二人きりの微妙に重い雰囲気の中、先にブライトが口を開く

「一般市民はいつも… 身勝手なものです
 己の弱さを盾に あれこれと要求してばかり…
 …… 医学生って聞きましたけど サイド7に来る前は どこに?」
「お答えする必要 あるのかしら?」

つれない態度のセイラに眉をひそめるブライト

「は は べつに! ……
 宇宙へ出るの 初めてなんですよ 司令部での勤務が長かったものでね」
「エリートでいらっしゃったのね」
「!? ……皮肉ですか?」
「別に でも 弱気は禁物――
 だったんじゃありません? 中尉さん」

セイラの台詞に、あきらかに不機嫌そうになるブライトだった

79 :粗筋専用ハロ91:2014/07/31(木) 18:34:41.92 ID:???
ブリッジではシャアのムサイ艦が未だ追跡してくるのが確認できた
ただ、ミライは今は戦力の問題で仕掛けてこないと見ており、まず補給を受けるであろうと予想していた
その直後に、ムサイに接近する補給艦の存在を感知するのだった
一方、アムロはガンダムの整備をしていた
フラウが食事と着替えを持ってくると、館内放送が作戦室に集合するように呼びかけ、フラウが一足先に向かっていった

作戦室では、ムサイの補給活動に対しての対策を論じていた
攻撃を仕掛けようにも難民がジャマで戦うのもままならないため、先に難民を下ろすべきというが
それでは補給が終わってしまう。そこでブライトはモビルスーツによる攻撃を行おうとする
戦死した正規のパイロットの変わりに、ガンタンクをリュウが担当し、砲手にハヤトが志願した
その後ろで子供たち三人の元気な歓声が響く。すぐ追い出されたけど
ガンキャノン2機はジョブ・ジョン伍長とカイが志願し、メンバーが決定する
しかし、アムロはガンダムでの出撃を拒否。やむを得ずガンダム抜きでの作戦開始となった

ムサイが補給活動を開始し始めたころ、ホワイトベースからガンキャノンが発進する
ジョブ機は無事射出完了するが、カイ機が地表にしこたま機体をぶつけてしまっていた

「あのバカヤロー 地球の重力圏だったら大破炎上だな……
 おいジュードー心配するな こっちはゆるゆるいくぞ!」

震えるハヤトをリュウがなだめ、ガンタンク隊も発進をする
モビルスーツ隊が目標に近づき、ジョブへ指示を出し通信を切るブライト

(いい…ぞ… この作戦はいい!!
 オレはシャアに 勝てるかもしれないっ!!)
「戦闘モードで艦を前進させます?ブライト艦長」
(!! そうだ…)
「微速前進!! メガ粒子砲スタンバイ!!」

有頂天になりかけていたブライト、ミライの声で我に返りホワイトベースを前進させる

80 :粗筋専用ハロ91:2014/07/31(木) 18:35:15.14 ID:???
補給中のムサイを発見したリュウ達。だがカイが先走って攻撃を開始してしまう
後続も続いて砲撃を開始し、補給艦のパプアが炎上
シャアがガンダムの不在を確認すると、応戦の指示とザクの搬入を急がせるように指示を出した

「これはあの腰抜けの ルナツーの奴等の攻撃ではない…
 木馬か―― 逃げると見せかけて… これまで連邦で私を出し抜いたものはいなかったが…
 おもしろい こうまで侮りがたい 敵 か!!」

クレーター内部は爆風と煙で何も見えない状態になっていた
下手をすると相打ちの危険があるため、リュウ達のガンタンクは一度射撃を中断する
カイのキャノンは、煙の中をうろついてると、ガデムの旧ザクに正面から出くわしてしまう!
顔面をぶん殴られ、ショルダータックルで突進してくるザクに悲鳴を上げるカイ
だが、その寸前で旧ザクの頭は、ガンキャノンの後ろにいたガンタンクの主砲に頭をぶつける
勢いあまってのけぞった所に、主砲を打ち込まれ撃墜される旧ザクであった
そばでへたり込んだカイのキャノンに、軽く主砲をぶつけながら声をかけるのだった
パプアが激しい爆発をおこす中、ムサイ艦が浮上する
ホワイトベースの全砲門で狙いを定めようとするが、その射線を友軍のマゼラン艦に遮られる
そのままルナツーへと拘引されてしまうホワイトベースであった

81 :粗筋専用ハロ91:2014/07/31(木) 18:35:54.36 ID:???
ライトはルナツー司令ワッケインによる尋問を受けていた
ブリッジではセイラ達4人がしばしの休息を取っていると、セイラが何かを感じ取った

「? どうしたの?セイラ」
「だれか… 来る…」
「え!? 誰かって 誰?」

フラウが部屋にこもりきりのアムロを叱責するがアムロはどこか上の空で、セイラと同様何かを感じていた

「誰かが 来る… 誰 だ…?
 シャア!? シャアが 来る!」

その感覚が示すとおり、シャア率いるジオン兵達がルナツーへの侵入を開始しようとしていた

<続く>

82 :マロン名無しさん:2014/07/31(木) 19:38:53.63 ID:???
Z以降の流れを知って描いてるからかも知れないが、
ブライトミライがすでに夫婦みたいだ。
若者に説教する頑固ジジイとなだめるおばあさん(嫁)的な

83 :マロン名無しさん:2014/07/31(木) 20:06:55.35 ID:???
カイのキャラが結構変わってるかも?
コンボイレーサーてコロニーでか

84 :マロン名無しさん:2014/07/31(木) 21:34:18.72 ID:???
セイラさんはすごい美人だがこういう風に最初から牽制して悪い虫を避けていたのかもしれないなあ
ブライトにはやさしいミライさんしかいないな
ミライさんは選び放題だけど

今回みんな表情が豊かで面白い
特にブライトww
点目の女性人もかわいらしくてやっさんのってるね

85 :マロン名無しさん:2014/07/31(木) 22:50:33.76 ID:???
それにしてもずいぶんWBの戦力多いな
まあタンク()はあれだけど

86 :粗筋専用ハロ91:2014/08/02(土) 18:08:47.30 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激闘編 V>

アムロが衛兵にシャアが来ると叫ぶが、当然ながらまったく相手にされない
その後ろをセイラが降りていくのをアムロとフラウが見ていた
ルナツー地表がムサイに砲撃をうけ、マゼランを出撃させるワッケイン司令

「ジオンめ 控えめにしていてやればつけあがりおって…
 ひねりつぶして やる!」

いきりたつハゲ艦長、マゼランを発進させ管制室の指示を仰ぐ
しかし、管制室はすでにジオン兵に制圧された後だった。何食わぬ顔で指示を出すジオン兵
仕掛けられていた爆弾により、マゼランはゲート内部で座礁してしまった
そのショックで基地内部が停電に陥り、ブライトたちホワイトベースクルーが独房から抜け出す

「ジオンの特殊部隊が潜入しています! マゼランがメインゲートで座礁しました!!」
「…… あの中尉は 例のムサイがシャアの乗艦だと言っていたな
 恐るべし シャア…」

ルナツー内部であちこち爆発をおこす事態に、ワッケイン司令はシャアの手際に戦慄を覚えるのだった

人の波を掻き分け、ガンダムの下へ走るアムロ
だがシャアはすでにガンダムの前へと到着していた

「これか…本当なら捕獲したいところだが…
 いただいていくのは データだけにするか
 連邦のMS開発能力が ジオンを凌駕した? ふふん! まさか な…」

87 :粗筋専用ハロ91:2014/08/02(土) 18:09:26.58 ID:???
コクピット前まで立ったところで、セイラによる制止を受ける
銃口を向けて、ヘルメットとマスクを取るように言い、その素顔を晒すシャア
それに驚いたようなセイラの隙を突き、スパナを蹴り上げ銃を弾き飛ばす
片手を取り拘束しようとしたシャアも、セイラを間近で見て何かに気がつく

シャアに押さえつけられたセイラを見たアムロが、鉄パイプをもって飛び掛っていく
だが鉄パイプはレーザーガンで打たれ、鉄パイプの先が消し飛んでしまった
マスクを被りなおし、撤収の命令を出したシャアであった

一方、出撃していたリュウ達MS部隊は、ルナツー基地の惨状に立ち尽くしていた
リュウが艦橋を呼び出すと、画面にブライトが現れ、リュウさんちょっとびっくり

「説明は後だ、軍曹 すぐもどれ!
 大仕事が待ってるぞ!」

その後ろで、マゼランクルー達が難しい顔をしていた様子
その後、MS部隊がゲートをふさぐマゼランの撤去作業を行っていた
その様子をパオロ艦長に説明するワッケイン。二人は軍学校の教官と生徒の間柄だったようで、どうにも頭が上がらない様子だった

88 :粗筋専用ハロ91:2014/08/02(土) 18:09:58.48 ID:???
ワッケイン君 わたしはね しばしば考えることがある…」
「どのような ことを?」
「われわれはいったいあの若者達に… なにを残したのだろうと
 争いと死と独善と傲慢… 天から与えられた大自然の荒廃…
 われわれはもう 退場すべき時なのかもしれない…
 新しい時代の訪れを…… 妨げないため……にも…」

その言葉を最後に、パオロ艦長は眠るように息を引き取ったのだった…

マゼランの撤去作業に、泣き出すハゲとクルー
ガンタンクの背中でマゼランを押すリュウとハヤト
ハヤトの言葉に少々あきれた様子のリュウをよそに、マゼランがずりずりと宇宙に投げ出された

パオロの亡骸を棺に入れ、敬礼で見送る連邦軍達
避難民はルナツーに残る人はほとんどいない様子だった

「しかたがないな… 
 さっきの戦闘を見たら ここが安全とも限らないし…」

棺が宇宙に送られ、宇宙の彼方で光り輝くのを、アムロが見ていた…

<続く>

89 :マロン名無しさん:2014/08/02(土) 19:38:01.69 ID:???
マゼランよえ〜w

90 :マロン名無しさん:2014/08/02(土) 22:37:21.13 ID:???
ワッケイン司令の階級が爆上げやな
まあ宇宙要塞の司令が少佐ってのはさすがにツッコミ多かったけど

91 :マロン名無しさん:2014/08/03(日) 22:33:17.93 ID:???
シャアなら乗って出て行きそうだがデータだけでいいのか
まあ乗っ取られたら今後の展開困るよね
しかし兄妹と知らなかったら別れた恋人かと思うようなシーンだ
で今の恋人が出てきて割り込んだと
ワッケインと艦長の師弟会話はしみじみした

92 :マロン名無しさん:2014/08/04(月) 12:00:06.16 ID:???
オスカマーカの代わりは相変わらずおらんのか…

93 :粗筋専用ハロ91:2014/08/04(月) 19:13:22.45 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激闘編 W>

ホワイトベースはジャブローに向かうため、護衛のサラミスとともにルナツー基地を発進する

「たどりつけますかねえ…」
「知るものか… 彼らの幸運を祈るだけだ
 あの艦には連邦の命運がかかっているかもしれないのに
 我々にできることといえば サラミス一隻つけてやるだけ…
 ふ… 寒い時代だと思わんか…」

アムロはリュウと一緒にパイロットスーツの着替えと機能の説明を受けていた
ヘルメットのバイザーを閉め、息苦しさを感じるアムロ。リュウが慣れれば平気と笑い飛ばした

「ちがうんです…
 戦争を させられるんだなあって……
 人が変わりますよ ね 
 こんなの着ると………」

バイザーを開け閉めしながら、自傷気味に笑うアムロだった
ミライさんがブライトにドリンクの差し入れをしつつ、シャアの出方を心配していた

大気圏突入の姿勢になり、シャアを振り切ったと確信するブライト
だが、その矢先にムサイの艦影を捕らえ、驚愕するブリッジクルー達

「なにを考えているんだ シャア………」

94 :粗筋専用ハロ91:2014/08/04(月) 19:14:10.43 ID:???
一方シャアは補充兵たちとブリーフィングを行っていた
大気圏突入に、全神経を操船に集中すると踏み、そういう今こそを最大のチャンスと捉えていたのだった

避難民達が地球の光景に歓声を上げるが、窓にシャッターをかけられ、フラウが避難民に声をかける
ザクの射出を確認し、やむを得ずホワイトベースもガンダムを出撃させる
セイラから大気圏突入の高度と時間に気をつけるようにと指示を受けるアムロ

「気をつけられると思うんですか!?
 戦いながら!!」
「あなたなら できるわ」
「!? …おだてないでください!
 あ…セイラさん 左の肩 もういいんですか?」
「え!? ああ だいじょうぶよ
 ありがとうアムロ こんな時に…」

ガンダムを射出し、その様子を見た突入カプセル内のリード大尉が驚愕する
コクピット内に、アムロの緊張した呼吸音だけが響く
その刹那、バズーカの弾頭が横をかすめ、ホワイトベースに着弾する
それを見たアムロが、次の瞬間ザクによる体当たりを受けてしまう
マシンガンを盾で防御しながら、バズーカを撃つザクを背後から打ち抜く

「アムロがザク一機やったようです!」
「ちがうっ!! 
 セイラ! ガンダムにザクをひきつけて 撃たせるなと言え!!
 リュウ!対空防御弱いぞ! どうした!」
「やってるんだけどねっ!!
 もともと足りないんだよ! 火器も人も!」

クルー総出で対空気銃を担当するが、人員不足は否めなかった
バズーカを打ち込むザクを背後から攻めるガンダムを、さらにその背後からシャアザクの攻撃を受ける
反撃しようとするガンダムだが、胸部を蹴り飛ばされ、肩辺りに鉄拳を食らう

95 :粗筋専用ハロ91:2014/08/04(月) 19:14:51.01 ID:???
「ふふ… 
 モビルスーツの性能の違いが戦力の差ではないことを…
 教えて やる!!」
「シャアめえっ!!」

ビームライフルを巧みにかわされ、歯噛みするアムロ
その間に2機のザクがホワイトベースを攻撃する
ゆれる船内の中、フラウが子供達を抱きしえ励ましていた
大気圏突入のリミットも限界に来ており、ガンダムを収容しようとした矢先、サラミスカプセルが煙を上げる
やむを得ず、カプセルを収容するホワイトベースだった

ブリッジに駆け込んだリード大尉は、ガンダムを未だ戦わせている状況に驚愕する
わめきたてる大尉を一括するブライト

「ご随意になさい大尉!! どう言われてもボクはかまいませんよ!!
 ジャブローまで生きて帰りつけるのならねっ!!」

シャアはガンダムの背後を抑えると、顔をしこたまなぐりつける
だが胸のブーストを吹かして、強引にシャアザクを振り払う

「ええい この白いヤツは バケモノか!?」

そうしてるうちに、大気圏突入の限界を知らせるコムサイ
コムサイに戻りつつ、シャアはセイラのことを思い出していた

(アルテイシアか…? いや!
 アルテイシアが 乗っているはずはない…
 アルテイシアは もっと 優しい………)

コムサイへ帰還するザク二機、だがガンダムともう一機のザクは未だに戦闘を続けていた
もはや絶望的な状況になり、リード大尉は泣き崩れ、フラウも倒れこんでしまう

96 :粗筋専用ハロ91:2014/08/04(月) 19:15:36.32 ID:???
「コントロールできない! どうすれば いいんだ!?」
「減速できません 少佐ァ! 少佐ァggg gg助けてくだgg」
「大きな戦果だ クラウン… 無駄死にでは… ないぞ」

ガンダムとザクが大気圏の熱に焼かれ、ザクがバラバラに分解されてしまう
だが、ガンダムはブーストを全開にして、ホワイトベースの上部へと着地する
大気圏の突入を完了したホワイトベース。ブリッジ内は憔悴しきった様子だった、が
セイラがガンダムとの通信回路が生きてることに気がつく
必死で呼びかけるセイラをよそに、アムロがシートベルトをはずすと、コクピットのパネル上部に倒れこむ
地球の重力を、その身で感じるアムロであった

ホワイトベースとガンダムとの交信を、コムサイでも確認できた
シャアが地球の現在位置を問いただし、北アメリカに降り立ったことを確認する

「北アメリカ方面軍の司令部は ロスアンゼルスだったな
 司令のガルマ大佐に打電しろ
 赤い彗星が 地上に 落ちた
 ―――とな」

97 :粗筋専用ハロ91:2014/08/04(月) 19:16:01.71 ID:???
WBのシャッターが開かれ、地球の大地と上部に立つガンダムが見えた
地球の大地に歓声を上げる避難民達、大人たちは涙を流す人もいた

ガルマ・ザビ司令はシャアからの報告を受けていた
シャアが手痛い損害を受けた相手に、関心を示した様子のガルマ

「かなりのものだな そんなにすごいのか?」
「なんなら自身でお試しになることだ
 ジャブローへの直行を阻止して きみの軍管区へ降下させた
 その手で仕留めて 手柄にするといい
 私の宇宙からの手土産だ」
「ありがとうシャア ありがたく受けとろう
 ではさっそく ガウ空母でお出迎えといこうか」


<続く>

98 :マロン名無しさん:2014/08/04(月) 19:48:55.56 ID:???
くそっ
しょうがねえな

99 :マロン名無しさん:2014/08/04(月) 19:59:18.82 ID:???
このセイラさんの「あなたならできるわ」は励ましというより
何か根拠…インスピレーションがあって「できそう」って感じ

100 :マロン名無しさん:2014/08/04(月) 20:20:30.93 ID:???
自分ならキツイな一、「できない」って泣き言許さない感じ

101 :マロン名無しさん:2014/08/04(月) 20:35:07.82 ID:???
アルテイシアはもっと優しいけどセイラはきついんだよw
でもほんとうにどういつじんぶつなんだろうか?
だれかそっくりさんがアルテイシア姫殺して入れ替わってない?

102 :マロン名無しさん:2014/08/05(火) 09:27:34.11 ID:???
さすがに耐熱フィルムはオミットか
どうせなら連邦驚異のメカニズムということでガンダム単体で突入でもおもしろかったかも

103 :粗筋専用ハロ91:2014/08/06(水) 18:26:16.67 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 T>

ホワイトベースは、ジャブローへの降下をシャアに妨害され、北アメリカ地点に降下してしまった
北アメリカはジオンの勢力圏、まんまとシャアにはめられてしまったのだ
早くもガウ空母と戦闘機の編隊が接近しつつあるのだった
ガルマのガウがコムサイを収容し、シャアを出迎える
士官学校同期の二人は、上官と部下の間柄でも気さくに話してる様子だった

「しかし おしいな
 あれを仕留めればジオン十字勲章ものだよ
 キミはその若さで 将星の仲間入りだ」
「ありがとう
 キミのおかげですこしは早く一人前になれた
 姉に対しての 心遣いでもあるのだろう?
 ボクの男ぶりをあげさせようと…」

その言葉に、シャアは大きく笑い飛ばした

「笑うなよ 兵が見ている」

アムロを呼びに部屋に走るフラウ
部屋に入ると、アムロは寝転がってイラついている様子だった
連邦軍に利用されているようで、見捨てられるのではないかと懸念していた

ブリッジに連邦本部ジャブローからの暗号電文が送られる、その内容はあまりにも簡素だった

―ホワイトベースは 敵の戦線を突破し ジャブローに向かわれたし―

104 :粗筋専用ハロ91:2014/08/06(水) 18:27:03.18 ID:???
この電文にわめき立てるリード大尉をよそに、迎撃の用意に入るリュウさん
地形を利用すれば戦闘機くらいは撃退できるという
あとはガンダムも頑張ってくれれば言うことはない、と皮肉交じりに言うのだった
一方、ガウのほうもガルマが出撃の用意をしていた。その後ろからシャアが声をかける

「ガルマ なにもきみがじきじきに 行くこともなかろうに」
「休んでいたのではなかったのか シャア 
 言ったはずだ ボクには姉 キシリアに対する立場というものがあると
 厄介な一族をもった者の キミにはわからない苦労さ!」

その言葉にシャアは、どこか冷たい笑みを浮かべていた
ガルマの指揮するドップ編隊がガウから発進されるころ、WBは地上すれすれを飛行していた
ところどころ岩にぶつけつつ飛行をしていたが、リード大尉が我慢の限界とばかりにブライトに食って掛かる
ブライトによる一喝でリードを黙らせる、その様子を見ていたセイラさんが茶化すように口笛を吹いた

戦闘機の編隊がWB上空を通り、視認されるWB
アムロはまだ部屋でごねてる様子で、業を煮やしたブライトがブリッジを離れる
大気圏突入時の恐怖を引きずっていて、自分でもどうしようもないとアムロがいう
フラウが慰めるが、そこに鬼の形相のブライトが入り込む
口答えするアムロの胸倉をつかみ、その頬をひっぱたいた!

「なぐったねえ ブライトさん」
「ああ殴った… 殴って悪いか
 きさまはいいさ! そうやってぐだぐだ 文句をいってりゃいいんだからな!」
「ぼくがそんなに 安っぽい人間ですかあっ」

それでも言い返すアムロに、もう一発平手打ちを打ち込む

105 :粗筋専用ハロ91:2014/08/06(水) 18:27:37.71 ID:???
「二度も ぶった…
 親父にだってぶたれたこと ないのにィ!!」
「それが甘ったれなんだ!!
 殴られもせずに 一人前になったやつなんか
 どこにいるもんか!!」

今のアムロは虫けらと吐き捨て、部屋を後にするブライトだった
ガンダムの出撃はあきらめ、新たにキム伍長のガンタンクを加えて部隊を展開させる
ほとんど崖の山地にガンタンクを下ろし、その後にカイのガンキャノンが降りるが、重力に引かれて坂をずり落ちる
あわや崖下転落寸前のところでどうにか無事に持ち直す

「陸戦タイプが降下しました! 
 左右両岸に三体ずつ 計六体です!」
「白い新型MSは いるか?!」
「いません!まだ出ません!」
「かまわん 攻撃しろ!」

地上に機銃を掃射しはじめるドップ隊
ドップの攻撃に追い立てられるガンキャノン、リュウのタンクが爆風の合間を縫ってドップの撃墜に成功する
激しい対空戦を展開するホワイトベース。アムロは未だにふさぎこんでいたが
フラウが部屋を走って出て行こうとすると、その手をつかんで引き止めた

「はなしてよっ!!
 わたしだって銃くらい撃てるんだからっ!!
 みんなと戦うわ!!」
「いいよ フラウ きみはそんなことしなくて…
 くやしいけど ボクは…
 男なんだよ… な」

戦う決意を固めたアムロ、攻撃の振動によろける体を奮い立たせるように、壁を叩いて、ガンダムの下へと走るのだった

<続く>

106 :マロン名無しさん:2014/08/06(水) 19:52:01.88 ID:???
ずいぶん多いな
まあムサイも収容数が増えていたことだし

107 :マロン名無しさん:2014/08/06(水) 21:10:39.90 ID:???
「にんむぅ」にツボッタw
アムロ憎たらしくていい

108 :マロン名無しさん:2014/08/06(水) 21:38:42.64 ID:???
>ところどころ岩にぶつけつつ飛行をしていたが、
>鬼の形相のブライトが
ちょっとここがツボwwwたしかにその通りなんだけど漫画にない面白さがw

アニメよりオリジンはユーモアが多めな感じもする

109 :マロン名無しさん:2014/08/08(金) 13:24:44.13 ID:???
微妙にセリフ回し変えたな
ガンダムの操縦マニュアル拾うくだりが変更されたからかな

110 :粗筋専用ハロ91:2014/08/08(金) 18:21:36.91 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 U>

ドップの攻撃にWBは煙を吹きながら、モビルスーツとともに迎撃をする
その中でもリュウのタンクが次々とドップを落とす活躍を見せていた
だが、さらに第二派が押し寄せる、悲鳴を上げる避難民を励ますフラウ
そのころ、アムロがガンダムに乗り込むが、なんとこの激戦の最中に換装を要請し始めた
さすがに呆気に取られた様子のオムルだった

「アムロが行った!!そうか! なに?換装?!!
 ……わかった いうとおりにしてやれ ただし急いで!
 アムロのヤツ…」
「あの子らしいわ」

イラつき気味のブライトをミライがなだめる
外ではキムのタンクがミサイルの直撃を受け、爆炎をあげながら崖下に落ちてしまった
カイのキャノンも追い立てられるように攻撃を受け、涙目でブチ切れたように全武装を乱射しまくる
一方、リュウのタンクが上の台地に上がると、マゼラアタックの編隊と遭遇する
ハヤトが主砲でマゼラアタックを撃破したころ、ガンダムも出撃準備が完了した

「まだかガンダムは?!! 早くしろっ!!」
「いま出ます デッキの上舷ハッチの開角は45度でいいですよ 危険ですから
 カタパルトは低圧で! 艦首をもう少し右に向けてください
 前方への対空砲火止めて!! 当っちゃうでしょ!!
 アムロ 行きまあす!!」

カタパルトからガンダムが発進していき、着地と同時に思いっきり飛び上がった!
突っ込んでくるドップをバズーカで殴り、さらに頭部バルカンで次々撃墜していく

111 :粗筋専用ハロ91:2014/08/08(金) 18:22:11.48 ID:???
ドップによるミサイル攻撃を崖を降りてかわし、バズーカを撃ち込み、再び飛び上がり、ドップを蹴飛ばす
ブライトの指示でリュウのガンタンクの援護に向かうガンダム
ガンタンクはマゼラアタックの物量に押されつつあり、その背後にマゼラトップが迫る
しかし、そこをガンダムに撃墜され、援護に来たガンダムにより、マゼラアタックは一層されてしまった
その威力に、苦悶の表情になるガルマ。シャアに諭されるが聞き入れず、ガンダムへ襲い掛かる

「大佐の機が 敵のモビルスーツに!!」
「やらせておけ
 大佐は指図されるのがお嫌いだ ザビ家の御曹司がよもや…」

シャアはそういいながら、通信機のプラグをわずかに引き抜いた

「命を粗末にするようなことは するまい」

ガルマ機はバルカンを撃ちガンダムへと襲い掛かる
すれ違いざまにビームサーベルで翼を斬り、煙を上げながらもガウへと帰還して行った

どうにか撃退に成功したが、WBは相当手痛くやられてしまったようだ
機関出力は30%以下まで落ち込み、速度も高度も出せない状態
さらにガンタンクも2機を大破し、すでに慢心相違といっても間違いではない

「この状態で ジャブローまで来いというわけだ…」

アムロが帰ってくるが、誰の声にも返事をかけず、ベッドの上で寝そべってしまう

一方、ガウ内部ではガルマの怒声が響き渡る
抜けかかったプラグを叩きつけ、怒りの矛先はシャアにも向かう
だが言葉巧みにガルマの怒りを抑え、ガルマのプライドにつけこんで追求をかわすのだった

アムロのほうは、戦いを忘れたいかのようにベッドの上で縮こまってうずくまっていた…

<続く>

112 :マロン名無しさん:2014/08/08(金) 19:17:01.29 ID:???
そういやここらでメシのうらみエピあったよな
あれはカットか残念

113 :マロン名無しさん:2014/08/08(金) 23:41:08.47 ID:???
さすらいエピが短くなる?

114 :マロン名無しさん:2014/08/09(土) 00:15:27.35 ID:???
新キャラのタンクパイロットは速攻で退場かw

115 :マロン名無しさん:2014/08/09(土) 22:21:29.53 ID:???
アムロ行きまあす!!は外せないな
よろしいwww

116 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 13:45:19.41 ID:???
やはりホワイトベース側の表情がいい

117 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 14:06:46.98 ID:???
リードさん出番増えてんな

118 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 18:23:33.68 ID:???
ブライトいじられすぎw
リード中尉よりストレスたまってハゲそうや。

119 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 18:43:03.77 ID:???
やっさんブライトいじりが楽しいんだな
いじめっこなんだから

120 :粗筋専用ハロ91:2014/08/10(日) 18:55:28.40 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 V>

ロサンゼルスの高級ホテル内、冒頭シャアのサービスシーンから始まる
ガルマはザビ家内での立場に悩んでるようで、姉のキシリアに対する胸の内を明かしていた

「ドズル兄は私を可愛がってくれるが… 姉上には
 ためされているような 気がする…
 私は母を知らないから…
 姉をどこかで畏れているのかもしれない」

ホワイトベースは修理作業に苦慮している様子だった
カイのガンキャノンはほぼ無傷だったので格納庫をウロウロしてたら怒られてしまった
医務室には軍人、難民問わず怪我人が殺到している様子だった

「あの…できたらクルーの処置を先にしたいんですけど…」
「無理ね 戦闘員じゃないからってあとまわしにはできないでしょ」
「この調子でケガ人が増えたらそのうち 麻酔なしで手術ということになるわ」

連邦軍のアメリカ侵攻部隊も、前面退却は時間の問題という状況下にあった
リード大尉は、ガンダムを出撃させればいいというが、話が違うと反発するブライト

「なんだと!どうちがうんだブライト中尉!?
 あの抜群の戦闘力をフル活用しないでどうやってこの局面を突破できるというんだ!?
 海岸地帯はまだ友軍の勢力圏なんだ! そこまで出るためには!」
「アムロには休養が必要ですっ!」
「いくらでも休ませてやるさっ! いまここを乗りきったならなっ!!」

そこにキッカたちの配給籠がやってきて、それに対してやかましいと怒鳴りつけるリード大尉
結果はいうまでも無く、思い切り泣き出してますますうるさくなってしまった

121 :粗筋専用ハロ91:2014/08/10(日) 18:55:54.48 ID:???
アムロは食堂で食事を振舞われていた
この状況下ではだいぶ豪勢な食事に、避難民達の目が突き刺さる
子供が物欲しげにアムロの食事を見ていた、母親が諭していると、子供のパンがいつの間にか消えていた
何食わぬ顔で口を動かしている隣の老人。パンがなくなって嘆く子供にアムロは自分の食事を差し出す
アムロはパンを取ったであろう老人を睨み、その目に老人はばつが悪そうにしていた
出て行こうとするアムロをフラウが引きとめようとする

「ダメよアムロ! せっかく元気付けてあげようとおもったのにィ」
「だったら こんな所で食べさせるな!!」

怒鳴りつけてその場を去っていくアムロ
フラウが引き止めようとすると、難民の老人達に威圧的な雰囲気で引き止められる
その後、ブリッジにて難民達の暴動が起きている事を伝えられる
フラウを人質にとり、休憩室で立てこもっているという、リード大尉は我関せずの様相
暴動を起こした避難民達はもともと地球からの移民達
せっかく帰ってきたのに陸地に降りられないまま死にたくないというのが要求であった
ブライトが交渉をするが、避難民達はまったく聞き入れず、とにかくおろせの一点張り

「兵隊さんいいかね わしらはもう年寄りだ たいしたのぞみがあるわけじゃない」
「孫がいるんだ 元気ならこの近くの町に住んでいるんだ」
「生まれ育った町や川が もう一度見たいんじゃよ!」
「あたしゃ死ぬ前にもう一度 外の風を…」

「誰も 降ろさないとは 言っていませんっ!!」

だが、老人のいつ着陸して、どこに降ろしてくれるのかを問われれば、ブライトは押し黙ってしまう

122 :粗筋専用ハロ91:2014/08/10(日) 18:56:19.84 ID:???
アムロが艦内で『待機』しているところにハヤトが駆けつけ、フラウたちが人質になってることを伝える
だが、アムロはブライトやセイラに任せる、と冷たい態度。カイが皮肉交じりの言葉を投げる
アムロはその言葉に気を悪くしながらガンダムに乗り込むのだった

一方、ガルマはプールサイドで泳いでいた。シャアはその傍ら、日陰の下で横になっている
プールから上がった後、市長の娘であるイセリナとの逢引にいそしむガルマであった

WBの難民の暴動はさらに人数を伸ばしていた
そこにミライがひとつの提案を出す

「降ろして差し上げたら?
 食料も医薬品も 底をついてきているんでしょう?
 肩の荷がいくらか軽くなりません?」
「でも敵前でどうやって!?」
「一時休戦の提案をするの
 乗ると思いますわ 彼等」

休戦協定の知らせは、すぐにガルマたちに届いた
ガルマはそうはさせるまいとするが、シャアのほうはこれをチャンスとも見ていた
プールサイドを出て、出撃の容易にかかるシャアを、ガルマが引き止めた

「まて シャア
 あれは 私の獲物だぞ
 とっておけ!私のために!!」

<続く>

123 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 19:44:15.55 ID:???
>サービスシーン
ちがうだろwww

124 :マロン名無しさん:2014/08/10(日) 21:38:49.14 ID:???
イセリナさんの水着がどうしてカラーじゃないのかと!!
なぜシャアがカラーで露出度高いのかと!!!!
宇宙世紀になってこの水着はないわ!ロスのプールで!

125 :マロン名無しさん:2014/08/11(月) 21:33:36.92 ID:???
>サービスシーン
腹の出たおっさんの水着は誰へ向けたサービスなのかと・・
宇宙勤務のシャアはやたら肉ついてるのに地上勤務のガルマは筋肉ついてなさそうだな
肉体を比較して描いて軍人としての器量を示す回だった、のか?

126 :粗筋専用ハロ91:2014/08/12(火) 17:58:54.44 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 W>

ホワイトベースはルツグンに見張られつつ台地に着陸する
輸送機に避難民達を誘導しつつ、じいさんから銃を取り上げるブライト
開放されてアムロに駆け寄るフラウ。カイが余計なことを言おうとしてハヤトが口をふさぐ
そこにパンをあげた親子がアムロに声をかける。それを見てたフラウがなんだかジト目気味
輸送機が発進して、木馬から離れていくのをシャアが眺めていた

「ふっ…帰る場所があると いいが…な」

ルツグンが輸送機を誘導していると、パイロットが輸送機の窓から子供達が手を振るのを見て困惑していた
更にフラウが投げキッスしたり。若いパイロットが鼻の下を伸ばすがおっさんにどやされた
ルツグンがしっかりついて来ているのを確認すると、エンジン部分に仕込んだ発炎筒が煙を噴出す
それとほぼ同時に、シャアのザク部隊も行動を開始しようとしていた
不時着を装い地上に降りるガンペリー。シャアが積載重量の確認をしつつ、ルツグンに目を離さないように命ずる

「食えない奴等だからな…あの木馬のクルーは
 ふふ… うちの坊やとはえらい違いだ…」

一方、その坊やも出撃の容易にかかっていた
イセリナと別れのキスをしつつ、再会を約束するガルマであった

ガンペリーは湖の手前に不時着して、避難民達を降ろす
パンの親子は湖を渡らず、セントアンジェに向かうというが、そちら側はもうじき戦場となろうとしていた
偵察班がザクの姿を確認すると、ホワイトベースもモビルスーツを発進させる
頭上に偵察機がいるため、浮上したホワイトベースの真下に位置取らせる
ザク部隊をハヤトが発見し、撃ち合いが始まると、ガンペリーが内部のガンダムを出撃させる
ルツグンの若いパイロットそれを視認し、ガンダムを機銃で撃つが返り討ちにあう

127 :粗筋専用ハロ91:2014/08/12(火) 17:59:48.69 ID:???
「ママ あれ また戦争だよ」
「急いでコーリー! 巻き込まれたら大変だから…
 こんな湖 あったかしら…」

パン親子がそれを見て、急いで逃げ出そうとして山をあがると、見覚えの無い湖があった
その頭上で爆炎をあげるルツグンがパン親子を通り過ぎる

WBのモビルスーツ隊は、密集してザクを近寄らせないよう弾幕をはって迎え撃つ
シャアがWBの正面に回り、分断させるように支持する
正面に回ったザクがバズーカをホワイトベースに向けて構える
だが、ザクはさらにその背後から攻撃をうけ、撃墜される
その後方から、ガンダムとカイのガンキャノンの姿を確認するシャア

「ふふん… そうか!
 やるようになった!!」

ミード湖の反対側では、ガルマの部隊が展開してあった
ガルマはシャアの動向を部下に問いつつ、ザク1部隊程度の戦力で本当におびき寄せられるのか不安な様子
赤い彗星が指揮をとっているのだから、と部下に諭されてわずかに表情に安堵の色が浮かんだようであった
戦火から逃げていくパン親子、しかしすでに子供の足は限界だった
そこに、撃墜されたルツグンのパイロット二人が、パン親子の前に立つ…

シャアザクとガンダムは、至近距離での格闘戦にもつれ込んでいた
膝蹴り、脇打ち、蹴飛ばしでガンダムを倒れさせるシャア
だが、再び立ち上がり、ビームサーベルを抜いて襲い掛かる
シャアがヒートホークを振り下ろそうとした矢先に、ガンキャノンの砲撃による妨害を受ける
ビームサーベルのもち手を腕で止めて、再び弾き飛ばす

128 :粗筋専用ハロ91:2014/08/12(火) 18:00:18.17 ID:???
ルツグンの若いパイロットはパン母の治療を受けていた
おっさんに救命カプセルを譲り受けるが、今からでも湖を渡った人たちについていったほうがいいと諭す
しかし、それでも母親の決意は固く、セントアンジェに向かうと決めていた
パイロット二人は顔を見合わせつつ、隊に復帰するためその場を離れる、その前に母親に声をかける

「奥さぁん
 ここがその セントアンジェです」

驚愕する母親。変わり果てた故郷の姿に泣き崩れてしまった

ホワイトベースはリード大尉の命令でやむを得ず湖の対岸に逃げるため前進を始める
ガンダムが三度シャアザクに向かっていく。ビームサーベルを盾で受け止め、蹴り倒す

「まだやるか! 性懲りも無くっ!!
 でたらめだ!! きさまの戦いかたは!
 内部にいるやつの カオがみたいわぁ!!」

それでも向かって行くガンダム、お互い致命傷を与えられないまま、シャアのほうが後退を始めた
シャアが下がったのを見て、疲労と緊張が限界に発したのか、アムロはコクピット内で嗚咽の声を上げた
ホワイトベースがガンペリーを収容すると、前方に大型機を確認する、連邦軍のミデアだった
ミデアの艦長に対岸に罠が張ってあることを知らせ、ホワイトベースを誘導する
ホワイトベースを仕留められなかったことに、歯噛みするガルマだった

ミデアの補給活動を受けつつ、避難民と怪我人、リード大尉もミデアでの輸送を引き受けてくれた
しかし、新型モビルスーツや艦は現状のままだという
ブライトの疑問に、現状で任務を遂行できるなら正規の部隊と同様というのがレビル将軍の言葉とマチルダ中尉は言う
その言葉と、護衛なしでミデアを遣したことが、連邦軍の現状を物語っていた
マチルダ中尉はアムロに声をかけて、賞賛と励ましの言葉を上げてくれた
マチルダ中尉がエレベーターに乗り込み、扉が閉まるとフラウがやきもちを焼く様に舌を出すのだった

<続く>

129 :マロン名無しさん:2014/08/12(火) 20:21:43.17 ID:???
あの避難民なんか態度悪かったよなー

130 :マロン名無しさん:2014/08/12(火) 20:34:05.06 ID:???
当時から思ってたんだが
結局のところジオンの侵攻でセントアンジェはああなったわけだよな
あの兵士たちは直接関与してないとは言ってもなんかなあ

131 :マロン名無しさん:2014/08/12(火) 20:52:18.61 ID:???
部隊違えばそんなもんじゃね?
大人になったからそう思うのかもしれないが・・
軍の作戦でやったことは自軍の責任だけど個人的に被害者にかける気持ちはまた別だという・・
でも被害者からしたら一緒だよなぁ・・・うんガルマが悪い

132 :(6.25.2003?):2014/08/14(木) 00:57:25.95 ID:???
やっぱ全体的にフラウボウがカワイイな
ヒロインっぽくなった
セイラもキツめなりに美人なんだけど

133 :マロン名無しさん:2014/08/14(木) 09:59:12.94 ID:???
月間になったのはウレしいんやけど
さすがに最初ほどの分量なくなったな

134 :粗筋専用ハロ91:2014/08/14(木) 18:21:29.44 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 X>

ホワイトベースクルー達は、ビーチでつかの間の休暇を楽しんでいた
波打ち際で太陽の日差しにあたるミライとセイラ。フラウは子供達とビーチバレーをしていたが、勢いあまって倒れてしまう
アムロは子供のころこのあたりに住んでいたようで、実家へと向かっていたが
ちょうど戦線の入り組んだ地域のため、セイラが間違いが起こらなければいいがと危惧しているようであった

実家に着いたアムロだったが、内部では連邦軍と娼婦がドンちゃん騒ぎをしていた
憤るアムロがラジカセを止め、出て行くよう叫ぶが、兵士の一人が、ここには誰も居なかったと言う
その言葉通り、母親の姿はどこにも無かった
傍らにあった人形を見て、子供のころの母親を思い出すアムロ

「アムロと別れるのがいやなら おまえも来ればいいんだ」
「……でも… 宇宙での暮しなんて…」
「サイドの建設を見てごらん そりゃあすばらしいものだ
 アムロにも見せておきたいんだ」
「それは わかりますけど… でもわたし… やっぱり…
 ごめんねアムロ おかあさんはここを… 離れたくないのよ… ごめん…ね」

娼婦と兵士達に現実に引き戻され、その光景を嫌悪するかのように家から走り去ってしまう
走りつかれたアムロが、道端で連邦の兵士が屋台のおばさんに対して代金を地面に投げ捨てるのを見る
アムロが兵士に拾うよういって、殴りかかるが返り討ちにあってしまうが、おばさんが引きとめて事なきを得る
おばさんと話しているうちに、母親が生きていることを知り、難民キャンプへと向かうアムロだった

135 :粗筋専用ハロ91:2014/08/14(木) 18:21:56.10 ID:???
ホワイトベースの艦内を掃除するマサキ兵長に声をかけるブライト
そこに、ジャブローからの極秘の暗号が受信される。ロス奪回の支援に当たるよう命ぜられた
その内容に困惑するブライト、さらにアムロもジオンの占領地へと向かっているという
アムロを連れ戻すために、セイラ達が出撃の準備をするのだった

そのころリュウさんは、ハヤトに投げられていた
柔道の訓練をしてるところに、ブライトがやってきたところにリュウが背負い投げをされ、思い切り砂をかぶるブライトだった
ブライトにも柔道を薦めるリュウだが、すぐにリュウたちにも緊急任務を命ずるのだった
地上からカイとセイラがジープで、空からリュウがコアファイターでアムロを捜索する

「リュウ!ティファナの辺りは戦線が微妙で交信できない 
 十分に近づいてから何とかして連絡をつけろ」
「わかってるよ… っていったって飛行機だろ 目立つと思うけどね……」

そのころアムロが難民キャンプへと到達すると、難民に引き止められる
すぐ近くにジオンの基地があるため、ジープをどうにか他所に置いてほしいと言う
ジープを他所に置こうとするアムロの後ろから、アムロを呼びかける声に振り向くと、アムロの母親がそこにいた
お互いに呼び合い抱きしめあう二人
涙を流して再会を喜ぶが、取り合えずジープを動かしてほしいので仕方なく水をさす難民だった
母親と話していると、ジオンの兵隊がキャンプへとやってくる
ベッドの中へと身を隠しつつ、ジオンの見回りをやり過ごそうとするアムロ
兵隊たちの威圧的な睨みがキャンプの空気を重くする

<続く>

136 :マロン名無しさん:2014/08/14(木) 20:37:16.92 ID:???
あり?ジオン公国に栄光あれ!は?

137 :マロン名無しさん:2014/08/14(木) 22:11:51.85 ID:???
うむ
こういうのがサービスというもんだ
前の男祭りは気の迷いだったんだ

でアムロの家の無断侵入一味の女性はやっぱ娼婦の人なん?恋人じゃないのねん

138 :(7.25.2003?):2014/08/14(木) 22:19:31.07 ID:???
>>136
順番変更かな
理由はわからんが

139 :マロン名無しさん:2014/08/15(金) 08:22:24.12 ID:???
ちょっと赤ビキニじゃないってどういうこと!?

140 :マロン名無しさん:2014/08/15(金) 13:09:18.02 ID:???
彼女は一人で泳げるのだ

141 :粗筋専用ハロ91:2014/08/16(土) 15:15:14.17 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 Y>

リュウがコアファイターでアムロの行方を捜していると、ルツグンに発見される
低空を飛行して攻撃をかわすコアファイター。同じころアムロの隠れた病棟にジオン兵がやってくる

「連邦軍のジープが一台このキャンプに入った!
 今 外で聞いたが 兵士の服装をした男がこの病棟の中にいるらしい!
 見た者はいないか!? ああっ!?」

カマリアとアムロに緊張が走る
リュウのほうはルツグンを一機落とすことに成功したが、こちらも被弾し燃料漏れを起こす
やむを得ずカイとセイラに後を任せて帰還するリュウ
不意にセイラさんにびんたされたことを思い出して、ビクビクしながら注意を促す

「意外と 思いやりがおありなのね」
「そりゃま 友達ですから カレ」
「いいわね 男のかたって」

その言葉に反応して冷や汗気味になるカイ。セイラが機銃を構えて戦闘に備えるのだった

病棟では兵士が子供に聞き込みをしてたが、老人の背中に逃げ出す
愛想よくチョコレートを差し出すが突っぱねられ、皮肉気味に返すジオン兵
だがそこに、タイミング悪くホワイトベースからの呼び出し音が病棟に鳴り響く

「なんだ 今の音は!!? なんの音だと訊いているんだ!!
 おい!女!! そこに寝ているやつは 誰だ! 見せろ!!」

142 :粗筋専用ハロ91:2014/08/16(土) 15:16:31.67 ID:???
カマリアに銃を構えながら、ベッドを剥ぎ取ろうとするジオン兵
必死でかばうカマリアを押しのけようとするが、その時ジオン兵の胸に銃弾が打ち込まれる
布団越しにアムロが銃を撃ち、さらにもう一人にも叫びながら銃を撃とうとするが、カマリアに止められ、逃がしてしまう

「あの人達だって子供もあるだろうに それを鉄砲を向けて撃つなんて… すさんだねえ…」
「じゃあ…かあさん ぼくがやられても いいっていうのかい?
 戦争 なんだよ」
「そりゃあそうだけど 他人様に 鉄砲を向けるなんて…」
「……かあさんは……
 ……ぼくを… 愛して…… ないの?」
「そんな! 子供を愛さない母親がいるものかい!」
「うそをつけ!!」

アムロよりもジオン兵の心配をするカマリアに、不信感を抱くアムロ
人殺しをしてほしくない一心での言葉であるが、戦争を経験したアムロにむなしい響きであった
母親の元を走り去り、セイラ達との合流を行うアムロの背中をみてカマリアは叫ぶ

「なんてなさけない子だろォォ!!」

ジオンの追撃から逃れようとするアムロの横に、カイのジープが現れ横から飛び乗る
寸前でアムロの乗っていた車が破壊される、間一髪のアムロをカイが茶化す
セイラが機銃を掃射し、追っ手を撃墜していく

143 :粗筋専用ハロ91:2014/08/16(土) 15:17:07.83 ID:???
カマリアはアムロのことを思い出し、変わってしまった息子に涙するのだった

「男手で育てたからかしら…
 あんな子じゃなかったのに…
 虫も殺せないような 優しい子だったのに…
 いい子だった のに…」

アムロにも対戦車ロケットでの援護を求めるセイラ
セイラさんにもっと早く走るように言われ、緊張する面持ちのカイ
装甲車の砲撃をかわしつつ、対戦車ロケットで装甲車を撃破する
その時、前方の橋が装甲車でバリケーとを作られているのを見て、悲鳴気味に叫ぶカイ
アムロがロケット弾で強引に道を開くが、さらにドップの追撃を受ける
機銃の正射をうけ、絶体絶命と思われたが、突如ドップが爆発をおこす
爆風が収まった後アムロたちが目にしたのは、援護に来たホワイトベースであった

「……いやなのかい?」
「いやとかじゃ…なくて…
 あそこには 仲間がいるんだ」

ホワイトベースの前でカマリアとアムロが話していた
そこにブライトがやってくると、アムロの活躍ぶりをカマリアに聞かせる
アムロに出発するが、どうするかを聞くと

「…… これからもおたっしゃで おかあさん」
「失礼します!! お子様を お預かりします」

アムロは母親に別れを告げ、ホワイトベースへと戻る
一人残されたカマリアの叫びが荒野に響くのだった

<続く>

144 :マロン名無しさん:2014/08/17(日) 23:51:19.75 ID:???
しかしなんだな
脱出装置兼用とは言え一応戦闘機のコアファイターになぜ偵察機が挑むかな

145 :マロン名無しさん:2014/08/18(月) 10:49:01.72 ID:???
たしかここガンダム空中換装だったよな
確かにあれはあれでムチャ運用だけど
セイラさんといいアムロといいマシンガンぶっぱとはワイルド…

146 :マロン名無しさん:2014/08/18(月) 12:35:38.10 ID:???
お母さんさあ・・・ふつうは「戦闘員になったらあなたの命が心配だからやめて」って言うところを
ひとさまに鉄砲を向けるなんてってとがめるんだから
愛されてないと子供が思ってもしかたない・・・
父親もああだしなぁ・・・
と大人になって(色々少年事件ニュースを見てきて)思った

147 :粗筋専用ハロ91:2014/08/18(月) 18:02:01.07 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 Z>

ロサンゼルスのパーティ会場、さまざまな企業に言い寄られるのをかわしつつ、シャアの元へ向かうガルマ
二人が市長エッシェンバッハに目をやり、彼を利用する計画を話す

「ふうう… ん…
 見事だな ガルマ司令
 キミは軍人として一級になっただけじゃない
 いつのまにかたいした政治家に おなりだ」

その言葉に照れくさそうにするガルマ。
ガルマがイセリナを見ると、一目散にそちらへと向かっていく
イセリナに向かうガルマを、シャアが横目で見ていた

「やはりナンですな どうも…」
「ふふん そうさ… ガルマは ガルマさ」

バルコニーで逢引をする二人、しかしその話はあまり明るくなかった
父親がガルマとの交際を認めず暗い顔になるイセリナ、だが彼女には連邦もジオンもなくただガルマを愛していた
そっとガルマは、イセリナを抱きしめる

「ああ… 好きです お傍にいたい いつまでも…
 たとえ父や母やこの町や なのもかもを失うことになっても…」
「イセリナ 私だって同じだ きみが好きだ
 しかし 私はジオン軍を率いる軍人で ザビ家の一員だ
 父や兄弟たちや 国民の期待を裏切るわけにはいかない…
 父は私を愛している 兄のギレン総帥も 皆がおもっているようなおそろしい人ではない…
 いずれわかってくれるだろう それでももし かなわぬというのなら…
 私もジオンを 捨てよう」
「あああ… ガルマさま!!」

148 :粗筋専用ハロ91:2014/08/18(月) 18:02:59.88 ID:???
しかしそこにジオン兵が割り込んでくると、木馬の潜入を確認したという
険しい顔になりながら、前線の指揮に向かうガルマであった

夜空をドップの編隊が飛び交う中、荒れた市街地をゆっくり進むホワイトベース
予定よりゲリラの攻撃が遅いことを不審がるブライト
ミライはこれ以上の深入りはしないほうがいいと提案するが、直後に照明弾が照らされる
作戦開始の合図となり、ため息をつきながら対空防御に付くラウル中尉

照明弾に照らされた市街に、ブライトが何かに気がつく

「ブライト オレ達も下で待機しようか?」
「……ちょっとまて
 なんだ あれは…? オスカ! 前方に見えるドームはなんだ!!?」
「はいっ え ええと…コンベンションセンターです 屋根つきのイヴェントホールがあります!
 シェル・ドームというらしいです 建設は00六九
 屋内展示場としては世界最大 破壊されてますけど…」

内部の広さを確認すると、ホワイトベースをそこに収納させようとするブライト
後ろからドームに侵入させるのを、カイが茶化すが、セイラさんににらまれてしまった
無事収納を果たしたころ、ゲリラ達が迫撃砲で支庁を攻撃開始する
歩兵が突入するが、その進軍をザクが阻む
機銃の掃射により一掃されるゲリラ達、ホワイトベースはまだ様子見に入る

ガウのブリッジでゲリラと交戦の報告を受けるガルマ
しかし肝心の木馬を発見できず、焦れてくるガルマにシャアが絨毯爆撃の提案をする
爆弾の雨をドーム球場でやり過ごすホワイトベース、クルー達は静かに時を待っていた
一方、市庁舎にてガルマの元へ向かおうとするイセリナがSPに押さえられていた
聞き分けのない娘をびんたで黙らせる父親
その場にうずくまり、泣き出すイセリナであった

<続く>

149 :マロン名無しさん:2014/08/18(月) 21:12:30.62 ID:???
ちょっとシャアとガルマのキャッキャ増えてんな
やっぱやっさんも多少腐を意識しとるんか?

150 :マロン名無しさん:2014/08/18(月) 22:04:05.59 ID:???
それはやっさんの性癖が出てきたように思う
腐女子を意識ならまだしも商売を考えているのだろうが
素で「ネロ」と「アレクサンドロス」を描いた漫画家よ
マザコンとホモ友達が共通項だ
がガルマにはイセリナがいるから大丈夫だな!もうガルマ死ぬし

151 :マロン名無しさん:2014/08/18(月) 22:54:04.54 ID:???
>>140
それやったら全裸じゃないとあかんやろ!

152 :マロン名無しさん:2014/08/19(火) 11:12:31.48 ID:???
せやなあとはむさい男ばっかりやから大丈夫か

153 :マロン名無しさん:2014/08/19(火) 20:13:41.58 ID:???
悲恋パートのはずなのにガルマとイセリナがバカップルっぽい…
ガルマがシャアの本心に気づかず喜んでるのがバカっぽいからかなあ
どうしてこんな仮面かぶってるようなあやしい奴を同窓ってだけで信用してるんだろう

154 :マロン名無しさん:2014/08/19(火) 20:29:17.69 ID:???
>>152
むさい男ードレン
ちべ男ーコンスコン

こうですか><?

155 :マロン名無しさん:2014/08/19(火) 20:40:04.26 ID:???
坊やだから仕方ない。

156 :マロン名無しさん:2014/08/19(火) 20:50:19.60 ID:???
坊やだからさって名台詞だよね
何でもそれで納得できるw
ガルマ死ぬ回は次くらい?
シャアの唯一の?友達の出番が少ないが仕方がないボウヤだからな

157 :粗筋専用ハロ91:2014/08/20(水) 17:58:01.58 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ガルマ編 [>

爆撃が終わっても木馬を発見できず、苛立ちを隠せない様子のガルマに、シャアがザクででるかと提案をする
イセリナのために功をあせる様子のガルマをシャアが諌めつつ、出撃の用意を始める

「私が功をあせっているだと?イセリナのために…
 ……ばかいえ! わたしは 冷静だ―――」

図星をつかれたかのように、心の中で平静を装う
出撃を見送るガルマを、シャアは敬礼で応えるのだった

「木馬なり白いモビルスーツなりを発見したらすぐに知らせろ
 きみは手を下すな! わたしがガウでしとめる
「わざわざのお見送り、恐縮するな
 こっちもそのつもりだ お手並みを見せてもらうよ」
「たのむぞ シャア」
「勝利の栄光を きみに!!」

ザクが降下するのとあわせて、ガンダムも出撃を開始する
カタパルトから発進したガンダムをシャアが見つけ、現れた場所を追うと隠れている木馬を見つけた

「なるほど
 みつからんわけだ…」

アムロも見つかったと感じつつ、敵を探していると廃ビルの角から出会いがしらに遭遇する
襲い掛かろうとするザクをバズーカで殴打し転がしつつ、背後のザクの攻撃をシールドで受ける
距離をとってショルダーミサイルでけん制しつつ、バズーカを構えるがザクの連携に思うように動けない
押し倒してくるザクを蹴り飛ばし、バズーカを捨てビームサーベルを抜くが遠くからのシャアの攻撃に前進を阻まれ、作戦通り退却を始めるアムロ

「白いモビルスーツだガルマ!! そっちへ逃げたぞ!
 正面からしとめろ!退路は断った 挟み撃ちだ!!」
「まっていたぞ シャア!!」

158 :粗筋専用ハロ91:2014/08/20(水) 17:59:10.51 ID:???
ガンダムを追うザクを確認したホワイトベース
ホワイトベース、タンク、キャノン全機の火力で迎え撃つが、上空をガウが素通りする
ガウもガンダムに砲撃を放つ寸前、ブライトが目標をガウに変えるよう命令を出す
後方からの攻撃を受け、ガウのあちこちで炎上をおこす

「180度回頭だ!! 木馬に体当たりしてやる!!」

砲撃を受けながら旋回して木馬に向かうガウ
シャアが横目からそれを眺めつつ、ガルマに通信を送る

「ガルマ 聞こえていたら
 キミの生まれの不幸を呪うがいい」
「シャアか!!? 私の不幸だと!?」
「そうだ
 罪深いデギン・ソド・ザビの子として生まれた不幸だ
 きみはいい友人だったが きみの父上がいけないのだよ
 は は は は は は 」
「シャア… 謀ったな シャア…!!」

信頼していた親友に裏切られ、茫然自失となるガルマ
操舵手を押しのけ、ガウの舵を握る

159 :粗筋専用ハロ91:2014/08/20(水) 17:59:38.33 ID:???
突っ込んでくることに気がつきセイラが叫ぶ
ミライに急発進を命じ、エンジンを最大にして離脱を図る
集中砲火を受けながら突っ込んでくるその姿に、アムロは驚愕を隠せない様子でいた
ガウのブリッジが爆炎に飲まれながら、ガルマが叫ぶ

「ジオン公国に  栄 光 あ れ え !! 」

寸前ギリギリのところで、ホワイトベースはガウの特攻から逃れることに成功する
ホワイトベースの後ろで巨大な爆発が巻き起こり、ロサンゼルスの市街に輝いているのだった

ロス市長エッシェンバッハは、電話でゲリラ蜂起の失敗の報告を受ける
そこにイセリナが部屋に入ってくる。父親から告げられた言葉は残酷なものだった

「ガルマ・ザビは 死んだ」

その言葉に、イセリナはショックのあまり卒倒してしまう
イセリナが倒れた後、部屋にジオン警察が割り込んできた
ジオンの反抗を先導した罪で逮捕するという。
引き出しから銃を取り、抵抗しようとするが即座に射殺されてしまった

一方、ジオン本国サイド3
そこに君臨する公王 デギン・ソド・ザビは
末子 ガルマ・ザビ戦死の報を聞き 思わず手にした杖を取り落としたという……


<続く> 

160 :マロン名無しさん:2014/08/20(水) 21:38:52.40 ID:???
前回でごめんだけど
兄も父もイセリナとの仲を分かってくれるなんて台詞は付けたし?
ボウヤに輪がかかってるっぽいや
だいたい今回も部下道連れで特攻する意味あるのかね

木馬脱出シーンはコマ割りがアニメみたいだがアニメはこういう角度だっけ忘れた

161 :マロン名無しさん:2014/08/20(水) 22:22:42.28 ID:???
「か、火事だーーーっ!シャア、君も消火を手伝ってくれ!」
「その必要はない」
「なぜだ?」
「ボヤだからさ」

162 :マロン名無しさん:2014/08/21(木) 21:53:20.05 ID:???
スレを止まらせるこの力
これがニュータイプというやつか・・・・・・・・・・・

163 :マロン名無しさん:2014/08/21(木) 23:32:38.33 ID:???
なんというプレッシャー!

164 :粗筋専用ハロ91:2014/08/22(金) 18:08:55.25 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 T>

サイド3、ギレンとデギン公王はガルマが戦死したことについて話し合っていた
そこに少し遅れてドズルとキシリアもやってくる

「父上! さぞかしご無念でありましょうなあっ!
 連邦軍の新兵器にやられたと聞くが なんとも残念だ!
 あいつこそいずれはこのオレさえも使いこなしてくれる 大将軍になろうと楽しみにして追ったのに…」
「ドズル 過ぎたことを悔いてばかりおっても仕方あるまい
 今はただこの試練をこえて いかにして戦いに勝利するかを考えるべき時だ」

ギレンは国を挙げて葬式をあげようと提案するが、ドズルとデギンはガルマの死を割り切れないでいた
特にデギン公王は、静かに冥福を祈ることを望んでいる様子だった

ホワイトベースは密林に隠れて、ミデアの補給を受けていた
補給もだいぶ容易にはなって来たが、ガルマを討ち取った影響から上空は偵察機が頻繁に飛び交っている
ブライトにガルマ死亡の件は伏せるように、マチルダから釘を刺されつつ、ブライトが質問をする
なぜ司令部はジャブローに直行をさせず、ロス作戦に参加する回り道をさせたり
民間人混ざりのクルーにホワイトベースとガンダムを任せているのかがブライトには疑問だった

「…… とても本質的で重要な質問だと思います
 でも 一介の兵站部将校の私には お答えすることはできません
 ご存知かしら? 『ニュータイプ』という言葉」

エスパーみたいなものといい、WBが暗にそれに近い存在であるように語るマチルダ中尉 
そこにアムロがマチルダ中尉を見に顔を出す
すぐにブライトに怒られて引っ込むがマチルダの言葉に嬉しそうな表情を見せるアムロ
部屋に帰ってくると、フラウに詮索されつつ、どこか白い目でアムロを見るのだった

165 :粗筋専用ハロ91:2014/08/22(金) 18:09:33.85 ID:???
ミデアの出発をアムロが急ぎで見送る、それをみたフラウもあきれた様子
ブライトの声にも上の空な様子で、怒鳴られてようやっと反応するのであった

デギン公王はガルマが生前送っていたビデオレターを聞いて、物思いに耽っていた
そこにキシリアが入ってきて、ビデオを止めると公王の役目を果たすように促す
ゆっくりと立ち上がると、大多数の将校兵士が起立で迎える
一斉にザビコールを始めるジオン兵、壇上には大きなガルマの顔写真がおかれ、盛大な葬儀が始まろうとしていた

同じ頃、ザンジバルに乗るジオンの隊がホワイトベースの姿を捉える
千載一遇の好機を経て、ホワイトベースの追跡を開始するのであった

「ドズル中将には男にしてもらった恩がある その中将のじきじきの頼みだ
 それに機会を得て それをモノにせぬ男など おまえはきらいなはずだったな」
「よく ご存知ですこと」

礼砲をあげつつ、兵士達が棺を壇上に運んでくる
シャアが居ないことに気がついたキシリアがドズルにたずねると、除隊処分にしたと言う
運ばれてくる棺を見て、公王は静かに喪に伏し、ドズルは男泣き
だが、ギレンとキシリアはどこか不穏な雰囲気でお互いを見ていた

ホワイトベースが大気圏から降下してくる艦影をキャッチした
ザンジバル級と確認すると、ブライトは逃げるように言うがすでに発見されてこちらに向かってくるところだ
雷雲に入りやり過ごすことを決めたブライト、ザンジバルもそれを追っていく

166 :粗筋専用ハロ91:2014/08/22(金) 18:10:00.68 ID:???
雷雲を逃げ回ると、ホワイトベースに雷が当たる
フラウが悲鳴を上げ、ジオンの新兵器かと勘違いしていた
一方ザンジバルのクルーも、落雷を連邦の新兵器だと叫ぶ

「うろたえるなあっ! これが地球の雷というものだ!!
 と 頭ではわかっていても 実際にこうしてみると気持ちよくは無いがな」

と、冗談めかして言いながら、砲座を展開させる
砲撃を確認すると、ブライトはどこかに降りてやり過ごす作戦に出る
ザンジバルも木馬を見失うが、すぐにどこかに隠れたことを察する
木馬を再度キャッチするとモビルスーツの出撃準備を始めるのだった

「やはり指揮官らしくおさまっているあなたより
 こうやって出撃なさる時のあなたを見てるほうがずっといいわ」
「わしもそうだ このほうが 似合っているとおもう」

ノーマルスーツのヘルメットをかぶりつつ、ハモンの頬に口付けをするランバ・ラル
新型モビルスーツ、グフに乗り込むとモノアイが光り輝いた

<続く>

167 :マロン名無しさん:2014/08/22(金) 23:01:38.63 ID:???
あの死に方で棺・・・・
シャアを解雇で許したなんてやっぱりドズルも坊ちゃんだな?

168 :マロン名無しさん:2014/08/23(土) 07:17:15.77 ID:???
ドズルは見た目あれだけど中身はガルマとにてんじゃね?
女がらみでロマンチストみたいだし

169 :マロン名無しさん:2014/08/23(土) 09:16:10.99 ID:???
「ドズル中将には男してもらった恩が…
q(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

170 :マロン名無しさん:2014/08/23(土) 21:45:41.29 ID:???
弟のいたんでるのは父とドズルくらいだな
ドズルがなぜか美人の嫁をもらってるがそういうところが嫁さんに通じたのかもね
ランバラルにハモンさんも・・ラルがものすごい愛されているがどういうカップルなのかちょっと気になる

171 :マロン名無しさん:2014/08/23(土) 22:37:50.29 ID:???
ハマーンの姉ちゃんをドズルの妾にした漫画あったよな

172 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 09:50:33.08 ID:???
ハマーンの姉はザビ家に仕えて宇宙の果てで死んでいったと言ってたな
確かにその台詞聞いたときドズルのところにいたのかと思ったわ
姉が妾か妾の召使だった関係でハマーンがミネバのお守をしているのかとね
結局どうなんだっけ

173 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 16:24:51.17 ID:???
やっぱり次男は死んどるん??

174 :粗筋専用ハロ91:2014/08/24(日) 17:29:07.13 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 U>

ホワイトベースは谷に隠れ身を潜めていたが、ザンジバルはUターンして戻ってくる
モビルスーツを三体降下させ、ホワイトベースの後方から攻撃をかける
ホワイトベースの後方は手薄なのに気がついたことを察したリュウは、カイとジョブに後ろに当たらせる
ガンタンクで砲撃をしていると、ハヤトがなにか違和感を覚える
ガンキャノンの戦闘を、ランバラルがしばし高みの見物をしていると、崖から降り立つ
アムロもザクと別の機体に気がついた

「高機動…ザク?
 いるのかよ そんなの」

ゆっくりと姿を見たほうに近づくアムロ
気配を察知しビームライフルを構えるが、それに鞭状の武器が絡まってくる!
高圧電流が流れ、ビームライフルを取り上げられる
ヒートロッドをシールドで受け止め、肩のバルカンでけん制をかけつつビームサーベルを抜いて切りかかる
だが、切りかかろうとした腕を、強引にシールドで遮られてしまい、驚愕するアムロ

「ザクとはちがうのだよ…

  ザ ク と わ あ あ あ ! !」

ボディーブローをしこたま打ち込まれ、ハイキック一閃を浴びせられるガンダム

「こいつ違うぞ ザクなんかとは 装甲もパワーも!! やられ る?!!」

味方の援護で後退をはじめつつ、クラッカーを要請するラル
クラッカーの爆風で頭を押さえつつ、撤退を始めるモビルスーツ部隊
アムロの脳裏には逃げたというよりも、見逃してもらったという思いが大きかった

175 :粗筋専用ハロ91:2014/08/24(日) 17:29:35.43 ID:???
―我々は 一人の英雄を失った しかし これは敗北を意味するのか?―
―否!!始まりなのだ!!―
―地球連邦にくらべ 我がジオンの国力は 30分の1以下である!!―
―にもかかわらずっ 今日まで果敢に戦いぬいてこられたのは何故か!?―
―諸君!! 我々ジオン公国の戦争目的こそが 正義であるからだ!!―

ホワイトベースのモニタに映し出されたギレンの演説風景
連邦への当て付けとばかりに、世界中に向けて演説を始める

―それはコロニーに住む諸君らが一番よく知っている!―
―我々は地球を追われ 宇宙移民として地球から 捨て去られた!!―

ザンジバルの乗組員達も、その演説を静かに眺めていた

―金もうけと 利己主義に凝り固まった 一握りのエリートが
 宇宙の新天地を含む連邦全域を支配して五十余年!―
―宇宙に住む我々が 正当な権利と自由を要求して
 何度 連邦の圧制者どもに ふみにじられたことか!!―

カラカルのスラム街、サングラスのコート男が酒場の前で見張りの男に尋ねる
写真の男を探しているそうだが、見張りの男はとぼけている様子
すると、問答無用でスタンガンを浴びせ、見張りの男は気絶してしまう
そのままグラサンは酒場の中へ階段を下りていく

―かつて ジオンダイクンは
 人類の革新は 宇宙の民たる我々から始まるといった!―
―その言葉のとおり! 我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながら―
―ともに苦悩し 練磨して今日を築きあげてきた!―
―我がジオン公国はダイクンの夢と理想を
 まさに形あるものとしてきたのだ!!―

酒場の客達も、ギレンの演説を聞いている様子であった

176 :粗筋専用ハロ91:2014/08/24(日) 17:30:05.64 ID:???
―ジオン公国の掲げる人類一人一人の
 究極の自由のための戦いを! 神が見捨てるわけがないっ!!―
―私の弟 諸君らが愛してくれた ガルマ・ザビは死んだ! 何故だ!!?―

「坊や だからさ…」

酒を飲んでいたサングラスの男が、静かにそうつぶやいた

―新しい時代の覇権を 我等選ばれた国民が得るのは
 歴史の必然であるっ!!―
―ならばこそ我々はガルマの前に襟をただし!士気を高め!
 この戦局を 打開しなければならないっ!!―
―人類全体の明日のために!!―

男が酒を飲み干すと、マスターに勘定を頼むが、そこをコートの男にさえぎられる
親衛隊の手の者と、グラサンの男 シャアが気がついた
コートの男はガルマの件でやってきたらしく、シャアに弁明を進める

「まあ待て 今 いいところだ…」

酒を片手に、余裕な態度を崩さないシャアであった

―しかしながら 地球連邦のモグラどもは
 自分たちのみが人類の支配権を有するとして
 我々に攻撃を加える!!―
―諸君の父も子も強大も!
 その無分別な暴力の前に 死んでいったのだ!!―
―この悲しみを 怒りを! 忘れてはならないっ!!
 それをガルマは死をもって!
 我々に 示してくれたのだ!!―

177 :粗筋専用ハロ91:2014/08/24(日) 17:30:34.94 ID:???
ジオン兵から一斉に歓声が沸き起こる
演説も最高潮に達しようとしていた

―我々は今! この怒りを結集し連邦軍に叩きつけるべきである!
 そうしてこそはじめて 真の勝利を得ることができる!―
―この勝利こそ戦いに斃れた者達への!
 最大の慰めとなるっ!!―
―国民よ! 悲しみを怒りに変えて
 立て! 国民よ!!
 我々ジオン公国の国民こそ 神に選ばれた民であることを
 決して忘れてはならないっ!!―
―優良種たる我等こそ
 人類を救い得るのである!!―

―ジーク ジオン!!―

ギレンが腕を掲げると一斉にジークジオンコールが巻き起こる
自分達が戦う敵の強大さを見て呆然とするアムロ

「なにをいうか!!
 ジオンダイクンを抹殺した男が!!
 ザビ家の独裁をもくろむ男が なにをいうのか!!」

ブライトの怒声がホワイトベース内に響く
アムロがその言葉を反芻するのだった

<続く>

178 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 22:03:40.84 ID:???
そういやTVだとジオンダイクンて設定にはあったけど本編で語られないんだよな

179 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 22:13:43.77 ID:???
カラカル・・ジンバラルがちょっと入ってる?

180 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 22:43:40.20 ID:???
伊勢里奈さんは?

181 :マロン名無しさん:2014/08/24(日) 22:51:02.37 ID:???
イセリナはさらっと殺されてなかった?
お嬢様が特攻かけたりするの見てられないわー
ハモンさんの特攻も嫌だな生きてることにしてくれないかな

182 :マロン名無しさん:2014/08/25(月) 20:06:06.15 ID:???
イセリナ殺されたとおもてた

183 :マロン名無しさん:2014/08/25(月) 20:12:31.31 ID:???
いやしれっと復活してドズルの嫁になっているのかも

184 :マロン名無しさん:2014/08/25(月) 21:46:14.98 ID:???
しかし連邦のほうでは(憶測含みだろうけど)ジオンダイクンが暗殺されたのつかんでたわけだよな
ジオンではこういう疑惑は出んかったんかな?

185 :マロン名無しさん:2014/08/25(月) 21:57:45.58 ID:???
それよ
ブライトの剣幕にみんなびっくりしてるね
一般庶民は知ってたのだろうか?

連邦の方ではザビをsageて連邦の正義をうたう必要があるわけだから
ダイクンを暗殺してなり代わったザビ家と言ってしていたのではなかろうか
ことさら前線に立つ軍人には士気向上のためやジオンに寝返らないために

反対にジオンではダイクンの遺志を死の床で受け継いだ正統な後継者ザビ路線でいってるだろうし
疑惑をもったらジオンで生きていけないかも
どっちが正しいのかは……セイラさんのこの表情はどうなんだろう

186 :粗筋専用ハロ91:2014/08/26(火) 18:06:41.66 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 EXTRA>

ジオンのジャブロー攻撃軍司令部、カラカスにキシリア・ザビののるザンジバルが降り立つ
司令官のガルシア・ロメロ少将がキシリアを出迎える。その眼光にガルシアは背筋が震えている様子
ジャブローは包囲して締め上げているというが、キシリアがマ・クベに関してはどうかと聞くとあからさまにマクベ下げの発言をするガルシア
そこにラム酒を薦めるガルシアだが

「手持ちの部隊では足りぬと おっしゃりたい?」
「いや そういうことではなく自分はただ人事の是非について…」
「適所に適材を得ぬのはよくあること もっとも
 いまだにジャブローの開口部も見つけられないようでは…
 どれだけの兵力を用いても攻略など 覚束ないでしょうが」

キシリアの厳しい言葉に震え上がるガルシア、せっかくのラム酒も床にだばだばこぼしてしまう
シャアの尋問をしたいというキシリア、兵士とガルシアをはずさせて二人きりでの話しに入る

「私は 知りたいのです
 あの子の 最後の時のことを…
 姉として ザビ家の一員として」

その言葉にシャアは不敵に笑ってみせる
キシリアの追求をのらりくらいかわしつつ、キシリアに取引を持ちかける
ジャブローの攻略口を得るために、情報を集めてわざと網にかかったとシャアは言う

「なるほど
 それでほしいものは自由と」
「除隊処分の解除
 ロスでの失態の免責 そして
 愛用のサングラスを返していただきたい
 過酷な紫外線で 目を傷めますから」

187 :粗筋専用ハロ91:2014/08/26(火) 18:07:39.93 ID:???
砲兵部隊がジャブローを砲撃していると、そこに連邦の新型モビルスーツが横から割って入ってくる
砲撃車両を手刀でつぶし、腹を殴って破壊すると歩兵をバルカンで掃討するのだった

ザンジバルに乗っていたキシリアがジャブローの地表に上がる煙をガルシアに尋ねた
ガウの爆撃跡で、特別な破砕爆弾をつかっているため、レビルももう根を上げるとガルシアは言うが
むしろキシリアは、爆撃ではジャブローは落とせないと読んでおり、むしろ自然の地形部分に穴があるのではないかと踏んでいた
閑話休題、ガルシアはザンジバルをいたく気に入ったようでガルシアの軍団も一隻ほしいというが
一番艦はマ・クベ中将の上官となるという、それをきいてあからさまに対抗意識をもやすガルシア
キシリアはジャブロー戦に必要なのはむしろモビルスーツだという
連邦も次期MSの量産化を進めているが、ジオンにはまだまだ技術的な優位性がある

ガルシアに新型の水陸両用機を見せていると、ガルシアに砲兵基地が連絡を絶ったとの報告が受けられる
なんでも最後の通信では白い見たことの無いタイプに攻撃を受けたという
白いのと聞いて、ガンダムを思い浮かべるが…
キシリアがシャアの位置をモニターに出すようにいうと、オノリコ川を遡っているという
ガルシアがオノリコ川には何も無いというが、キシリアにはシャアの目論見がわかっている様子だった
オノリコ川を兵士を乗せたボートが進んでいく
サングラスのおっさんに銃を捨てろという通信が送られる
おっさんがそれに気がつくと銃を床に捨てるよう指示を出すが、ボートに矢の雨が降りかかる!

「撃つな!!撃つなっ! 撃つなっ!! おまえたちも撃つなああっ!!
 兵隊達は敵じゃない! 戦いにきたんじゃなあい!!」

必死で応戦しないようにおっさんが双方を止めに入る
戦いに来たんじゃないと叫ぶおっさんに、蛮族の一人が商売に来たのかと声をかける

「そうだ!今度はクスリや酒じゃないぞ! もっといいものだ! 
 それと いい話がある! お前らも知ってる あの旦那からだ!」

その言葉と共に、ボートの中からシャアが姿を現すのだった

<続く>

188 :マロン名無しさん:2014/08/26(火) 21:49:39.88 ID:???
ガルシアちょっと顎関節症になってそうな人だが
キシリアの前でタバコすぱすぱってなかなか出来ないわ
キシリアに酒を勧めるのもちょっと出来ん
大物かもしれん・・・・それとも大バカか・・

189 :マロン名無しさん:2014/08/26(火) 22:13:58.08 ID:???
ん?こんな人おったけ?

190 :マロン名無しさん:2014/08/26(火) 22:27:53.34 ID:???
シャアはこんな顔だったっけ?邪悪っぽくね?
キシリアは髪短い?これは今更か

191 :マロン名無しさん:2014/08/26(火) 22:52:35.91 ID:???
しかもガルマより階級上?
まあ任務からすると上でもおかしくないけどガルマが先遣隊長では?

192 :マロン名無しさん:2014/08/26(火) 23:08:11.94 ID:???
ほんとだ!ギャグキャラだったんで気づかなかったが偉い人だ
オデッサのマクベ中将
ジャブロー攻撃部司令官ガルシアロメオ少将
北アメリカ方面軍指令ガルマザビ大佐
除隊されてたシャアアズナブル少佐

そのわりに無能呼ばわりされてるんだが仕方ないな
シャア少佐は到着後日が浅いのにジャブロー攻略の糸口つかんでるし
人事の不満ばっかり言ってて口ばっかりっぽいこの人どうなるの

193 :マロン名無しさん:2014/08/27(水) 00:00:56.43 ID:???
うはwwwマさん中将かよw
まあワッケインも上がってたしマさんが地球の総司令ポジだからこんなもんかな

194 :マロン名無しさん:2014/08/27(水) 21:06:57.20 ID:???
このレベルで少将で司令官って人材枯渇が透けて見える
期待の星ガルマも散ったし
やはりジオンが負けるんだなあ

195 :マロン名無しさん:2014/08/27(水) 23:34:23.00 ID:???
ジオンて閨閥強そうじゃね?

196 :マロン名無しさん:2014/08/28(木) 13:48:29.38 ID:???
マさんはやっぱキシリアの愛人なんかな

197 :粗筋専用ハロ91:2014/08/28(木) 18:05:51.44 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 V>

ランバラルはマ・クベ貴下の部隊にザンジバルを受け渡していた
このまま任せてくれれば木馬も落とせるというが、本国の決めた手順である以上は従わないわけにも行かなかった
陸戦艇のギャロップ1台で任務をこなすなら、空陸の連携と情報提供の徹底を念押しする
その言葉に冷や汗気味のウラガンであった

ホワイトベースはアンデスあたりまで到着していた
山を越えればジャブローだが超えられるほどの推力は無く、カリブ海方面はジオンの勢力圏
なので、標高の低くなるまで南下せざるを得ない
いろいろ問題はあるが、シャアに追撃されるのを警戒していたのだが最近は姿を見ない
ガルマの元にいたはずなので何か関係があるのではとカイが睨んでいた様子
一方、アムロはグフとのシミュレーションを行っていた
カイが呼びにくるが、任せるといってシミュレーターに付きっ切りであった

ラル隊は満天の星空の下にギャロップを停泊させていた
ハモンはマ・クベに対して警戒心を抱いていたが勘ぐりすぎとラルが諭す

「わしは仕事屋だ ガルマ様の仇を討てばすぐ宇宙に帰る」
「あなた 今度の任務どういうおつもりでお受けしたのです?」
「たしかに 今度のことはザビ家の恨みからでている
 仇討ちなどという時代がかった仕事に興が乗っているわけもない…
 しかしだな この手で木馬を仕留めてみろ わしは二階級特進だ
 部下達の生活の安定にもつながる
 おまえのためでもある ザビ家により近い暮らしができる」
「まだそのようなことに 未練が…」

ランバ・ラルは未練こそ無いが悔いはあった
ハモンが気にしないように言うと、星空に流れ星が落ちるのを見る
それをみて、ハモンが星々の底と表現したのだった

198 :粗筋専用ハロ91:2014/08/28(木) 18:06:43.01 ID:???
オデッサにて、マ・クベ中将が年代物の壺を指ではじく
ウラガンがいい物なのかとたずねるが、正直よくわかってない
マクベがラルのことを尋ね、閣下によろしくと伝えるウラガン

「増援中のカリフォルニア・ベースにも充分な戦力がありますが よろしいのですか?」
「手柄をたてさせてやれ せっかくそのために降りてきたのだ
 やつも いつまでも 日陰者では な…」

ホワイトベースがラル隊のギャロップを確認する
高度を上げて振り切れるとミライが提案するが、ブライトは応戦することを決める
互いにモビルスーツを射出し、本格的な戦闘が始まる
シミュレーションよりも性能の高いグフに翻弄されるアムロ
飛び蹴りからの右フックを受けて倒されるが肩ミサイルで追い返す
後退するグフを追いかけていくアムロ、それを見たカイが深追いするなというが、本人もザクに阻まれ援護できずにいた
土煙の中からヒートロッドを受け、ビームライフルを撃ち返す
その時、ヒートロッドの先端が開き、膝裏に食らいつき、左足を切断してしまう

「まだまだだな… 新型のパイロット
 操縦の手引きは知っていても戦い方を知らん
 装備も運動能力も それでは宝の持ち腐れだ
 始末する 悪く 思うな」

倒れ込んだガンダムにとどめをさそうとグフがヒートサーベルを抜く
なんとか盾で受け止めるが、蹴り飛ばされるガンダム

一方、アコースのザクがガンキャノンに切りかかろうとするが、頭部にキャノン砲を食らう
頭を失っても強引に切り込もうとするが、集中砲火を受け撃破されてしまった

199 :粗筋専用ハロ91:2014/08/28(木) 18:07:20.16 ID:???
アコースが撃破されると、撤収の命を出すラル
その時、コズンのザクがガンダムを捕獲せんと羽交い絞めにしてきた
メインカメラをつぶし、ガンダムを引きずっていくがその時後ろに何かが当たる
そこにカイのガンキャノンが仁王立ちしていた。後頭部にラリアットをぶちかますガンキャノン
コズンのザクを引きずり捕獲するガンキャノン、ザクのコクピットからコズンが両手を挙げて出てくる
ガンダムはトレーラーに乗せられてホワイトベースへと帰ってくるのをみて、カイが茶化す

「やあ ガンダム戦士の御帰還だぜ」

ぼろぼろにやられたアムロは屈辱そうに目を細めるのだった

捕虜にしたコズンを尋問するブライト
そこにセイラが顔を出したがすぐに引っ込んでしまう
シミュレーションの結果が完全に失敗だったことに肩を落とすアムロ、つかれたのかその場で眠ってしまう

「あんまり賛成できないけど…」
「ジョブだっていいし…リュウにもシミュレーションはやらせている
 カイもダニエルも 今日ザクをやった…
 パイロットが一人というのは どのみち 危険なことだよ」
「……でもねぇぇ
 もう決めてしまったの? アムロをガンダムから降ろすって…」

二人の会話で目が覚めたアムロは、その言葉を聞いて目を見開く
二人がアムロに気がつくと、アムロは涙目でそこから走り出してしまった
かえってくどくど説明する手間が省けたとブライトは言うが…

ガンダムを降ろされたアムロは、ホワイトベースからも降りることを決意する
ガンダムを持ち出して…
強引にホワイトベースを抜け出して、夜の砂漠に消えていくのであった…

<続く>

200 :マロン名無しさん:2014/08/28(木) 19:51:28.86 ID:???
あ、あれ?セイラさんの特命は?

201 :(02.25.2004):2014/08/28(木) 20:07:30.96 ID:???
なにげにすでにGMがロールアウトしてるのな
ガンキャノンとか旧式扱いだしsのうちWBもみんな乗り換えか?

202 :マロン名無しさん:2014/08/29(金) 20:52:57.59 ID:???
ラルとハモンさんの夜空のシーンはいい
二人は付き合い長そうなんだがどうやって知り合ったのか・・
どっちかというとザビに匹敵するような権力者の金持ちより
現場の仕事屋で出世しない感じの親父が好きなのかと思ってたんだが
「まだそのようなことに〜」のハモンさんちょっと嬉しそうだ

203 :マロン名無しさん:2014/08/30(土) 14:22:37.84 ID:???
やたらダニエルダニエル連呼されてるけど(たぶん元はいなかった人だと思うけど)
なんかイジられクンかなんかなんかな?
フルネー言われてるところ見るとええしのボンボンなんかそれとも

204 :粗筋専用ハロ91:2014/08/30(土) 17:57:33.76 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 W>

アムロは持ち出したガンダムを砂とシートで隠していた
砂漠の熱気と重労働に息を切らしながら、これからどうするか思案しているようにも見えた
一方ホワイトベースも天幕でカモフラージュを施しつつ、アムロのことでブライト達が相談していた
遠くには行くはずないとブライトは言うが、ラウル中尉はそういう常識は当てにならないと
そもそもガンダムを一人で持ち出すこと自体が常軌を逸しているとも言う

「いちおう最悪のケースを 考慮に入れておくべきじゃないかな」
「ラウル中尉 ガンダムを積みもせずおめおめとジャブローに帰れるとでも!?」
「やっぱり あの子をあんなにおいつめたのが…」「ミライ!!」

ミライの言葉を遮るブライト
とにかくアムロを説得して連れ戻さないといけない
が、誰がやるかと言われると…ミライが思い浮かべるのは当然フラウであった

セイラが捕虜のコズンのところに向かうと、先にマサキとジョブが独房前に立っていた
食事を運ぶのを引き受けると、何故かコズンにシャアのことを問いただすセイラさん

「赤い彗星を ご存知?
 シャア・アズナブル少佐 知ってるわね?」
「なんだって? シャア?
 シャアのことを訊いて どうしようっていうんだ?」
「だって気になるじゃない かっこういいし」

妙に食い下がるセイラさんをジョブが手を引いて独房から出て行く
独房の扉が閉じられて、コズンは下卑た笑い声を上げるのであった

アムロは砂漠を彷徨っていると、テントを見つけ水を分けてもらうようにいう
しかし余分な水は無いと突っぱねられるが、すぐそこに町があるのでそこで買えと言うのだった

205 :粗筋専用ハロ91:2014/08/30(土) 17:58:19.27 ID:???
町に降り立ったアムロだが、どの建物も閉めている様子
空いている店を見つけると、そこで食事を取ることに決めたようだ

フラウはアムロが帰ってくると言い張るが、ほかのメンバーはとてもそうは思っていなかった
クルー達の心無い言葉に、フラウは泣き出してしまい、フラウまでホワイトベースを抜け出してしまうのだった

「アムロのバカ! バカ!!」

目じりに涙を溜めながら、ジープで砂漠を走るフラウ

アムロが食事をしていると、店の前に大型のトレーラーが止まる
ジオン兵が店内に入るのを見てぎょっとするアムロ
そこにハモンとランバ・ラルが店内に入ってくる

「ザクレドとマイルは見張りだ すまんな 交代は急がせる
 水だ!まず美味い水をくれ!」

ラルがアムロを横目でみやる
慌てて食事を済ませようとパンをかっ込むアムロ、しかし慌てすぎて咳き込んでしまう

「とりあえず 早くできるものを十四人分ね」
「ん? 一人多いぞ」
「いいんです ひとつは あの少年(こ)のぶん」

水を飲みながらそれを訊いたアムロとラルが、互いに目を向ける

「あんな子が ほしいのか?」
「ふ… まさか」

206 :粗筋専用ハロ91:2014/08/30(土) 17:58:48.87 ID:???
しかし、アムロはハモンの好意を、物を恵んでもらう理由がないと断る
それを聞いてラルが大笑いする
はっきりした物言いにラルもアムロを気に入った様子で、ラルからもおごると言い出す
さすがに戸惑う様子のアムロ、そこに兵士の一人が怪しいやつを捕まえたと駆け込む
そこに突き出されたのはアムロを探しに来たフラウであった
離してやるように兵士に言うと、ラルがアムロに歩み寄る。アムロもラルをじっとにらみ返す

「いい目をしているな
 それに度胸もいい ますます気に入ったよ アムロ… とか いったな」
 
服の中に隠し持っていた銃を見破られ、動揺する様子のアムロ

「いいか 戦場ではこうはいかんぞ」

そっとマントを戻すランバラル
ランバラルに見逃され、店内を後にする二人だった

二人が店を出ると、ゼイガンに後をつけるように命ずる
二人でジープに乗って砂漠に出ると、アムロは途中で降りてしまう
お互いに強情をはり、すれ違う二人 
フラウは涙目でホワイトベースへの帰路へと向かう、追跡してくるゼイガンに気づかずに…

ホワイトベースに事情を報告するフラウ
ジオンと行動を共にしているというアムロをどう連れ戻すか、ブライトは頭を悩ませていた
独房に入れられていたコズンが、歯に仕込んでおいた通信機を取り出そうとする
そこにセイラが現れ、シャアの話の続きがしたいという
通信機を隠してしばらくコズンの話に耳を傾けるセイラ
ブリッヂクルーが通信機の発する電波に気がつき、妙だとワッツ少尉に声をかける
捕虜が外部との更新をしていると分かり、あわてて傍受するよう命ずるブライト
傍受した通信から聞こえてくるセイラの声に、ブライトは愕然とするのであった

<続く>

207 :マロン名無しさん:2014/08/30(土) 19:28:53.75 ID:???
>>201
本放送だと
あの短期間にガンダムのデータをフィードバックyしてGM量産とかムチャだって言われてたからかな
そうすると案外GMのほうがガンダムよりスペック高いかも…

208 :マロン名無しさん:2014/08/30(土) 21:39:54.42 ID:???
それにしても割かし将校おるんやなまだ
ブライトと同じ階級とかやりにくいんちゃうか

209 :マロン名無しさん:2014/08/30(土) 21:52:28.11 ID:???
アムロが銃を見つけられたシーン、明らかに誤解を招こうとしてるだろ・・・

210 :マロン名無しさん:2014/08/30(土) 22:07:53.62 ID:???
ずっと思ってたんだが
ガンダムの表面全体に熱く焼けた砂かけて隠すって
体力的に絶対不可能だと思うんだが
さすがニュータイプだな・・

211 :マロン名無しさん:2014/08/31(日) 22:03:54.97 ID:???
ジオンではキシリアとシャアの仲が噂されているが
シャアとそういう仲なら素性がバレて抹殺されているだろう
(ばれるのはもう少し後であることを視聴者は知っている)
って事でいいのかね
でもキシリア様とマクベの仲もあやしくなる…

212 :マロン名無しさん:2014/08/31(日) 22:12:58.10 ID:???
>>210
ガンダムの動作シークエンスとして組み込まれているのでは?
スイッチ押してコクピット離れてから数十秒後にガンダムが砂をかぶって隠れる、みたいな

213 :マロン名無しさん:2014/08/31(日) 22:26:01.04 ID:???
>>212
海洋生物みたいでかわいいガンダムを想像したw
でそれもあの親父がプログラムしたんだなww

214 :マロン名無しさん:2014/08/31(日) 22:55:48.05 ID:???
ホントおしい人をなくしたな…

215 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 07:26:55.26 ID:???
あのオヤジ現役のママならGパーツももっとましに…

216 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 16:40:53.00 ID:???
死んどらんやろw
廃人同様だけど

217 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 17:09:04.36 ID:???
あの親父どうやって助かったんだ?

218 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 17:13:19.30 ID:???
案外今作では死んどるかもしれんぞ

219 :粗筋専用ハロ91:2014/09/01(月) 18:05:07.31 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 X>

ランバラル隊のモビルスーツが出撃を開始する
飛び上がるグフをアムロが見ると、慌ててガンダムを掘り返す
ホワイトベースもモビルスーツの接近を感知する

「ん? 微振動来てるな」
「発生源は二つです リュウ軍曹!」
「ふん!…来ちゃってる わけぇ…」

カイもいつもの軽口の中に緊張感が混じっていた
一方、それにあわせてコズンも隠し持っていた爆弾で独房を抜け出す
兵士から銃を奪い、ラルに通信を送ろうとするが感度が悪くなかなかうまくいかない
ブリッヂにも捕虜の脱走の報告を受け、セイラが捕虜の追跡を買って出る
ただ、セイラに不信感を持つブライトは、ワッツ少尉に後を追わせるよう目配せをした

コズンが通信室を押さえ、ラルに艦内の内情とMSの配置状況を報告する
速やかに脱出するようコズンに命ずると、コズンはザクのある格納庫へと向かう
そこにセイラがやってくると、一緒に連れて行ってもいいと促すコズン

「……おまえ…  ジオンの人間か? 
 一緒に逃げたいのならつれていってやってもいいんだぞ」
「勘違いなさっているようね…」
「! き…さ・ま」

セイラの答えは銃口を突きつけることであった、その時足場がゆれてバランスを崩すコズン
かろうじてケーブルをつかんで下まで降りて逃げるコズンとそれを追うセイラ

220 :粗筋専用ハロ91:2014/09/01(月) 18:07:05.15 ID:???
外ではモビルスーツ隊が襲撃に備えて警戒していた
居眠りするカイをたたき起こし、リュウが各員に状況を確認する

「起きろカイ!# 護りに適した場所ってのは奇襲にも向いてるって事だぞ!
 まだ油断するな!
 ジョブ! ダニエルも異常ないか!?
 ヤン!ニカウ! そっちはどうだ!?」
「後方も異常ナシ!視界良好! 星が出てますよリュウ軍曹」

緊張感の薄い様子のヤンたちのガンタンク
その時、山陰からの迫撃砲がホワイトベースを襲う
爆発の衝撃で艦内がゆれ、セイラが肩を負傷する。それを見逃さずコズンが銃を蹴り上げた
互いに銃を弾き飛ばしてしまうが、ちょうどコズンが押さえつける形になった

「どうだ へへ・・ このやろう
 変な色目で気を持たせやがって はじめからその気ならこんなにてこずりゃあしなかったんだ
 おまえみたいなヒヨッコは手足へし折って ひねり潰して
 ぐちょぐちょにしてやるっ!!」

しかし、隙を突いて体を反転させ、コズンの顔を蹴り上げて脱出に成功
銃を持ち直して、再び逃げるコズンを追うセイラ

砲撃を受け、ニカウのタンクが突出する
リュウが静止するが、その直後、ニカウのタンクの眼前にはグフが仁王立ちしていた
悲鳴を上げながら機銃を打ち込み、上のヤンにも砲撃を促す
しかし、ガンタンクの目の前に迫り、砲と砲の隙間に潜り込んで砲撃を回避する
そのままビームサーベルをコクピットに突き刺し、そのまま縦に切り上げる
爆散するガンタンクを背に、グフがゆっくりと迫ろうとしていた

<続く>

221 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 18:50:58.61 ID:???
ぐちょぐちょってナニよ

222 :マロン名無しさん:2014/09/01(月) 21:20:49.65 ID:???
気をもたせたって・・このお嬢さんはシャアの話しかしてないのに自信過剰すぎるぞw
ジオンは坊やが多すぎる・・

223 :マロン名無しさん:2014/09/02(火) 18:37:15.53 ID:???
ニカウてやっぱ南アフリカの系統かな
放送当時と違って別に肌色コ-度もないもんな

224 :マロン名無しさん:2014/09/02(火) 21:40:26.57 ID:???
あー全ページ色つけてくれないかなー
コピーして色つけるか
やっさんがしないなら助手の人が画像ソフトでちょいちょいっと

225 :粗筋専用ハロ91:2014/09/03(水) 19:27:42.51 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 Y>

ランバラルのグフが獲物を品定めするように含み笑いを浮かべていた
そこにカイのキャノンがグフに突撃していこうとしていた

「どいつだ 次は… これか
 相手としては大いに不足だが…一体ずつ片付けていくのも悪くは無い…か」

未だ砲撃を受けるホワイトベースは、攻撃を避けるため緊急浮上をする
リュウが突出するカイを無理やり引き止めて、密集体系を取るように命ずる
土煙で視界をふさがれ、ダニエルが見えない敵の存在に脅える様子を上からグフが見ている
ステッチのザクがありったけの火器でホワイトベースを追撃し、浮上する船上に飛び乗った
そこから船体にヒートホークを叩きつけていくが、船体を振り回しザクを振り落とすことに成功する
ダニエルがグフを見つけ、攻撃を仕掛けるとグフも猛烈な勢いで接近戦を仕掛ける
キャノンを切断し、胴体にバルカンを撃ち込む。中のダニエルが脱出するとガンキャノンが爆発をおこす

一方、コズンはエアロックの中に逃げ込む、セイラがツマミを撃つが到底貫通しそうに無い
外へのドアを開き、ランドムーバーで脱出を図るコズン
だがそこへオムルがバズーカを持ち出し、ドアを打ち抜くとコズンは爆風でドアごと外に投げ出されてしまった

「ああ…」
「気にすることはないわ わたしたちだっていつ ああなるか…」

外ではカイのキャノンがグフによる攻撃を受けていた
バルカンで距離をつめられ、ヒートロッドでがんじがらめにされてしまう
もはやほぼ全員がぼろぼろの絶望的な状況のなか、何かがヒートロットを切り落とす
空中に飛び上がるガンダムが月を背にしてその姿を現したのだった
ビームライフルを空中から撃ち込むが、ランバ・ラルはそれを巧みに回避する

226 :粗筋専用ハロ91:2014/09/03(水) 19:28:09.17 ID:???
「正確な射撃だ それ故 逆に予測することもたやすい
 だが そっちはその慣性降下軌道を 変えられるかな?」

ビームライフルの狙撃を回避しながら、ガンダムを待ち受けるグフがバルカンで迎撃する
地上へと落下しながら、ガンダムがビームライフルを投げ捨てる

「ほお 思いきりのいいパイロットだ
 すこしは手ごわい… か?」

シールドを構えながらグフに向かうガンダム
グフがサーベルを横薙ぎに一閃するが、切り裂いたのはシールドだけだった
盾を目くらましにしてタイミングをはずし、グフを縦に切り裂くガンダム
グフも反撃にコクピットにサーベルを突き刺そうとするが、ガンダムがコクピットのハッチを自分で吹き飛ばす荒業で強引に仕切りなおす
グフのサーベルを屈んでかわすと、両腕をビームサーベルで切り裂き、互いに体をぶつける

「おまえは… 昼間の……坊やか!
 まさか…な 時代が変わったようだな
 坊やみたいなのが パイロットとはな!」
「よくも!フラウ・ボウをだまして!!
 どうだああ!」

斬られた隙間から、ガンダムのパイロットが酒場であったアムロだと気づくラル
ガンダムがグフの背中にサーベルを突き立て止めを刺す
すると、ラルがハッチにアンカーを引っ掛けて、ターザン気味に脱出を図る

「見事だな! しかしぼうず!
 自分の力で勝ったのではないぞ!
 そのモビルスーツの性能のおかげだということを 忘れるな!」
「負け惜しみをっ!」

背後のグフが爆発をおこし、コクピットを手でふさいで衝撃を防ぐ
宙に浮かぶホワイトベースがガンダムを見下ろしていた

227 :粗筋専用ハロ91:2014/09/03(水) 19:28:47.76 ID:???
ホワイトベースに戻っていたアムロを待っていたのは、独房入りであった
わめき立てるアムロの言葉を聴くものは、誰もいなかった
少し離れたところで、フラウがアムロの様子を見て、同情しているようだが近づこうとはしなかった

「ねええ 誰かいるんでしょおお
 リュウさん! セイラさん ミライさんでもいいんだ!
 なんとかいってよ ねえっ! ここからだしてよぉっ!!
 ひどいよこんなの… せっかく 帰ってきてやったのに…
 ねえ だれかあっ カイさん! ハヤト! オムルさん!
 出せ! あけろオ!! バカッ みんなのバカァ!!」

ドアを叩きながら叫ぶアムロ、ドアの前でくずおれ涙を流す

「う… う うう… う…… ……ボクが……
 いちばんうまくガンダムを つかえるんだ…
 うちばんうまく つかえるんだああ!! う ううう…」

(いい目をしているな…)

(うぬぼれるなよっ おまえの力で勝ったのじゃない!)

(いい度胸だ 気にいったよ…)

「……ボクは あの人に…
 …… …… 勝ちたい――!」

失意の底にいたアムロが思い出したランバラルの言葉
最後に残ったのは、彼に勝ちたいという思いだった

<続く>

228 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 19:47:49.81 ID:???
>>224
いずれ、最近流行りの「完全版」とかが出てそのときにつくかもしれん

ちゃんと完結したらだけどな!

229 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 20:56:54.12 ID:???
>ねええ 誰かいるんでしょおお(以下略)
・・・文字に起こすとこの破壊力・・・
フラウも近寄れないよ・・・
アムロにこの漫画は見せられない・・・ぜったいもう宇宙に出られないぞw

>>228
それどころか安彦絵忠実再現アニメ・ガンダムジオリジンDVDが特別付録につくかもしれん!!!

230 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 20:58:35.92 ID:???
>ちゃんと完結したらだけどな!

ほんとこれ
やっさんの健康はいけそうだけど雑誌はどうかな…

231 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:10:58.40 ID:???
やっさんは雑誌を廃刊に追い込むというジンクスがあったようないや気のせいだ

232 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:40:59.88 ID:???
けっこう展開早いからちゃんと形になる所まではできると思うがな。
これまでの展開をみる限り端折れる所は上手くアレンジして飛ばして行くだろうし。

233 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:47:27.58 ID:???
ククルスドアンないんは残念やな
将来番外編みたいに描いてくれるんかな

234 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:51:10.55 ID:???
TVの時休職したのも病気だしネーム作ったのも入院中
やっさんの体が大丈夫なのかは分からないよー無理させなきゃ大丈夫かな
筆はのってるだけにきっちり完結させて代表作を増やして欲しい

グフ出てくると嬉しいなwグッフッフー

235 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:53:24.04 ID:???
ククルス・ドアンの島はきっと巨神ゴーグなみの長編冒険譚に再編して描いてくれるに違いない。

236 :マロン名無しさん:2014/09/03(水) 21:56:16.15 ID:???
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  宇宙漂流刑!!
   \_____  ____________
              ∨
─────┐         ,∧_∧
   ∧_∧ |    ∩_∩   ∂ノノハ)))
  ( ´Д`) |   (´ー`)   |ハ^∀^ノ      ____________
  ,丿~,  ~ヽ│  丿~, ~ヾ  丿~,  ~.ヾ、    /
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  そんな・・・
    |                              |  |
    |.         A_A.           |  \
    |         (  ´D`)         |    ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |          ノ~,   iO)、          |   ∧_∧ >>234       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  | ̄ ̄|~. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| (∀・ ; ,)       ∧∧  | 3日分の酸素と食料
  ∧|_∧     |               ┌─┬┴⊂  〇 ) ,,'⌒丶、 (゚Д゚ )<  はつけてあげます
 (   `)    |               │  │  │ | │_ゝ@==>(〈y〉 `つ─────────
┏━┳┓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|   │  │  (__)__,) (´∀` ;) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
┃  ┃┗┓        |      |   │  │ ̄ ̄ ̄| ̄~i ( =|=,~ ),,        |
┗━╋━┛        |      |   │  │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|⌒(⌒,,_,)          |
  ┏┻┓_         │,   │   │  │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|(__) ̄ ̄ ̄| ̄|、  │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
    (    )(    )(,    )(,,    )    ,,)(    )(    )(,    )(^×^ ;)
   放出されたら即死だね  ザワザワ  ご愁傷様・・プッ ザワザワ ギロチンの方が良かったな…

237 :マロン名無しさん:2014/09/04(木) 20:59:03.27 ID:???
「ククルス・ドアンの島」はどこに入ってもいいんじゃない?
ちょっと行き詰ったときに入れちゃうとかw
逆に1巻分くらいにして外伝になってもいいw
やっさんが好きそうな話なんだけどどうするんだろね
それとも寄り道しないようにできるだけ話を短くして
完結を優先させるつもりかな?

238 :粗筋専用ハロ91:2014/09/05(金) 17:57:58.08 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 Z>

ホワイトベースはグフにやられた戦力の補充の最中
ぼろぼろにされたガンキャノンをニコイチして再生するつもりの模様
ガンダムのハッチのスペアはさすがに無かったが、幸いダメージが小さいためすぐ直るという
そこへ、艦長に呼ばれるオムルであったが…

同じころ、セイラは捕虜との接触を行ったこと
シャアの情報を執拗に求めていたことで尋問を受けていた
録音していた会話から得られる情報を考えて、セイラがスパイであると断言する女仕官
そこにオムルが入ってくる。ものものしい雰囲気に困惑する様子のオムル
バズーカで捕虜をドアロック越しに撃った件について、ライル中尉が問いただす
エアロックを撃ち抜くならバズーカしかないと判断したからだが、セイラの命令でそうしたのではと疑う

「はあ? なぜ そんな…」
「たとえば 捕虜の口封じのため!」
「バカバカしいっ!!! なんですかそれっ 悪い冗談ならやめてください!
 セイラさんは拳銃でドアノブを撃ってました! だいたい脱走した捕虜は射殺していいと艦長が
 言ってましたよねっ 艦内放送で!」
「ああ 言った…」

その言葉に、顔を見合わせる仕官二人だった

フラウは、着替えも食事もとらないで意地をはるアムロを心配していた
そこにぶっちょう面のリュウがやってくる、怒ってるのではとフラウがなだめる
何もしないというが、フラウは気が気じゃない様子
殴りに来たのかとリュウをあおるアムロだが、殴ってもつまらんと言い返す

239 :粗筋専用ハロ91:2014/09/05(金) 17:58:24.18 ID:???
「おしいなァ みどころのある奴だと思っていたのに
 そうやってひねくれているところはただのガキだ
 いつか言ったな マチルダ中尉がおまえのことエスパーかもしれない なんて
 あの時オレはそれを聞いて 他人事なのに 妙に嬉しくてな」
「マチルダさんが フン! 今度はマチルダさん…
 他人の名前なんか使わないで 自分の言葉だけで意見したらどうです!」

とはいえアムロの言葉から、その元気なら大丈夫と判断しリュウが扉を閉める
だが、アムロはランパラルたちはまた来ると断言し、リュウを引き止める
それで、アムロはどうするのかと問いただすが関係ない、皆殺しになればいいんだと言うが
リュウはその言葉を嘘だと、自分に嘘をついていると言い返す
現にアムロは帰ってきた。これからも帰ってくるとリュウは断言するのだった

「いいかげんに許してやれよ ブライトを
 あいつもつらいんだ 悪かったと思っているんだ
 でもまだ おまえを許すなんていえない だったら 許してやれおまえが
 おまえのようなやつは誰にだって よく判らないさ 最初は
 でもやっと あいつも判りかけているんだ それで今は な
 あいつは怖がってるんだ おまえのことをだぜ アムロ
 あいつはいったことがあるんだ おまえのことを野生のトラみたいだって へへ…おかしいだろ
 だから安心しな もう おまえを飼いならそうなんて 思っちゃいないから…」

そこにセイラ達も独房へとやってくる、セイラを牢に入れるため
アムロが心配そうに声をかけるが、返事も無く牢の中のベッドに横たわりながら、コズンの言葉を思い出す

「あああ よかった…… まだいきていてくれて…… 兄さん……!」

240 :粗筋専用ハロ91:2014/09/05(金) 17:59:19.04 ID:???
一方、ランバラルの方でも問題が発生していた
補給のドムは届けられないという、ハモンも反論するが情勢が変わったとしかいえないウラガン
たとえ素手でも任務はやり遂げる、とランバラルは言う
その鋭い眼光にウラガンは萎縮したように冷や汗をかきつつ、連絡艇で帰還する

「フフン なるほど 
『戦馬鹿』とは よく言ったものだな」

聞こえなくなったところで、部下と共にランバラルの決意を小馬鹿にするウラガンであった

ブライトとミライは寝付けないでいた
選任の士官達の不信感によるすれ違いに悩んでいる様子
ミライの言葉を慌てて否定するが、車両が一台ホワイトベースから出て行くのがブリッヂから見えた
管制室に聞くと、カイ達が脱走したという 慌ててリュウに連れ戻すように言う

「もうバラバラね… ホワイトベースも…」

リュウがジープでホワイトベースから飛び出した
完全にブチギレ顔でカイ達を追っていく

リュウに気づいたカイ達が慌ててスピードを上げようとするがジープをぶつけて横転させられてしまう
脱走した人たちをぶん殴ってふっとばし、鬼の形相で仁王立ち
カイに対してアムロが逃げたときに銃殺だと言った身で自分も脱走したことに激昂
しかしカイは、味方にスパイが入るんじゃやってられないと言い返す
もう一発鉄拳をぶちこもうとするのを、ハヤトが止める
民間人の自分達は軍人達に都合よく利用されてると訴えるハヤト

241 :粗筋専用ハロ91:2014/09/05(金) 17:59:44.20 ID:???
「おまえこそ 都合のいいときに民間人民間人か」
「ちがいますよ!!いっしょにやって来れたじゃあないですか!
 これまでは!! 民間人とか軍人とかいちいちいわなくても!!
 そうじゃなくなってきたっていうことなんですっ! わからないんですよ!
 何のために戦って 死ぬのか それを教えてくださいよリュウさんっ!
 いやですよ! 殴られていうことをきくのなんか!!」

カイを降ろし、言葉に詰まるリュウ

「そんな こと… そんなことはなあっ
 オレにだって わかるかあっ!!」

その時、地平線から何かの気配を感じる、土煙で戦車が来ると気づき隠れるように言う
物陰に隠れ、歩兵戦車キュイが通り過ぎるのを待つと、急いで無事なジープに乗ってホワイトベースへと戻る

独房のアムロが、セイラに話しかける

「よくわからないけど 今 明けがたですよ ね」
「なにか感じるの? アムロ…」
「ええ あの人達が 来ます
 そうだ…来るんだ あの人たちが… 来るんだ」

木馬を5km地点まで捉え、部下達に指示を飛ばすランバラル
今日こそ決着をつけると決意を固めるのだった

「ふふふ… この風 この肌ざわり
 この匂いこそ 戦場よ!!」


<続く>

242 :マロン名無しさん:2014/09/05(金) 19:32:29.78 ID:???
あのウェーブ感じ悪いなあ
なんかセイラさん美人だからキツくあたってるみたい

243 :マロン名無しさん:2014/09/05(金) 21:43:17.35 ID:???
ページあるからか、ひとりひとりの描写が細かいね。
人間ドラマ好きで見ている自分にはうれしいわ。

244 :マロン名無しさん:2014/09/05(金) 21:55:04.97 ID:???
静止画だとじっくり見られるしいいねえ
喧嘩シーンの鼻血とか表情が見てて楽しい
カップ片手に双眼鏡を覗くラルの横で首をかしげてる点目のハモンさんとか細かいところも

245 :マロン名無しさん:2014/09/05(金) 23:09:37.95 ID:???
イセリナの特攻はカットされたがハモンさんはリュウさんの最後の勇姿の為に必要だからやるよな。

246 :マロン名無しさん:2014/09/05(金) 23:20:03.54 ID:???
えーハモンさん死んでほしくないわー
ランバラルも別に死ななくていいんじゃね?
捕虜になって終戦まで地上にいて
Zでしれっと偽名で復活してアーガマで戦ってれば

247 :マロン名無しさん:2014/09/06(土) 21:24:31.84 ID:???
リュウもマチルダさんも死なない展開→Zで全滅・・・

248 :粗筋専用ハロ91:2014/09/07(日) 19:41:10.87 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 [>

アムロは食事を取り、着替えを済ませると体を動かして戦いに備えている様子だった
リュウ達のジープが慌ててホワイトベースに帰還しようとすると、そのすぐ後ろに砲撃を受ける
ギャロップからの砲撃を受けるホワイトベース、2発目を翼に受け千切られてしまった
砲撃を食らわせて、ランバラルの部隊が突入の準備に入ろうとしていた

非戦闘員をブリッヂに避難するよう指示するリュウ、艦内は慌しい状態で敵を抑えようとしていた
女仕官が緊急発進は出来ないのか聞くが、エンジンはそんなに速くは始動できない
その後ろから、フラウが子供達を抱き寄せながらアムロを出してあげるように言う

「第一層甲板員! すぐに営倉の二人を出せ」
「ブライト中尉! 彼女は―
「いいから 出せ!!」 

歩兵戦車キュイが煙幕を炊いて、ランドムーバーでホワイトベースに突撃を開始するラル隊
隊員の一人が銃撃を受け、格納庫のハンガーに衝突、爆発をおこす
ジョブがアムロを独房からだし、銃を差し出す すでに艦内に敵が入り込まれたという

間をおいて、副官のクランプも突入を開始する
ステッチのザクによる援護射撃を右舷から仕掛け、追い込まれていくホワイトベース
ブライトたちも迎撃に向かう。オスカーとミライにブリッジを守るよう指示を出し、残りの戦闘員で戦場へと降りるのだった
一方、クランプが艦橋まで上がり、直接攻め落とすつもりのようだ
艦橋の外に降り立つと、ガラス越しにキッカがわめき立てる

「なんでここにこんな… 子供がいるんだ
 下がれ!ケガするぞ!」
子供の姿に動揺を隠せないクランプ、爆弾を仕掛けるとミライがあわてて窓から引き離した

「下がれといってるんだあっ」

249 :粗筋専用ハロ91:2014/09/07(日) 19:42:18.19 ID:???
爆破した窓から攻撃しようとするが、ブリッジクルーの銃撃に返り討ちにあってしまった
ラウル中尉がブリッジに攻撃を受けたと報告をうけ、指示を出そうとしたところを眉間を打ち抜かれる
悲鳴を上げた隣の女仕官も蜂の巣にされてしまうのだった

アムロのライフルが弾切れを起こすと、その隙をジオン兵が突き、小銃で格闘戦を仕掛ける
なんとか振り下ろされる小銃を押さえつけるが、徐々に押し切られようとしている
その時、アムロの真横に銃声が響き渡る。倒れるジオン兵 撃ったのはブライトだった
アムロに外のザクを始末するよう命令を出し、オムルの指示をよく聞くように厳命する

「アムロ WBにもしものことがあったら
 おまえはガンダムといっしょに 一人ででもジャブローへ行け!
 わかったか!?急げ!!」
「…… はいっ ブライトさん!」

ランバラルも激戦の最中で支持をとっていた
小銃を構えて前進すると、傍らのドアが開き銃口を向け、ドアを開けてセイラが飛び出す
しかし、銃口を向けた二人の動きが止まる

「アルテイシア様…か!?
 ま まちがいない アルテイシア様だ お忘れか!?
 あなたの父上 ジオン・ダイクン様にお仕えした
 ジンバ・ラルの息子! ランバ・ラル です!」

その言葉に幼少の記憶がよみがえる
小さいころ、ランバ・ラルに抱きかかえられていたことを思い出すが、セイラは気丈に返す

「アルテイシアと知って…なぜ 銃を向けるか!」

そこにリュウが割って入る 小銃を乱射し肩に一撃当てるが、リュウも腹に弾丸を受ける
互いに手傷を負いながら、セイラの銃撃に引いていくランバラル

250 :粗筋専用ハロ91:2014/09/07(日) 19:43:48.74 ID:???
外ではステッチのザクがガンダムと交戦をしていた
悲鳴を上げながらマシンガンを撃つステッチ、硝煙の煙の中からガンダムが銃口を向けた

ランバラル隊は第二ブリッジに集結してると報告を受ける
倒れこむザクをよそに、第二艦橋の外壁をガンダムで破壊するよう指示を受けた
ラルはハモンに作戦失敗の通信を送る

「不覚だ… ランバ・ラル 戦いの中で… 戦いを…忘れた
 忠義を欠いた報いだ… アルテイシア様が…いた お前達は退け もういい これ以上は…」

そこに爆発が起こりラル以外の兵士は吹き飛ばされてしまう
入り口は兵達が大挙し、外ではガンダムがその顔をのぞかせていた

「ふ ふ・ふ また おまえか…こぞう…
 ガンダム… おまえは伝説のモビルスーツになるだろう…… 皮肉なものだ わしが連邦の神話づくりに手を貸すとは…
 立派な戦い方だったぞ諸君! だが よくみておけ」

血まみれの顔でガンダムを一瞥すると、手榴弾のピンを引き抜いた

「兵士のさだめが どういうものか
 戦いに敗れるとは! こういうことだ!!」

そのまま外へ飛び出すラル、とっさにガンダムの手を伸ばすがラルは手の上で自爆してしまった
ラルの最後に、苦々しい表情を浮かべるセイラ
そこに生き残っていたギャロップからの砲撃を受けるが、ホワイトベースとガンダムの攻撃によりギャロップは引いていく
ぼろぼろにやられたホワイトベースの上で、ガンダムが荒野を見ているのだった

<続く>

251 :マロン名無しさん:2014/09/07(日) 23:20:01.27 ID:???
ラル死んじゃったのか…もっと見たかったのにあー欝

252 :マロン名無しさん:2014/09/07(日) 23:33:26.00 ID:???
ウェーブざまあ
ここでイレギュラーな士官たちを一掃してしまうのな

253 :マロン名無しさん:2014/09/08(月) 15:48:03.86 ID:???
金髪の美少年が出てくるはずでは?別の時だっけ?
あの美少年はやっさんデザインだったのだろうか

254 :粗筋専用ハロ91:2014/09/09(火) 18:40:08.92 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 T>

ホワイトベースは連邦軍リマ基地にて修理を受けていた
破損した翼を取り付けるのを、基地司令とブライトがその光景を見つつ話をしていた

「あちらじゃどうせ大改装するんだろう? 半端なフネだ
 戦闘艦なのか 輸送艦なのか」
「強襲揚陸艦と位置づけられています 内部では…」
「対外的には輸送艦か? まあ 似たようなものだが…
 連邦中央も姑息なテを使う キミもよくよく因果なフネに乗せられたな」
「は…はあ」

怪我をしたクルーを病院に収容していたが、リュウはどうしても降りないとゴネている様子
看護師が心配するも怒鳴りつけられ、取り付く島も無い有様であった

オデッサ近郊のジオン基地ではマ・クベ司令を黒い三連星が敬礼で出迎えていた
ドムの活躍に期待を寄せつつ、ガイアが木馬の動向をマ・クベに知らせる
マ・クベは木馬よりもジャブローの進行を優先するが、ガイアからニュータイプの言葉を聴くと鋭く睨みつける
その視線に、ガイアは軽く後ずさり

「どこできいた? 私は信じぬよ そんなものなど
 連邦も敗色が濃くなって そういう神がかった何かに
 たよりたくなったのではないかな?」

255 :粗筋専用ハロ91:2014/09/09(火) 18:40:34.33 ID:???
アムロが司令部前に箒を履いていると、そこにマチルダ中尉がやってくる
マチルダを艦長のところまで案内していると、フラウがアムロの腕を捕まえる
フラウの頼みを後回しにして、とにかくマチルダのそばに駆け寄るアムロ
フラウの不満をハロが真似しつつぽんぽん弾んでいると、フラウに蹴飛ばされた
カイがマチルダの話題を出してると、その後ろにマチルダが通り過ぎる
いろいろと恥ずかしいところを聞かれて、どうせなら恥のかきついでと記念写真を提案
どこから聞きつけたのか、どんどん増えてくるクルー達
肝心の写真はカイが微妙に走ってるところで、どうにもしまらない写真になってしまった

マチルダを艦長室に送って、戸を閉めると出来た写真を見てにやけるアムロ
そこに子供達の悲鳴と水浸しになった床に気づく、あとお風呂上りのミライさんにも気づき、慌てて脱衣所の戸を閉める
子供達がお風呂を壊してしまったらしく、コックをどこにやったか聞くとキッカが握っていた
受け取ってお風呂を直して、カーテンに隠れたミライさんの姿に、目のやり場に困る様子のアムロ
と、色々騒動を終えて、もう一度写真を見て飛び上がるほど喜ぶアムロだった

リマ基地司令部にてホワイトベースの今後の行動をどうするか会議していた
まずは中立地帯のクスコまでたどりつければ補給を受けられるが、そこを過ぎればジオンの勢力圏
そこでマチルダ中尉がクスコ近郊での陽動作戦を提案、リマ基地には戦力がないためレビル将軍に要請するように言う
不意にアムロに話を向けられるが、当のアムロは上の空気味。その様子に不安げなリマ基地上層部たちだった

山岳地帯に、黒い三連星のドムが駆ける
手ごろな岩をバズーカで破壊し、高笑いを上げる三人
3機のドムはそのままヤギに見送られつつ山岳を駆け抜けていった

ホワイトベースがミデア達の先導を受けつつ、クスコへ向けて船を進める
ナスカの地上絵を眺めているクルー達
そこにミデアからの通信がはいる
高度を下げるように指示をすると、レーダーにドップの反応をキャッチする

「やはり お目こぼしはなし―――か…」

<続く>

256 :(08.25.2004):2014/09/09(火) 19:29:38.47 ID:???
つまり未来さんのセミヌードよりマチルダさんの写真のほうがよい、と

257 :マロン名無しさん:2014/09/09(火) 20:43:17.51 ID:???
そりゃマチルダさんの方が美人だから・・・・あとフラグ立ったんだろ・・・

前回ラルお葬式欝だったから今回はサービス満載できたよ

258 :マロン名無しさん:2014/09/09(火) 22:25:48.00 ID:???
いつの間にかペルーまで来とるんか…て、あ、あれ?オデッサ作戦は?こっからまたヨーロッパに戻る、なん?

259 :マロン名無しさん:2014/09/09(火) 22:33:22.42 ID:???
設定変えてるんならマチルダさんの結婚式にホワイトベースのみんなが出席する展開になるかもしれん
男性クルーが悔しがったりしながらも盛り上げてくれて楽しいだろうなあ

260 :マロン名無しさん:2014/09/09(火) 22:38:55.76 ID:???
ちなペルーは意外と砂漠が多いとか
なんか山と黄金のイメージあるけどね
だから一応前々回の砂漠とかも不自然ではないな
それはそうとジャブローもオリノコ川がどーたら言ってたな
しかおあのいかにもな原住民なんなんだよw

261 :マロン名無しさん:2014/09/09(火) 22:47:18.52 ID:???
ペルーの山で黄金掘って軍資金にする展開でもいいなペルーの岩塩でもいいか
そこにはザク持ちで逃亡したジオンの兵士が戦争難民の子供を養っているわけよ
そうすりゃ大分近づくわ

262 :マロン名無しさん:2014/09/10(水) 21:54:56.01 ID:???
原住民は宇宙世紀も原住民なのかと思った
旦那もコスプレでやる気満々だしさ・・いやもともと仮面かぶってる旦那だけどもさ

それはともかく今回の子供の裸はいいの?ガンダムヤスヒココミックでアメリカ進出とか狙ってなかった?

263 :(08.25.2004):2014/09/10(水) 22:06:51.34 ID:???
メキシコで岩塩をたっぷり補給できたことであろう

264 :マロン名無しさん:2014/09/10(水) 22:28:38.80 ID:???
マチルダさんは塩持ってきてくれなかったのかw

265 :粗筋専用ハロ91:2014/09/11(木) 17:52:29.46 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 U>

ドップの攻撃を受け、ミデアの艦体が火を噴く
マチルダ中尉が迎撃をしようとすると、ホワイトベースが前に出る
対空防御を引き受け、ドップの相手をするホワイトベース
ミデアの一機が被弾し撤退するものの、無事にクスコまでたどり着くことに成功する

中立地帯クスコに降り立つホワイトベース フェンスの向こうから住民が遠巻きに眺めていた
すぐそばにジオンの部隊も滞在しており、新型の姿も確認でき、カイがアムロにその様子を見せる

「『ドム』っていうらしいぜ
 やつら 新しいのどんどん作りやがんの な!」
「ドム… また新型 ……か……」

一方連邦本部、ジャブローでもホワイトベースの情報が入っていた
ここまで来た以上ホワイトベースはジャブローに迎え入れたいレビル
しかしここから先は厳しい道のりが予想されていたため、レビルは陽動作戦を提案するのだった

ホワイトベースのクルー達はクスコの町で休暇を楽しんでいた
キッカがお面をねだり、怖いお面ではしゃいでるとジオン兵に絡まれてしまう
ハヤトが仲裁にはいるが、ジオン兵の小ばかにした態度にハヤトの怒りに火がつくのだった

266 :粗筋専用ハロ91:2014/09/11(木) 17:52:56.07 ID:???
ジオン兵のパンチを受け止め、一本背負いで返す
掴み掛かるジオン兵達に大立ち回りをしていると、威圧的な大男に見下ろされた

「やるな チビ
 その技は なんだ? ジュードーか? カラテか?
 そんなのとじゃあつまらんだろう オレとやらんか 小僧」

その並々ならぬ雰囲気にハヤトも目を丸くする、連れの男が大人気ないと止めにかかる
その名前を聞いて黒い三連星と知り、敬礼しつつ慌てて退散するジオン兵達
黒い三連星のガイアがクルー達を一瞥して、口を開く

「おまえたちは皆 あの木馬の乗組員なのか?
 なるほど… 噂は本当だったわけだ…『連邦に兵なし されど侮るべからず』…
 今度どこで会うかは知らんが手加減はせんぞ 戦と町の喧嘩とはちがう しっているな?」

それだけいうと、黒い三連星もその場を立ち去るのだった

ホワイトベースに帰り、それを聞いたリュウ達正規兵は頭を悩ませる
しかしカイやアムロはルウム戦役での活躍を知らないため、ジョブが説明する
ルウム戦役はジオンのMSの優位が決定付けられた連邦の大敗を期した戦闘である
その中でも決定的だったのが、レビル将軍の旗艦「アナンケ」を黒い三連星に沈められ、脱出するも捕虜にされてしまう
その後、レビル将軍は脱出し現在に至るわけだが、そのことをカイがさんざんに皮肉る
さすがにいいすぎとばかりにハヤトがカイの関節をひねって無理やり止めるのだった

267 :粗筋専用ハロ91:2014/09/11(木) 17:53:23.40 ID:???
ブライトとミライは、傍にいたジオンの動向が気になっていた
そこにマチルダ中尉から、ジオンは明日に出て行くという報告を受ける
ならそのあとにでも出発をしようとするが、マチルダが例の陽動作戦の為もう少し待つように言う
朝になって、クルー達はドムの動きを見ていた
ホバー走行の軽快な動きに手ごわさを感じるクルー達
一方、カイはザクの胴にガンキャノンの頭を載せた再生機体の鳴らし運転に難儀していた
傍目から見てもぎこちない動きに、いやおうにも頼りなさを感じさせる

そのころ、山岳地帯にギャロップが前進していた
ハモン達ランバラル隊の生き残りがホワイトベースへの敵討ちを狙い、急いでクスコに向かう最中であった
その時上空にファット・アンクルを確認し、ギャロップの傍に降り立つ
タチ中尉と握手を交わしつつ、彼もラルの敵討ちに志願する
ファットアンクルに積んだ旧ザク1台とマゼラ2台の貴重な戦力を受け取る
また情報部所属のタチは連邦の陽動作戦も感知していた
だが、タチは苦々しい顔でジオンは負けると言い放つ

「いろいろあるのです 連邦も ジオンも しかし…
 この戦争は 負けです 中枢部は策を弄しすぎ ザビ家周辺は宮廷と化しています
 なによりも… ラル大尉のような人材を捨て駒にするようでは
 ジオンの明日も知れています!」

ホワイトベースの情報は、ハモン以外には誰にも知らせていない
だからどこからも邪魔は入らない、遠慮なく敵討ちに望めるのであった

連邦軍の空爆部隊がジオン基地を攻撃していた
この機に乗じてホワイトベースも行動を開始しようとしていた
クスコの郊外に、山よりも高い土煙が舞い上がっていた

<続く>

268 :マロン名無しさん:2014/09/11(木) 22:06:04.06 ID:???
クスコの市場で塩買えたねw

269 :(09.25.2004):2014/09/11(木) 22:48:05.71 ID:???
ハヤトにこんな輝くシーンが用意されるなんて

270 :マロン名無しさん:2014/09/11(木) 23:01:02.78 ID:???
三連星だってちょっと子供にやられていい奴っぽい

271 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 17:10:22.55 ID:???
ギャロップも残ったからハモンさん仇討しないのかと思ったけどやっぱやるのか

272 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 21:40:46.04 ID:???
タチ中尉って誰だっけ?いやにハモンさんと親しいかんじ……敵討ちさせないで止めろよ!!!!!

273 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 21:47:53.64 ID:???
TVだと一体だけあった
ザクを操縦してたくらいしか覚えてないな

274 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 21:52:54.42 ID:???
ハモンさん助かったと思ったのに、このままじゃハモンリュウマチルダさんの葬式ラッシュじゃ… 御大は鬼か!

275 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 22:09:02.18 ID:???
>>273
ありがとう実在はしていたのか
タチだけ特攻して女は逃がせよ・・
きっとハモンさんの事好きなんだろうけどそういうのだからもてないんだ

276 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 22:13:59.78 ID:???
基本的にみんなもう死んでる歴史漫画家だからやっさんは容赦なくキャラ殺す
悪は栄えて正直者が死ぬマンガを繰り返し描くしな
あれ?ひょっとしてオリジンはアムロあぼんでジオン大勝利で終わるかも?
でもリュウも死ぬんだろうなあと思うと欝

277 :マロン名無しさん:2014/09/12(金) 22:48:22.66 ID:???
彼女は一人で泳げるのだ」か!

278 :粗筋専用ハロ91:2014/09/13(土) 18:04:30.33 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 V>

ホワイトベースは、ジャブローへと到達するための最後の飛行を開始する
次に地上に降り立つときはジャブローに入ることを願って、クスコから飛び立つ
連邦軍がホワイトベースを迎えるために、これだけの支援をしてくれることに、ブライト達は安堵の表情を浮かべていた
ガンペリーから発進されるガンキャノン部隊がジオンへの攻撃を開始する
ジオン軍のガルシア司令がその報告を聞き、首をかしげる。クスコには実質戦略的な価値は無い
木馬が関係していると兵士は予想し、木馬には試作機が積んでいるためではないかと見ていた
それを聞いたガルシアは、たかがプロトタイプを今更届けてどうしようというのかと大笑い
黒い三連星に話題を移すも、彼らもクスコで訓練の最中である

「クスコ… またクスコか どいつもこいつも…
 観光旅行気分で 遊び惚けているのじゃないだろうなっ!!
 ったく緊張感のない奴等だ こうまで部下に恵まれないというのは誰かの陰謀かもしれん…
 くそっ 今にみていろっ マ・クベめっ!!」

訓練中のオルテガが、霧の中から何か熱源が近づいてくるのを感じる
黒い三連星が正体を見定めようとすると、霧の中からギャロップが現れ、彼らの横を突っ切る
所属を示すものが一切無いギャロップの姿に、不審なものを感じるガイアだが…

ドップがホワイトベース隊を追尾し始めると、ミデアの編隊がドップを引き受け、霧の深い渓谷を通る
地表すれすれを通るのは危険なため雲海を航行しようとすると、突如頭上に大型機を確認する
一度地表に降りてやり過ごすことに決めたブライト、しばらくして痕跡が消えて一息つく
その時、不意にセイラが妙な違和感を感じる。何か敵意のようなものを感じ取っている…?
そして突如ホワイトベースが攻撃を受け、キャノン隊に出撃を指示する
手際の悪さに業を煮やしたリュウが起き上がると、当然止められるがすごい剣幕で睨まれサンマロはなにもいえなかった
コアファイターで偵察しろと嘘の命令で出撃を始めるリュウ

279 :粗筋専用ハロ91:2014/09/13(土) 18:05:02.32 ID:???
一方、カイの再生キャノンザクがマゼラを撃墜するが、旧ザクのヒートホークを頭部に受けてしまう
のた打ち回って逃げ回るカイを追撃しようとするが、その後ろからジョブのガンキャノンが羽交い絞めにする
そのままガンダンクの機銃で旧ザクを蜂の巣にしていく。タチはハモンの役に立てて本望と言い残し、戦死を遂げる

少し遅れて、ガンダムも出撃を始めると、アムロも何か気配のようなものを感じ取っていた
その時、爆音と共にギャロップが正面から突撃をしてきた
ビームライフルを構えるが間に合わないと判断し、ガンダムの体でギャロップを押さえる

それを見たモビルスーツ隊も駆け寄り、共にギャロップを押し返そうとする
その時背後から、ハモンのマゼラトップがガンダムの背に砲身を向ける
ギャロップには爆薬が満載しており、彼らも手を放すことが出来ず致命的な窮地に陥る

「どうしてこんなことをするんだ!? 戦争なのに!
 ボクが人殺しをしたわけじゃないのに!!」
「知ったようなことを言わないで!たかだか十五、六年しか生きてきていないクセに
 わたしとラルの人生はあなたより ずっと豊かだった! 
 それを終わらせたのが坊や あなたなの!
 あなたもこれでおしまい… ほんと… 好きだったわ 坊や…」

だが、その引き金を引こうとしたとき、リュウのコアファイターが正面衝突してしまった
呆然とする暇もなく、ギャロップを押し返す4機。どうにか崖下に追いやり、窮地を切り抜ける

コアファイターに乗っていたのが誰か聞くアムロ

「コア・ファイターに乗ってたの… 誰 だったんですか?
 え!?……リュウさん!?   ……うそですよ そんな……
 リュウさん怪我していて 出られるわけないでしょ い いやだなあ… セイラさん」

アムロはその言葉を信じられずにいた
リュウが戦死したというその事実を、信じられずに…

<続く>

280 :マロン名無しさん:2014/09/14(日) 08:36:44.78 ID:???
ずっと思ってたけど軍人とつきあってたのにハモンさんの逆切れは唐突すぎる
アムロじゃなくてもびっくりするわ
そして今回気づいたこと
ハモンとラルは16年以上つきあってたのか?
ハモンさんはいくつなんだ…
ほんとは… 好きだったけど… おばさん…?

281 :マロン名無しさん:2014/09/14(日) 08:53:18.64 ID:???
宇宙世紀は早熟なのでローティーンくらいからでも…(当時ラル20歳くらい?)

282 :マロン名無しさん:2014/09/14(日) 09:04:11.85 ID:???
あのキシリア様が24?だから

283 :マロン名無しさん:2014/09/14(日) 09:10:09.99 ID:???
オールドタイプw

284 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 07:31:45.39 ID:???
幼少のセイラさんとも仲良く遊んでいたラルにロリコン疑惑

285 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 08:45:31.80 ID:???
今のハモンさんともラブラブなんだからロリコンというより光源氏キャラやろ
シャアとはちがうのだよ、シャアとは!

286 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 12:55:04.83 ID:???
シャアだっていちおう大人の女とガウンはおって酒のんでたやんかー
あっちはロリコンというかマザコンじゃね?
年下の少女囲ってわたしの母になったかもしれない女性って普通言わんぞ
わたしの子供の母になった女性なら分かるが

287 :粗筋専用ハロ91:2014/09/15(月) 18:24:08.82 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 W>

「すみません! ごめんなさあい!!
 ぼくが悪かったんです 殴られたってどうされたって ぼくがリュウさんを制めればよかったんですう!
 そうすれば リュウさん死ななかったのにい!」
「ちがうよ サンマロ! 俺達甲板員(デッキクルー)が発進させたからいけないんだ
 リュウ軍曹が艦長命令だというのを…そのまま信用して出してしまった俺達が
 ―――いや 俺が悪かったんだよ! 俺がリュウさんを 殺したようなものです」
「それはちがうな オムル兵長 指揮官として自分が 未熟だったんだ…
 作戦は成功だと有頂天になって詰めを欠いた それをリュウ軍曹が…」
「リュウさんが…いなくなっちゃって… もォ…
 ボクはもォダメだあ! なんにもできませんよォ!
 なにもかもリュウさんに教わったのに! あの人が…いなくなっちゃったらもお ボクは…
 ボクはもォダメだ… ダメです もう なにも…」

リュウの死に、皆が悲しみにくれていた
ハヤトが泣き喚いていると、不意にアムロがその頬をひっぱたいた

「そんなに泣くなあっ! みっともないじゃないかっ!!
 泣いたからって リュウさんが生き返るのかよっ!!」

そのままハヤトとアムロの取っ組み合いのけんかになってしまう
その光景に、子供達も泣き叫びカイがアムロを後ろから押さえた

「やめろよ!アムロ!!
 ほうら…チビどもまで 泣いちまった
 みんな 悲しいんだ それをよけいに 悲しませるようなことは 
 よせよ な」

その言葉に二人とも申し訳なさそうな顔になり、アムロは素直に謝罪するのだった

288 :粗筋専用ハロ91:2014/09/15(月) 18:24:34.50 ID:???
夜になってもホワイトベースの出力が戻らず、ブライトは苦心していた
そこに、大型機の反応を捉える。連絡が無いのを不審に思ったマチルダのミデアが駆けつけてくれたのだ
すぐに修理作業に取り掛かると、アムロもマチルダに駆け寄る
補給作業がひと段落すると、アムロは何故こんな大変な補給任務をしてるかを尋ねる

「希望して配属されたの ふふ… そういえばちょっと変わっているかしら
 どうしてかっていうと そうねええ
 破壊するばかりの戦場で 少しはちがった意味を感じるからかしら…
 そりゃあ新たな破壊のための補給かもしれないけど それだけじゃない……
 命の渇きを癒す…っていうか… そんな…
 フフ ちょっとキザ だったかナ?」
「いえ! すごくいいと思います わかります!」

アムロがそう返すと、ブライトから見張りの交代を命じられ、マチルダと別れる

無事エンジンの修復を終えたホワイトベース
臨界までは2,3時間かかるが、マチルダは無理を承知で1時間以内で済ませるように言う
不意にミライは、間に合わないかもしれないとつぶやく
そしてマチルダを見ると何か漠然とした不安感に襲われるのだった

アムロがジョブと見張りの交代をしようとするが、ジョブが何かの反応を捕らえる
近づいてくる反応にジョブがライフルで応戦する。ホバー走行の敵に相手がドムと確信する
突如目の前に現れたドムに、ガンキャノンはキャノンを蹴飛ばされてしまう

「名にしおう木馬がこんな所にいたか! おかしいと思って来てみれば
 まさしく 天の導きと いうものだわい!!」

ジョブのキャノンが背後からのバズーカ攻撃を受ける
後ろを向き直ったところをさらに背後からビームサーベルで膝を横薙ぎに一閃されてしまった
ハヤトのガンタンクも駆けつけるがキャノンを避けられ一気に肉薄される
アムロがかばうものの盾を半壊されてしまい、ガンタンクはバズを腕に受ける
飛び上がり、ホワイトベースから距離を置くアムロと、それを追う黒い三連星

289 :粗筋専用ハロ91:2014/09/15(月) 18:25:30.01 ID:???
ホワイトベースは未だエンジンが温まっておらず、援護もままならない状態だった
マチルダはミデアに戻り、なんとかガンダムもホワイトベースも守って見せると決意を固める

黒い三連星は、ガンダム相手に攻め手を欠いている様子だった
ガイアはジェットストリームアタックを指示、縦一列に並んで突撃する
ガンダムを見つけ、後ろのドム二機が時間差でバズーカの波状攻撃
立て続けにアローフォーメーションでの攻撃を仕掛け、先頭のガイアがサーベルを構えて突撃する
ガンダムは、切りかかってきたところを飛んでかわし、ガイアのドムを踏みつけ、マッシュのバズーカ攻撃を回避する

「お 俺を 踏み台にしたあ!!」

そのままマッシュのドムにサーベルを突き刺すが、さらにその背後のオルテガのドムがガンダムに狙いをつけている
だが、それをミデアが阻止する。機体ごとぶつけて崖下に突き落とそうとするが、ドムが機体をよじ登る
そのままミデアの機首をオルテガハンマーで潰してしまった
その刹那、アムロがミデアから投げ出されるマチルダを見た

「マチルダさんが…見えた!! 見え た!!」

叫びながら、マッシュのドムを縦に切り裂いた
マッシュを撃破され、黒い三連星は撤退を始める

ホワイトベース隊は、ミデア、マチルダ隊の戦死者に黙祷をささげていた
アムロは、マチルダの事を思い出し大粒の涙を流す
山岳を抜けて、ホワイトベースの目の前に広大なジャングルが広がる
ついにホワイトベース隊は、ジャブローへの到達を果たしたのだった

<続く>

290 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 19:29:38.03 ID:???
それにしてもなんだな
カイはWBの押しもおされぬ二番手だったはずなのだがなんかパッとせんな

291 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 21:49:48.51 ID:???
マチルダさん………


前回リュウの話しないままだったごめんなさいリュウさん

292 :マロン名無しさん:2014/09/15(月) 22:57:49.17 ID:???
ずいぶんアムロがたくましいな
いじけて家出はさすがにそのままだったど

293 :マロン名無しさん:2014/09/16(火) 21:46:53.86 ID:???
ここ何話かはテンションさがるわあ・・そういう筋に決まってるからしょうがないけどさ

294 :粗筋専用ハロ91:2014/09/17(水) 18:15:35.43 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 X>

ホワイトベースは、基地職員の指示に従いジャブローへの誘導を受けていた
アムロはジャブローの景色をぼんやりとした感じで眺めていた
カイとハヤトはジャブローの入り口を探すも、それらしいものはどこにも見当たらない
すると、ジャングルの一部が突然沈み、ジャブローの入り口が開かれる
ついにジャブローへと到達したホワイトベース、クルー達の歓声が巻き起こる

ウッディ大尉との挨拶を交わすブライト
ホワイトベースは宇宙戦艦へと改装されるとウッディは言い、さらに2番艦、3番艦がペガサス級として建造中という
ウッディがアムロに声をかけたいと言い、ブライトがアムロを呼ぶとガンダムのパイロットがこんな子供だったことに驚愕する

クルー達は医務室にて検査を行っていた
アムロは精密検査を命じられていたようだが…
一方、ジャブローの科学者達はニュータイプについて議論を交わしていた
そして、アムロを対象に研究を行おうというつもりのようである、そんなこととは露知らずアムロは研究室にやってくるのであった

ブライトとミライは、ジャブロー首脳による辞令を受ける
ホワイトベースは大反抗作戦の一翼を担い、ブライトが正式に艦長としての指揮をとるように命ずる
そのついでに、ミライに対しても軍人として働くことを薦めていたが、ミライのほうはあまりその気はない様子

「では 今日のところはこれで
 心配はないよ 『大反抗』は必ず勝利し戦争は終わる
 そうしたら オムコさんでも世話させてくれんかね?

 あ ああ フィアンセがいたんだったな すまんすまん ははは」

どうにも一言多いゴップ大将の態度に、ミライは少しばかり辟易している様子でもあった

295 :粗筋専用ハロ91:2014/09/17(水) 18:16:01.23 ID:???
アムロのほうは人間ドックのような設備でさまざまな検証を受けているようだ
呼吸器をつけられて眠っているアムロは、母親の幻影による悪夢にうなされていた

<なんてなさけない子だろう! おまえは!! せっかく会えたのにわたしをおいて
 戦争なんかおやめ!! あれは悪い人間のすることだよ!!>
<行かなきゃいけないんだあ!!>

マチルダさんを追おうとするが、母親の手が伸びてアムロを放してくれない
さらに血まみれのリュウが後ろからアムロを押さえつける

<まてよアムロ なぜハヤトを 殴ったんだ? ハヤトがオレのために泣いてくれたらいけないのか?
 あいつはいいやつだ グズだけどオレはあいつがかわいいんだ…>
<わかったよリュウさん! ごめんなさいはなして
 はなしてえええ!!>

不意に支えを失い、虚空へと落ちていくアムロ、その先には横たわるガンダム…

現実のアムロにも強い負担がかかり、研究者達は急遽実験を中止
この検査で判ったことはニュータイプは何らかの予知能力を持っているのではということだった

「ふん 確認するぞ! 軍の上層部が期待しているニュータイプの要件はなにか!
 一つに常人とはかけはなれた空間認識力
 二つにサイコミュを可能にする強い脳波
 それに加えて今度は 予知能力…か 研究を継続するとなると 複数の検査体が要るねっ
 ガンダムの貴重なテストパイロットをキズものにでもしたら このプロジェクトはすぐに解散だ!」

技術者達が部屋から出て行き、一人残されたアムロは深く息をつくのだった

<続く>

296 :マロン名無しさん:2014/09/17(水) 23:28:36.09 ID:???
いち読者でもきつかったから
かかわりの深かった人たちが次々にだし明日はわが身だし
アムロはもっときつかったと思うわ
そんななかしれっとミライさんに婿を世話するとか婚約者がいると口走るこいつには無関係ながら腹が立つわ
ミライさんまでとられてたまるかー

297 :マロン名無しさん:2014/09/18(木) 00:16:20.61 ID:???
ひょっとして“ジオンをたたくぜ、徹底的にな(全然徹底的じゃなかったけど)”もないんか?

298 :マロン名無しさん:2014/09/18(木) 07:03:18.91 ID:???
あれ、艦長倒れんかった。
ミライさんとのお忍びえっちはまずかったのか。

299 :マロン名無しさん:2014/09/18(木) 14:51:17.92 ID:???
さすがにガンダムで濡れ場は期待できない、、、かなw

300 :マロン名無しさん:2014/09/18(木) 16:27:03.42 ID:???
女性の肌が温かいのは幸せだと思った

301 :粗筋専用ハロ91:2014/09/19(金) 19:12:42.12 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 Y>

冒頭、アムロはウッディ大尉を探していた。現場のおっちゃんにどやされながら案内を受ける
ホワイトベースの大掛かりな改修を眺めつつ、何か手伝えることはないかというが、ウッディ大尉は専門の我々に任せろと返され、微妙な顔になるアムロ

「すごく大掛かりなんですね」
「そう見えるかい? でも基本的には装甲を厚くしているだけだ
 つまり 鎧を着せているというわけさ… WBに
 もっともこれで自重がかなり増大するから エンジンの推力を50%増しにする
 これが一番厄介な作業だが 順調に行っているよ
 艦橋前部に主砲塔を 艦尾にビーム砲を搭載 対空防御とあわせて火力は飛躍的に強力になる
 MSは従来どおり両舷に三機プラス1 ハンタンクは用兵上後部格納庫に 積むことになるな」

不意に、アムロはマチルダとはどういう関係なのかを聞くと、結婚を約束した間柄だという
アムロはマチルダが戦死したことを思い出し、ウッディに自分がもっとガンダムを使えれば、と謝罪する

「自惚れるんじゃあない!アムロ君!!
 私は君の腕が未熟だったためにマチルダが死んだなんて思ってはいない! 思いたくもないっ!
 いいかアムロ君! ガンダム一機の働きでマチルダが助けられたり 戦争に勝てるなどというほど甘いものではないんだぞ!」
「……でも…」
「全力を尽くしたのなら それでいい その時々に出来るだけのことをして つまらん後悔はしないことだ
 私は今マチルダが命をかけて護ったこのWBを 愛している
 だからこの修理と改装に 全力をかけている 人にはそれくらいのことしか できんのだ」

ホワイトベース隊の民間人組は、正式に軍人となるための辞令を受け取ろうとしていた
その光景に言いようのない違和感を覚えるアムロ

(なんだろうこれ……曹長とか伍長とか…
 規律とか 努力とか… 
 今までだって いいかげんにやってたわけじゃ ないのに……)

302 :粗筋専用ハロ91:2014/09/19(金) 19:13:08.89 ID:???
リュウさんが二階級特進の辞令を授けたとき、アムロは上官に向き直る

「それだけ……なんですか?
 死んでしまってから階級がどうとか…
 戦ってるときはなにもして くれないで
 こんな形ばっかりじゃなくて! もっと!
 気持ちのこもった言葉でなにか言ってください! 『ありがとう』とか 悪かったとか!!」

ブライトが止めるがアムロの不平は収まらない
上官が殴りかかろうとするもアムロは軽く避ける
避ければ営倉入りだといわれ。二回目のビンタを思い切り受けてしまった

フラウがアムロの腫れた頬を治療してると、セイラが外のホワイトベースを眺めていた
アムロが言うには外に見えるのは7番艦の「アルバトロス」らしい。すでにそれほどの数が建造されていたのだ
キッカたちの話題に切り替えると、子供達はそろって逃げ出してばかりだとフラウは言う
とはいえ、ホワイトベースに乗せるわけにも行かず頭を抱えた様子のフラウだった
セイラはアムロに処方されていた薬を眺めると、問題ある薬として捨ててしまう
病気じゃないのだから飲む必要もないし、検査だって受ける必要もないとセイラは言うのだった

ホワイトベースクルー一同はレビル将軍の訓示を受けようとするところであった
が、不意にその横を子供達三人が逃げ回っていて、事もあろうにレビル将軍のほうへと向かっていく
将校達がレビルをかばい、子供達に思い切り激突する
さらにレビル将軍の頭にハロが直撃。真っ青になるブライトとヒステリックに追い回すフラウ
するとハロに足をとられ、レビル将軍を押し倒す形になってしまった
その光景に、ブライトはがっくりと肩を落とすしかなかった

303 :粗筋専用ハロ91:2014/09/19(金) 19:13:35.58 ID:???
ジャブロー外部のジャングル、川辺に泊めてあったボートにジオンのアッガイが停泊する
その見た目の第一印象に、ひどいものだと評価するシャア
赤鼻の報告から、沼の底は地下水脈に繋がっていることを確認する
今のところ通り抜けるのは無理だが、アッガイの器用な手先から何とか出来そうという
これにシャアも確かに掘り出し物と、アッガイの評価を改める
ドレンを呼び出し、カラカスへの連絡を支持する

「詳細を伝える必要は無いぞ ただこう言ってやれ
 次の満月の夜 ジャブローが 開く―――と」
「『ジャブローが開く』ねえ なるほど…
 ただ あいつにわかりますかねえ そんな高級なシャレが」
「わからなければそれまでだ どのみち キシリア殿にニラまれていてはあいつも長いことはない
 生き残るのだ 最後に選ばれたものだけが この 裁きの時代に…」

<続く>

304 :マロン名無しさん:2014/09/19(金) 20:54:30.66 ID:???
しかしシャアも意外にぬかりないな
ちゃっかり現地人から情報ゲットか

305 :マロン名無しさん:2014/09/19(金) 21:51:07.42 ID:???
将軍はフラウのぱんちい見たんだろうか

306 :マロン名無しさん:2014/09/19(金) 21:56:01.08 ID:???
ひょっとしてスレッガーさんもう来ちゃうの?

307 :マロン名無しさん:2014/09/19(金) 22:57:43.69 ID:???
アッガイかわいいwww

年とって思ったんだがフラウみたいな若い女の子にああいうふうにぶつかられたら
自分が最高権力者でもニヘっとして許すしかないわ・・・
若かったらこいつ無礼なとか何とかいいそうだけど

308 :マロン名無しさん:2014/09/19(金) 23:30:06.74 ID:???
せやな

309 :マロン名無しさん:2014/09/20(土) 22:07:49.53 ID:???
やっさんはフラウとかカイの色々な表情描くの楽しそう

310 :マロン名無しさん:2014/09/20(土) 22:49:14.08 ID:???
もう本格的にジャブロー編の内容に入ってしまったな。ゴッグやグラブロの活躍は無いのか。

311 :マロン名無しさん:2014/09/21(日) 10:34:10.87 ID:???
ガンダムカフェのジャブローコーヒーを思い出した
現地の旦那は飲んでいたかもね

312 :粗筋専用ハロ91:2014/09/21(日) 21:33:22.62 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 Z>

シャア達ジオンの軍人は、ジャブローの蛮族と話していた
蛮族たちは連邦軍を追い出し、ジャブローの自然を自分達のものとしたいつもりのようだ
その後ジオンもジャブローから去るという約束を取り付けるが、族長がひとつの疑問を投げかける

「ジオン・ズム・ダイクンというジオン建国の王は 人間は皆地球を離れて宇宙に住むべきだと言ったそうだな?
 人間が住むことで地球は汚れるから人の住まぬ聖地にするべきだと
 ジオンは連邦に勝った後 我々をも宇宙に連れて行くのではないか?」
「それはちがう ダイクンが言われたのは 母なる大地を穢す営みをやめない人間達のことだ
 連邦のジャブロー建設に一切協力せず昔ながらの生活を守り続けているあなたたちの部族こそ
 この大アマゾンの主にふさわしい
 よりによって地球生命の源ともいうべきアマゾンを 破壊し軍事基地化し
 そこに逃げ込んだ卑劣な連邦軍司令部を叩き潰すのは あなた方の精霊の望む戦いでもあるだろう」

不意に銃声が響き渡る、ジオン兵が蛮族たちに銃の使い方を教えていたようだ
アッガイたちが前進すると、釣られて蛮族の子供達もアッガイに駆け寄る。赤鼻はその様子に気が気でないようだった

アムロはコアトップの脱出シミュレーションを行っていた
シミュレーターを降りると、アムロは重力下でのコアパーツ使用はあまり意味が無いのではという
一応メモを取っておく技術者、アムロが問いただすが微妙に濁されてしまった
コアパーツの実機に目を通しつつ、メンテ中のガンダムを上から眺めていた
半月はガンダムに乗れないと言い、どこかさびしそうなアムロ

313 :粗筋専用ハロ91:2014/09/21(日) 21:33:48.10 ID:???
地下水脈をジオンの水中MS達が静かに進んでいく
水脈から浮上して、ジャブローの洞窟へとたどり着くシャア達
一方のガルシア司令は、深夜の眠りをジャマされ不機嫌そうに伝令を睨みつける、が
伝令が持ってきたジャブロー潜入成功の報告を見て少しずつ顔色が変わる
次の満月の夜、ジャブローが開くの報告に、ガルシアが現在の日にちと逆算していく

「一月前 次の…満月の夜… ジャブローが……
 …… ………
 おおおおお でかしたっ!! いや だ し ぬ か れ た あ !!」

ジャブローの幼稚園、カツレツキッカが楽しく遊んでいると一人の子供がつっかかる
父親と母親のことを思い出して、キッカが泣き出す。レツが子供を殴りつけると大きなたんこぶが出来て泣かせてしまうが、キッカはそれよりさらに大声で泣き出してしまう
職員さんに見つかり、またもや逃げる三人組。アムロが知らせを受けてフラウと共に探しに回る
子供達は洞窟の奥へと逃げ込んでいく、職員が呼びかけるが聞き入れずさらに奥へと進んでいく

ちょうどその真下、赤鼻のアッガイが子供達に気づき姿勢を屈めてやり過ごそうとする
アッガイを橋にして洞窟を渡り終えると、ジオンの工作員達もジャブローへの潜入を開始する
子供達が大きな建物を見つけ、そこにこっそり入り込むと、キッカが声を上げる

「あーっ 見て!ガンダム!! 
 ?! ちょっとちがうみたい」
「だね それに…いっぱいある………」
「何か書いてある RGM−79 …ジム」
「ジム? そういえば…だいぶちがうねえ
 アムロ兄ちゃんたちしってるのかなァ こんなのがあるっていうこと…」

すると、キッカが不意に人影に気づき、逃げようとするがジオンの工作員に逃げ道を阻まれてしまう
多数のジムが見下ろす中、子供達の悲鳴が響き渡る

<続く>

314 :マロン名無しさん:2014/09/21(日) 21:53:42.14 ID:???
前回
>「『ジャブローが開く』ねえ なるほど…
>ただ あいつにわかりますかねえ そんな高級なシャレが」

今回
>次の満月の夜、ジャブローが開くの報告に、ガルシアが現在の日にちと逆算していく
>「一月前 次の…満月の夜… ジャブローが……
>…… ………
>おおおおお でかしたっ!! いや だ し ぬ か れ た あ !!」

ごめん・・この箇所ボウヤだから分かりません
赤鼻さん教えてください

315 :マロン名無しさん:2014/09/22(月) 18:07:24.22 ID:???
シャアさんもしかし危険よのお
潜入してその後ガルシアの攻撃で浮足立ったところで脱出に利用させてもらおうという心づもりなんだろうけど
だったらなぞかけなんかだとわかってもらえないおそれあるじゃないのよ

316 :マロン名無しさん:2014/09/23(火) 08:15:11.04 ID:???
ガルシアたんなんかかわいいぞw

317 :マロン名無しさん:2014/09/23(火) 09:14:26.73 ID:???
やっさんはガルシアの描くのが楽しそう
アホにでもブサイクにでも崩しても影響ないもんな

318 :粗筋専用ハロ91:2014/09/23(火) 17:35:06.56 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 [>

「ついに決戦のときが来たのである! 今日の日を待ちに待った兵士諸君よ! いざ 共に往かん!
 公国の興廃この一戦にありっ!! 心してかかれ! オデッサで惰眠をむさぼるマ・クベ司令部にっ
 我が軍団の精強ぶりをみせつけてやれっ!!
 ジャブローを 叩き潰すぞおっ!!」

 潰すぞぉー ぞぉー ぞぉー ぞぉー

ガルシア司令が兵達を鼓舞するための演説を行っていた
大量のザクと装甲車をガウに搭載させつつ、自身もガウへと乗り込んでいく

「やっと来た いい風が吹いてきた…
 ジャブローを陥せばオレはこの戦争での最終勝利者だ 中将…いや大将昇進だ!
 そうしたらあのマ・クベのヤツを アゴで使いまくってやるわいっ!!」

高笑いをあげながら、ガウに搭載されたアッザムへ乗り込むのであった

ジャブローでは、ジオンの工作員が爆薬をセットして撤収をする
取り残された子供達は、レツがどうにか縄を食い破り脱出に成功
3人で爆弾を探し回り、あらかた改修するとレツが重機を見つける
爆弾を積み込み、レツが動かそうとするがその場でぐるぐる旋回してしまう
悲鳴を上げながらアクセルを踏み込んで、扉をぶち破り外へと出てしまう
カイが入り口前で兵士と揉めていると、不意に三人組の重機が思い切り突っ込んでくる。アムロがその後を追っていく

「カツ!レツ!キッカ! まてえ!! 停めろレツ!」
「 停 め た い け ど ど う や っ た ら い い か わ か ら な い 」
「どうしてそんな車に乗ってるんだあっ!?」
「ジオンのバクダン捨てにいくのォっ!!」
「爆弾!? フラウ 運転かわれ!」

319 :粗筋専用ハロ91:2014/09/23(火) 17:35:32.99 ID:???
フラウにハンドルを任せアムロが重機に乗り移ると、まず子供達をカイの車に投げ出して避難させる
そして自分も重機を洞窟の未工事区画に投げ出し、どうにか事なきを得るが、アムロはこれをジオンの攻撃だと確信する

一方、ジャブローの機械室にも工作員が入り込み、中の兵士を処理するとジャブローのゲートを開く
駆けつけたガルシアは歓喜の涙を滲ませながら、開いたゲートに爆撃を開始する
攻撃を受けたことで司令部は大騒ぎになっていた、レビル将軍も着替えを済ませ指示を出し始める
ジオンのモビルスーツ部隊がパラシュートで降下しつつ、ガルシアも自らアッザムを駆り出撃をする
(なおアッザムの画は夏元 雅人先生からの借り物でした

新型のジム隊も戦場へと向かい始めていた
ジムのパイロットの一人が何て初陣だと愚痴りつつ、部下達に指示を出す

「エトゥル! ウォン! ミッチ! 聞こえてるな!?
 緒戦一発で決め科白をとるぞ! ジム乗りが見たけりゃスレッガー小隊を見ろってな!!」

ジム達が格納庫から出撃を始める
職員が子供達を避難誘導する横で、ジムの巨体が足音を響かせていた

赤鼻がはシャアへの報告をしている最中であった
何故爆弾がほとんど処理されてしまったのかわからなかったが、ひとまず撤退の命令を受ける
しかし、アッガイの目の前にジムが立ちはだかる
腕を振り下ろし襲い掛かるが、ビームガンをゼロ距離でうけて赤鼻のアッガイは撃破されてしまった
赤鼻の通信が途絶え、やられたことを悟るシャア
シャアのズゴックも行動を開始しようとしていた

<続く>

320 :マロン名無しさん:2014/09/23(火) 21:02:42.20 ID:???
>オレはこの戦争での最終勝利者だ 中将…いや大将昇進だ!
とりあえずこのやかましいお人は昇進しないということかね安心した

>高笑いをあげながら、ガウに搭載されたアッザムへ乗り込むのであった
このテンションはなんかダブルゼータの髪が二色のジオンの女を髣髴とさせる
親戚じゃないだろうな

321 :粗筋専用ハロ91:2014/09/25(木) 17:58:17.09 ID:???
<機動戦士ガンダム THE ORIGIN ジャブロー編 \>

ガルシアのアッザムとモビルスーツ隊がジャブロー坑道を進軍する
ガルシアはアッザムの威力に高笑いを上げながら奥へ奥へと進んでいくと、隔壁にさえぎられる
側面をガンキャノン部隊に攻撃され、反転して攻撃を開始するが、このキャノン隊は連邦の囮部隊であった
レビルはガルシアを定見のない男と評し、アッザムとモビルスーツ隊を切り離すように作戦を指示
一方アムロも、復旧したジムを担当し、防衛に当たろうとしていた

ジオンのザク隊が連邦のMS集団による攻撃を受ける
浮き足立つザクの頭を、スレッガーのジムがビームサーベルで突き刺した

「おおっといけない いきなりミスっちまったぜベイビー
 見てたなあっ!? 今のは悪い手本だ!
 コクピットを突け! 動力炉をやるとあとが厄介だぞ!」

乱戦になりながらも着実に戦果を上げるジム部隊
ジオン兵はジムを連邦の『白いヤツ』と誤認して浮き足立っていた

ガルシアのアッザムは広い坑道に出てきた
照明弾でも辺りが見えず、ガルシアが外に出て暗視スコープで外の様子を確認しようとする

「ふうむ…果たして四方 みな漆黒の闇だが…
 こうして 見渡せば…ん!?
 ? ……? 工事中…?」

その時、不意に洞窟の天井が爆発し、広い坑道を丸ごと押しつぶす
哀れガルシアは天井の崩落に巻き込まれつぶされてしまった

322 :粗筋専用ハロ91:2014/09/25(木) 17:58:46.98 ID:???
ザクの集団も浮き足立って逃げ回るばかり、隊長が押しとどめようとするがもはや手遅れ
ゲートの縦穴に押し戻され、その上にジムの部隊が完全に包囲していた
レビルは決着がついたことを確信するも、ドックのほうに攻撃を受けている報告が飛び出した
建造中のホワイトベース型が攻撃を受け、アムロものジムもドックにたどり着き守りにはいる
すると一機見方のジムを確認するが、アムロの目の前でズゴックによる攻撃を受け撃墜されてしまった
アムロは直感的に、相手がシャアだと悟る。ビームガンで応戦するが遠距離では拡散して使い物にならないと判断
銃を捨てサーベルを抜く、向かってくるズゴックに切りかかるが僅かに反応が遅く、逆に蹴り上げられる

「ん!? 今の身のこなし…」
「ガンダムだったら 今の間合いで!!
 反応が遅いんだっ! システムは同じなんだろうけど!」

二機向き直り、盾を捨ててズゴックへ突進する

「ほおお 今度は盾を捨てるか
 そんなところも 『やつ』に! 似ている がっ!」

シャアのズゴックは切りかかろうとするのを体で受け止め、ジムを蹴り飛ばす

「つまらん やはり『あれ』とはちがう
 ほんの一瞬だけおまえごときを買いかぶった」

323 :粗筋専用ハロ91:2014/09/25(木) 17:59:13.15 ID:???
倒れたジムに止めをさそうとクローを向けるが、その背後からミサイルを受ける
ウッディ大尉のファンファンがシャアのズゴックを止めようとするが、クローを振り下ろされ、はたき落とされてしまう
しかし、アムロが咄嗟に隙を突いてズゴックの右腕を切り落とす
バランサーもやられ、シャアのズゴックは洞窟の奥へ退いていった

縦穴では包囲したジムによる制圧射撃が行われていた
コクピットから脱出するジオン兵もお構いなしにビームガンで撃ち抜く
縦穴の下は地獄絵図となっていた
ホワイトベースのクルーも歩兵として防衛任務につき、セイラが洞窟を探索していると何かの気配を感じる

「やあ やっぱりおまえだったのか」

その言葉にセイラは驚愕する。声の方向を向き直るとそこにシャアが立っていた

「おまえは テキサスコロニーにいるはずではなかったのか」
「にいさん…こそ あの… やさしかった キャスバル兄さんが…
 赤い彗星 シャアだったなんて…」

兄との再会に涙を流すセイラ。シャアは軍を離れるようにセイラに言う
しかしそこにミライが駆け寄り、遠間からシャアを見つけると銃撃を仕掛ける
シャアは洞窟の奥に逃げていく。ミライがセイラに心配そうに駆け寄った
ミライが声をかけるが、セイラは動揺が隠せず気の無い返事しか出来ずにいた

縦穴の下は無数のザクの残骸が点在し、煙を吹く
ジャブローの攻防戦は連邦の勝利をもって終結したのだった

<続く>

324 :マロン名無しさん:2014/09/25(木) 18:12:53.33 ID:???
ここでアッザムとは…
しかしどう見ても拠点防衛とか向きのマシンであってこういうところに攻め込むモンじゃないよな

325 :マロン名無しさん:2014/09/25(木) 20:35:00.32 ID:???
え?ガルシアもう死んじゃったの?

死んだら死んだでがっかりだよ……でもこれで軌道元通りになるのか?

326 :マロン名無しさん:2014/09/25(木) 21:16:15.21 ID:???
実はセイラシャアの邂逅はここが初なんだよなこれでは

327 :マロン名無しさん:2014/09/25(木) 21:48:58.60 ID:???
原作とごっちゃになってきて分からなくなってきたぞ・・
ぐちょぐちょ野郎と話をして生きてたのねにいさんと涙を流して・・
地球に下りてジャブローが開いて今やっとちょっと見かけたってことね

328 :マロン名無しさん:2014/09/26(金) 09:28:32.61 ID:???
なにげにスレッガーさんがジム乗りに!

329 :マロン名無しさん:2014/09/26(金) 21:50:08.37 ID:???
スレッガーさんはタフガイだから何でも似合うな

330 :マロン名無しさん:2014/09/27(土) 00:09:16.93 ID:???
サーカスとかキリア出てくるんかな

331 :粗筋専用ハロ91:2014/09/27(土) 18:51:38.15 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 T>

ホワイトベースの損害は幸いにも軽微ですんでいた
ウッディ大尉への感謝をしつつ、ブライトは大反抗作戦の訓練に入るようアムロに指示をだす
ふと、アムロはシャアが帰ってきたと報告、その横でカイが紙飛行機を飛ばしていた
紙飛行機は空中でUターンし、階段を漂い落ちていく。そこに複数の兵士が向かってきていた
落ちた紙飛行機に足を止めて先頭の兵士がカイに声をかける、ホワイトベース隊に転属となったスレッガー隊である
スレッガーがさっそくミライに声をかけるが振られてしまった、笑うカイに紙飛行機を返すと額に刺さってしまった
アムロと握手をすると、セイラのほうを見やる

「フウウン… あんた 男のことで悩んでる相がでてるぜ
 ハハハハ よおっ 俺達の寝ぐら どこ!?」

その言葉に、セイラはシャアの言葉を思い出して、悲しそうな表情を見せる

ここから、物語はUC0068年に遡る
サイド3のムンゾ自治共和国、ジオン・ダイクンが演説の間際、突如倒れこむところから始まった
まだ子供のダイクン兄妹が、母と共に父親の亡骸と立ち会う、その光景にアルテイシアは悲鳴を上げた
外では市民達の暴動が起きていたが、連邦のガンタンクの暴動鎮圧に市民は逃げ惑う
デギン・ザビはダイクンの妻アストライアに御悔やみの言葉を申し上げつつ、後事は自分を頼るように言う
だが、そこにジンバラルがアストライアをつれて、デギンこそが暗殺の犯人であると主張する

「ラル様 今ここで 子供達の前でそのようなこと」
「いやっ! 御子達にこそ 知っていてもらわねばならん!
 御父様は殺されたのですぞ! ザビ家の連中に!」
 
ひとまずダイクン一家をラル家が匿うことになり、息子のランバ・ラルが避難を先導することになった
まだ若かりしころのランバ・ラルは、ダイクン家と対峙して少々緊張気味の様子

332 :粗筋専用ハロ91:2014/09/27(土) 18:52:03.58 ID:???
外では暴徒達の火炎ビンによる抵抗も意に介さず、暴徒の群れを放水で一掃する
同じころ、ラルの装甲車が検問をぶち破るが、その先で暴徒の群れに捕まる
ラルが機銃で暴徒を散らそうとするが、まるで効果が無い
むしろダイクンの家族を一目見ようと野次馬たちが車を囲む有様
ブチ切れたラルが暴徒達に機銃を向けようとすると、そこにキシリア・ザビの騎馬隊が現れる
キシリア率いる騎馬隊が暴徒達を追い散らしていくのであった

「それで!?おまえはそれをそのまま 見逃してきたのか!?」
「はい ランバ・ラルごときと三人を奪い合うのも大人気ないと思い」
「ダイクンの遺児がラル家に奪われるのに おまえは みすみす…
 馬鹿者ォ!!」

ザビ家次男、サスロ・ザビがキシリアの頬をはたく
ドズルが止めようとするが、サスロの激昂は収まらない

「せっかく苦労して ダイクンの死を連邦の暗殺と思わせる世論操作が
 うまくいきかけているのいうのに余計な手出しをさせて! どんな邪魔をしてくるか知れないぞ!!」
「ジンバ・ラルの出方には 注意しておく必要があるな」

サスロはジンバ・ラルがどんな悪知恵を思いつくかを警戒していた
ギレンが最終的には息の根を止めるように、ラル家に引導を渡す必要があるとまとめて、兄弟達を連れて外へと出て行く
その後ろを、口端から血を流すキシリアが冷たい目で見ていた

ジオン・ダイクンの国葬にて、ザビ家とラル家は横目でにらみ合いをしていた
一方、まだ子供のガルマがキャスバルを見ていたが、目配せをされて慌てて正面を向き直る

333 :粗筋専用ハロ91:2014/09/27(土) 18:52:36.34 ID:???
国葬の最中、ザビ家の車の中でドズルがサスロに意見する

「サスロ兄… あれはやりすぎじゃなかったかな」
「なんだ?キシリアの例のことか?
「そ なにもひっぱたかなくても…」
「あれでも足りんくらいだ! 近ごろのあいつはいい気になっている!」
「ま… そうだが… でも 兄弟なんだから 仲良くしたほうが…」
「ドズル!! 顔に似合わぬその人の良さがいかんのだ!!
 いいかっ! これからの熾烈な殺し合いの政局 そんなふうでは―――

不意に、サスロたちが乗っていた車が爆発をおこす
それを見たガルマが悲鳴を上げるが、キシリアがガルマを諌める

慌てて消火に駆けつける兵士たち
燃え上がる車の中から、ドズルが車を蹴破る
体中傷だらけ、血まみれのドズルが吼えた

「く そおお サスロ兄が殺られたあ!!
 誰がやったんだああっ」

<続く>

334 :マロン名無しさん:2014/09/27(土) 21:18:28.47 ID:???
シャアセイラ編って何?!

335 :マロン名無しさん:2014/09/27(土) 21:56:12.68 ID:???
サスロ顔見世だけとはいえ登場か

これやっぱキシリアの謀殺なんだろな
叩かれたのを根にもってではさすがにないだろうけど

336 :マロン名無しさん:2014/09/27(土) 22:30:12.18 ID:???
>>335
このわけのわからん展開を読んでその冷静な感想
ひょっとしてキシリア様?

337 :粗筋専用ハロ91:2014/09/29(月) 17:59:11.00 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 U>

血まみれで激昂するドズルを抑える人だかり
脅えるガルマをキシリアが抱き寄せながら、その様子を睨みつけるように見ていた

[サスロ・ザビ国民運動部長暗殺!!]
[ザビ家に打撃 後継者の一人失う ドズル氏も負傷 対立するラル家が関係か?!!]

メディアはどこもラル家がサスロを殺しているかのように報じていた
ジンバ・ラルがデギンの陰謀に違いないとわめき立てるが、ランバ・ラルがそれに異を唱える

「ランバ!! なんだ!? おまえまでわしを疑うのか!!?」
「いや そうじゃないが… デギンに息子が殺せるかな…
 それだけの理由で サスロはいけすかないヤツだが仕事ができて
 デギンも長兄のギレンも重宝していたというじゃないか
 ダイクンのことにしても 連邦に殺されたのだと大衆は思っている
 サスロの暗殺とは結び付けられない」

そこに、使用人の一人から報告が入る。門の前に暴徒が集まっているという
その言葉通り、外では物々しい雰囲気のなか、暴徒達が門前で叫びたてる
石を投げられ使用人の一人が銃を取り出す。それを止めようとした男が、向かいの建物から狙撃を受けてしまった

338 :粗筋専用ハロ91:2014/09/29(月) 17:59:37.08 ID:???
ランバ・ラルがダイクン一家に呼び出される、ラルを迎えたのはアルテイシアの涙であった
その様子を見たラルがアルテイシアに気を使うが、アルテイシアの心配は別にあった

「ルシファがひとりぼっちだから… 心配なの」
「ルシ ファ?
 ネコ? でありますか?」

アルテイシアは飼い猫のルシファが心配でならなかった
ラルは、快くルシファをつれてくることを引き受けると、アルテイシアは感謝のキスで応えた

「あ いけない!ルシファは知らない人ひっかくよって
 教えてあげるの 忘れてた…」

夜の市街地ではいたるところで暴動とザビ家をたたえる声が蔓延していた
その様子をギレンとデギンが眺めている、デギンはそろそろ暴動を鎮めないといけないとギレンに言う
民衆はデギンの名を叫んでいるが、連邦に口実を与えたくないデギンは動きを見せようとしなかった
そこに全身包帯をまいたドズルがやってきた
ラル家の最後を見るのは痛快と、豪快に笑い飛ばしていた
両の手をがつんと合わせて気合を入れるドズル   両腕も大怪我なのを忘れてたためのた打ち回っていたが
さておきデギンは、ラル家を追い詰めすぎると禍根を残さないかを危惧していた
同時に、ギレンに腹芸も身につけるべきであると諭す

「つくってやれ 逃げ道を 寛容になれるのは勝者の特権だ
 長かった歴史の一章が終った ダイクンもジンバ・ラルも過去の人になった
 ザビ家のみがこれからの歴史に責任を追うのだ」

市街の裏通り、チンピラがおっさんを引き止める
ラル家かどうかを確認しようとするが、そうとう呑んでるようでその匂いに怯むチンピラ
軽口を叩きながらおっさんを見逃すチンピラ おっさんが一つのバーに入り込もうとすると連邦の兵士 タチ少尉に止められる
そこでタチがはじめておっさんがラルだと気がつく

339 :粗筋専用ハロ91:2014/09/29(月) 18:00:34.99 ID:???
店にはいろうとするラルから察したのか引き止めるタチ少尉、ハモンを危険なことに巻き込ませたくないようだ
だが、ラルの一喝を受けて押し黙るしかなかった。店に入るとバーテンのクランプが出迎える
ハモンと奥の部屋にはいっていくのをタチ少尉は見てることしか出来なかった

ランバ・ラルはハモンに父親を地球に逃がすよう頼む
地球には父だけが行くのかと問いただすと、もっと厄介な客もいっしょになるかもしれないという
ハモンの通関局のつてを使えばどうにか出来そうではあった、またタチ少尉もドッキングベイ配属のため使えるかもしれないというが
頼りないタチ少尉の姿に、ランバ・ラルはどうにも不安そうだった

眠りつく子供達を見て、アストライアは物思いに耽る
この子達はなぜダイクンの子に生まれたのか あの人のように苦しむのか 心配でならなかった
アストライアは、ジオン・ダイクンのことを思い出す

ダイクンがアストライアに演説の書類を見せようとするが、突如これではダメだと書類を投げ捨てる
アストアイアが疲れてるから少し休もうというがダイクンは耳を貸さない

「私に寝ていろというのかい? それでは… 寝ている弟子達を起こすことが出来ない
 昔 イエスの弟子達は 彼が祈っている間に三度もいぎたなく眠った
 鳥の声が夜明けを告げるまでに三度も… わかるね アストライア わたしは明日
 ゴルゴダの刑場にひかれるんだ そして十字架の上から世界につげ知らせるんだ
 地球生命体<ガイア>の怒りに触れた罪深い者達は まもなく天から降る業火に灼かれ
 死滅する運命にあるということを!!」

不意に、ダイクンが子供達の心配をする
ダイクンはアルテイシアの寝顔を見て、涙を流す。アルテイシアを静かに抱きかかえると、頬ずりをするのであった―――

不意に銃声が響き、物思いに耽るアストアイアを醒ます
外ではキシリアがキャスバルと話がしたいと言ってきたのだ
当然ジンバ・ラルがつまみ出すように命ずるがすでに中に入った後、慌しく騒ぐがキャスバルは気丈にもキシリアに会うという
使用人を外に出し、二人きりで話し合うキシリアとキャスバル

340 :粗筋専用ハロ91:2014/09/29(月) 18:01:03.18 ID:???
今町では多くの争いが起きている、何故こんなことになったのか
それにはジンバ・ラルがサスロが殺したから、サスロが殺された原因はダイクン家がここに逃げ込んだからとキシリアが言う
それに対しキャスバルは、父をあなた達が殺したから始まったのではないかと言い返す
ひとまずこの話はキシリアが折れ、本題に入る
キシリアはダイクン家に用意された屋敷に帰れば、今の町の暴動を収めるという
外で聞いてたジンバ・ラルがいきり立って中にはいろうとするのを必死で使用人たちが止めていた

「ボク達がいなくなってもここの人達にひどいことをしないと約束するなら
 ボク達は家に帰ります でも サスロさんのことはもう言いというけど 
 それじゃあ 父を殺したことはどうなるんですか!? ボクはもういいなんて言わない! ボクは
「またそのことを!!」

キシリアがキャスバルを押さえつける
ソファにキャスバルを押し倒し、キャスバルをおさえるキシリア

「声を上げるだろうとおもった… なぜ今声をあげなかったの?!
 声を上げて助けをよんでもいいのよ それとも私がこわくないの?!
 誰も自分にはひどいことしないとおもっているのなら それはちがうのよキャスバル坊や」

キシリアは手錠を取り出すと、キャスバルの手にかけてしまった
しかしそれでもキャスバルは気丈とした態度を崩さない

「こわくなんかない ボクはダイクンの子だぞ
 誰にもボクにはこんなこと できないんだ!」
「デギン・ザビが今はこの国で一番えらいのです
 デギンの命令ならあなたを縛れるのよ」

「…… でもボクは ジオン・ズム・ダイクンの子だ
 大きくなってすぐにまた デギンやあなたたちを従えるんだ!
 キャスバル・レム・ダイクンが命令する! これをはずせ!!」

<続く>

341 :マロン名無しさん:2014/09/29(月) 19:58:44.90 ID:???
キシリアSMプレイwww

342 :マロン名無しさん:2014/09/29(月) 20:28:02.25 ID:???
遊んでやったことをお忘れかって
キシリア様そういう遊びなのか……
忘れられないだろうしバレたら手が震えるのも分かるよ…
それにしても軍服似合うなあ
りりしい軍服姿があの変なマスクマントに進化した謎も描いてくれるのかな

そしてやっぱりラルはロリのケがあるなちゅーされて陥落…

343 :マロン名無しさん:2014/09/29(月) 20:35:14.93 ID:???
クランプさんノリノリやな
しかし国民運動部長て何ぞ?

344 :マロン名無しさん:2014/09/29(月) 21:16:31.75 ID:???
デギン・・息子を殺せないごくふつーの親父・サスロは仕事できるから重宝していた
ギレン・・仕事が出来るサスロを重宝していた


サスロ暗殺の真犯人は一番怪しくない人物すなわち
わざと自分も同乗して疑われないようにしたドズル

345 :マロン名無しさん:2014/09/30(火) 13:05:30.87 ID:???
みた感じサスロは急進的すぎるし兄や妹からは危険視されるんじゃないかな

346 :マロン名無しさん:2014/09/30(火) 21:01:05.40 ID:???
じゃあサスロの後ろ盾は気のいい父ちゃんしかいないじゃんかw
ギレンとドズルを足して二で割ってキシリアを隠し味に加えた感じかね
危険分子は粛清されてお坊ちゃまの末弟は兄姉に危険視されずのんびり育った、と…

347 :マロン名無しさん:2014/09/30(火) 21:10:19.02 ID:???
ザビ家でアイドルとして出せるのはガルマくらいだしな
ドズルも人気は高そうだけど

348 :マロン名無しさん:2014/09/30(火) 21:41:38.85 ID:???
ハモンさんの職業は何?マダム?コンパニオン?歌手(流しの?専属?ってあるの?)?
クランプがバーテン?クランプはオーナー?
ますますわからなくなってきたよ?
みんな年いくつなの?

349 :粗筋専用ハロ91:2014/10/01(水) 19:20:24.30 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 V>

「キャスバル畏るべしと 申し上げましょう
 強く出てどう応えるか 並みの子供のように怯えるか 大人を呼ぶかなら可しと試みましたが
 どうして 怯えるどころか たいした胆力です
 逆に私を威嚇しました 今に見ていろと 若干十一歳で」

キシリアは庭の剪定をするギレンに、前回のキャスバルの行動を報告していた
まだ少年のキャスバルを脅威と見なし、早めに亡き者とするかサイド3からの放逐をしなければとみていた
しかしギレンに睨まれるとキシリアは意外とあっさり引き下がる
ギレンもダイクン家の処置は考えており、キシリアには余計なことをするなと釘をさしておくのだった

ダイクン邸の前で、ダイクン一家が偉そうな女性のローゼルシアを出迎える
ローゼルシアがアストライアを自室に呼び、その場を離れる アルテイシアがその背中に向かって舌を出してやった
アストライアには、離れの塔に移るように言う 塔に目を向けつつ、ローゼルシアが在りし日のことを思い出していた
アストライアを一瞥すると露骨に馬鹿にしたような態度で接する
それに対し、自分はダイクンに気に入られて子を産んだだけではない
キャスバルもアルテイシアも、ダイクンの跡継ぎとして恥ずかしくないように立派に育てたと言い返す

「ほおお ずいぶんえらそうな口をきくようにおなりだこと
 では言ってごらん! "人の革新"とはどういうことか!
 言ってごらんなさいよっ! スペースノイドはどう変わってきたか! 地球人とどこがどうちがうか!
 人はなぜ地球に住み続けてはいけないのか! 答えられまいさ… あんたになんか判るわけがない…
 若かったころダイクンを囲んで私や仲間達はよく議論したわ あの頃がなつかしい…
 むずかしい哲学書や科学の文献を読みあさって 遊ぶことも寝ることも忘れて 使命感に燃えて…
 ダイクンに 私のできることはなんでもしてあげた…… ただひとつできなかったのは 子供を作ることだけ…
 でも それがなんなのっ! 子供ぐらい!! 子供が 出来なかったことくらいでっ
 どうしてあんたみたいな商売女に わたしが 負けなきゃあいけないのっ!!」

350 :粗筋専用ハロ91:2014/10/01(水) 19:21:23.53 ID:???
最後のほうは泣きながらわめきたてるローゼルシア、アストライアはその言葉に応えることができずにいた
不意に持病の発作が起きるが、すぐに使いのものにクスリを差し出されどうにか落ち着く

「あの……ローゼルシア様 塔のおうちのほうには 子供達も いっしょに……?」
「ダイクン家の跡継を住まわせておけるわけがないじゃないの…あんな所に…
 でも 今晩一晩くらいはいっしょにすごすがいいさ… 私の 特別のはからいだよ」

ランバ・ラルが屋敷に戻ると、家の中はすっかりもぬけの殻となっていた
ぐちぐちいいながら廊下をあるくと、一人の女性から手紙を渡される

「なにィ 『アストライアが塔に入った―― 母子が一緒なのは今宵限り…決行するなら今…』
 こんなモノを誰がっ!」
「私に 託しましょうや?」
「…おまえか 悪いイタズラだ」

声をかけたメガネの女性はハモンであった ラルに現状を報告し、どうするかをたずねる
ザビ家が二人の成長を待って権力を告がせる可能性も思案するが、ハモンが300%無いと言い放つ
同時に連れ出すのも300%の確率が無くてはできないことだが、ハモンには無敵の運搬手段を用意してあるという
地下室に立てこもった父親の元へ向かい、地球の亡命の手はずが整ったという、その言葉に泣きながら息子へと抱きつくジンバラルだった

「地球に行ってからの身の処し方は 父さんが自分で決めろ
 俺たち残るものの事を考えるもよし そうしないもよし…
 …なんて格好をつけてみてもせんない なるようにしかならんだろうな たぶん………」

その夜、ダイクン家が塔へと入る アルテイシアがはしゃいでいると、アストライアが大事な話があると子供達を呼び寄せる
塔の外で話を聞いたアルテイシアが驚いた大声を上げた

「しっ! 大きな声を出さないで 誰にも聞かれてはいけないの! わかるでしょう こわい人達に知られてしまったらおしまいなのよ!
 お母様も貴方たちも 大変なことになるの!」
「…どおして? お母様は行かないの?どうして?
 やあだあ そんなの… いやだ いやだ いやだ ちきゅうへなんか行かない! お母様といっしょでなきゃ いやだ!!
 いやだ行かないっ! いかないよオォ

351 :粗筋専用ハロ91:2014/10/01(水) 19:21:55.75 ID:???
アストライアの言葉に泣き出し、その胸にしがみ付くアルテイシア
泣き止ませ、安心させるために後からついて行くと嘘をついた。地球から見える月が100回丸くなるまでには必ずいくと
キャスバルはそれが嘘だとわかっているようだが何も言わなかった
アストライアがアルテイシアを抱っこしてあげて、家の中へと戻りながら地球の話をしてあげた

ひゃっかい おつきさまがひゃっかい… まるくなればいいのね
地球はきれいないい所なのよ 空がどこまでも青くて山や森があって 大きな広い海があるの
海?海ってなァに?
大きな大きなお池のようなものよ
ふうん… 森はムンゾにもあるよね
ええ でも地球の森は深い緑でいろんな動物もいるの
どんな動物?
クマやキツネ 山羊さんや鳥がいっぱい
ネコもいる?
ネコ?うーんネコはどうかしら
ネコもいるといいな そしたらルシファに友達ができる
ネコはいっぱいいるわよ 森でなくとも
ほんと! よかった…
おやすみなさい もう遅いから
もっとお話がしたい ちきゅうのこととかいろいろ
アルテイシアはおしゃべりが好きね 眠くないの?
眠いけど……眠りたくない
どうして?
だって眠っちゃったら… すぐ朝になっちゃうもの… 朝なんかきらい 朝なんか来なければいい ずっとこのまま夜だったらいいのに…
それじゃあ お月様を数えられないわ
そうだけど……
朝にはいいことが待っているの ずっと今のままなんてだめ アルテイシアは大きくなるんでしょう?
大きくなって立派な人になって たくさんの人にしあわせを あげなくちゃ…ね

翌朝、塔の前にガンタンクが止まり、急な出来事に塔の警備をしていた兵士が悲鳴を上げる
特別任務としてダイクンの子供を受領しに来たというが、兵士達は身に覚えが無い様子
女仕官と思しき人がキャスバルに近づき敬礼をする

352 :粗筋専用ハロ91:2014/10/01(水) 19:23:31.86 ID:???
「あなた………クラウレ・ハモンさんですか?」
「お母様にお聞きになっているのね そうよ さあ乗って!」

あわたたしく確認を取る兵士達をよそに、ガンタンクが塔を離れる
ガンタンクに連れられながら、二人がアストライアに手を振るのだった

当然連邦軍はそんな命令は受けておらず、戦車たちがガンタンクの静止に動き出そうとする
ハモンは金で雇ったパイロットにもっと速度を出すよういうが、逆にパイロット達は報酬が不服だと吹っかけ始める
金が払えないなら、ハモンさんの体でも良いとか抜かすパイロット だが即座に金的からの顔面パンチをぶち込まれる
とっさにもう一人がハモンに銃をむけた

「やめなさい!! こんな所で銃を撃ったらどんなことになるか
 まさか知らないわけじゃないでしょうねっ!! ハンドルをとりなさいっ!!」

銃をむけられても気丈な態度のハモン。銃をむけてるほうが涙目で震え上がるのだった
ドッキングベイに最短コースで向かうガンタンク
連邦の今あるコロニー守備隊だけでは止められず、保安司令部に応援を要請する
その報告に叩き起こされたキシリア(寝るときは裸族)が、窓の外の光景をみて驚愕していた

ハモンのほうは上首尾とみて、ラルたちも行動を開始する
戦車の前に思い切り車を止め、わざとらしくパンクを装い時間稼ぎを始める
よそでも工事、事故をおこさせて戦車の動きを止めるのだった
同じころ、キシリアが指揮に入り連邦軍にガンタンクの出撃を要請する

353 :粗筋専用ハロ91:2014/10/01(水) 19:24:04.29 ID:???
「この不始末!相手が連邦といえども不問にはせぬぞ!!
 とにかく 連邦のしかるべき機関がやらせたのでないならば…
 これは陰謀だ! ザビ家に反抗しようとする者たちの!!」

ハモンたちのガンタンクの前に、連邦のガンタンク部隊が迫る
泣き喚く兵士を押しのけ、ハモンがガンタンクのシートに座るころ、キャスバルとアルテイシアもガンタンクの群れを見ていた

「なあにィ…?」

目の前のガンタンクを睨み、キャスバルが叫ぶ

「敵だ! ボクやおまえやお母様や みんなの 敵だ!
 やっつけて やるっ!!」

ガンタンク内部の計器をみて、ガンタンクのトリガーを取り出すキャスバル
目の前のタンクに狙いがつき、主砲が撃ち出された!
爆発をおこすガンタンクに、驚愕するハモン。首を失ったガンタンクが煙を上げていた

<続く>

354 :マロン名無しさん:2014/10/01(水) 19:47:13.03 ID:???
みとめたくはないものだな…
若さゆえの過ちというものを

355 :マロン名無しさん:2014/10/01(水) 20:23:29.46 ID:???
なんかまあ色々と機能不全な家族だったみたいだな。
キャスバル坊やがぐれたのもわかる気がする。

356 :マロン名無しさん:2014/10/01(水) 21:30:28.64 ID:???
・ギレンは趣味の園芸wwwww
・キシリアはショタプレイじゃなかったんか?
・ロー……そりゃ浮気されるだろうこのキャラデザでいいのかやっさん
・セイラさんはお母さん似w中身も
・ハモンさんは眼鏡かけても美人w
・ラルは猫捜索とか目が節穴とか変なオヤジ持ちとか色々オイシイw
・セイラさん…色々苦労してああなったのだな
・シャアは生まれながらのパイロット
今回は盛り沢山で楽しいな

357 :マロン名無しさん:2014/10/02(木) 08:10:22.41 ID:???
ダイクンいろいろとアカンやつに見えてきた。
嫁(ロー)も気の毒や。

358 :マロン名無しさん:2014/10/02(木) 21:03:59.16 ID:???
やっさんの実体験による左翼軍団というのはこんな感じなのかね
やっさんは描くのがたのしそう
機に乗じてやり放題w
ガンダムかというとよく分からないけれども

359 :粗筋専用ハロ91:2014/10/03(金) 18:01:15.86 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 W>

「う 撃ってきた 応戦しろ! 応戦!!」

目の前のタンクからの砲撃を受け、狼狽しながらも応戦を命ずる連邦兵士
一機のタンクの砲頭がキャスバルのタンクに向くが、キャスバルはそれに反応し先に砲撃を当てた

「ま またっ!! やめてくれえ もおお」
「私じゃないっ 撃ってるのはっ!! 上の坊やが?!!」

キャスバルの行動に驚愕しつつ、一機のガンタンクのキャノンが火を噴く
だが頭上を掠め、キャスバルの反撃を受けこれも撃破される
ぼろぼろになったガンタンクが踊り狂うように機銃を乱射し、周囲のビルを破壊してしまう
それに向かってキャスバルが機銃を掃射するがそれをアルテイシアが止める

「やめてお兄ちゃん!! かわいそう…」

テレビ中継でその様子をみていたランバ・ラルもさすがにあせりだす
とにかく現場へと向かうように指示を出すのだった
ハモンたちもガンタンクからの脱出を決意する
タンクをオートで走らせつつ、ガンタンクから飛び降りるハモンとキャスバル
アルテイシアを二人で受け止めたころ、連邦軍の機甲部隊もガンタンク撃破の用意にはいっていが、そこにドズルが割って入る

「まったああ!! ムンゾ防衛隊首都バンチ司令部の ドズル・ザビ少佐だぁっ!!
 責任者は誰かあっ!?」
「な なにかぁ?」
「攻撃はちょっとまたれい!! 共和国前議長の御子息 御令嬢があれに乗せられている!!
 攻撃はならん!! 御二人を救出したその後でなければっ!!」
「わ わかった 今司令部に問い合わせて…
 ―――と かように申しておりますがあっ は そのようなことは? 連邦の知ったことではない?
 すみやかに? 反乱車両を制圧 破壊… と いうことのようだが…」
「 な あ あ に い っ」

360 :粗筋専用ハロ91:2014/10/03(金) 18:01:43.71 ID:???
ドズルの迫力に怯えながら本部の命令を伝える兵士
この言葉に血が上ったか、ドズルの顔の傷口から一斉に血が吹き出す

「聞き捨て ならんっ!! いかに連邦の倫理とはいえっ そのようなことはっ 知ったことではないとはなんだっ!!
 我等の指導者 ジオン・ズム・ダイクンの遺児を おのれどもわあっ       ん?
 オレにっ ギレン兄から?」
≪私だ ドズルか? 勝手に動くな 静観しておればいいんだ
 そうすれば万事良いようになる ダイクンの子供達? それもほおっておけ ああ かまわん≫

ギレンの命に言葉を失うドズル、連邦軍の砲撃がキャスバルの乗ったガンタンクを蜂の巣にするのをただ呆然と見ていた

ラルのジープが裏通りの階段を駆け上るころ、砲撃音が遠くに響くのを聞いた
間に合わなかったかと思いつつ、表通りに出ると、そこにハモンたちが立っていた
おどけたようなヘイタクシーで手を上げるハモンの前にジープを止める

「どちらへ? お客さん」
「あら 御存知のクセに ドッキングベイのカーゴターミナルまで おねがい ね
 ほぼかねての打ち合わせどおりね ちがいましたかしら?」

色々と騒動はあったものの、形としては手はずどおりなのでラルも何もいえなかった

カーゴターミナル内部、最後のコンテナが閉鎖するのをタチ少尉がどうにか時間稼ぎをしていた
そこにキャスバルたちを乗せた積荷が運ばれてくる。中でジンバ・ラルがぶつくさいうのを外からタチが咎める
簡単に検査済みのシールを貼り付けるが、高周波チェックを受けさせようとするのを涙目で引き止める
そこに内部のルシファが鳴き声を出してしまう。タチ少尉がどうにかこうにか必死にごまかしている様子は、上で見ていたラル達も不安でならない様子だった

ひとまず船内に積荷は積み込まれ、これで一安心…というわけにも行かない様子
キシリア率いる憲兵隊が、ラル達に近づいてくるのだった

361 :粗筋専用ハロ91:2014/10/03(金) 18:02:36.83 ID:???
「なかなかの手際だったけれど 勝ったとお思い?ラル大尉
 私の権限で今からでもカーゴの全便を停め 荷物の再チェックをさせることもできるのよ」
「お優しいキシリア隊長なら まさかそこまではなさるまいと思うよ」
「ありがとう大尉 あなたには人をみる目がおありのようね
 でもお二人には当然 出る所へでていただくわ」
「でしょうな 子羊のようにお呼び出しをお受けしますよ」

キシリアたちに連行されるラル達 タチ少尉はその光景を物陰から見るしかできなかった

輸送船が動いたのを確認すると、キャスバルがコンテナから出て行く
ジンバ・ラルが引きとめようとするが、どうも無重力に酔っている様子
コンテナの窓から外を見る二人。アルテイシアはハモンのことを思い出していた

コロニーから出航する輸送船。二人は外の光景に釘付けになっていた

「これが星 これが 宇宙 そして これが ムンゾ…」

はじめて見た自分たちの住む場所 筒状のコロニーの姿に、アルテイシアは驚いていた

362 :粗筋専用ハロ91:2014/10/03(金) 18:03:13.61 ID:???
「これがあ? 町もお池も お家も お母様の塔も ぜえんぶこの中にあるの!?」
「そうだよ そうなんだ… あ アルテイシア 見てごらん あれが 太陽だ!
 明るいだろ まぶしくて見ていられないくらい
 あの光がいろいろな命の素なんだ 植物も人も動物達もあの光のおかげで生まれてきたんだって教わったけど
 本当に見るのは ボクも 初めてだ…」
「ああっお兄ちゃん見て! きれい!」
「あれがきっと 地球だ」
「地球! 私達が行くちきゅう? あれがちきゅう… あそこへ 行くんだ…」
「青くてきれいだけど人間達はあれを汚してしまったんだ だから
 スペースノイドはあそこを追われ お父様 あれを蘇らせようと戦ってきた…」
「ふううん… あ わああっ なに あれ!? おっきいの!」
「ああ あれ? 月だ お月様だよ」
「あれがあっ!? あれが お月様?… あれが まあるくなるの…?」

<続く>
 

363 :マロン名無しさん:2014/10/03(金) 23:32:52.14 ID:???
これしかし年齢的にシャアはあまり咎められないのかそれとも公式には拉致された被害者の立場なのか

364 :マロン名無しさん:2014/10/04(土) 17:19:52.62 ID:???
幼い源頼朝を平家が許してやって平家が滅ぼされるという話を宇宙世紀のザビ一家は知らなくて当然だな
お優しいキシリア様…

365 :マロン名無しさん:2014/10/04(土) 18:19:14.90 ID:???
TV版に則るならキシリアはシャア=キャスバルっていつからかはわからないけど知ってるわけだよね

この時点からザビ家での主導権目指して将来取り込もうと思ってたんじゃないかな

366 :マロン名無しさん:2014/10/04(土) 20:59:07.61 ID:???
タチの活躍がなんか嬉しいぞ
ちょい役かと思ったら出番いっぱいあるな
クランプ以上かも

367 :粗筋専用ハロ91:2014/10/05(日) 18:59:21.78 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 X>

「えらいねえ」「お穣ちゃんこの辺の子かい? 年はいくつ?」
「十歳? ふううん…そうは見えないね」「しっかりしているよ」「きっと将来は いいお医者さんになるねえ…」
「えっ あれがお家!?」「こりゃあおどろいた じゃああんた お姫様だね」

砂漠の難民キャンプ、立派に成長したアルテイシア…セイラ・マスが難民の治療に当たっていた
丘の上の城に帰り、恰幅のよさそうなおじさんにただいまと挨拶しながら横を走っていった
その様子は傍目から見ると本当に親子のようでもあった
企業家のテアボロ・マスが、二人を養子にもらいその後の話をすると自然と頬も和らいでいる様子であった

「ところで キャンプの難民の数はこれからも増えましょうかね?」
「それなんですがね ドン・テアボロ 流れは当分止まりそうもありません
 アルジェもマラケシュも砂に埋もれました コンゴより北のアフリカにはもう人は住めないのですよ
 ジブラルタルには難民の橋が出来たようなものです 
 E・F・H・C・R(地球連邦難民高等弁務官)の力の限界を超えています 根本的な人口と環境対策が必要なのですよ
 宇宙移民事業さえ事態の解決には役立たなかったわけですわねえ 
 こんなことならむしろコロニー建設に要した 大変なお金と技術を使って たとえばサハラの緑化にでも努めていたほうが…」

セイラがプールに飛び込むのを、上の階からキャスバル…エドワウ・マスが見ていた
エドワウはジンバ・ラルからニュータイプに関する講義を受けていた頃、セイラはプール内で妙な体の違和感を覚える
ジンバ・ラルの講義に熱が入ってくるが、そこにセイラがはいってくる。どうも風邪気味のようでエドワウはセイラについてやることにした
一方でジンバ・ラルのほうもなにやら待ち人を迎えに行く様子だが…

日が暮れた頃、城内にテアボロの怒声が響き渡る

「勝手なことをなさっては困る!! 厚生局の役人?ウソをおっしゃい!!
 あれはアナハイム社の者です! しかも そのナンバー2で次期CEOと噂されているチェルシー副社長ですっ
 長年私の商売敵だった男だっ 見間違えるわけがないっ」

368 :粗筋専用ハロ91:2014/10/05(日) 18:59:57.04 ID:???
自室で人払いをして、ジンバ・ラルに追求するテアボロ
ジンバ・ラルはアナハイムとの協力を取り付け、サイド3への反抗を企てようとしていた
アナハイムは全面的な協力を頼りにして、ダイクンの子達を旗印にザビ家の妥当を目論んでいたが当然テアボロが許すはずも無く

「エドワウとセイラは 私の子だ
 ダイクンの子では生き延びられるというから危険もかえりみず 私は二人をマス家の籍に入れたのだっ!」
「そっ それは一時の方便と百も承知のはずっ!! 許されんぞっ! あの二人をおまえさんだけのものにするなどとっ!!」
「それならばこの家を出て 外で勝手にそういう企てをするがいいっ!!
 あなたにそれだけの覚悟があり あの二人がそれについていくというのなら
 私もいさぎよく親権を放棄しよう… この三年余のことはすべて忘れよう なんでもないことだ
 あれたちが命をかけた闘いに起とうと 決意することに比べれば…」

テアボロにそう言われても、ジンバ・ラルは諦めきれない様子
泣きついて懇願するが、テアボロは聞き入れようとはしなかった

セイラは地球についてから43回目の満月の明かりの中、母親への手紙を書いていた
だが、不意にその手紙を書く手が止まり…
医者達が体調を崩した様子のセイラを見ていた、風邪ではないかと診断するが、サハラ熱の可能性も無いとはいえない
ひとまず様子を見させることにし、セイラはエドワウがついてやることにするのだった

セイラの傍についていたエドワウが、不意に外の犬が急に鳴きやんだことに気がつく
どうしたのかと窓の外を見ようとすると、突如銃声が響く!
何人もの男達が小銃を持って手当たり次第に城内の人たちを殺して回っていく

「アルテイシア!! 起きろ!アルテイシア 逃げるんだ!!」

自室にいたテアボロも異変に気がつくが、そこに甲冑を着た男が入り込んできた
問答無用で甲冑の暗殺者がテアボロに剣を振り下ろす!!が、テアボロは椅子から転げ落ちて何とかこれを避ける
続く一突きをテーブルを盾にして凌ぐが、壁際に追い詰められるテアボロ
ゆっくりと近づいてくる甲冑の男、悲鳴を上げたテアボロが窓の木柵を壊して塔から落下してしまった

369 :粗筋専用ハロ91:2014/10/05(日) 19:00:24.92 ID:???
アルテイシアを抱きかかえ、逃げようとするキャスバル
下から気配を察し、通路の隙間に身を潜め、甲冑の暗殺者をやり過ごすことに成功する
暗殺者が上に上ると、大きな悲鳴が響き渡る
ジンバ・ラルを突き殺す暗殺者 扉を蹴破りダイクンの息子達を探している様子
一方のキャスバルは、下に逃げようとするが下の階も銃撃戦の真っ只中
上に逃げつつ、飾ってあった剣を手に取るが見るからにぼろぼろで頼りに出来るか怪しいものであった

上も上でところどころ工事中、上に逃げられるところを探していると甲冑の男と出くわしてしまう!
振りおろしてくる剣を受けかわしつつ、渡り廊下にでる三人
腹部に剣を当てるキャスバルだが、甲冑がへこんだだけで大して効いていない
暗殺者が渡り廊下の足場を蹴り揺らし、呼吸音に不気味な笑い声が混じる
暗殺者がキャスバルに切りかかるがそれを避け、キャスバルは甲冑の口部分の穴に剣を突き刺した!

<続く>

370 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 19:30:10.58 ID:???
こんなに剣の素質があったシャアがどうして後年アムロ相手に不覚をとるのか…

371 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 19:32:30.61 ID:???
じいやだからさ

372 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 19:45:53.70 ID:???
こんなに必死で守った妹も十余年経つと「兄を殺してください」っていうようになるんだよな(;_;)

373 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 21:32:46.91 ID:???
セイラさんいやにマトモに育ってるな
兄貴は……エドワウって設定にあったっけ??

374 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 21:51:35.48 ID:???
ある

375 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 22:01:01.33 ID:???
ありがとう

376 :マロン名無しさん:2014/10/05(日) 22:13:18.64 ID:???
・セイラさんのカウボーイ風衣装
・セイラさんの水着
・熱を出すセイラさん
・ママを思うセイラさん
・セイラさんのパジャマ
・セイラさんとお兄さんのきょうだい愛エピ

今回セイラさん祭りw
テアボロさんしんからいい人だな

377 :粗筋専用ハロ91:2014/10/07(火) 18:21:01.79 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 Y>

突き刺された穴から血を噴出しながらも、剣を振る暗殺者
雄叫びを上げながら突撃するが、カウンター気味に体当たりを当てるキャスバル
その衝撃で、渡り廊下の足場が壁から外れ、下に落下する暗殺者、キャスバルとアルテイシアは窓の隙間に身をやることで落下を逃れる
塔に響く地響き、動かなくなった暗殺者の甲冑の隙間から、血がごぷごぷあふれ出てくるのだった

一夜明け、警察たちが屋敷の捜査を行っていた

「ひどいなァこれは… まるで市街戦のあとだ
 物盗りはやらんな 普通ここまで 医者や看護婦まで殺されているとはな…」
「怨恨ですかね それとも なにかの見せしめ いちおう盗品のリストを作成していますが」
「ふむ いちおう…ね そのリストが おとし所に役立つかもしれん…」

そこにテアボロに見舞いに来たいと言う人がやってくる、一般人は立ち入り禁止と突っぱねようとするが
その人物の名前を聞いて、顔を見合わせる刑事達 名刺には「YASHIMAカンパニーCEO シュウ・ヤシマ」とあった

包帯まみれの姿ながらに、来客を出迎えるテアボロ氏
命だけでも助かってよかったといい、笑い飛ばしつつもやはりキズに響く様子

「物盗りなんかじゃありません ザビ家の手先です ジンバ・ラル氏がアナハイム社と接触したために 襲われました
 彼も 私達もずっと 監視されていたのです
 私も つい気をゆるめていました 三年以上はなにごとも なかったものだから…
 二人は 無事でした… 神の御加護です ラル氏には気の毒なことでしたが…
 でももうダメです… 私にはあの二人を護ってやる力はありません… こんな目に逢うのなら…」

そこにシュウ・ヤシマがサイド5、ルウムにあるテキサスコロニーにお住みにならないかと提案する
サイド3にもっとも近いコロニーに住むことで、ザビ家にはっきりと反抗の意思が無いことを示す行動になる
地球に住んでいてはまたあらぬ疑いをかけられかけないという、シュウの粋な計らいであった
シュウの行為に涙を浮かべると、傍にいた娘がテアボロの涙を拭いてあげた

378 :粗筋専用ハロ91:2014/10/07(火) 18:21:48.07 ID:???
「ああ ありがとう ありがとう… いいお嬢さんだ キミの 娘さんだね?」
「あ いかん 紹介が遅れた 娘のミライです 今 十五
 ハイスクールですが飛び級でカレッジにすすみます こう見えても 宇宙飛行士になりたいなんていうのですよ
 大切な話に同席させましたが御心配なく この子は一番有能な秘書でもあるんです
 大人の話も判ります 親バカなようですが」
「そうでしょう そうでしょう ミライさんと いったね…
 日本語だね たしか英語で future 未来… いい 名前だ……
 あなたたちの時代に いい未来が あるといいね」

帰り際、上の階からキャスバルら二人がこちらを見ているのをミライが気がついた
視線があうと二人は部屋のカーテンを閉める

「お父様! おとうさま 今あそこに女の子と男の子が見えたけど それが…」
「ああ そうだろう」
「…… かわいそう……」

サイド3では民衆達によるザビコールで溢れかえっていた
その様子を見下ろすギレンの下にキシリアが近づいてくる

「ギレン部長 議長がお呼びです お出ましになるようです ザーンの代表団はもう迎賓館に入りましたから」

その言葉を聴き、何も言わずキシリアと主に歩くギレン

「ジンバ・ラルを殺ったな? キシリア」
「いけませんでしたか?」
「悪くはないが あの二人にはしくじった 出先の判断に任せておくからそうなる 違うか?
 親衛隊は保安隊のような私兵集団とはちがうぞ 正規の軍機関だ
 その長となったからには責任を持って部下を統率しろ」
「国民運動部長としての お話ですね? わかりました」

外でデギンとガルマ、それに多数の記者団が出迎える
ドスルは重要な用ではずしてるらしく、ザビ家の面子には不在のようだった

379 :粗筋専用ハロ91:2014/10/07(火) 18:22:13.63 ID:???
同じ頃、ランバ・ラル行きつけの酒場でハモンが連邦の軍人に絡まれる
ハモンからマイクを奪おうとすると、傍にいたランバ・ラルの鉄拳が飛ぶ
クランプにバンテージを巻かせて、そのままランバラル対連邦軍人達の大立ち回り
高みの見物をしていた軍人が野次を飛ばすが、だんだん旗色が悪くなり、こっそりにげだそうとするが…

「まてっ!! まだ帰るには 早かろう ホレ マイクだ
 歌え 聞いてやる」「い いや…もう…」
「歌え! さあ 歌え!!  歌 う ん だ あ っ 」

逃げようとする連邦軍人の口に、強引にマイクをねじ込んだ
額から血を流しながら、血走った目で叫ぶランバ・ラル それを突如現れたドズルが諌める

「もう そのくらいでいいだろう ラル家の頭領が… 連邦のザコを相手に白兵戦か」
「ラル家…だと? そんなものは もうない あんたらに 縊り殺された!!」
「そおお だったな… 気の毒なことをした」
「な にいい…」

今にも飛び掛りそうなラルの形相
それを察してか、間にハモンが割ってはいるが、とりあえず殴りあいの乱闘とはならない様子

「たのみがあって来た 気分は悪いだろうが きいてくれんか オレの顔を立てて」
「あんたの顔…って そのカオを か?」
「…まあっ そうだっ!」

ドズルに連れられ、エレカーでドッキングベイまで向かう三人
ラルが車内のテレビに映ったザビ家のパレードを見ていた

「なんだこれは?」
「ザーンの代表が来ている 今夜はその歓迎宴だ」
「そこへお出ましになる車列か ザビ家の連中は宴会が好きだな」
「オレは好かん ああいう所でメシを喰うと よけいにハラがへる
 それに パレードも好かん サスロ兄のことを想い出すから な」

380 :粗筋専用ハロ91:2014/10/07(火) 18:22:43.57 ID:???
場面変わってサイド3エキストラ・バンチ  通称 ダーク・コロニー
3人が歩いていると、ラルに声をかける男が一人 後の黒い三連星ガイアがラルを敬礼ででむかえる

「ガイア軍曹 か? きさま将校になったのか? 早い昇進だな なにかいい仕事でもしたのか?」
「これからするのです大尉殿 おおいに!」

と、そこに室内のオペレータが実験開始五分前の合図を出し、目の前のモニターが点く

「オルテガ准尉!スタンバイOK!?」
「オルテガ? ヤツが准尉!?」
「マッシュもいますよ 大尉殿 みな 同じ任務です」
「どういうことだ? あの兵隊ヤクザどもが…」

困惑するランバ・ラル そこにモニターにオルテガのでかい顔が映し出される
緊張感のなさそうな軽い口調にオペレータが釘を刺しつつ、モニターのスイッチを入れる
そこに映し出されたものに、ラルは驚愕の表情を見せる 

「なんだ これは!?」

映し出されていたのは巨大な人型のロボットであった

「モビルワーカー 01(ゼロイチ)式 これで連邦を… 叩き潰す!」

モビルワーカーのターゲットとして現れたのは連邦のガンタンク
ダミーではあるがすべて本物に合わせて作られている、01式はそれを相手にしようというのだ
実験開始と共に01式がシールドを構えつつ歩行を始め、ガンタンクのバルカンをシールドではじく
変わらず軽口をたたくオルテガだが、若干冷や汗も浮かべていた
主砲にも怯まず走行を続ける01式 残り100mに達したところでガンタンクの主砲をかわすオルテガ
ガンタンクの頭部にクローをぶちこみ、実験は成功となる
これが新たな戦闘兵器、モビルスーツの誕生の瞬間である

<続く>

381 :マロン名無しさん:2014/10/07(火) 19:29:55.56 ID:???
あ、あれ?セイラとミライ5歳も離れてたっけ…

382 :マロン名無しさん:2014/10/07(火) 21:23:45.16 ID:???
ミライさんの制服w
意外とスカート短いなあ

383 :マロン名無しさん:2014/10/07(火) 23:05:35.13 ID:???
ドズルがずいぶんいいヤツになってんな

しかしザビ家に反抗しそうなら殺すけどとか妹君も意外とお甘いようで…

384 :マロン名無しさん:2014/10/07(火) 23:36:06.57 ID:???
だってきょうだいだもん!!>妹君
ドズルやボウヤとかとも血の繋がったきょうだいだからねっ
サスロもいけすかないながら根はいい奴だったのかな…

385 :マロン名無しさん:2014/10/08(水) 18:30:55.59 ID:???
無駄にエロいよ…ミライサン
セーラー服も見たかったけど

386 :マロン名無しさん:2014/10/08(水) 20:59:10.61 ID:???
しれっとモビルスーツ開発秘話まで入れてくれてるんだぜやっさん

387 :粗筋専用ハロ91:2014/10/09(木) 17:32:18.26 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 Z>

冒頭、宇宙航空にておもちゃの箱を抱えた少年が父親に呼ばれていた
まだ少年のアムロがハロの箱を大事そうに抱きかかえているのをセイラが見ていた

「どうしたね セイラ」
「大きなオモチャ持った子が迷子になりかけて お父さんに…」
「そうか ははは よほどほしかったオモチャなんだろう」

所々ザビ家の監視と思わしき者にエドワウが睨みをつけつつ、セイラ達と共にシャトルへと向かう

(また… 宇宙へ行くのね… これがお母さんの所へ帰るのだったら どんなに うれしいだろ……)

一方ハモンは塔で幽閉同然の生活を送るアストライアとの面会をしていた
アストライアには一切の情報を遮断されているようで、子供達がどうなっているかすら聞かされてはいなかった
ハモンが子供達がどうなっているかを伝えつつ、アストライアが昔のことを想い出していた

「あのころはまだみんな若くて 明日がどうなるかなんて考えもせず生きてた…
 あなたはお店に来はじめたばかり 十八だなんて言ってるけどホントは 子供だったのよね…
 そこへ あの人が 来た… 疲れたあの人が… ひと目を避けて……
 なにも感じなかった あの人が連邦にマークされている政治運動家だと知っても 
 優しくしてあげたかった 傷ついてひ弱そうだったあの人に… それがどんなことの始まりかも 知らず……
 でも後悔なんかしない…… 誰だって人生をいくつも持っているわけじゃ ないから…
 ただ なにかひとつでも これから望みがかなえられるのだったら 
 ずうっととは言わない 一晩だけでいいから あの子たちを 傍らにいさせてほしい……」

アストライアの言葉に涙ぐむハモン そこに使用人がクスリを持ってはいってくる
涙ぐむ目で睨まれ、後ずさる神経質そうなオバハン使用人

「そ…そろそろ面会は… あとクスリのお時間…」
「アストライアは今眠っています 静かにしておいて上げてください
 そのくらいのことはしてあげられるでしょう あなたたちにも」

388 :粗筋専用ハロ91:2014/10/09(木) 17:32:44.28 ID:???
ダークコロニー内部では01式同士の、体ごとぶつけ合う激しい模擬戦を行っていた
ラル機の右フックがマッシュ機の頭部をふっとばしたところでレフェリーストップがかかる

<計測不能 験体(テスター)"M" 頭部にダメージ>
「大尉の勝ちだ さすがだな」
「ふむっ 二人を出せ 話せるな?」

所々煙を出す01式、マッシュは鼻血をだしながらもまだやれると息巻く

<大佐! この軍はどうかしてるぞ! マッシュ軍曹はオレを殺そうとしたっ!!><大尉こそっ!!>
<とにかくっ こんなコクピットじゃハナシにならん! 命がいくつあっても足らんぞっ!
 あと マニピュレーターは大はばに改良の余地ありだなっ! 腕周りが不自由でたまらん!>
「全部貴重な意見だ もっともコクピットの件は当分改良できん これは『月面の鉱山用掘削機』だからな
 二人とも降りろ ケンカの続きがしたかったらその後だ 験体は貴重だし 高いんだからな」

その後、いつもの酒場に杖をつきながらやってくるランバ・ラル タチ少尉が肩を貸しつつ酒場の中へと入る
ハモンがラルに膝枕をしてあげつつ、アストライアにあったときの話をするが、今に死んでしまうと涙ながらに語る
キャスバルとアルテイシアの情報を求めるラル 二人はテキサスコロニーに移るとハモンが説明する

「よい考えだと思います 連邦とのかかわりを断ったと表明する意味で
 どこにいてもザビ家には見張られているのですから」
「テキサス・コロニー!? ほおお ルウム……か
 ルウムに――― 来るのか………」

同じ頃、ちょうどテキサスコロニーの村のマネージャー アズナブル夫妻に住まいの案内を受けるテアボロ氏
新居に満足そうなテアボロ氏 セイラがルシファを下ろしてあげると、辺りをきょろきょろみわたしつつ、くしゃみ一つ
エドワウとセイラが乗馬をしていたが、どうもセイラの馬が言うことを聞いてくれないようで、兄の馬からどんどん離される
どうにかこうにか丘の上まで上がり、村を見下ろしつつ遠くまで来たと感慨に耽るセイラ 
丘の上から兄らしき人影を見つけ、そちらに向かおうとするがまったく持ってはしろうとしない
そこに、兄らしき人影の馬がこちらへと向かってくるが…

389 :粗筋専用ハロ91:2014/10/09(木) 17:33:10.21 ID:???
「勇ましいカウボーイだね 名前はもしかして セイラ・マス?
 ボクハシャア・アズナブル 君たちの来ることは聞いていたよ
 父に会ったんだろ? 言ってなかった?キミの兄さんと同じ年の息子がいるって」

目の前の青年、シャア・アズナブルはほとんど兄と瓜二つであった
その後、シャアから乗馬のこつを教えてもらうセイラ、シャアの指導で乗馬のコツをつかんだ様子のセイラだった
そこに、エドワウもやってくる 初対面同士、しばし見合っていると

「エドワウ・マス!」
「シャア・アズナブルだ!」

二人はまるで息のぴったりあったかのような、ハイタッチをするのであった

夜も更け、母への手紙をしたためるセイラ
テキサスコロニーの夜は星と月の光が差し込まれて、明るい不可思議な夜だった
シャアとのことを手紙に書いていると、そこに鬼気迫る表情のエドワウがセイラの部屋へと入ってくる

「どうしたの!?兄さん!」
「アルテイシア… 母さんが     ………死んだ」

その言葉に驚愕しながらエドワウの持っていた手紙を奪うセイラ

『悲しむべきお報せです 長く病気療養に努められていたアストライア・トア・ダイクン様は
 治療の甲斐なく 亡くなられました 慎んで………』

手紙を握り締め、セイラは悲鳴を上げる…

<続く>

390 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 19:14:28.64 ID:???
エェエェエェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエェエェ
シャアアズナブルってのが元々存在してたの?

まあたしかにこれだけキャスバルの動向がチェックされてるようじゃ出自を隠してジオン軍入るなんて無理だよなと思ってたんだけどさ

391 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 19:30:06.87 ID:???
じゃあセイラはホワイトベースに乗る前から、それが兄であるかはともかくシャアの名前は知ってたのか。

392 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 20:52:03.50 ID:???
えーっとハモンさんはおいくつなんでしょうか…
アズナブル家はアストライアさんのご親戚なんでしょうか←これはあるかもしれん

393 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 21:08:11.91 ID:???
まがりなりにも軍隊に偽名で入れるってのは確かにヘンだわな
一年戦争の前なんだから戸籍も乱れてないだろうしさ
元々いる人物に成りかわったということか
すると本来のシャア・アズナブルはどうなるんかな
オーソドックスに考えるとキャスバルの代わりにキャスバルとして死亡だけど

394 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 21:54:20.86 ID:???
顔が似てるからアズナブル家と親戚と言い張って
戦争のどさくさでアズナブル家のシャアで何とかいけるかも
外国なら親戚で同姓同名ってあるぞ
有名な祖先やじいさんの名前受け継いだりさ
しかしマンガなんだから同じ名前の人出さなくてもいいな・・
どうすんのこのシャア

395 :マロン名無しさん:2014/10/09(木) 21:55:41.69 ID:???
ごめん
戦争始まってなかった…けど移住のどさくさでw

396 :マロン名無しさん:2014/10/10(金) 18:59:20.36 ID:???
そろそろキグナンさん『登場の予感

397 :マロン名無しさん:2014/10/10(金) 21:10:13.43 ID:???
お涙頂戴は分かるがお母さんの死因は何さ
子供たちの乗馬シーンとかいかにもベタな話だ
オバハン使用人やら不気味なローゼルシア様とかみるからに悪役
ダイクン家がらみはあんまり巧くないな…
開発秘話をちょっと入れてるのはいい

398 :マロン名無しさん:2014/10/11(土) 11:26:05.97 ID:???
考えてみりゃ、ローゼルシア気の毒だぜ。
旦那が愛人に子供まで産ませてるんだから。

399 :マロン名無しさん:2014/10/11(土) 13:30:39.55 ID:???
ものすごい妖艶なインテリ金持ち美女を振ってアストライアを愛したってほうがドラマティックだったかも
こなきじじいみたいなおかっぱヒステリーと子供作…いやその…なあ?

400 :粗筋専用ハロ91:2014/10/11(土) 18:39:57.58 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 [>

"エドワウとセイラを愛せし母"

簡単にそれだけ刻まれた墓石に花を添えるセイラ
セイラは毎日のように母の墓へと足を運んでいる様子であった

「また行っていますね」
「話しかけているんですよ 遺体も 墓碑銘すらないお墓に… 不憫なことです
 せめてアストライアという名前だけでも刻んでやりたいが 誰に見られるかもしれず…
 ここの人達を信用しないわけじゃあないが あの子達の素性は知られたくないですからな
 できれば… あなたたちご夫婦以外には」
「わかっています 秘密はお守りします 息子のシャアもなにも知りません
 でも こんなことを言ってナンですが 噂好きはどこの世界にもおります 彼等の口に鍵をかけるわけにはいきません」
「それはそう…いずれはと 心の準備をしておかなければなるまいが
 今はただ 神のご加護を祈るだけですよ あれ達とあなたがた心優しき人々のために…」

テキサスの荒野を馬でかけるセイラ、するとそこに町の不良たちに絡めれてしまう
不良たちがセイラを囲むが、不良の一人がセイラに近づくとびんたで返される
そこに、遠くで見ていたエドワウに気がついて、不良たちは一目散に退散してしまった

その後マス家一家とアズナブル夫妻が町のほうへとやってくる
テアボロ氏はセイラ達の通う校長と話がある様子、その最中エドワウがテンガロンの男に目をつけていたようだが…


エドワウとセイラは学校でも優秀なようで、特にエドワウは上級校への進学を勧められていた
同時に、校長はエドワウの教育荷が重過ぎるとも言う なにか悪いことでもしたのかと尋ねるが

401 :粗筋専用ハロ91:2014/10/11(土) 18:40:41.00 ID:???
「とんでもありませんっ!! 悪いことどころか…
 何人かいた悪がかった生徒達がすっかりおとなしくなりました エドワウ君にニラミを効かされて…
 素行にも生活態度にも何ら問題はありません ただ…
 こわいのです 恐ろしいのです 彼が 
 お怒りください 嗤ってくださってもけっこうです 教育者としてまことにはずかしい…
 長年 教えて多くの青少年をみてきました しかし…あのエドワウ君のような子は知りません
 明晰な頭脳 鋭い感性 類稀な傑出した素質を持った子です しかし 鋭すぎます
 冷たいのです あの子はまるで… 抜き身のナイフのようです! 大いなる災厄をもたらすことがなければいいのですが…」

校長の言葉に、怒髪天で学校を出て行くテアボロ氏、アズナブルの店に帰ってくるなり、二人きりになりたいという
その言葉のとおりに、アズナブル夫とテアボロ氏が店の奥へと行く、と同時にエドワウが睨みをつけていたテンガロンの男も来店する
水を飲んで一息つくテアボロ氏、母親のことも合ってか、荒れているエドワウを不憫に思うテアボロは一つの提案をする
シャアとエドワウは気が合う様子、同じ学校に通わせるのはどうかとロシェに尋ねるが

「……… 悪くないお考えだとは思いますが じつは シャアは…
 学校を中退してムンゾの 今はジオン共和国というのでしたね あそこの士官学校を受験したのです
 反対したのですがどうしてもとききませんでした 若い頃によくあるハシカにやられたようなものです
 世の中がどうとか地球と人類の未来がどうとかいって 
 要するにジオンの指導者達が煽り立てるプロバガンダにまいってしまったのです もう完全に聞く耳を持ちません
 妻も私も息子を軍人しようなどとは  全く考えていなかったのですがねえ」

一方、エドワウはテンガロンの男に近づき、男を見下ろすと、急に男が飲んでいたビールを男の頭にぶちまける
睨みつける男に、さらに追い討ちをかけるがごとくジョッキを男の手に打ちつけ、さらに店から蹴りだすエドワウ
入り口の柵に引っかかった男を、さらに蹴り飛ばし、なおも男に歩み寄るエドワウ
散らばった柵の角材で反撃を試みる男だったが、腕を止められ顔面パンチをぶちこまれ、さらに角材の棘の部分を振り下ろそうとするのを、セイラの声でエドワウの動きが止まる

402 :粗筋専用ハロ91:2014/10/11(土) 18:41:12.37 ID:???
「やめておにいさんっ!! その人を殺す気!! その人がなにをしたの!?どうしてそんなにまでするのっ!!
 そんなことしてなんになるのっ!! おかあさんが よろこぶとでも思うのっ!! きらいだあ そんなおにいさんなんか!!」
「ごめんよ アルテイシア… もう しないよ…」

泣きながらエドワウに抱きつくセイラ、それで何とかその場は収まったが…
その夜、ルシファにご飯をあげるセイラだが、どうも食欲がなく、熱っぽく感じるセイラ
そこに、使用人からシャアが帰ってきたと聞くセイラだったが

「やあ セイラ やった!! 士官学校に合格したよ!! これ合格通知 どう?スゴイだろっ
 それでもうすぐジオンへ行かなきゃならないから エドワウとキミにお別れを いいに来たんだ」

突然のことに目を丸くするセイラであった
その後リビングでジオンの思想がどうのコロニー社会は地球に貢がされてるだの暑くなるシャア
エドワウは軽く流すが、テアボロやロシェら、正体を知ってる親は気が気でない様子
セイラが嫌気が差したか、部屋に帰りルシファに声をかけようとしたが
ルシファは、横たわったまま動かなかった

母の墓の横に、ルシファの名を刻んだ十字架を立てる
墓前のルシファに声をかけていると、エドワウがセイラに声をかける

403 :粗筋専用ハロ91:2014/10/11(土) 18:41:45.84 ID:???
「アルテイシア しばらく 会えなくなる」

その言葉にセイラは驚愕の表情を浮かべていた

「テアボロさんと話し合って決めた ボクはルウムの学校へ行く」
「ルウム!? シャアさんの行っていた学校!? でも あの人はジオンへ行って軍人になるのよ!」
「関係ない ボクはボクだ さようなら アルテイシア」
「どうして…どうしてみんな行っちゃうの!! どうして いなくなっちゃうのよ!?
 おかあさんが死んで ルシファも死んじゃったのに おにいさんまで!
 まって 行かないで にいさん!! 
 
 キ ャ ス バ ル に い さ ん  」

コートを脱ぎ捨て涙を流しながら、兄の名を呼んで追いかけようとするセイラ
セイラの言葉に、僅かに後ろを振り返るエドワウであった…

<続く>

404 :(12.25.2005):2014/10/11(土) 20:28:39.81 ID:???
やっさん完全に趣味モードに入っとるな、ノッとるわw
まあこれはこれで興味深いんだけど
最初季刊だったとはいえ4年半で半分弱か
雑誌持ってくれよマジで

405 :マロン名無しさん:2014/10/11(土) 21:49:51.02 ID:???
やっさんは雑誌廃刊の実績があるからねw
セイラさんが可憐すぎて困る
キャスバルは青いな
茶色の瞳のシャア君が赤い彗星になったら非常にさわやかなガンダムになりそうで怖いが
ボウヤだからさのシャア路線になることははもう描かれているし

406 :マロン名無しさん:2014/10/12(日) 16:56:32.45 ID:???
まあどう考えてもこの真シャアは一年戦争の頃までには死ぬよな
ああいうキャラ出てなかったし

407 :マロン名無しさん:2014/10/12(日) 22:02:19.85 ID:???
逆にダイクンの息子になろうという野心をもったシャア君にキャスバルは殺されるとか!?
シャア君はダイクンの息子だと証明するため
そして小さい頃あそんでもらったお姉さんやお兄さんにばれないように
彼らの一族を抹殺することに…
顔見せたらキャスバルじゃないってばれるから仮面着用することに…

408 :マロン名無しさん:2014/10/12(日) 22:24:06.52 ID:???
それ怖すぎるな
しかしセイラが生きていたらまずいのでそれならセイラも抹殺しようとするかと

409 :マロン名無しさん:2014/10/12(日) 22:37:43.21 ID:???
あー最終話でほのぼの兄妹会話があったね

410 :粗筋専用ハロ91:2014/10/13(月) 18:23:41.85 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 \>

「なんの伝手もなく行くというには はっきり言ってボクはあんまり賛成じゃないけど…
 ボクは士官学校の寄宿舎にカンヅメになるだろうから 現実的には力になってやれそうにないんだよナァ…」
「いいさ それで 自分の生きる道は自分で見つける 両親が死んでテアボロさんの養子になってぬくぬくと育てられたボクは世間知らずだ
 一度自分自身をためしてみたいんだ 新しい世界で一人きりになって」
「まあ ね… でもいいのかなァ あとで大騒ぎになるゾ ジオンに行ったとバレちゃった時に
 それに キミみたいな考えの流れ者があちこちから集まってきているから ジオンは今人が余っていて
 仕事を探すのも容易じゃないっていうし… でもすごいぜ ズム・シティの活気っていったらこんなものじゃない
 本当に実感するよ スペースノイドこそこれからの時代の主役なんだって」
「ふううん… だろうなあ」

出発前の二人がホテルでジオンに着いたときのことを話していた
その最中、エドワウが怪しげな人影に目線を向けているようだが…

一方ズムシティでは、エドワウがルウムを出てジオンへと入国すると報告を受ける
その報告を受け キシリアは 殺せ と即決即断であった

(キャスバル…凡庸な子であれば良かったのよ 逃げ道は用意してあげていた
 おまえを追い込んだわけじゃない テキサス・コロニーで朽ちる気になれば 生かしておいてあげたのに…
 おまえが悪いのよ キャスバル―――!!)

テキサスの町では、ロシェとセイラがエドワウを連れ戻そうと港のほうへ向かう様子であった
テアボロに心配をかけまいとしたのか、セイラが馬車が出発したところで兄の本当の目的を話す

「おにいさんはジオンに行こうとしているんです お義父さんにはウソをついているんです
 ジオンに行って お母さんの仇を討つつもりなんです
 だから心配なんです! 制めないとお兄さん 殺されちゃうんですっ!!」

411 :粗筋専用ハロ91:2014/10/13(月) 18:24:24.75 ID:???
馬車は急いでドッキングベイに向かうが、同時刻二人も港入りをして出国手続くをしている最中であった
シャアが手続きをしている間、エドワウがシャアのバッグに目をやっていた

手続きに手間取っていたことにシャアが愚痴りつつ、荷物検査に向かうとそこでまた問題が発生する
エドワウのバッグからリボルバーや爆発物のようなものが検出されたのだ
別室につれていこうとする役人だが、そこにエドワウがいい考えがある、とシャアをいっしょにトイレに連れて行く
その様子を、キシリアの手の者も見ていた

「二人いっしょにトイレに入りました 連れのバッグが手荷物検査で引っかかったようです」
「…わかった 緊急連絡 例の便に搭乗しない可能性が出てきた 次の指示を待て」

エドワウとシャアの二人は、トイレで衣服を取り替えてお互いに成りすます作戦に出るようだった
服と書類を入れ替え、トイレから出てくる二人、キシリアの諜報員の目もごまかせている様子ではあった
こうして【エドワウ】は先にジオン行きのシャトルへと乗り込むこととなった

「キャスバルが一人で搭乗ゲートへと向かいます 連れのほうは結局乗るのをあきらめていたみたいです」
「よし 『予定通り』だ 運のいいヤツだな その 『連れ』というのは…」

ロシェとセイラがルウムのゲートにまでたどり着いたが入り口が混雑している様子
そうこうしているうちにジオン行きの船が出航してしまう、ロシェとセイラの二人はその様子を見ることしか出来なかった
そして、【シャア】も船が出港する様子をモニターで眺めていた

412 :粗筋専用ハロ91:2014/10/13(月) 18:25:40.68 ID:???
「シャア・アズナブルさん おまたせしました 分析終わりましたよ
 これはキケンなものじゃなく ヨーカンとかいう菓子の一種ですな お返しします あなた甘党だったのですねっ
 あとはコレ ですが… なんでも初期のS&Wの逸品だそうで お持ちになっていたいのもわかります しかし…
 残念ながら これは没収ということになりますな 規則上… なにか おっしゃりたいのでは?」
「いえ べつに」
「よろしいっ! では決まり 荷物お返しします 次のジオン行きは明朝の便になります 時間がたっぷりあります
 ゆっくりお休みください ホテルは港にもありますからお探しになるといい お好きなタイプのを
 なんならお支払いは こちらにツケてくれてもいいですよォ」


ズムシティ行きの便に乗っていた【エドワウ】が違和感に気がつく
カバンの中の入学許可証が見つからない 錯乱状態になりながら書類を捜していると
突如輸送船が爆発をおこした!爆風に飲まれていく乗客たち
輸送船の乗客は全員死亡、死亡者名簿の中に、エドワウの名も連なれていた

そして翌日、ジオン士官学校

「今ここに 諸君ら有望なる新入生を迎えて 大いなる期待を 禁じえない
 時代は現在 新たな局面へと向かいつつある! いかなる局面へか!? 人類史の偉大な発展への局面である!!
 宇宙に進出することによって我々は 無限の可能性を手にした」

士官学校の壇上にて ギレン・ザビが演説を行っていた
その様子をザビ家の面々に加え、連邦軍将軍のレビルも見ていた

413 :粗筋専用ハロ91:2014/10/13(月) 18:26:20.80 ID:???
「誰の可能性か!? 人類全体のか!? 否!! 我等スペースノイドにのみ許された 可能性であるっ!!
 スペースノイドの新しい能力こそが 停滞した人類史を打破するのである!
 移民一世以来の困難な時代を経て かって棄民とさえ呼ばれていたスペースコロニーの住民達はえらばれた民となった!
 期せずして人類史の 最前列に立ったのだ!! 諸君は更にその前衛である!!
 エリートを自負することに躊躇するな諸君! 諸君はエリートだ! 選ばれた民の中から更に厳しく選別されてここにいる諸君らこそ
 コロニー社会の守護者であると共に新人類のリーダーである! 奮起せよ! 未来の将星をめざして邁進せよ!我と我が戦線に加われ!!」

ギレンの演説に、生徒達からもざわめきと戸惑いの声がある様子だった
選手交代、演説は士官学校の校長を務めるドズルへと移る

「静粛にしろ!静かに! 本学の校長を拝命しているドズル・ザビであるっ
 え〜〜っ オレは頭が良くないから ギレン兄うまい言葉で語ることは出来んが…」

その言葉に、生徒からも笑いが出てくるが、ドズルは笑うなと生徒達を一喝

「今のは笑いを取る所ではないっ だいたい勘違いするなよ こう見えてもオレはすこぶる正攻法な男だ
 校長としてこれからきさま等を 徹底的に鍛える エリートかなにか知らんが 弱い 青白いヤツに用はないっ! わかるな!?」

笑いの出ていた生徒達は一転、その言葉に震え上がる

「今日はここに 特別の来賓として連邦宇宙軍総司令レビル中将閣下が来ておられる
 その御前で口にするのもナンだが 俺は本学の勤めがせいぜい海賊退治のスペシャリスト養成だなどと考えていない!
 本当の軍人っ 戦のできる! 兵を率い近代兵器を駆使して戦うことのできる!
 宇宙の戦士の先頭に立つ仕官を育て上げることだと考えているっ!!
 校長として言いたいことは まああ 以上だ」

続いて進入学生の紹介と代表による宣誓となる
呼ばれる生徒たちの中に、【シャア】の姿も確認できた、その姿にキシリアも僅かに違和感を覚えた様子ではあったが…
そして、士官学校生徒代表 ガルマザビの宣誓によって 265名の学園生活が始まろうとしていた

<続く>

414 :マロン名無しさん:2014/10/13(月) 21:45:37.52 ID:???
ちょwwキャスバルひどいwwwwwwwwwwwww
本物シャアは善良な少年なのに
これはあり?

それと…バレバレじゃね?
一度見逃したお優しいキシリア様はまたしても見逃すのか
その真意やいかに

415 :マロン名無しさん:2014/10/13(月) 22:01:47.07 ID:???
やっぱ思うよなあ
これは真キャスバル黒すぎ
しかしいずれ彼がシャアとして表舞台に出てきたときにテキサスコロニーのアズナブルさんとかどう誤魔化すんやろ?やっぱ消す?
ひょっとして一年戦争終盤にテキサスコロニー荒廃してたけどあれはひょっとして真キャスバルの差し金では

416 :マロン名無しさん:2014/10/13(月) 23:23:53.67 ID:???
テキサスコロニーまで破壊するのならキャスバル恐るべし
つか安彦先生恐るべし

417 :マロン名無しさん:2014/10/14(火) 16:40:20.92 ID:???
アズナブルさん…ウッ(T^T)

418 :マロン名無しさん:2014/10/14(火) 16:55:07.86 ID:???
やっぱり真クワトロさんも殺したのだろうか。

419 :マロン名無しさん:2014/10/14(火) 20:40:16.43 ID:???
クワトロになるまで生きてればいいが
作者がシャアに肩入れしだしてシャア編描き始めた
→シャア主人公化
→やっさんマンガは主人公が最後にあぼんの法則
それとももしかしてZ〜逆シャアまで描いてくれるかな?!
ならいけいけどんどん

420 :マロン名無しさん:2014/10/15(水) 00:32:56.48 ID:???
この話ではセイラはテキサスコロニー住んでたことがあることになるんやな
後々テキサスコロニーでまたなんか回想あるかも

421 :粗筋専用ハロ91:2014/10/15(水) 18:43:43.26 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 T>

U.C.0074 宇宙軍仕官養成学校
生徒達は走り込みの訓練を行っていた

「よォォしっ もう一周ゥ!! Lastォ!!」
「ふええ…速すぎるよペースメーカー だれぇ?」「三寮のシャア・アズナブル」
「それに引き換え…おそいなあいつら また周回遅れ ガルマだろ?」「それと親衛隊な 自称…」

士官学校のシャアはまさに文武両道の活躍を見せていた
ガルマが授業での計算問題に僅かに詰まっていると、シャアが後ろから解答を口出しする
プライドを傷つけられたガルマ、授業を終えたシャアを引き止める 

「まちたまえ! 失礼なヤツだな キミは どうしてボクの計算のジャマをしたんだ?そんなにまでして目立ちたいのか!?」
「邪魔? キミが計算につまったから 助言したつもりだけど」
「つまってなんか いないっ!! ちょっと計算を休んだだけだ!!
 なのにキミはみんなの前でボクに恥をかかせたっ!! あやまれっ!!」
「そうだよ あやまれよ…どうみたってあれはイヤミだよナ」「よけいなお世話なんだよ」「あやまったほうが いいんじゃないの?
「あやまれよガルマさんに!!」

取り巻きの一人がシャアの肩に手をかけると、シャアが睨み返す
それだけで肩に手をかけた男を震え上がらせ、指一本で倒れこませてしまう
涼しい顔でその場を後にしつつ、ガルマを横目でちらりと見るのだった
射撃訓練でも、ガルマは優秀な成績を残すがシャアのことを意識し始め、的をはずしてしまう様子であった
校長のドズルが、生徒達の成績の書類に目を通す

「ふううむ これがガルマの成績か… 学科はAだな 実技体育はまあまあ… こんなものだろう
 アイツはオレとちがって体力がないからな だが 甘やかせとは言わんぞ 将来はザビ家の頭領になるかもしれんヤツだ 心して鍛えろ
 しかしこの…シャア・アズナブルというヤツはスゴイな 全科目がA おしむらくは眼底色素に異常あり か 出身はルウム テキサス・コロニー…」

そこに電話が鳴り、ドズルが電話を取ると、ギレンがモビルスーツの視察を始めるという
その報告に、ドズルも下手をするとこれまでかもしれないといやな汗を浮かべていた

422 :粗筋専用ハロ91:2014/10/15(水) 18:44:31.33 ID:???
「計画を始動させて丸二年だ もう待てない MSプランだけが検討対象ではない
 そろそろ結果を出して貰わないと議会に説明できない いちおうああいうものが存在する以上これをクリアしなければならん わかるな? ドズル!
 共和制が見せ掛けであれ続く間は 政治には手続きが要る ダークコロニーの民生活用圧力はおさえる限界に来ている
 秘密の保持もそうだ ネックは小型軽量化 そうだな?」
「そのとおり 汎用タイプは重量が増す その対策には超小型の熱核融合炉の実用化しかないが…」
「その方がすすんでいないと?」
「いかにも… しかしっ! ミノフスキー粒子の活用でそれはクリアできると…」
「理論のレベルではダメだ 実際に   ………ほお
 ふふん―――これ……か」

試作モビルスーツを一目見たギレン、最初に比べればだいぶ人間的なフォルムにはなってきているが…
だが、それを見たギレンはMS計画の中止を決定する
それはないと反論しようとするが、むき出しの動力を背負った状態では兵器は務まらない 子供じみたロボットバトルをする気もないと辛辣であった
そこにMS計画の技術顧問T・Y・ミノフスキー博士がやってくる 核融合炉の小型には目処がついていると説明を始める

「起こしたばかりの製作図面です MI・11と呼んでおります ごらんください
 従来型との比較です 画期的に小さくなってしかも出力は落ちません 想定出力は六〇〇〇
 これもミノフスキー粒子が可能にしたものです 更にこれで発生したエネルギーをパルス状圧力に変換し
 関節駆動用のロータリー・シリンダーで極超音速で伝達します これが『流体パルスシステム』です
 これによって駆動はきわめてスムーズになり 能動的質量自由姿勢制御(アンバック)システムの採用が可能になるます―――つまり…
 従来の噴射方式のような大量の推進剤が要らなくなるのです
 ご存知のようにミノフスキー粒子は電磁波の伝達を阻害して レーダーや集積回路の機能をダウンさせます
 そのことによって従来の戦争を変えると言われています が それだけではありません
 戦争の主役を戦艦や精密誘導兵器から奪い取る新しい主役を決定するのです
 それがモビル・スーツなのです閣下 御了解いただけますか?」

423 :粗筋専用ハロ91:2014/10/15(水) 18:45:01.26 ID:???
「ん 見事だな博士 では聞くぞ その新システムを搭載した次期モデルを今から MS−03と呼ぶ それはいつ完成するか?」
「本年度中には 必ず」
「よし ドズル さっきの中止命令は 撤回する
 計画を強力に続行しろ!必要な処置は私が取る ただし期間は厳守しろよ 情勢の推移は待たないぞ」

士官学校では行軍訓練を行うところであった 
30kgの重装備にて50kmの行軍を行うきびしい訓練である
しかし、シャアは涼しい顔でトップを歩く そしてそれを必死で追うガルマの姿もあった

「チェックポイント1 一番到着 早いな 名前は?」「三寮ォ シャア・アズナブル!」
「よォしっ オーバーペースじゃないのかあっ!」「一番通過ァ」
「続いて二番!」「誰だあ? 名前を言え」「一寮ッ ガルマ・ザビッ!!」
「二番 ガルマ・ザビ 通過ァ     あ ……」
「「ガルマ…ザビ??」」
「あれがザビ家の御曹司か?」「おやおや なかなかやるな つうか…大丈夫かなあ」

おおよそ30km地点にて コロニーの降雨時間となる 雨に打たれる生徒達からあちこち泣き言があがる
シャアは岩場の影で雨をしのいでいたが、ガルマは意固地になってシャアに近づこうとしなかった
しばらくたって、ガルマがシャアとの距離を稼ぐためか、雨の中での行軍を始める
だが、雨でぬかるんだ地面に足をとられ、崖から転落してしまう 後からついて行ったシャアが、倒れたガルマを見下ろしていた

「笑えよ おかしいだろ キミをだしぬこうとしてこうなった… 最低だ…
 ザビ家の面汚しだ… 学校へ帰ったらみんなに言いふらすといい…」
「だいじょうぶか?」
「 さ わ る な あ っ !!
 僕に指一本さわるなっ さわったら 殺すっ!! ……いや…
 殺してくれ いっそ… あんまりみじめだ… 耐えられない…」

その言葉を聞いたシャアは 懐からナイフを取り出すと傍にあった木を削ってガルマの四隅に立てる
その上に布をかけて 急場の雨を凌ぐ場所を作るのだった

424 :粗筋専用ハロ91:2014/10/15(水) 18:45:37.65 ID:???
「どうだ? キミの 宮殿だ」

シャアは雨に打たれたまま、ガルマの傍についてあげたのだった
夜になってもまだシャアとガルマが帰っていないという報告が士官学校に送られる
そんなタイミングでドズル校長が帰ってくるものだから、教官全員 顔面蒼白であった

一方のシャアとガルマ どうもガルマが骨折をしている様子 簡単な応急処置をして人を呼んでくるというが

「いやだ! ボクもいくっ!」「歩いて?この足で?」
「歩けるさっ いや 歩くんだ! 歩かないと 落伍したことになる
 落伍するなんてイヤだ! するもんか! ザビ家の男なのに!
 キミにはわからないだろう わからなくていい これは ボクの問題だ
 つまらない見栄だと思うだろうけどボクは… 誰にも負けたくないんだ この学校では…」
「……… よく判るよ」

<こちらポイント4 まだ見つかりません はあ… 全力で捜索中ですが…>
「はあ? なんだあ? あ 待ってください なにか合図してます ええと はいっ あ あのですね
 今 見つかったようですっ!! さっそく私も 現場のほうへ! まだみえませんが 歩いてくるようです
 あ! 来ました来ました!二人共! シャア・アズナブルとガルマ様 いやっ; ガルマ・ザビ
 ああっ 手をふっていますっ 笑っています 肩を抱き合っております 感動的ですっ!!」

一夜明けて、シャアの部屋にガルマがルームメイトとしてやってきたのだった

「僕が希望したんだ 僕の顔色うかがいじゃ刺激がなくて面白くない 僕を高めさせてもくれない
 今日から友達だ ずっと僕の良い友達でいてくれ ザビ家の御曹司だなんて思わずに!   ?
 なにが おかしいんだ?」
「きみはやっぱり坊やだ わかっちゃいない ルームメイトを指名するなんて ほかの誰にも出来ない
 ザビ家の御曹司以外には おわかり?」

手厳しい言葉を投げかけるものの、何はともあれガルマに友人として認められたシャアなのであった

<続く>

425 :マロン名無しさん:2014/10/15(水) 19:49:35.23 ID:???
あんまり目立つとそれはそれでまずいんじゃないん?
それはそうとセイラさんかーちゃんみたく精神壊れちゃうんじゃないのこうも立て続けにみんな死んで(兄貴はまあ死んでないけどさ)

426 :マロン名無しさん:2014/10/15(水) 21:10:57.50 ID:???
ガルマは昔からガルマだw
で思ったけど善良な一市民の茶色の瞳のシャア・アズナブルを殺したエピソードは
士官学校からの友人ガルマを謀殺するようなキャスバルの無慈悲な性格の伏線だったのか
これからどんどん親しいエピが出てくるかもね

ガルマだって母親がいないのにさ…
母親代わりの姉があのキシリアなのはキャスバルより不運だしw可愛い妹もいないのに

427 :(02.25.2006):2014/10/15(水) 21:32:53.85 ID:???
すてきなお兄様がいるじゃないのそのぶん

428 :マロン名無しさん:2014/10/15(水) 21:49:33.17 ID:???
確かにすてきなお兄様がいる…
校長が兄貴なのはちょっとやりにくい気もするけどw
学年トップの生徒が昔の知り合いに似てないかとか気づけよ校長

>まちたまえ! 失礼なヤツだな キミは〜
このベタな台詞がなんとも言えん
岡田あーみんの漫画かと思った

429 :マロン名無しさん:2014/10/15(水) 22:22:27.35 ID:???
やっさんはドズルみたいなん好きなんやろな
先見性のある優れた軍人みたいに描写されてるし
ほとんどタロスやけどw

430 :マロン名無しさん:2014/10/16(木) 21:50:34.29 ID:???
シャア(キャスバル)は学園生活満喫だな
反対にセイラさんはどんなに悲しんでいるか…

431 :粗筋専用ハロ91:2014/10/17(金) 18:50:57.21 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 U>

冒頭、装甲車が砲弾の雨を駆け抜け、装甲車からシャア達兵士が飛び出す
その直後、装甲車が戦車からの砲撃を受けてしまう

<01被弾 直撃です>
「小隊全滅だな」<01小隊ッ 戦線離脱せよっ!>
「こちら01っ まだやれます!」
<馬鹿!模擬弾でなかったらふっとんでるんだよっ! 現在地で収容を待て!
 03っ もっと前へ出ろ!ひるむなっ! 左翼が崩れているぞ 押し上げが弱いっ!!
 07!車体をさらしすぎだっ! 13前へ!レッドゾーンから逃げるな! 
 無駄弾を撃つな! まだ有効射程距離の外だろうが!>

装甲車の一台が直撃すれすれの砲撃に悲鳴を上げていた頃、シャアの率いる小隊が拠点のひとつを攻撃し、制圧に成功する
その報告を受け、ガルマも迫撃砲での攻撃を開始する、その采配を見ていたドズルもご満悦の表情

「兵力と火力の劣勢を計算して正面からの力押しをせず 最高峰の敵陣を歩兵の奇襲攻撃で奪って
 そこを観測所に使い 唯一の打撃力である迫撃砲の砲列を一点集中的に使う…
 連邦軍の軍監がどう講評するか知らんが オレの評価では 満点だ」

苛烈な砲撃に晒された拠点から、ついに白旗が上がるのであった

連邦軍の評価としては概ね可、ということであった
あとは話が長いので飛ばしつつ、シャアが軍監への質問として手を上げる

「質問だと 本来ここはそんなもの受け付ける場所ではないが 特別に聞く 言ってみろ」
「御高配に感謝します では 二点うかがいます 
 卒業最終考査であるこの模擬戦は実際の任務を模したものと解されますっ ならばっ
 装備において劣勢とされた本シミュレーションはいかなる状況を想定して作成されたものですかっ もう一点っ
 かような小火器に類する程度の武装で我々は何を護って いかなる敵と戦うのでありますかっ?
 軍監殿はさきほど連邦の秩序とコロニー社会の平和と言われましたがっ もしも仮に両者が共存し得ない事態が到来した時
 我々 スペースノイドなる国軍はいかに行動すべきなのですかっ!?」

432 :粗筋専用ハロ91:2014/10/17(金) 18:51:25.83 ID:???
この問いに軍監は答えようとせず、反抗とみなしシャアに平手打ちを当てる
その衝撃でシャアのバイザーが吹っ飛ぶが、当のシャアは涼しい顔
そして周囲の兵士からは、口にこそ出さなかったがバイザーを拾えと無言の圧力がかかり うろたえる様子の連邦軍人たち

「軍監殿! 第三班班長ォ ガルマ・ザビでありますっ!
 彼は校規に違反していませんっ バイザーを拾って間違いをお認めになるべきです」\そうだっ!!/
「お認めください 軍監殿  これは 要求ですっ!!」「

ガルマの要求と周囲の圧力に負けて、軍監はしぶしぶバイザーを拾い上げるのだった

テキサスコロニーでは、成長したセイラとロシェが馬車で話をしていた
セイラは医者への道を歩むことに決めた様子

「シャアさんはもうじき 卒業…でしたよね?」
「あれはねえ… さああ どうしているのか… 
 休暇だってあるだろうに一度も帰ってこない 手紙も最初の頃に何通か来たっきり…
 軍隊なんてところにとられたら息子は 死んだようなものだと思ってはいたけれどねえ
 まさかこんなに性が合うとは… わたしらの子とも思えないよ」
「お父様の おかげんは?」
「ああ ずいぶんいいよ といっても もともと あの体ではねえ
 でも節制をすると言っていたよ あなたが帰ってきたら
 うんと意見してやるといいよ 医者のタマゴさんなんだから」

帰ってきて母と兄、ルシファの墓に挨拶をするセイラ
ただ、セイラにはキャスバル兄が死んだことをどこかで信じられず、生きているのではないかと思っていたが…

一方のサイド3の夜更けでは、深夜まで勉強漬けで疲れ果ててテーブルで眠りこけるガルマの姿
シャアは、そんなガルマの背中にそっと毛布をかけてあげるのだった

433 :粗筋専用ハロ91:2014/10/17(金) 18:52:17.10 ID:???
朝になって、卒業成績の掲示板が張られていた。ガルマがトップ、シャアが二番手となっていた
それに加え、「バイザー事件」の件もあり生徒達は皆がガルマを羨望のまなざしで見ていた
少し照れくさそうにしながら自室に戻るガルマ、シャアはモニターで小天体の軌道の計算を行っていた
サイド3に衝突しかねない危険な軌道をしているというが、ガルマは専門家にまかせるとしつつ、卒業成績の結果を報告する
一番は誰かというシャアの問いに、ガルマは自慢げな顔をして見せた

「キミはどうか知らないけど ボクはうれしいんだ とても
 一番になれたこと… だけど もし あのことの減点がなかったら一番はたぶん キミだったと思う…
 シャア もしかしてキミは わざとあんなことをしたのか?
 軍監を挑発して自分の採点が不利になるようにした ボクを 一番にするために」

その言葉を聞いて、シャアは大きな笑い声を上げたのだった

ほどなくして、礼砲の轟音をバックにドズル校長の卒業の挨拶が行われる

「え〜〜っ おほんっ 早いものである つい先日ズムシティにおおいぇ
 デギン公 ギレン閣下の列席を得て 入学式を行ったと思ったら もう三年が過ぎちまった
 めでたいことに教官諸氏の指導よろしきを得て全員が卒業ということになった
 諸君らの門出を祝って 正副軍監他ジオン駐屯の連邦軍幹部諸氏も今日ここにいるっ」

その言葉に冷や汗を浮かべる連邦軍監、生徒達から意地の悪い野次も飛んでいた
ドズル校長の訓示が続く中、月面小天体観測センターではパニックが起こっていた
シャアの計算した天体がまさにサイド3へと直撃しようとしていた
一方のシャアも、卒業式の最中に時計を気にしていた、それを見ていたガルマも冷や汗を浮かべる

<小天体接近!! 距離一〇〇〇kmをきりました 質量およそ30t ほとんどが氷塊です!>
「サイド3の基幹コロニーに極めて近いコースです! 衝突の可能性は七十五パーセント!」
「なんだとォっ!! よりによってズムシティに ダメだ! 管理職は全員 クビだ…」

卒業式の最中、不意に警報が鳴り響く。小天体はコロニーの先端にあるリングの部分をぶちぬいてしまった

<続く>

434 :マロン名無しさん:2014/10/17(金) 21:13:20.62 ID:???
思い出した
Zガンダムでどう見てもシャアの人を皆がクワトロ大尉と呼んでいたので
みんな色々あったシャアに気を使って
正体は知っているけどクワトロ大尉と呼んであげているのだろうとかなり長い間思っていたことを
宇宙世紀では情報が錯綜していて(?)名前を変えたら気づかれにくいのだ
安彦先生が安直に描いていらっしゃるのではないこれがオールドタイプの限界なのだ…
いや意外とシャアタイプの顔が多いのかもしれないな

435 :マロン名無しさん:2014/10/17(金) 22:07:37.67 ID:???
真シャアの身内には「楽しくてテキサスに帰らない」という強引な理由でぶっちぎるんかいw

436 :マロン名無しさん:2014/10/17(金) 22:57:28.06 ID:???
じっさいこれだけ楽しかったらキャスバルはアルテイシアに手紙も書かないんじゃないかw
といって実のシャアさんは親が反対していたから区切りがつくまでは帰りにくいかもしれないな

437 :マロン名無しさん:2014/10/17(金) 22:59:00.37 ID:???
>>436はもしキャスバルがあのまま育って士官学校に進学していたらって事ね

438 :マロン名無しさん:2014/10/18(土) 21:44:38.56 ID:???
ガルマ御曹司のボウヤぶりを徹底的に暴く章なんですねわかります
わかりますがかわいそうだからもう勘弁してやってほしい

439 :マロン名無しさん:2014/10/18(土) 22:03:45.51 ID:???
謀ったなァ!? シャアアァァぁあぁ!!

440 :粗筋専用ハロ91:2014/10/19(日) 17:19:52.99 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 V>

宇宙空間にコロニーの残骸と野菜が散乱する中、作業艇がデブリの爆破作業を行っていた
残骸を細かくして、破片を回収して回るガルマたち そこに強引に連邦の強襲揚陸艦が割り込んでくる

「念入りなことだな こんなものがなくてもガーディアンバンチの駐屯軍くらいはすぐズムシティに移送できるのに」
「威嚇 しているつもりかな?」
「それ以外になにか考えられるかい? ガルマ准尉殿」
「屈辱 だっ! 自分達の落ち度で我々に大被害を与えたくせに
 責任をとらないだけでなく 不平不満は力でおさえつけようというのかっ!」

不意に、シャアが宇宙空間でデブリを回収するロボットを見つけ、ガルマに尋ねる

「ああ あれはモビルワーカーだ ジオニック社が開発中の人型汎用作業機械 その通称だよ
 本来は月の地下資源採掘のためのものなんだけど こんなことにも使える
 ドズル兄さんが開発の最高責任者なんだ

 シャア これはトップシークレットだ キミだけに言う モビルワーカーは軍事に転用が可能だ
 だからドズル兄さんは開発にご熱心なんだ もしも…「なんだってええっ!??なにいってんですかっ 今はまだ入港なんてできませんよっ!!」
「つべこべ言わんで航路をあけろっ 練習生のくせにっ 誰に向かって口をきいているつもりだ!!」
「かせっ!! 交信者代った こちら艦長だ 貴鑑の艦名を問う
 どういうつもりだっ!!? 誰のためにこういう事態になっていると思っているんだっ!!
 お望みなら連邦軍艦船に掃海作業を妨害されたと しかるべきスジに上申するが 貴艦はそれでいいかっ?!!!」

この厳しい言葉に、高圧的な連邦軍もさすがに黙ってしまうのだった

ズムシティでは広場を覆うほどのデモ隊の群れの姿があった
ジオンの議会でも連邦に対する風当たりが強い状態となり、議員、市民両方から独立の声が上がる
しかしギレンは議会でのそれを静観している様子、デギンからも煽らないように釘を刺される
暴動の群れが戦車に向かっていきバットや投石で攻撃したり、連邦の旗を燃やす様子をデギンが上から見ていた

441 :粗筋専用ハロ91:2014/10/19(日) 17:20:24.08 ID:???
「ダイクンの死の時とはちがう 民衆の昂揚ぶりは明らかに異常だ」
「事の発端が食料です 無理もありません」
「そうではない この十年間のプロバガンダの成果だ おまえの な
 ベイの外に連邦の 兵員輸送艦が来ているそうだな
 ダイクンの時とは違うと思えば連邦軍も軽軽には鎮圧行動には出ない しかし
 暴動が一線を越えれば動く!  ガーディアンバンチの治安部隊を強行輸送してズムシティを制圧する!
 どうするのだ! そのような事態になったとき」
「ご心配なく 父上」
「本当だな まかせておいていいのだな ギレン!
 何度でも言うぞ 戦争はいかん! 現在も 将来も いかんっ!
 たとえ勝てるにしてもいかんっ! 営々と築いてきた過去を無に帰するようなことをしてなんの真実か!?未来か!?
 わかっているなっ ギレン!!」

兵士達もその様子をテレビ中継で見ている様子、そこにガルマ達が宿舎に帰ってくる
候補生達の不安を他所に、シャアがガルマに話がある様子
二人きりになり、シャアの話に驚愕の表情を見せるガルマ

「連邦軍兵営を 攻撃?!!!」
「そう 奇襲して制圧 武装解除する 数では圧倒的に劣勢だが奴らは全く無警戒だ うまくやればできる
 こわいのか?ガルマ 将来はザビ家の頭領になり ジオンを統轄することになるかもしれないきみがこの程度のことで怖気つくのか?
 きみが指揮すればできる! きみはここのトップ卒業者で教導隊隊長 士官学校の輝ける星だ
 さっき下級生まで言っていたな ここの連邦軍が動くのを 我々が黙って見過ごしていいのか と
 ここの治安部隊がズムシティに送り込まれたら血の大弾圧が起る!
 スペースノイドの守護者たらんとする者なら 座視できないはずだ!!」
「わかった…その…とおりだ…… しかし… 勝てるだろうか?」
「勝てるサ! 駐屯地には一個連隊がいる しかし一個大隊はズムシティにいるから 残りは大隊二つ 二千人
 兵力の優劣は人数じゃない キミはたしか用兵学はA評価だったな」

その言葉にガルマも少しムキになった表情を見せる
シャアが事前に用意した連邦軍の駐屯地の地図の見取り図を広げる
駐屯地の攻撃に加え、外部干渉を抑えるためにドッキングベイの制圧の必要もある
抑える対象はもう一つ、ドズル校長

442 :粗筋専用ハロ91:2014/10/19(日) 17:20:52.02 ID:???
兄はいい人だ 話せばわかってくれる あ そうだ! いっそ兄と一緒にやろう! なんならボクから」
「ガルマ きみは自分の手で 歴史の歯車を回してみたくないのか」

そういう風に言われるとガルマも黙ってしまうのだった

深夜になって、士官候補生たちがテレビで情勢を見守ってると、上官に怒られて休憩室から追い出されてしまった
そして卒業生メンバーの士官達が襲撃の準備にかかる。ガルマは緊張のあまりジャケットのフックがうまくかけらずシャアにかけてもらう
そこに最初の頃シャアと同室だったムラタが入ってきた
バイザーだとなにかのときに飛んでいって不便だと思ったムラタがバイザーと同じ遮光レンズを仕込んだヘッドギアを作ってくれたのだ
ヘッドギアをつけるシャア、ガルマはそのセンスにちょっと不満気味の様子
卒業生メンバーの一人 ゼナにはまた別の任務を頼みつつ、先に出撃を開始するシャアの部隊

(ふっ・ 挫けるなよっ 坊ちゃん!)

「ズムシティの同胞を護るために 我々は起つ! これは歴史的な 一大事件となるだろう!
 このことをきっかけに連邦とジオンは 戦争状態になってしまうかもしれないからだ!
 しかしっ 思い出してくれ なぜこの学校へきたか?! 軍人をこころざしたのか?!
 スペースノイドの生命と権利と財産を護るためだった! 連邦のではないっ!!」「そうだっ!!」
「連邦軍の駐屯部隊を治安出動させてはいけないっ! ズムシティの市民を殺させてはいけないっ!
 これは反乱ではないっ! 任務の遂行だっ!! そうだろう?みんなっ?!」「そうだっ!」「そうだあっ!!」
「わかっているな?!みんなっ これは訓練じゃないっ! 模擬戦でもないっ
 弾薬は実包だ! 実弾だっ 当たったら死ぬんだ!! いやっ 死ぬんだ 我々のうち何人かが 確実に!! それでもいいんだな?! みんなあ」
「「「おおっ!!」」」
「よ お お しっ!! 出撃 だああっ!!」

高らかに出撃の声をあげるガルマたち 同じ頃、ゼナがドズルの元を尋ねる
深夜の相談事にいやな顔一つせず、親身になって相談に応じるドズル校長、しかしゼナは不満はないという

443 :粗筋専用ハロ91:2014/10/19(日) 17:21:20.10 ID:???
「ほお じゃあなんだ? この夜中にオレと何を話したい?」
「お話よりも……実は 閣下のお時間が いただきたいのです」

その言葉に疑問符を浮かべつつ、外の轟音に気がつくドズル。見ると装甲車と迫撃砲の車両部隊が列を成していた

「教導隊が緊急出動!! 連邦軍駐屯地に向かっています!!」
「なにいいっ  いったい誰の指示で出動した?!!」

そこに、ゼナがドズルに向かって銃をむける。強引にでも引き止めようとするが、ドズルはゼナに突っ込んでくる
強引に銃を抑え上げ、ゼナを組み伏せる

「誰が指図をした?!! 扇動したのは 誰だ?!!」
「ガルマ様ですっ ガルマ様が檄をとばされたんですっ!!」
「………」「………」「ガルマが あの ガルマが… こんなことを… か…」

連邦軍駐屯地 先行するシャア達の部隊が、いっせいにロケットランチャーを発射する
光を確認したガルマ達も迫撃砲による砲撃を行い、装甲車が突撃を開始する
炎に包まれ始める駐屯地を部隊に、連邦とジオンのぶつかりあいがはじまった

<続く>

444 :マロン名無しさん:2014/10/19(日) 20:02:42.34 ID:???
い・ろ・じ・か・け?

445 :マロン名無しさん:2014/10/19(日) 21:34:58.14 ID:???
なぞの仮面の製作秘話キタww
サングラスぶっとばし騒動は壮大な伏線だったとはw
さらにゼナ様キタ!
生徒に手をだしていいのか校長ッ!

446 :マロン名無しさん:2014/10/20(月) 20:38:34.97 ID:???
ガルマは一生懸命努力しているので応援したくなる
やっさんが描くと顔も五割増し良い
キャスバルはシャア見殺しで摩り替わりという設定だからオリジンでは印象が良くない
ガルマはこんな男を信用しちゃうバカだけどこれだけ仲良くしてりゃ信用しちゃうよなあ

447 :マロン名無しさん:2014/10/20(月) 21:05:42.98 ID:???
やっさんの描くガルマかわええなあ

448 :粗筋専用ハロ91:2014/10/21(火) 18:26:08.66 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 W>

各地で爆発が起こる駐屯地 中の連隊長が指示を出そうとするところに、司令部に迫撃砲が命中隊長たちがふっとばされてしまう
その光景にただただすごいとしかいえない様子のムラタ だが、そこに一発の銃弾が装甲車に弾かれ、ムラタの喉を貫いてしまう
シャアは迫撃砲で開いた穴から司令部に潜入し、内部の制圧をする。銃を突きつけられ歯噛みする連隊長たち

駐屯地各地で銃撃戦と爆発が起こる最中、ドズルが戦場に割ってはいる

「双方 撃ちかたやめええ!! 首都バンチ司令官のドズルだっ!! これは命令だあっ!!
 校長のドズルだあっ 生徒どもも退けえええっ!! やめんかキサマらああっ!!」

大声を上げてとめるドズル、そこにガルマの姿を確認する ガルマもドズルに気づき振り向く
装甲車から飛び降りガルマに向かうと、ガルマも緊張の糸が切れたかふらりと倒れこんでしまう
それを抱きとめるドズル、ガルマを抱きかかえたまま大泣きするドズルであった

襲撃から一夜明け、街は連邦の治安出動を阻止したガルマたちの凱旋パレードが開かれていた
市民達の熱狂的な歓声に、ガルマは手をふって応えていた
当然、連邦軍にとってその光景がは面白くない。連邦軍高官はガルマの引渡しを要求するが、ギレンはその要求を拒否

「彼を引き渡したらどうなるか よくお判りのはず
 死者 死者と おっしゃるが 天体衝突によって我が農業施設で幾人の死者が出たかはご存知か?!」
「不幸な事故による死者と…今回のケースを比較は出来ますまい ギレン閣下
 当方の被害は野蛮な奇襲攻撃によるもの 違いはお判りでしょう」
「それは連邦が治安出動を しょうとしたから!」
「治安出動の意図はなかった! なにを根拠にそういわれるか!?
 たしかにザビ家の大切な御子息 さし出せるわけもないが たとえば ハラキリという解決法がある
 処刑されれば名誉にキズがつく そう考えたサムライの身の処し方 自らを罰し事を収める」
「蛮風だな 地球の」
「なかなか美風ともいえようが そういう考えを持っていた住古の民族ももう失せてしまった
 だが 解決法の参考にはなりましょう つまり ガルマ君ではなくもっと大人の しかるべき立場の者がハラを 切る」

449 :粗筋専用ハロ91:2014/10/21(火) 18:26:48.73 ID:???
しかるべき立場の人物、つまりドズルに責任をとるように言うレビル将軍
当然ドズルはそれを拒否しようとするが、そこにデギン公王もやって来る

「レビル将軍 ご提案は聞いた 了解した 責任は明確にする そのうえで厳正に処罰する それでよろしいか?」

デギン公王の言葉はドズルにとって死刑宣告同然、青ざめるドズル
地球市民の安全と帰還も、軍の撤収を前提として保障するデギン、連邦軍とはひとまずそれで落としどころとなるのだった
連邦軍たちが撤収してすぐに、デギン公王の怒声が響き渡る

「馬鹿者!! なんおなめに士官学校校長の任に当てたと思うかっ!!この 役立たずめっ!!
 図体はデカイがつくづく知恵の足らんヤツだっ いいかっ!!
 おまえの役目で最も大事なのはガルマを護ってやることだっ!わかったかっ!!今後再びこのようなことがあったら 絶対に許さんぞっ」

そこにガルマが花束を持って、そっとはいってくる
それをみてドズルへの叱責を一旦打ち切るデギン公王、ドズルが露骨にため息をつく
キシリアはガルマを見て、立派なザビ家の男になったと褒めてくれるのだった

「ケガがなかったのはなによりだ ひとつしかない大切な体だ 粗末にしてはいかん
 ギレンもドズルも キシリアも猛々しい性格だ だが おまえは気性が優しい おまえだけは
 おまえを 士官学校などに入れるのではなかった…」
「でもキシリア姉さんは これでボクもザビ家の男になったと」
「あれの言うことなど 気にせんでいいっ! わしはただ おまえがダイクンの子等のようにならぬよう 願っているだけど
 政治などつまらん 軍人も殺し合って罪深さを増すだけだ おまえは学者にでもすればよかった…
 ここへ来い ガルマ ここへ来てわしの 手をとってくれ」

その言葉に、そっと近づいてデギン公王の手を握るガルマ

「どうだ?わしの手はあたたかいか それとも 冷たいか?」
「…… あたたかいですよ …とても」
「そうか あたたかいか… おまえの頬も あたたかい しばらくこうしていてくれ
 若い血がしみてくるようで 気持ちがいい だが若さは この先永く苦しみにも 耐えなければならん
 不憫な ことをした… 老いてから子なぞ…つくるものでない…」

450 :粗筋専用ハロ91:2014/10/21(火) 18:27:14.59 ID:???
士官学校では戦没者の慰霊碑に生徒達が集まっていた、ドズル校長がそれを上から見ているとシャアが校長室に入る

「処分を伝える きさまは待命―― 予備役編入だ 本学の履歴も抹消される 一兵卒に格下げということだな なにか いいたいことは?」
「ありません」
「いいい覚悟だな よろしい ガルマの身代わりで割をくったとは思うなよ おまえがあれをたきつけたことは判っているんだ
 もっとも処分といえばオレも同じ 校長はクビ 当分は昇進もナシだ オヤジにはおこられるし……
 どうする これから」
「地球へ行ってみようかと思っています この機会に
 では シャア・アズナブル准尉 兵卒として除隊しますっ! お世話になりました大佐殿!
 あ 大佐殿 一つお願いがあります もしも現役として再召集される時があればその時は
 モビルスーツのパイロットの任に当ててください」
「モビルスーツ 誰に聞いた?! …ってガルマに決まっておるな あのガキっ
 わかった 留意しておく ただし 訓練はキビしいぞ」

シャアが部屋を出て行った後、なんだか身だしなみを気にするドズル
ゼナがはいって来ると護衛の兵士を大声で追い出すドズル。しばし部屋に沈黙の空気の後、ゆっくりとその巨体を立ち上がらせるドズル

「今度のことで俺はここの職を辞することになった
 監督不行届 引責辞任 ハラキリ である… こんな男だが 時には キズつくこともある…
 人に なぐさめてもらいたいと思う時も…ある
 妻をもとうと思ったことはなかったが 恥ずかしながら いま 思っている…」

がばっとゼナに向き直り、見開いた目を向けるドズル

「俺…ドズル・ザビの… 子を産んではくれまいか」

言った後でほほを赤らめるドズルとゼナ 不器用な男なりのプロポーズであった

451 :粗筋専用ハロ91:2014/10/21(火) 18:27:51.43 ID:???
南米、ジャブローにてテム・レイがゴップに呼び出されていた。彼に見せたいものがあるという
そこに映し出されていたのはモビルスーツの起動テストの光景であった
老朽艦を相手にするモビルスーツ マシンガンの一掃射で艦を破壊したところで映像は終わる

「戦艦が一〇〇ミリ弾で沈むことはない 故に 脅威ではないという意見もあるが」
「それはちがいます! モビルスーツは戦艦でも巡洋艦でもありません!
 全く新しい概念で捉えるべきです 戦争が 変わるのです!」
「ミノフスキー博士もそういっているようだ よろしい キミを新規計画の技術担当のトップにしよう
 博士のお弟子ならハナシが早くていい 亡命が成功すればもっといいが いちおう 手は打ってみるが ね」
「将軍! …極めて重要な点です この仕事には恒久的に使用可能な宇宙での設備が必要です それをどこに?」
「あ そォ…『コロニー』しかなかろうね 恒久設備といえば…」
「しかし各コロニーは情勢が不安定です 今度のことで一掃! 宇宙空間はもはや我々の庭ではないのです!
 ジオンの脅威を受けず 尚かつ 重力をコントロールし得る十分な空間の確保が…」
「既存のコロニーがダメなら… 新しく造るしかない…
 移住計画の見直しで予算の執行が見送られたコロニーがあった」
「サイド7?!!」
「そお サイド7 ジャブローといいM・S計画といい 剣呑な情勢となった どのみち世界は行く所まではいかねばならんようだよ…」

自宅へと帰ってきたテム・レイ だらしない生活のアムロを叱りつつ宇宙に行くことを伝える
着替えをしているとハロがころころ転がってきた

〔アムロ アムロ ドコへイク? オイ ドコヘ…〕
「また宇宙… だって さ」
〔ウチュ―――〜 マタウチュウ……カ?〕
「そう また宇宙へ行くんだって……」

<続く>

452 :マロン名無しさん:2014/10/21(火) 20:34:44.86 ID:???
なるほどねえ
けどシャア(キャスバル)の真意がよくわからんしそもそもキシリアは彼を見てなんとも思わんのかな

この件でガルマ絡みでドズルに貸しをつくったも同然なのが早い出世の秘密か

453 :マロン名無しさん:2014/10/21(火) 22:40:05.29 ID:???
ますますガルマとドズルがかわいいんだが・・
そしてシャアは今度は地球へ?学園生活の次は地球生活とは短い人生を満喫するつもりだな

454 :マロン名無しさん:2014/10/22(水) 07:45:47.85 ID:???
それぞれのキャラ描写が細かくなってるのがいいね。

455 :マロン名無しさん:2014/10/22(水) 07:51:39.63 ID:???
ここからはフラウと平凡に過ごすだけのアムロ幼少編に入るんじゃないのか。

456 :マロン名無しさん:2014/10/22(水) 20:51:48.94 ID:???
地球に行ったシャアが人形相手に遊ぶ暗〜いアムロ少年とすれ違うに一票

457 :マロン名無しさん:2014/10/22(水) 21:44:24.81 ID:???
アムロとすれちがってる、てのはありそうやなw

458 :マロン名無しさん:2014/10/22(水) 21:54:33.57 ID:???
キャスバルも相当暗いし荒れていたが
シャアになりかわって仕官学校入ってからは明るく?なった
ブライトとすれ違うのもいいな
ブライトがむ?あいつ軍人のような身のこなし…できる!またはエリート風吹かせて気づかず

459 :粗筋専用ハロ91:2014/10/23(木) 18:17:04.31 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 X>

アマゾナス州・州都マナウス 夜の繁華街にてアラビアンな男が女を抱きかかえて逃げ回っていた
追い回す男達の攻撃を、川へ逃げ込んで凌ぐ 川の魚を振り払いながら、川に止めてある船に向かっていく
一夜明けた工事現場、モビルワーカーを使って作業をするシャアの姿があった

「しかし… ジオンの奴等ってのは何を考えているのか わからんね
 重機に核融合路を背負わせるってぇ発想はいったい どこから来るのかねえ」
「ホントなんすか? それ」
「ああ こいつは地球使用だからちがうが 本国じゃそうだってヨ」
「だったらこのジャブローの工事なんかにはそいつが欲しかったですねえ」
「バカヤロー メンテナンスはどうすんだよ」「あ そか 最低っスもんねえジオニック社のアフターサービス」
「アフターサービスどころが リースも打ち切りだよ もうじき
 それにしても よオ若いの たいしたもんだなおまえさんのウデは モビルワーカーの運転をどこで覚えたんだ?」
「その最低の ジオニック社で
 クビになったんですよ 開発部にいたんだけど 地球生まれだったんでね ホント 最低ですよジオンは…」

仕事を終えて町へ繰り出す工事現場の面子(3人だけだけど
町では所々、ジャブローの工事に反発する市民も少なくない様子だった
カジノに繰り出す三人、ルーレットに手を出す親方だったが、悲しいほど博打の才能がない様子
しまいには社員に金の催促をする始末であった そこに冒頭のアラビアンな富豪の男が威圧的な目で見下ろしていた
親方と席を替わると、一目賭けで即座に35倍の当たりを引き出す富豪 ディーラーが後ろの女性の目にどこか恐怖を感じていた
富豪の後ろにいる女が、背中を指でなぞると再び一点にチップを賭け、そしてまたも的中をっせる
だが、ディーラーが交代するととたんにはずすようになってしまった 席を立ち、横目で女を睨む富豪だった

460 :粗筋専用ハロ91:2014/10/23(木) 18:17:38.60 ID:???
夜が明けた波止場で女が座っているところに、シャアが近づいてきた
気さくに話しかけるが、女はそっけない態度で距離をとっている様子

「わたしに 近づかないでください わたしに話しかけて酷い目にあった人 たくさん知ってるのよ」
「ほおお コワイんだな あのオジさん達」
「近づかないでって いってるのに…」

シャアが女のもっているものに興味を示した、見せてもらうと家族の写真のようだが見るからにくしゃくしゃになってしまっていた
シャアが元に戻せるというと、女の表情が明るくなったが、そこに富豪の怒声が響き渡る

「ララアア!! おまえは またっ こんなっ オトコとォ!!」

平手打ちを叩きつけようとするところを、シャアがその手を止めた。腕を止めたまま、シャアが富豪に詰め寄る

「いい船を お持ちだ… 安い買い物じゃ なかったはず!
 そのカネはどこから?! 天才ギャンブラーのだんな!!」

シャアに詰め寄られ、顔を歪ませる富豪 そこに一隻の武装船が近づいてくる
富豪が悲鳴をあげると同時に武装船の砲台も火を噴き、富豪の船を破壊してしまう
シャアが女を抱いて、武装船の攻撃から逃げ、親方の車でその場を離れるのだった
……アラビアンな富豪も一緒に連れてだったが

建設現場のプレハブでチャーハン食べながら息巻く富豪の男
厄介そうなのを引き連れてしまって、親方も困り顔 そこに富豪の護衛だったアーガが来たというが…
アーガの姿を確認し声をかけるが、アーガは鋭い眼光を向ける

「だんな オレは… あいつらの子分になるよ あいつらのほうがもっと金をくれるし…強い」
「なにいっ この恩知らずっ!! よくもそんなことが言えたなっ!!
 田舎でクサってたおまえにこれまでうんといい目を!」

だが、アーガは問答無用でチャクラムを抜く チャクラムは一撃で富豪の首を切り落としてしまった
悲鳴を上げるララア、アーガがそのウデを引っ張るのをシャアが引き止めた スコップを持って身構えるシャア

461 :粗筋専用ハロ91:2014/10/23(木) 18:18:05.31 ID:???
闇夜にまぎれるシャアだが、アーガのチャクラムが髪の毛一つかすめる
だが、チャクラムがUターンし、シャアの頭に突き刺さろうとする矢先、何かを感じすんでのところで避けるが、根本的な実力の差は明らかであった
再びチャクラムを投げつけるアーガ、シャアはそれに突っ込み、スコップで受け止めようとする
スコップの棒はたやすく切り裂かれるが、それによってチャクラムの軌道が僅かにそれる
そして、切り裂かれとがったスコップの棒をアーガの腹に突き刺す!
スコップの刺さった腹部を押さえていると、帰って来たチャクラムがアーガの頭部を縦に割ってしまうのだった

アーガを撃退したシャアだが、こんどはマフィア総出で工事現場を囲んでいた
震え上がる親方をよそに、シャアとララアはモビルワーカーの元へ走る
警告に応えない様子に業を煮やしてマフィア達は前進をはじめたころ、シャアもモビルワーカーのエンジンをつける

「ララア…といったな? あれは なんだったんだろう…
 見える筈もない後ろから来る武器を 何故か感じて一瞬身をかわした
 おまえは なにか言ったか?」
「え・・ …… なにも」
「そうか… 変だな…」

巨大なモビルワーカーの姿に動揺するマフィア達、そのまま装甲車をどんどんひっくり返していく

「ララア 本当に 家には帰りたくないなら…
 遠い所へ行こうか」
「どこ? 遠い所って アメリカ? 日本?」
「ちがう もっと遠い… 星の 世界だ」

<続く>

462 :マロン名無しさん:2014/10/23(木) 20:32:08.81 ID:???
ちょwwwwww
軍人以外で食っていけるじゃねーか!!
嫁さんもらえなのはここに描かれているとおりロリコンだからといいたいんだな?やっさん!

463 :マロン名無しさん:2014/10/23(木) 20:33:14.45 ID:???
これはおそらくこの時期に原住民とコネをつくるとみた
酋長をNT能力で危機から救うとか

464 :(06.25.2006):2014/10/24(金) 00:20:40.04 ID:???
ずいぶん早くララアにあってることになってるんだな
最初の頃シャアがWBとじゃれあってたときはフラナガン機関にでもおったことになってんのか?

465 :マロン名無しさん:2014/10/24(金) 06:11:08.29 ID:???
地球暮しじゃララァはまだニュータイプに目覚めてないだろうからシャアは能力に目を付けたんじゃなく単に趣味で攫ったんだな。

466 :マロン名無しさん:2014/10/24(金) 20:32:15.16 ID:???
>>465
ララァのギャンブル予知の才能はニュータイプとは違うのか?

467 :粗筋専用ハロ91:2014/10/25(土) 18:06:58.56 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 Y>

―UC0078― 月面都市グラナダ
客船の一つがグラナダへと到着する、そこにはミノフスキー博士の姿もあった

「着きました 閣下」

その言葉に、閣下と呼ばれた女性が鋭い視線を向ける

「…ではなくて 降りようキャサリン」
「そうよね ベルクマン少佐 楽しみたいものだわ 夢の 月旅行」

ベルクマンと腕を組むキャサリン、傍目に見れば仲のいい夫婦の月旅行ではあるが…
ホテルにて係員に持て成されつつ、伝言の紙をベルクマンが受け取る

「ミノフスキー博士は エアポートからまっすぐジオニック社にむかったそうです ご予定はそのままで?」
「『そのままでいいかな?キャサリン』」
「そっ そのままでいいかな キャサリンっ」
「……そうね」

どうにも言動が色々ちぐはぐなベルクマンであった

一方、フォン・ブラウンのアナハイム社、会議場では各々の会社からジオニックに対する非難が殺到していた
そこに、ミノフスキー博士を確認したとの連絡が入り、一旦会議は休憩となる

上司はどうにも楽観的に考えていたが、責任者のテム・レイは難しい顔であった
博士は工場のラインの視察に来たと上司は言うがテム・レイはそれをウソだと断言する
上司がそれに驚いてタバコを手から落としてしまった

468 :粗筋専用ハロ91:2014/10/25(土) 18:07:23.84 ID:???
「博士は亡命するつもりです 博士は工場になんか関心がないっ!
 ミノフスキー博士ほどの人がその程度の用事で グラナダへやって来たりはしません! その博士が来る以上…
 重大な意味があるはずです 例えば…
 MS計画は完璧に軌道に乗った …もはや 博士を必要としないところまで来た だから…」
「レイ君! じゃあナニか? キミは 我が社のRX−77が MS−05に劣るというのか!?」
「局長 もしそうなら MS−05がRX−77より優れていたら どうなさいますか?」

ものすごい剣幕で詰め寄られ困惑する上司

「そ そりゃあ きみ… 決まっておるよ 会社は君を信頼し 君を通じてミノフスキー理論を実体化してRX−77を造った!
 もちろんっ ジオニック社からもあらゆる手段で情報を入手した
 それでも製品がジオニック社のモノに劣るのなら 体制を変えて再チャレンジしなければならん!
 その場合はもちろん ミノフスキー博士をプロジェクトリーダーとして迎えるのが早道だろうから
 亡命の意思が本当におありなら 我が社は全力を挙げて支援せねばなるまいね」
「……… まったく…正しい考えです 局長 
 私も同感です ミノフスキー博士をお迎えすべきです! ジオニック社に勝つために それが必要なら」

その場から立ち去ろうとするテム・レイ、上司が引きとめようとするが落ちたタバコがじゅうたんを燃やして大慌てになっていた
それを無視してその場を去り、展示されたRX−77 ガンキャノン を見あげていた

「ちがう これではないんだ!
 ミノフスキー博士がモビルスーツと名付けたのは これではない
 でも…私には出来るんだ こんな工場ではなく 正規の… サイド7の施設が使えるようになれば
 できるんだ オレにだって!!」

ガンキャノンを見あげながら涙を流すテム・レイ。MS設計の理想と現場の現実の違いに苦悩していた

469 :粗筋専用ハロ91:2014/10/25(土) 18:07:57.10 ID:???
一方、月の裏側では…

<暗いな>
<月の裏側は真の闇だ 夜の間は な>
<ええいじれったい>
<ジャンピングはするな! ホコリが立つ ゆっくり歩け 急ぐことはないんだ>

漆黒の闇の中を、ランバ・ラルと黒い三連星のMS部隊がゆっくりと前進をしていた

<12時間以内にスミス海の縁に着けばいいんだ>
<その間に小休止くらいはとれるんでしょうね 大尉殿>
「いいホテルがあるとは言わんが 先乗りした 赤 い の が途中で コーヒーを入れて待っているよ」
「そいつだっ その赤いヤツっていうのが気にいらん ろくに訓練もしねえで MS乗りのなったっていうじゃねえですか!」
「士官学校退学の前科者だってね ドズル大佐に取り入りやがったんだろ」「けっ 要領のいいっ!」
「要領はしらんが 腕はいいぞ」
<なんと ラル大尉も甘くおなりだあ>
「ガイア!二人を黙らせろ!!」
「へへ…大尉殿 こらえてやってくださいよ 二人共気が立ってきてるんでさあ 初めての モビルスーツ戦だっていうんで ね」

ゆっくりと月の大地に足跡をつけていた頃、ミノフスキー博士が工場区へ向かう
それをキャサリンたちも察知していた模様で化粧をしながらその映像を眺めていた
また閣下といって慌てて訂正しようとするベルクマン、そこに頬へキスをするキャサリン、急なことに固まるベルクマンであった

「さあ エスコートしてくださいな 少佐」
「光栄です フラウキャサリン ひとつおたずねしてよろしいでしょうか?」
「? なにかしら?」
「これは…あの 消しても…よろしいでありますか?」
「お好きになさいな ミスターベルクマン」

ミノフスキー博士の車がグラナダの外へとでると、護衛の二人が銃を持って運転席のほうへと行く
ジオニック行きのT字路を曲がらずに、そのまま直進する博士のバギー
ジオニックの運転手を射殺し、アナハイムへと連絡を取った

470 :粗筋専用ハロ91:2014/10/25(土) 18:08:23.32 ID:???
アナハイムでも博士の亡命に騒然となっていた。
テム・レイは軍の司令部へと向かうと、救援機による亡命の支援を要請した
それを聞き入れ、ガンキャノン部隊を乗せた船が救援へと向かう準備を始めた

一方のキャサリンはナイトクラブで踊っていた模様
軍服の男が踊りをエスコートしつつ、連邦軍が動き出したことを伝えるのだった

月の裏側、先行していた赤いヤツ…シャアが月面の朝の光景を見ていた
そこにランバ・ラル達が合流してくる、指定の位置と違うことにオルテガが不満を言う
その後のシャアの小ばかにしたような態度に、オルテガがブチ切れてMS−05のコクピットから勢いよく飛び出して…地面に落ちる

「おいこらっ!キサマの考えちがいをオレが叩き直してやるっ! 降りて来い!!
 なんだキサマ!!上官を上から見下ろしてニヤけているなっ!!」
「勝手に飛び降りられたのでしょう准尉殿 戻られたほうが良くはありませんか?」

そこに、ランバ・ラルがターゲットが接近しつつあることに気がつく
映像で確認すると、間違いなくミノフスキー博士のジープであった。それを見てランバ・ラルがニヤリと笑った

「よォしっ ドッグレースのスタートだ!!」

上方向にマシンガンを撃ち、博士のほうにも自分達の存在を悟らせる
ジープを道をそれて逃げ出すと、モビルスース部隊がそれを追う(オルテガ以外)
シャア、ランバ・ラル、黒い三連星
後のジオンのトップエースが総出でミノフスキー博士を追い始めるのだった

<続く>

471 :マロン名無しさん:2014/10/25(土) 21:14:59.37 ID:???
キ ャ サ リ ン ・・・・・・・・・

472 :マロン名無しさん:2014/10/25(土) 21:25:06.87 ID:???
ミノフスキー博士か
設定では語られないことはないくらいの大御所だがこうやって人物が出てくるとひとしおだな

473 :マロン名無しさん:2014/10/25(土) 22:11:33.16 ID:???
モビルスーツ開発の歴史を地道に描いているのね
シャアも三連星もラルもほとんど同じ時機からパイロットなのか
この歴史の浅さなら天才ながらずぶの素人アムロも対抗できる黎明期って感じ

474 :マロン名無しさん:2014/10/25(土) 23:47:33.94 ID:???
キシリアの「なにかとうわさもある」の裏づけ入れてきたか
ベルクマンに同情する
嬉しいような感じもあるが

475 :マロン名無しさん:2014/10/26(日) 20:53:10.54 ID:???
シャアが月面
ララァは?

476 :粗筋専用ハロ91:2014/10/27(月) 18:36:20.79 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 Z>

<こちらスミス海の南東!!  ルート1を南にそれて逃走中!! モビルスーツが待ち伏せしていた!
 助けてくれっ!! はやく 来てくれええ!!>

悲鳴のような声を上げながら、モビルスーツから逃げ回るジープ
救援部隊ももうじき到着していたが、ミノフスキー博士は逃げられんと絶望の言葉をつぶやく
ジープの横についたマッシュのザクが、一発ジープの横すれすれに射撃する
先行して救援に来た宇宙戦闘機の姿も確認できた

「当てるなよっ マッシュ!! 当てたらこの後のお楽しみがフイになるからなあっ!」
「こいつらはいいんだろ! 少尉!!」

ザクマシンガンで救援機を一掃するマッシュのザク
その戦闘の光を連邦の部隊が確認すると、ガンキャノンの出撃の用意にかかる

「来たあっ!! すごいっ 大部隊だ! これで助かるっ!
 連邦のモビルスーツ部隊です! 博士!」

ガンキャノン部隊が一列に並ぶと、キャノン砲をいっせいに発射する!
月面に爆風が巻き起こるが、ジオンのザク部隊はいっせいに飛び上がり砲撃を回避する
空中からマシンガンを撃ち、蹴りを入れるラル機 その衝撃でガンキャノンの首がもげてしまう
3機並んだザクがマシンガンを掃射する。シャアのザクが砲撃を寸前で回避
ショルダータックルで二機まとめて倒れこませると、ジープがそれに巻き込まれて脱輪してしまった
眼前に迫るザクに、悲鳴を上げながら機銃を撃ち込むが、意に介さず脳天にヒートホークを叩きつける!
その活躍を見たオルテガも、シャアの実力を認めたようだ

<おい 赤いの いいウデだな なかなか
 オレとサシで勝負が 出来そうじゃねえかあっ>

477 :粗筋専用ハロ91:2014/10/27(月) 18:37:09.19 ID:???
脱輪したジープから脱出する博士、その光景はもはや絶望的な戦況になっていた
その光景を見ていた博士は、自らが作ったモビルスーツが連邦を蹂躙するさまを見てどこかほくそ笑んでいるようにも見えた
輸送船の艦長も脱出を図ろうとするが、そこにオルテガのザクが立ちはだかる
ブリッジにバズーカをぶち込まれ、輸送船はバラバラに破壊されてしまった

「危険ですレイ部長! 撤収しましょう!」
「馬鹿者ッ!! なんのためにここへ来たと思っているんだ!! ミノフスキー博士救出のためだったんじゃないのかっ!!
 博士を探せ! センサーから目を離すなっ!!」
「いたる所熱源です! 赤外線センサーが機能しません!!」
「それでも探せ!! あきらめるなっ!!」

そこに、戦闘から逃げ回る人影を、テム・レイが見つけるが
その後ろにはザクの追撃から逃げるガンキャノン。背中をヒートホークで切られ、よりによってミノフスキー博士を下敷きにしてしまう
その光景に目をそらすテム・レイ ダメ押しとばかりに、倒れこんだガンキャノンは爆発炎上を起こすのだった

所変わってグラナダ市街、キャサリン達とグラナダ市長が密会をしていた様子

「やはり 即答はいたしかねます 夜間戦力のこともあり 確かにジオンとグラナダは密接な関係にあると申せましょうが
 フォン・ブラウンとの関係も極めて良好なのです 戦争を想定したようなお話には にわかには…」

その言葉に薄笑いを浮かべるキャサリン 黒服の一人が電話を差し出す

「そォ 御苦労 ラル大尉によろしく
 市長 私の部下がスミス海で連邦の機械化兵団一個中隊をを 全滅させたそうよ」

その言葉に、グラナダ市長たちは驚愕した様子を浮かべる

「ご安心なさい これが戦争のはじまりではありません 不名誉なことは連邦が封印するでしょう
 ただ 知っておかれるとよい…… ジオンにはもうこれくらいの力があるのです」
「……」

478 :粗筋専用ハロ91:2014/10/27(月) 18:37:36.79 ID:???
「わかりました グラナダに我が部隊の常駐を求めることはしません
 すくなくともあなたが市長の職に在る間は」
「ご要望に応えられず あいすみませんなキシリア様」
「いいのよ お気になさらず 帰路お気をつけて」


「ベルクマン少佐 カレはなぜ戦争のことを知っているの?
 私はただ独立した暁には ジオンも連邦と対等に ここを基地にして月面駐屯軍を置きたいと言っただけ
 ここを拠点にフォン・ブラウンを攻めるなんて ひとことも言っていない
 諜報部員におしゃべりは 要らないわ」

その言葉にうろたえる間もなく、ベルクマン少佐は「消されて」しまうのだった

「物騒ね グラナダの夜は
 連れが殺されたんじゃ警察で悲しみの一芝居くらいは打たなくてはいけないのかしら」

「  す… す  すみません…  フラウキャサリン…」

「バカね それはもういいのよ」

その翌日、グラナダに市長が事故死したとのニュースが流れるのだった…

アナハイムではジオンのモビルスーツの驚異的な性能をテム・レイが談じ、その上でRX計画の前進を願っていた
撃墜スコア12対0の完敗の成績 幹部連中はテム・レイに責任をとって辞職しろと総スカン

「辞職いたします よろこんで それがこの場の総意であるならば
 ではこの後 モビルスーツの開発は どうするんですっ?! 中止するんですね?!そうなんですねっ?!
 そしてあなたがたは ジオニック社の軍門に下るのですねっ!?
 それだけじゃない! ひいては連邦がジオンに屈服することにもなるんですっ!!
 ジオンの独立は時間の問題だ! 彼らとの戦争は避けられないっ! モビルスーツがその戦争の勝敗を決するんです!!」
「極論だよキミそれは」「大袈裟すぎはせんかね」「所詮は人型戦車か その発展系だろ?」
「古来戦車やミサイルが 飛行機に勝ったというハナシも 軍艦を沈めたという例もない」「そのとおりっ」

479 :粗筋専用ハロ91:2014/10/27(月) 18:38:03.30 ID:???
「おわかりになっていない 私はさし迫っている宇宙戦争の話をしているんです
 モビルスーツはミサイルにも 飛行機にもなれるんです!!
 用兵思想が違っていたのですっ! かねてから私が言っていたことだ
 だがこれまでは受け入れられなかった! 戦車の話はいい例だ 御説明しましょう!
 もともと戦車という兵器は 歩兵を制圧するために造られた
 その後戦車戦を想定した B・T(バトルタンク)の発想が生まれたのです
 ジオンのモビルスーツはB・Tです これに対して RX−77は対歩兵戦闘車ですっ!
 勝てるわけがないっ! ミノフスキー博士は戦うモビルスーツを追求していたのですっ!!
 その博士も混乱に巻き込まれて亡くなられた 私達は救出できなかった…
 
 我々はミノフスキー博士の 遺志を継ぐべきですっ!!
 思えば博士の亡命は贖罪の意思から出たのかもしれませんっ!
 自らが確立したミノフスキー物理学とその産物たるモビルスーツによってジオンが軍事大国化しつつあるのを知り
 それを危惧されて我々連邦の側に身を投じようとなされた!
 しかしっ その志は遂げられなかった! 開発の更なる推進は博士の無念に応える事に他ならないのですっ!! 
「おっしゃりたいことは わかりますが…」「この劣勢を挽回できるのか? きみに?」
「0対12の負けチームの」「リーダーじゃなああ」
「御心配は無用です 既に 決定的になるであろうプランがあります
 これですっ! RX−78! コード名は 『ガンダム』!」


その後、ヤシマカンパニーの宇宙船がルナツーを横切りサイド7へと向かう
テム・レイが隣に乗っているアムロに簡単な説明をしてあげた
まだ造りかけのサイド7がパネルに映し出される テム・レイの親としての言葉をアムロは聞き流している様子
ドッキングベイの分厚いゲートが開かれ、サイド7へと降り立つアムロであった

<続く>

480 :マロン名無しさん:2014/10/27(月) 19:18:17.68 ID:???
このエネルギッシュさも併せ持ったレイさんが酸欠で…(´・ω・`)

481 :マロン名無しさん:2014/10/27(月) 19:37:12.87 ID:???
三連星にちょっとかっこいい見せ場が

482 :マロン名無しさん:2014/10/28(火) 21:15:46.24 ID:???
なぜ「ガンダム」かという名前の由来はないのね

483 :粗筋専用ハロ91:2014/10/29(水) 20:14:26.75 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN 開戦編 [>

ジオンのダークコロニー、その内部は丸ごと戦艦の兵器工場になっていた
新造艦も次々と機工され 連邦軍の戦力を凌ぐことも遠くないとギレンはいう

「ギレン こと ここに至っては もはや いたしかたないが
 たしかに勝算があるのだな?! 国民を未曾有の大乱に引き込んで尚足るだけの」
「ご安心ください 速戦即決のプランがあります 戦争は一ヶ月とは続きません」

デギン公王の言葉に、ギレンは不敵に笑って見せるのだった

まだ平和だった頃のサイド7、フラウ家ではジオン独立のニュースが映し出されていた
ニュースを見てるといつのまにか遅刻しそうな時間になって、慌てて家を飛び出すフラウ
学校での授業中、アムロは居眠りしていた 先生に見つかり怒り顔で指名を受けるが、まだ寝ぼけ模様
ソ連最後の大統領を答えよの問いに、隣の生徒から答えを教えられるが

「カ カルビィ ですか?」

アムロの答えに教室に大きな笑いが出るのであった
下校時間になって、アムロとフラウが帰り道を原チャリで走りつつアムロと話をする
そこにカイたちヤンキー軍団を乗せたジープが並び、アムロに茶々を入れるがフラウに怒鳴られ退散するのであった
ぶつくさいうフラウをよそに、アムロは用事を思い出したとフラウと分かれるのであった

深夜になって、パソコンの前に座るアムロ
ハロがもう寝ろというがアムロはてんで聞いていない様子、そこに窓に石があたる音を聞く
何かと見てみると、下にカイ達が顔を出していた

484 :粗筋専用ハロ91:2014/10/29(水) 20:15:21.59 ID:???
サイド7の探検に行くというカイ。アムロは当然帰ろうとするが、無理やりつれられるのであった

「おもしろくない所ばっかりだぜっ ったく
 外じゃ戦争が始まるかも知れねえなんて言ってるのに ここは工事現場ばっかしっ
 貴重な青春の一ページを無駄にさせられてるみたいじゃねえのっ そう思わねえ?」
「ねえ カイさん 開発区って 与圧されてんですよね」
「ったりめえだろ」「だと…いいっスけどねえ;」
「なんだよっ カール てめっ もうビビってるのかよっ」
「いや あの; そうじゃないっスけど ちょっと…」
「開発区へいくの?! あそこは近づいてはいけないって父さん…いや 父が!」
「甘ちゃんねっ アムロ君っ いつまでも親のいうことなんかきいていたらサァっ 成長できないわけっ!
 精神的にっ!! わかるっ?!」

そうしてるうちに、開発区の入り口に近づくカイ達一行
バリケートをブルドーザーで押しのけ、ゲートの入り口に降り立つ
そのままゲートへの坂道を登ろうとすると、突然警報が響き渡ると、ブルドーザーに銃撃が浴びせられる!!
銃撃が終わり、車から降りるよう警告が発せられる 両手を挙げて並ぶアムロたちに銃を構えた兵士が近づく
先導したリーダーをカイと見定めると、カイは思い切り殴られてしまった
罰としてIDカードを没収しようとすると、兵士達が違和感に気がつく
アムロのカードを見て、テム・レイの息子だとわかると途端に手のひらを返してアムロに優しく接する兵士
それ以外の面子は当然ボコボコにされていたが

翌日の学校、開発区に近づいたことで教師から絶対に近づかないように厳命を受ける
下校時間、今日もアムロと並んで帰ろうとするフラウ

「バカなことしないでよ アムロ君っ
 カイさん達とつきあっちゃダメって いったでしょっ!」
「つきあってなんかいないよ つれ出されただけさ…」

485 :粗筋専用ハロ91:2014/10/29(水) 20:15:47.14 ID:???
帰り道に小学生達を見て、無邪気な頃を思い出していた
だが、アムロと並んでいるところを子供達にからかわれ、顔を真っ赤にして小石をぽいぽい投げるのだった
クリスマスの夜、やはりパソコンの前でフラウが作ってくれたケーキを食べているアムロ

〔ウマイカ? ウマイカ アムロ〕
「うん…うまい」
〔ヨカッタナアムロ フラウハイイナ イイコダナ ハロ フラウスキ…
 スキ スキ スキ I Love Frau アイシテルヨ…〕
「ハロっ!うるさいっ!! うるさくすると電池 引っこ抜いちゃうぞっ」

アムロに怒鳴られ黙ってしまうハロ
テレビでは連邦とジオンの交渉が決裂したというニュースが報じられていた
テレビの音声を聞きながら、アムロは布団で横になるのだった…


      UC 0079 01 03

   ジオン公国 地球連邦に対して 宣戦を布告

           同日

   ドズル艦隊 地球宇宙軍巡航艦隊を撃破

           同日

  キシリア少将指揮の強襲部隊 グラナダを制圧
     続いてフォン・ブラウンも奪取 

          やはり同日
  
   サイド2− ハッテに対して宣戦を布告―――
          これを攻撃

486 :粗筋専用ハロ91:2014/10/29(水) 20:16:12.77 ID:???
ジオン軍の電撃戦により、一挙に月の制圧に成功、各所でもジオン優勢のニュースが報じられていた
フラウ邸でもそのニュースを見ていたが、フラウがアムロのところへと向かうのだった

アムロの家では、ハロがフラウを出迎える
下のテレビをつけながら、アムロに声をかけるが…一向に降りてくる様子がない
しびれをきらして、フラウがアムロの部屋へとあがりこむと、フラウの怒声が響く

「 ア ム ロ の バ カ ア !!」

パソコンをいじくっていたところに、突然のことに目を丸くするアムロ

「どうしていつも… そんなことばっかりしてるのよォ
 戦争になって たくさん死んでる人がいるのに!! いるの にいいィ」

そういってフラウは泣き崩れてしまう

「…… …ごめん よ 食べたかったんだよ…… ほんとに ……食べるよ
 戦争のことだって… 本当はこわいんだ…
 でも…… どうしようもないし…… ボクには なんにも… できないから……… ……ごめん」

泣き崩れるフラウにそういうアムロ
アムロにとって、戦争はまだ遠い世界の出来事でしかなかった…

<続く>

487 :マロン名無しさん:2014/10/29(水) 21:00:42.36 ID:???
宇宙世紀にもかっぱえびせんは健在!?

488 :マロン名無しさん:2014/10/30(木) 18:46:15.34 ID:???
いきなり独立しますつってあ、いいですよなんて言われるわけないわな

489 :マロン名無しさん:2014/10/30(木) 21:28:00.48 ID:???
みんな仲良しなのね
まあ狭いところだしそのほうが後々木馬に乗ったあとやりやすいかもしれないな
全然知らない者同士が偶々避難した先で段々…という方がドラマだけどね

490 :粗筋専用ハロ91:2014/10/31(金) 18:07:06.45 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 T>

宇宙空間に漂う残骸と人間 ムサイがそれを横目に停泊していた

「サイド2は天の業火で灼かれたのだ!!
 スペースノイドの大儀に反逆した者への正当な償いだ!! 彼等は自ら求めた罰を受けたのだ!!
 罪なきハッテ市民の死に 涙するものはいるか!? 当然だ!!
 哀れみ深い我がジオン国民は彼等の為に泣き 彼等の為に祈るだろう!
 同時に我が国民は満腔の怒りを 邪悪な地球連邦に向けなければならないっ!!
 スペースノイドを離反させ! 愚かなハッテ指導部をそそのかして我々に敵対させた連邦こそが真の敵なのであるっ!!
 我が同胞よ! 一億五千万の栄えあるジオン国民よ!! 戦いはこれからだ!!!
 一糸乱れぬ隊伍を組んで前へ進もうではないか!! 共に 勝利の日まで!!」

ギレンの演説と同じ頃 サイド2 ハッテコロニーは各所で攻撃に晒されていた
その虐殺同然の光景を見ていたランバ・ラルは苦々しい表情を浮かべていた
そこに、ドズル中将が呼んでいるという伝令を受け、ドズルの元へと向かう

艦隊戦では完勝と喜ぶドズルと裏腹に、ラルの顔は浮かないものであった

二人の前にいまだ無傷のコロニー「アイランド・イフィッシュ」が見えていた
指令があれば半日で落とせるというが、このコロニーに対してはギレンが考えていた策があった だが

「毒ガスで住民を 殺す?!!」

ラルの反応に、ドズルは一度兵士達を外へと出す

「『殺す』なぞと言うな なんだか…悪いことをしようとしているように聞こえる
 いいかっ これは戦争なんだぞっ! 我々は正当に宣戦布告して 敵国となったハッテと戦い 勝利しつつあるんだ!!」

しかしと反論しようとするラルを静止して、ギレンの計画を説明する
コロニーの一つにエンジンを着けて、地球、ジャブローへと落とす
これによりジャブローの指揮中枢機能は即死して 戦争は終わるとドズルは言う

491 :粗筋専用ハロ91:2014/10/31(金) 18:07:32.60 ID:???
「それを やれと?」
「さよう 機下のモビルスーツ部隊を使い
「お断りする!!
 なるほどギレン殿なら考えそうなことだ! だが 武人のあなたが口にすべき計画ではないっ!
 悪魔のすることだそれはっ!!
 おちぶれたとはいえラル家の家名を継ぐ者 そこまで墜ちたくはないっ」

「……… よく言った 悪魔か… では訊こう
 おまえは悪魔ではないのかあっ!?
 ハッテ市民一億の血にまみれたキサマだってもうすでに悪魔のかたわれだあっ
 ちがうというのかあっ!!?
 考えてもみろラル大尉 アイランド・イフィッシュの連中はどのみちみんな… 死ぬ
 降伏を拒み 連邦の援軍を待つ連中を生きのびさせることはできんっ! ならばっ
 やつらの死で戦争を終らせるのは やつらをただ無駄に死なせないだけ却って理性ある行為だと思わんか?」
「……… 思いませんっ!!」
「 な ん で 思 わ ん の だ あ っ 」

モニターをぶん殴って叫ぶドズル ラルはこの戦争から降りるといい、その場から立ち去る
引き止めるドズルの言葉をよそにドアが閉められるのであった

コロニー内部では、兵士から武器を受け取る市民の姿があった
外部では作業用のMSがミラーを黒く塗りつぶしている様子
戦闘機がその妨害に出るが、護衛のザクの敵ではなく一瞬で叩き落されてしまう

ここで話は一人の男女、ファン・リーとユウキにスポットが当たる
シェルターに向かうファン・リーの車にジープから乗り移り、ファン・リーについて行く
シェルターに避難する人の群れを二人が見ていた
他のバンチは皆やられたのだろうと思い、リーは嘆くがユウキはここは首都だし連邦も助けに来てくれると希望を捨てていない
ユウキは地球への留学が決まっていたそうだが、留学の時期になる前に戦争が起こってしまったようだ

492 :粗筋専用ハロ91:2014/10/31(金) 18:08:00.45 ID:???
「地球の話 しよ  どうして日本にしたの 留学先」
「ボクが何分の一か日本人だから」「へーっ 知らなかった」
「ボクも知らなかったんだけど 名前も日本語だったんだ ユウキ 勇気 BRAVE
 でも日本人は黒い髪 茶色い目 ボクの日本人の血はちょっぴりだけどね…」
「わたしの髪黒いよ 目も茶色」
「そういえば そうだ 気がつかなかったナァ 今まで…」
「いいよ 日本人かな? わたしも ねえ 日本のこと 知ってたらもっと話して」
「日本ではね サクラっていう花が咲くんだ 新学期が始まるころ
 サクラの花は淡くて いっせいに咲いて すぐに散っていくんだ まるで…」
「あ わたしも知ってる 日本語 ひとつ
 『ユキ…』 SNOW 日本にはユキが降る サクラの花びらってユキみたいに 散るんでしょ」
「そうだと思うよ きっと」
「いいなああ… わたしも行きたいな 地球に」
「行こうか こんなことが終ったら」
「いっしょに?」「うん! いっしょに…」

そのまま二人は静かに口付けを交わすのだった

ファン・リーがシェルターに入るころ、コロニー内に毒ガスが撒かれはじめる…

<GGガス 注入 内側では一〇M前後の風が巡っています ガスの周りは早いでしょう>
<注入 一分経過 ドッキングベイの銃声がやみました 抵抗を排除したようです>
「戦争を早く終らせるためだ 恨むなよ…」

毒ガスの影響で、コロニー内部はいたる所死骸だらけとなりはじめる
そしてその影響が、ユウキにも出始めていた

493 :粗筋専用ハロ91:2014/10/31(金) 18:08:54.36 ID:???
寒い… 寒い なぜこんなに 寒いんだ?

ユキ!? 雪だ! コロニーにも雪が降るんだ! でも…寒い こんな所には…いられない

……… なんだ? どうしたんだ?みんな… 

だめだなァ シェルターを護ってやらなくちゃいけないのに……

? どうしたんだろ? ……… おかしいな……

だめだ こんな所で寝たら… カゼをひく……

ボクは今大事な体なんだ ニッポンへ… 行かなくちゃ… サクラが散ってしまわないうちに…

あああ… でもダメだ 寒い…! ボクも中へ 入りたい…

聞こえる? ファン・リー… 開けてくれ………… ボクも 中に…

いれて……   くれ………



シェルターの前でバルブをつかみながら力尽きるユウキ
内部の住人達も、毒ガスで全滅だった…

494 :粗筋専用ハロ91:2014/10/31(金) 18:10:23.19 ID:???
        UC 0079 01 10

   サイド2・ハッテの首都島・アイランド・イフィッシュ
           ポイントを離脱

        地球への自由落下軌道に入る  

       落下予測地点は地球連邦軍司令部
     ジャブローを地下に抱く 南米大陸ギアナ高地

  ジオン軍との会戦地点へ向かいつつあったティアンム中将の艦隊は
     急遽目的を変更… 破壊を試みるが 果たせず

            01 15
    ”アイランド・イフィッシュ”地球の引力圏に到達

            01 16
     三つに割れたそれぞれが大気圏に突入した

その日、地球の大地に三つの光が輝くのが、宇宙から見えた

<続く>

495 :マロン名無しさん:2014/10/31(金) 21:51:45.75 ID:???
今回の日系移民のエピソードはすごくやっさんらしいね

あと
>なんだか…悪いことをしようとしているように聞こえる
ここドズルの良心を垣間見せる

ラルとドズルが好き(らしい)やっさんらしい回だな

496 :粗筋専用ハロ91:2014/11/02(日) 18:18:39.34 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 U>

アイランド・イフィッシュの落下は 地球に大被害をもたらした
ベイ部分が直撃したオーストラリア南部の都市群は壊滅したが その他にも
バイカル湖付近に落下した ”Bパーツ” は人口稠密な東アジアに大地震と津波をもたらし
カナダ南西部を襲った ”Cパーツ” の巨大な陸地部分はアメリカのほぼ全域に 破片の雨を降らせた
地球の地殻と大気は――― ひき裂かれた

荒れ狂う雷雲の空 水と瓦礫に飲まれた街 竜巻吹き荒れる荒野 廃墟で泣く子供…

この全地球的大惨事による死者の数はあまりに膨大であるため しばらくの間把握されなかったが
やがてそれは 疫病の流行や餓死などの二次被害をあわせて 
世界の総人口の約半数にもおよぶという事実が明らかになっていく

戦争は しかし始まったばかりだった 開戦からハッテ制圧までの緒戦は後に『一週間戦争』と呼ばれるようになる

ザビ家の面々は、次の相手になるであろうルウムの処置をギレンが談じていた
ルウムには既に連邦最強のティアンム艦隊が入港しており、敵対することは明らかとなっていた
ルウムこそ戦争の重要なキーと断じ、掃討されなければならないとギレンは言うが

「何十億人も 殺して……  それでもまだおまえは 犠牲が足りないというのかっ」
「何人殺したか 否! 何人が死んだかという問題ではございませんっ
 敵に勝つことが重要なのですっ!! ジャブローが尚存在し 連邦側が抗戦の意思を明確に示している以上っ!!」
「それは我が方の計画の 失敗によるものだ そうだな?」
「ブリティッシュ作戦の責任者は 無論厳重に処罰し 統括者には十分な償いをさせますっ!」
「わしは この計画の立案者だったおまえのことを言っているのだよ ギレン」

デギン公王は静かに席を立つと、ガルマに肩を貸すように言う
そのままデギンとガルマは部屋を出ると、トワニング(と思わしきヒゲ)もその後をついていく

497 :粗筋専用ハロ91:2014/11/02(日) 18:19:36.13 ID:???
「やれやれ…齢をとられたな父上も… 一国を束ね軍を統括し 非常時を乗り切っていけるとは思えぬ」
「さああ お齢のせいだけでありましょうや
 どういう というほどのことではありませんが 父上はああしてこれまでも修羅場をくぐり抜けてこられた
 お利口な方なのでございましょう」

ザビ家の会談中、ドズルはずっと黙している様子であったが…
その夜、自宅に帰ったドズルの大声が高らかに響く 赤子のミネバを抱きかかえ、たかいたかいをしてあげるが
ミネバに泣かれてしまい、ゼナが代りにあやしてあげたのだった

眠りにつくミネバをみて、ついつい頬が緩むドズルであった が

「かわいい… 一人のミネバでさえ こんなにかわいいのに…
 オレは……… オレは……
 オレは何億人ものミネバを 殺したんだ!!」

自らの行いに、ドズルは大粒の涙を流し、大きな声で泣き叫んだ

「ミネバは オレの顔を見て泣いた……オレの顔はやはり恐ろしいか?
 オレは 悪魔か鬼の顔をしているか? そうだろうな…」
「そんなことはありませんは ミネバはただ 眠かったから ムズかっただけです」
「そうなのか? 本当にそうか? ならいいが…… ……ザビ家は昔の方が良かった
 この家にいたころは皆仲がよかった 喧嘩も騙しあいもなかった
 サスロ兄がいてガルマも小さくてかわいかった ガルマはいまもかわいいが…
 ゼナ オレは ザビ家に嫁いできたことをおまえに後悔させぬつもりだ
 そうだっ オレとおまえで 新しいザビ家の歴史をつくろう
 たくさん子供を産んでくれっ ミネバの弟も!妹も! 良い子供たちをたくさんっ!!
 その子供達とおまえは オレが護るっ!! おまえとミネバに手を出すヤツは 誰であろうとオレが許さんっ!
 
 そうかっ これが戦いの真実だっ 愛する者がおればこそ人は戦わねばならぬ!!
 ハッテの奴等も連邦もっ 弱かったからいけないんだ!!
 奴等は奴等のミネバを護りきれなかった! ブザマというべきだ! オレは奴等とはちがうぞっ!!
 叩き潰してやるっ!! オレのミネバとゼナに 連邦の奴等には指一本触れさせんぞっ!!

498 :粗筋専用ハロ91:2014/11/02(日) 18:20:09.34 ID:???
 オ レ は 負 け ん ぞ お お お っ ! ! 」

自らの戦う意味を見定め、声高に叫ぶドズル
…だが、その大声でミネバを起こしてしまい、泣かしてしまう。どうにもしまらないドズルであった

サイド5 ルウム首都のミランダでは 連邦派とジオン派に分かれた市民達の激しいぶつかりあいが起こっていた
ルウムの政府は連邦軍に協力し、ジオンと対決する方針で行く模様
ミランダの病院は怪我人でごった返しており、セイラはここで看護婦をしていた
怪我人の応急処置を施していると、突然一人の男から声をかけられる
屋上で話を聞くセイラ、男はかってセイラ達をジオンから逃がしたタチ中尉であった
齢をとって貫禄の出た様子のタチ、昔話もそこそこに本題を切り出す シャア・アズナブルをご存知ですね、と
その言葉に、かっての彼が脳裏に浮かぶセイラ

「彼は学生扇動の罪で士官学校を退学になりましたっ しかし一兵卒のMS乗りで手柄をたて
 中尉で複官して現在はジオン軍のエースパイロットですっ 
 『赤い彗星』と称されていますっ 今やジオンでは知らぬ者のない 英雄ですっ!!
 この男に注意していてくださいっ あなたにとって とても重要なことが判るかもしれませんっ
 それともおひとつ お兄さんのキャスバル・レム・ライクンは 生きていますっ
 もっともこれはまだ今のところ ボクの個人的な確信にすぎませんが」

その場から立ち去ろうとするタチ中尉を引き止めるセイラ
その時、父のテアボロが倒れたという電話が伝えられる その知らせに、セイラはその場にへたり込んでしまうのだった


<L−4 レーン停めろ! 乗員視察だ テストモードに入るぞ>
<L−3 ゲージあがりません 今ちょっとムリです>
<じゃL−5で先行しよう><バックパックがむき出しのままですが><それはそれでいい 出力は70%をキープだ>
<カメラアイ異常なし モニター接続よし>

499 :粗筋専用ハロ91:2014/11/02(日) 18:20:36.19 ID:???
黒い三連星は、自分達の新しい機体の視察に来ていた様子
バックパックは強化型のエンジンが付き、足回りもバーニアを増設して推力100%増し
余裕の推力で馬力が違いますよ さらに本番ではこれに特殊装甲がバッチリ
これには黒い三連星も大いに気にいった様子     主に色が

と、そこにオルテガが隣のラインにある機体に目をつける

「ん? ん・ん〜〜〜っ あれはなんだっ!? あの別のラインにある あれはっ!!
 あの小洒落たツノっ!! あの他人より目立とうという意図が丸見えの赤い色っ!!
 あんなフザけた注文を出すのはやつ以外にないっ おのれ〜」

と、そこにその機体の主 シャアが黒い三連星に挨拶をする
仕官に復帰し、二階級特進のシャアにイヤミな台詞を言うマッシュとガイア、オルテガは相変わらず対抗心を燃やしている様子だった

「はて 意外だな 『黒い三連星」の異名までとったあなたがたが それほど出世にこだわっているとは
 出世したければ相応の 手柄をたてることだ ルウムが近々格好の戦場になるっ
 きみ達にはまたとない好機だ! 整備兵! 私のザクにはもう試乗できるな?!」
「できますが でも そのままの格好で?」
「かまわん ケーブルをはずせっ ルウムでどちらがよく働くか
 競争だ! 三連星の諸君!!」

<続く>

500 :マロン名無しさん:2014/11/02(日) 18:53:14.17 ID:???
やっさんはほんとドズルすっきゃな

501 :マロン名無しさん:2014/11/02(日) 20:50:30.18 ID:???
ドズルいい奴…(涙)
大量虐殺計画の時はラルにいさめられてたけどな
とりあえずガルマとゼナとミネバがかわいいとw

それから…タチがなんか暗躍してんのか!意外と重要キャラなのねん

502 :マロン名無しさん:2014/11/03(月) 00:22:33.80 ID:???
考えてみたらシャアより三連星のほうが手柄のような気がするんだけどな
やっぱシャアの異例の出世はドズルへの貸しか

503 :マロン名無しさん:2014/11/03(月) 13:24:02.04 ID:???
なるほどねw
ガルマとも仲がいいしいずれ将軍となるガルマの部下としても良い人材のはず

504 :粗筋専用ハロ91:2014/11/04(火) 18:03:30.48 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 V>

<ミランダ・ベイからの中継です
 軍と警察の厳戒態勢の中 ジオン派市民の脱出が続いています! 殺気だっています!
 ルウム空域が戦場になることがもはや避けられない情勢になっているからです!
 ハッテの悲劇が人々から正気を奪っています いつ大虐殺というような事態が発生してもおかしくない状況です!>

ジオン派市民を乗せたシャトルが、無数の連邦の戦艦が睨みを聞かせる中、ルウムからの脱出を行っていた
一方テキサスコロニーのテアボロ家、セイラがテアボロを見てあげると様態が随分と良くなった様子
しかしアズナブル夫妻はどこか浮かない顔、話を聞くと二人はジオンへと渡るという
ルウムにいては敵性国民としてひどい目に合わされる可能性もあったが、何よりも息子の顔を見たいという思いがあった

「すみません まことに心苦しい こんな時にこんな身勝手なことを言うのは
 本当は あなたがたもいっしょにジオンにお連れできるといちばんいいのですが…」
「それは無理です 父は動かせない体ですし 私は ジオンに還ることの出来ない身ですから
 お気になさらないでください アズナブルさん 私は感謝しています
 ここで私達のためにしてくださったこと全部に」
「なによりの ありがたいお言葉です 私達もしあわせでした
 良い思いをさせていただきました またお会いできると信じています 戦争が終ったらあれも連れてきっと帰ります」

去り行くロシェの背を見届けると、セイラはエドワウの墓へと向かう
そして、タチ中尉の言葉を思い出すセイラだった…

「ルウムでの一戦は 戦局の全てを決することになる!!」

所変わって、ジオンのグワジンには主だった指揮官達が顔を並べていた

505 :粗筋専用ハロ91:2014/11/04(火) 18:04:30.77 ID:???
「否!! 決しなければならないっ!! この戦いに敗れた者には 再挑戦の機会は与えられない!
 心せよ諸君!! 連邦宇宙軍は烏合の衆であるがブリティッシュ作戦で受けた痛手の報復の意志に燃えているだろう
 その戦意をあなどってはならない!
 公王陛下の下に全軍一体となり 公国の興廃を賭けて戦ってのみ 勝利は可能となるっ!
 では 作戦説明だ 艦隊総司令―― ドズル・ザビ中将!」

「忘れるな 負ければ我々はみな戦犯だ 絞首刑だぞ」

その言葉に主だった将官は冷や汗を浮かべるが、マ・クベは不敵な笑みを見せていた様子
敵の戦力は大きく二つ、ルウムのティアンム艦隊 これだけでジオンの全軍に匹敵する大艦隊である
さらに連邦のマゼラン級を凌ぐ火力を持つ戦艦はグワジン一隻のみ 艦隊戦においては大きく不利であった
更に更に、ティアンム艦隊をさらに倍にしたレビルの本隊まである 単純計算で戦力は3倍差、これをどう迎え撃つか…

「でーあるから! 少ない戦力を更に割って敵に当たる愚作を択ることはせずっ
 我が軍は 全勢力をもって ティアンムの艦隊を 叩く!!」
「で?レビルの本隊はどうするおつもりか?」
「それよ レビルの本隊には… ア・バオア・クーを発し
 月を迂回させた特別機動大隊を 当てる!」
「特別機動大隊?」「はて」「それはどういう…」
「諸将が不案内なのは承知している が 既に緒戦で十分に戦果をあげている部隊だ
 今回はこれを二個中隊に編成し それぞれをジオン最高の勇者二人が率いる!
 紹介しよう! ミゲル・ガイア中尉と シャア・アズナブル中尉だ!」

ドズルの声で、ガイアとシャアが敬礼をしつつ入って来る
ガルシアが不平を言おうとするのを隣の将官がとがめつつ、キシリアとギレンがシャアを横目で見やる
その妙な雰囲気にドズルは若干違和感を感じるが、シャアの顔色はバイザーに隠れていて伺えない様子

サイド3のコロニー軍に、多数の艦船が並び立つ
市民の歓声をよそに、ランバ・ラルはいつもの酒場で飲んだくれている ラルはあれ以来すっかりやさぐれてしまっていた
クランプとコズンがラルに声をかけ、二人は前線に出動するのだった

506 :粗筋専用ハロ91:2014/11/04(火) 18:04:57.46 ID:???
「あああ行け 行くがいいサ だがなっ ザビ家のやつらは人殺しだ!!
 あんなヤツラのためにだけは 死ぬなっ!! いいかあっ 血の一滴も流してやることは ないぞォっ!!」

テキサスのテアボロ家、セイラと看護婦がテアボロの看病をしていると、不意に犬の鳴き声を聞く
何かと思って窓から外を見ると、村のほうで火事が起こっていた さらに、そこにテキサスの市民達がテアボロ家になだれ込んでくる
暴徒達が村に火をつけ、テキサスの住民をジオンの人間と因縁をつけ暴れまわっていた
そして、テアボロ家にも暴徒達の姿が見え始める セイラがそれを睨みつけ

「バリケートを つくりなさいっ!! ドアと窓をふさいで!! 戦うのよっ!!」

市民達に指示を出し、執事から武器を調達する
ライフルを手に取り、暴徒がサブマシで銃撃をしているところを、セイラがその脳天を打ち抜く
この突然の騒ぎにテアボロはパニック状態になり、医者達は慌てて鎮静剤を用意する
火炎瓶を投げつけようとする暴徒達を打ち抜きながら、セイラは涙を流していた…

同じころ、ジャブローでは無数の戦艦が宇宙へと打ち上げられる

    ―UC0079 一月二十三日―

 レビル将軍貴下の連邦宇宙軍艦隊は ルウムへ進発した
  ジオン総軍をはるかに圧するその戦力で連邦は
   一気に戦局の帰趨を決するつもりだった

地球を背に、無数の連邦艦隊がルウムへの決戦へと挑む!

<続く>

507 :マロン名無しさん:2014/11/04(火) 20:27:29.38 ID:???
だんだんきな臭くなってきたし馴染みの面々も揃ってきた
シャアの出世を段階をおって描いてくれたんだと素直に思った
セイラさんはセイラさんだw

508 :マロン名無しさん:2014/11/04(火) 22:24:40.04 ID:???
真シャアの美内はここで死んでしまうのか

509 :マロン名無しさん:2014/11/04(火) 22:50:58.25 ID:???
ガラスの仮面の作者は120まで生きると豪語しているが宇宙世紀まで生きるとは…

いやアズナブル家は殺しておかないとシャア中尉の素性がばれて後々ややこしいな

510 :マロン名無しさん:2014/11/05(水) 00:10:51.47 ID:???
みうち違いだろw

511 :マロン名無しさん:2014/11/05(水) 20:17:24.93 ID:???
セイラさんスゲーな( ゚Д゚)
将来も「兄を殺してくれ」じゃなくって自分で殺そうとするんじゃないかこれ

512 :マロン名無しさん:2014/11/05(水) 21:25:12.98 ID:???
三連星がまるきりシャアの引き立て役でだんだんかわいそうになってきた
応援する

513 :マロン名無しさん:2014/11/05(水) 23:03:31.05 ID:???
やさぐれているラルもいいw
ハモンさんもそういうのがタイプだったのかもね
あとアストライアさんも男の弱い面に惹かれるタイプか

514 :マロン名無しさん:2014/11/05(水) 23:21:36.74 ID:???
こんなにためらいもなく殺していたセイラさんどうしてコズンのときはためらったん?

515 :粗筋専用ハロ91:2014/11/06(木) 18:42:37.85 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 W>

……… ケダモノ達!! 連邦もジオンもちがわない あるのは… 狂気だけ!
何が狂わせたの?! 憎しみ?! 欲?! それとも…


セイラ達がテアボロ家で暴徒達を押しとどめていた
火炎瓶を投げつけ、車ごと突っ込むやり口に住人達は悲鳴を上げる
消化の指示をしつつ、セイラが戦えない女子供たちを二階に避難させる
そこにセイラに沈んだ声で声をかける看護婦…彼女の顔を見て、セイラは悟ってしまった
テアボロの部屋に戻ると、既にテアボロは亡くなった後だった…

「……… ごめんなさい テアボロさん……
 わたし達のために… すばらしい お父さんでした… 本当に ほんとうに…」

テアボロへの別れを終えて、下の階に戻るセイラ 暴徒達は予想外の抵抗に攻めあぐねている様子
しかしこちらも弾薬が心もとない問題があった と、そこにコロニーの外が急に眩しくなる
外を見ると、外部の各コロニーのベイが次々と攻撃されていた!
テキサスのベイも攻撃に晒され、アズナブル夫妻の乗っていたシャトルも、爆発に巻き込まれてしまった
ベイの爆発を背に、シャアのザクがテキサスを見やる


(アルテイシア…… 神の加護というものが もし おまえにあるなら
 おまえは今 ここには いないはずだ もしもいるのなら 早く脱出しろ
 今ならまだ 方法がある 出来るはずだ おまえなら)

516 :粗筋専用ハロ91:2014/11/06(木) 18:43:12.96 ID:???
<中尉殿 シャア中尉殿 ミノフスキー粒子の拡散値がレベル4を割ります
 限界です 艦に戻ってください 目標は80%達成 上場ですよ>
<デニムとスレンダーはgg 収容―――? ggコズン曹長はgaaa>
「言うことをきいてないのは あんただけですよ 中尉殿」
<わかったzzz gggすぐに―pyyy>
「やれやれ…ジオン十字勲章の勇者と組むのは カラダに悪いですなァ 艦長殿
 しかし 案外いいところもあるじゃないですか 一応部下のことなんかも 気遣うっていう辺りなんざ
 はっきりいって もうすこしイヤな野郎だと思っていましたよ」

「ドレン少尉か 使えそうだな 叩き上げはいい 実践に向くしザビ家への追従もない 覚えておくか
 しかし やはりあなどり難い ギレン・ザビ総帥 御前会議の内容をリークさせてまで 敵を欺くか
 『総力をあげて先ずティアンムの艦隊に当る』などと… 心しておこう これからのために……」

ベイをやられて、暴徒達がもう帰れないと嘆いていると、テキサスの住人達にボコボコにされていた
その光景をよそに、ふとセイラがコロニーの外を見ると、ミラーの縁にシャアのザクが佇んでいた
しばらくテキサスを見下ろしていると、シャアのザクはテキサスから去っていくのだった…

ルウムが攻撃を受けた知らせは、ティアンム艦隊にも届いていた
事前に入手した情報と食い違う知らせをうけるが、ティアンムはレビルに判断を任せる様子
一方のレビルもその情報を受け、伝令の兵士がティアンム艦隊に救援を要請するかを尋ねるが
レビルは自分の艦隊から、カニンガムとワッケインの部隊をルウムへの救援に向かわせるよう指示を出すのだった

月面宙域のジオン軍特別強襲大隊、黒い三連星が兵士達を鼓舞していた

517 :粗筋専用ハロ91:2014/11/06(木) 18:43:38.51 ID:???
「いよいよ本当の戦いだ!! 新しい戦争の幕開けだ!! おまえ達はその主役になるんだっ!!
 連邦に勝つんだ!! いいかっ 勝つんだぞ!! 
 勝てば今日すべてが手にはいるっ!! 名前も! 名誉も! そしてカネもっ!!」
「もォひとおつ シャアという赤いヘンな野郎がいるっ こいつにも 勝つんだっ!!
 一番の美味い所を ヤツに奪られないようにしろっ!!
 歴史に名を残すのは赤じゃないっ 黒だ!! 黒こそ勝利と栄光の色だ!!
 ルウムの宇宙をまっ黒に染めあげてやれ!! 行くぞおお!!」

その掛け声に、兵士達も大声で沸き立つのだった


一方のデギン公王と、ガルマは後方にて戦場の動向を見ている様子
レーダー越しにしか戦場を見られない様子に、ガルマは苛立っているようだった

「おちつけガルマ! 世の中には犬死しても良いものとそれの許されぬ者とがある 精進して時が至るのに備えろ」
「お父様!お言葉ですがっ ボクにはこの戦争の兵士達の死が犬死にだなんて 到底―――」

と、そこでミノフスキー粒子の散布により画像が激しく乱れ始め、戦闘開始の合図となる
初弾はジオン側が撃つが、早くもジオン側に撃墜の被害が出る

「一隻被弾しました 直撃のようです」
「どの艦?! ドズル兄さんのワルキューレ??
 当ったじゃないかっ!! なにが被弾経始だ!運動性能だ!
 もう味方が一隻やられたじゃないか!!」
「ガルマ!! 落ち着かんかっ 見苦しいぞっ!!」

開始早々の被害にガルマがわめき立てるのを、デギン公王が一喝するのだった
艦隊戦において、ジオン側は早くも少なからず被害を受ける
こうして、ルウムでの戦闘の火蓋が切って落とされるのであった

<続く>

518 :マロン名無しさん:2014/11/06(木) 20:38:42.34 ID:???
やはりアズナブルさん死亡か
これは偶然か
キャスバルの仕込みか

519 :マロン名無しさん:2014/11/06(木) 21:11:03.11 ID:???
キャスバル謀殺…あるかもねえ…このキャスバルのことだから

テアボロも死ななきゃならないんだな
ファーストガンダムのストーリーの前にオリジナルキャラは殺しておかないと…
セイラさん、悪いのはやっさんです!!

代わりにちゃんと登場するキャラの過去はラルもだがドレンとかもなんかいい味つけされてるな
デギンはなんかいい親父さんになってる…奥さん見たかったよ

520 :マロン名無しさん:2014/11/07(金) 19:45:11.85 ID:???
どうせならヤザンとか出してくれればいいのに

521 :マロン名無しさん:2014/11/07(金) 21:18:54.10 ID:???
>(アルテイシア…… 神の加護というものが もし おまえにあるなら
>おまえは今 ここには いないはずだ もしもいるのなら 早く脱出しろ
>今ならまだ 方法がある 出来るはずだ おまえなら)

いいかげんな兄貴だなぁ
将来アルテイシアはもっとやさしいだのなんだの夢を語っていただけあるw

522 :粗筋専用ハロ91:2014/11/08(土) 18:02:40.62 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 X>

連邦艦隊の集中砲火により、ジオンのムサイは次々に被害を受ける
ミノフスキー粒子により正確な状況は把握できなかったが、ジオン艦隊はほぼ総崩れと思われていた

<イオージマ被弾!! なお応戦中―― なるも ドズル司令! 本艦はもう駄目です 御健闘をっ!!>
「わかった… 貴様らの死 無駄にはせんぞ…」

自らを犠牲とするジオン魂に、ドズルは鉄棒をへし曲げ涙を流す

「転進 急げえええっ 殿軍諸艦の奮闘を無駄にするなっ!! 散開っ!!しかるのち 反転!!
 目標ォォ 敵艦隊の主力 レビル本隊!! 各艦全速!! かかれ!!」

ジオンは、ティアンム艦隊を無視、足止めし本隊のレビル艦隊の強襲にかかる!
同じころ、リュウの偵察仕様セイバーフィッシュは索敵任務の最中
目視視認で、艦船のノズル光を確認するが、どうも違和感を覚えるリュウ

「そういえば 進行方向…」
「そう思ったら早くしろよ!ベクトル分析!!」
「や やってますよ ええっと六時の方向へ…六時?! わあっ!! 敵だっ 敵 だ あ あ 」

セイバーフィッシュは敵艦隊のど真ん中に飛び込んでしまっていた
急遽艦隊に報告をするが、上官は誤報と決めつけてんで相手にされない
それどころか既に戦勝ムードで油断しきっていたレビル艦隊
ブリッジに到着したレビルが、ブリッジの窓から艦影が確認される
それに驚く間もなく、ドズルの艦隊が無防備なレビル艦隊を撃ち貫く!!

「撃て!! 撃ち尽くすまで撃て!! 奴等のヤワな横腹をブチ抜いて
 息 の 根 を 止 め て や れ !! 」

ドズル艦隊が強行突破に成功したとの報告を受け、ガイア率いるMS部隊も出撃を開始するのだった

523 :粗筋専用ハロ91:2014/11/08(土) 18:03:07.11 ID:???
<C・I・C C・I・C!! C・I・C 応答せよっ!!応答せよっ! C・I・C>
「C・I・C出ません! やられたようです!」「閣下!大丈夫ですかっ?! ノーマルスーツを着用してくださいっ」
「窮鼠猫をかむ ……か 噛まれたな こっぴどく
 敵は反転してまた攻撃してくるぞ 全艦回答! それと 全員ただちに ノーマルスーツ着用!」

クルー達が砲座にむかうが、下方向からの砲撃を受け、クルー達は吹き飛ばされてしまう

「なんだ?! えっ?! 人?! ちがう! モビルスーツ(人型機動兵器)?!! これが か!!」

モビルスーツに驚く間もなく、ブリッジが対艦ライフルで吹き飛ばされる
さらに、とどめにオルテガ機の大型ヒートホークが艦を真っ二つにするのだった

「チクショオ!! もおお こんなにやられちまってるのかよ」

帰還したリュウのセイバーフィッシュ、艦に着艦指示を伺うが、待機するよう命令される
だが、カタパルトにバズーカを受け、リュウの目の前で撃墜されてしまう
目の前で蹂躙される味方、リュウはそれを見ていることしかできなかった

「くそっ!! どうしてこいつには 武装がついてねえんだあっ」
「て…偵察機仕様だから であります 軍曹殿」
「んなことはわかってるっ!!
 役にも立たないこんな偵察機も偵察任務も クソっ喰えだああっ!!」

リュウの叫びとともに、セイバーフィッシュがザクの一撃を喰らい、撃墜される
マッシュのザクが脱出艇に目をつけるが、それをガイアが止める

「撃つな よく見ろ 『大将旗』だ」

その脱出艇には、連邦軍大将 レビルが乗り込んでいるのが見えていた…

524 :粗筋専用ハロ91:2014/11/08(土) 18:03:34.23 ID:???
撃墜されたリュウは、宇宙空間を漂っていた…

「どこだ? ここは… ああ 宇宙か びっくりした………
 死んじまって いきなりあの世かと思ったぜ…
 あいつはどこだ?メガネのレーダー班 いない…な 死んだな たぶん 死んだ…
 カンタンなもんだ…な あっという間だ あっという間に人は死んで ゴミになる…
 オレももうそのゴミのひとつ…か? ブツクサものを言うゴミ… 宇宙にブチまかれたゴミのひとつ……
 あ キレイだな またゴミの仲間がふえていく… …そういうことか? ちがうだろ
 ゴミはキレイだなんて感じない オレは人間だ ゴミみたいだけどニンゲンだ…
 おおおいメガネ野郎…… 」

ワッケインの艦もまた、モビルスーツの脅威に晒されていた
モビルスーツの機動力に、なすすべもなく砲撃を受ける

そして、シャアのザクがワッケインのマゼランに狙いを定め、バズーカを撃ちこみ撃墜に成功する
シャアのザクが、ルウムの戦場を駆け抜ける!

<続く>

525 :マロン名無しさん:2014/11/08(土) 19:06:41.63 ID:???
この時代まともな実戦経験のある軍人なんていなかったんだろうな
そう考えると潜水艦乗りまで要請したジオンには感服
それともUC50代あたりに実は何か戦役があったとか設定あるんか

526 :マロン名無しさん:2014/11/08(土) 21:00:48.55 ID:???
始まったっぽいですね
モビルスーツ初登場の戦闘っぽいので大混戦か
この時点では形勢はどう転がるか分からない
物資は圧倒的に地球連邦軍だがあるいはモビルスーツでジオン優勢?
開戦前から描かれているのがいい
で開戦当時から軍隊をしきっていたドズルがいなくなればジオン軍は総崩れになるはずだよな・・

527 :粗筋専用ハロ91:2014/11/10(月) 18:22:22.08 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 Y>

「残弾 "三" か いけるか? あと二隻 ふっ 無理だ な」

シャアのザクが友軍のザク達を横切る

<速いな 誰だ?>
<赤いヤツだったろ 見えなかったのか? シャア中尉だよ
 やっぱり違うな 増加バーニアのカスタムタイプは>
<え?!… おい シャア中尉の機体って… バーニアは 普通だろ?たしか…>
<どうしたらあんなに 速くなるんだ ざっと三倍 だな><ああ 三倍…>

戦艦にバズーカを二発撃ちこみ。撃墜を確認すると次の標的にむかうシャア
後方ノズルに狙いを定め、シャアのザクがバズーカを構えた

同じころ、ズムシティ総統府 勝利を確信したギレンは、モニターの映像を切る
そこにキシリアも現れ、ギレンに賛辞の言葉を送る

「おまえからそれほどの褒め言葉を貰うとは 思わなかったな
 存在をかけて戦う者達を軽視した当然の報いだ
 もちろんレビルに我が作戦の偽情報をつかませたことも勝因のひとつだ 
 その意味ではこれは キシリア機関の勝利と言えるかもしれんな」
「これはこれは それこそ望外のお褒め 総帥閣下のお口から直にいただけるとは」
「だが判っているなこれは始まりの勝利―― 勝利の第一歩にすぎん!
 最後の勝利に至るまで我々ザビ家一統は結束し 常に戦いの先頭に立ち
 国民に範を示さねばならない!」

不意に、キシリアが一つ尋ねる デギン公王の乗艦が前線に出ているという
それに関してはデギン公王本人が望んでやったことだとギレンは言う

528 :粗筋専用ハロ91:2014/11/10(月) 18:22:49.46 ID:???
「ですが ほぼ無傷のティアンム艦隊がなお此方に向かいつつあります
 もしも 差し違え覚悟で敵艦隊が直進して来た時には
 グワジン一艦を以て公王陛下がこれを阻止されるとでもお考えですか?」
「杞憂だな 連邦軍の腐った官僚軍人共はそんな蛮勇を持ち合わせてはいない」
「それでも もしも の時はなんと?」

「答える必要があるのか? キシリア」

場面はルウムの戦場に戻る 爆散するサラミスを前に、シャアの実力に驚嘆する兵士達
そこにコズンが予備の弾倉を差し出そうとするが、余計な心配をするなとシャアは言う
従軍できなかったランバ・ラルの分も働くように言って、その場を去るのだった

ドズルは目の前の戦艦が砲撃に晒される光景をじっと見ていた

「恨むなよ…敗者の運命だ…… 撃ちかたあ しばし止めえっ
 消えゆく 大宇宙の戦士諸氏に対してえっ 黙祷ォオオ!!!」

ジオンの勝利に喜ぶガルマだが、デギン公王がそれを諌める
まだ逆転の可能性も残されているが…

「良い報せです ティアンム艦隊は本艦の前方四千KMに於いて 回頭しました!」
「やった!! これで本当に勝ちですねっ お父様! 今度はボクも働きますっ!
 ボクだって公国軍人ですから! なんでもいいつけてください! どんなことだってボクはやりますから!」
「ガルマ!! おまえはまだ若い いや…幼い 戦争がおそろしいものだということが判っていない
 任務については三軍の長たるギレンの指示を待て あれはよくはからってくれるだろう
 くれぐれも軽挙妄動はせぬことだ わかるな 前線のドズルに訓令せよ!
 降将レビル司令官に対し 礼を失することのないように と」

529 :粗筋専用ハロ91:2014/11/10(月) 18:23:19.41 ID:???
ジオン国民はルウムでの大勝利に沸き立っていた
デギンはこの勝利を材料に、早期講和を求めるべきというが

「弱気にすぎます 父上 あまりにも 勝利はこれが最後ではありません!
 我々は勝ち続けるでしょう この先も おそらく最後まで!
 交渉などいつでも出来ます 最良の機会をとらえて我々がそれを選択すればいいのです」
「そういうことを言って誤ったのだ! ナポレオンもヒトラーもトージョーも!」
「そんな旧時代の愚行は参考になりません
 我々は既に人類の経験領域の外に行き 歴史を育んでいるのですよ!
 だいたい ジオン・ズム・ダイクンの最良の同志であった父上の言葉とも思えません!
 ダイクンは何といいました?!
 スペースノイドは新しい種となり人類を次段階の進化へ導くと 高らかに宣言したではないですか
 ダイクンの理想を現実にする好機を 我々は今手に入れたのです! 今をおいてない唯一の機会を!
 妥協ではなく邁進あるのみです! お判りいただけますね?!」

そこまでいうなら、と仔細はギレンに任せるデギン、ついでにガルマも前線には出さないようにとする
去り行くギレンの背を見据え、残されたデギン そして天幕の後ろにいたキシリアに声をかけた

「聞いてのとおりだ どう思うか わしは おそろしい…」
「御心配 なく…… 御力になります お望みのまま…」
「たのむ…あれを制められるのは たぶんおまえだけだ
 あれは鬼になった ダイクンの無念が悪魔に変じてあれに憑いたのだ
 あれはこの国を 我が一族をも滅ぼす…」
「御安心ください キシリアがついております」

一方、ジオンのホテル オルテガがなんだかわめき散らしている様子
新聞の記事がどれもシャアの活躍が三面記事のトップなのが気に食わない様子で、ホテルのボーイにやつあたりをしていた
その時、捕虜となったレビル将軍のニュースがテレビから流れる
黒い三連星の話題を期待するが、次に画面に映し出されたのはシャアの顔 これにはオルテガもずっこけ
この扱いの悪さにブチ切れたオルテガが、ホテルの窓からテレビをぶん投げてしまうのだった

530 :粗筋専用ハロ91:2014/11/10(月) 18:24:05.09 ID:???
ガルマは参謀部つきの任務はイヤだと、ドズルにゴネていた
前線に出て手柄をたてたい、シャアには負けたくはないという思いがガルマにあった

「彼は今度の戦勲で二階級特進し少佐になるって聞きました そうしたらボクは……」
「そういうことか? ならおまえも少佐に…」
「ボクはなにも働いていません!!グワジンの安全な場所でお父様と戦況を見ていただけですっ!!
 ごめんですよっ お手盛りの昇進なんか!
 そんなことばかりだからボクはバカにされるんです いつまでたっても…
 所詮はザビ家の お坊ちゃんだって…」

とうとう泣き出してしまうガルマ、それをみてドズルも焦る
一応ギレン兄に相談するようにはいうドズルであった

戦勝記念の式典会場に、続々とジオンの勇者達が顔を出す
ギレンの演説をよそに、相変わらずオルテガはシャアを睨みつけるがガイアがそれを諌める
見返す機会はいくらでもある、と大人な対応のガイア
そしてシャアに対抗心を燃やす男がもう一人、ガルマがシャアに声をかける
ガルマは一〇一空挺師団付の少佐として配属されることになった様子
これを率いてルウムの残敵の掃討任務につくようだ

531 :粗筋専用ハロ91:2014/11/10(月) 18:24:31.12 ID:???
「ボクには無理だと?! 今そう思ったな シャア!」
「そんなことはない ただ 危険な任務だ 追い詰められたネズミは猫を噛むぞ
 キミには似合わない汚れ仕事だ デギン公やドズル閣下がよくそれを」
「関係ないっ ボクはボクだっ!! 見くびるなよシャア ボクだって…
 いつまでもあのころの ボクじゃない!」

互いに笑みを浮かべるが、どこか不穏な雰囲気を漂わせる二人であった

ルウムのコロニーを取り囲むジオンの艦隊
内部ではガルマ搭乗のギャロップが指揮をとり、ザク部隊が市街地を攻撃する
爆炎に飲まれる兵士と市民、砲撃に晒される市外
ガルマは戦場の高揚感に酔いしれていた

<続く>

532 :マロン名無しさん:2014/11/10(月) 21:33:01.54 ID:???
3倍キターw

一人称ボクのうちはボクちゃんだって教えてあげない意地の悪さよ

533 :マロン名無しさん:2014/11/11(火) 21:25:34.91 ID:???
案外後のソロモン攻防戦でビグザムがテアンム隊壊滅させたんはこのときの遺恨かもな

534 :マロン名無しさん:2014/11/11(火) 21:34:10.06 ID:???
やっさんがドズルとガルマが大好きなのが伝わってきた
シャアはさんざんかっこよく描いておいてみじめったらしくのたれ死にさせるかもしれん・・・・

535 :粗筋専用ハロ91:2014/11/12(水) 18:03:22.51 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 Z>

「『カプアのアフロディーテ』 地球世紀紀元前四世紀後期の作といわれています
 アフロディーテとは美と愛の女神です ギリシャ神話の最高神ゼウスの子で 泡の中から…」
「贋作 だな 本物は紀元後のローマ時代の模索 これは更にその模索でルネサンス期のものか…」

マ・クベが美術館の案内をされるが、紹介された美術品を次々贋作と言い放つマ・クベ
中には贋作以前の代物も少なくない、しかし般若に騙されるのは館長の目が節穴以前の問題だと思います
マ・クベの言葉にがっくりと肩を落とす館長であった

「宇宙世紀などとうそぶいてみても 我々の歴史はたかだか百年にも満たぬ
 だから馬鹿にされる 所詮はただの成りあがりよと」

その後、マ・クベはキシリアに呼びだされる

「全権を委ねられるのはあなたしかいません マ・クベ中将
 私が推挙しました ギレン総帥も承知です 任命は確実でしょう
「お尋ねしてもよろしいでしょうか? なぜ私が?」
「あなたが地球至上主義者(アースノイド)寄りだからです マ・クベ中将
 地球圏に魅力を感じない者を地球圏に遣るわけにはいきません
 そのような者は彼等に対して何を求めようともしないでしょう」
「何を求めよと? 事実上の降伏に等しい休戦協定以上に なにを?」
「地球の富と 国土を!
 スペースノイドの勝利とその見返りとしての独立を望むだけの者はもう十分幕引きの頃合いとみている
 でもあなたはそうではない筈 願わくば地球圏に侵攻し
 文化文明の果実と精神の聖地を回復したいと考えている ちがいますか?」
「お察しのとおり しかしそのようなものが休戦協定全権では
 まとまる会議もまとまりますまい 私は むしろ戦争の続行を望みますから」
「いいのです それで 戦争は続行されなければなりません!」

同じころ、捕虜となったレビルの前に、デギン公王が静かに現れる…

536 :粗筋専用ハロ91:2014/11/12(水) 18:03:54.07 ID:???
「連邦はルウムの敗戦でうちひしがれています 失敗したとはいえコロニー落とし作戦による被害も甚大
 彼等はいま痛切に休戦を望んでいます のみならず我が公国内にも 停戦を望む向きがあります
 お間違えにならぬよう 中将 あなたは停戦の使者ではない
 地球侵攻軍の長として 地球に行くのです」

その言葉に薄い笑みを浮かべるマ・クベにも冷や汗が出始める

「私の一存で言っているのではありません ギレン総帥も同じお考えです いずれお話があるでしょう」
「ふたつほど質問しても よろしいでしょうか?
 御存知のとおり戦争には相手が必要です 連邦の戦意が決定的に失われている場合
 ふりあげた拳を どこへおろすべきか?」
「もうひとつの質問も あわせて聞きましょう」
「保障は? 私と 私の軍はいわば 敵の中にパラシュート降下するのです
 こう言っては何ですが捨て駒にはなりたくない」
「さすが中将 的確な御質問です ふたつめからお答えしましょう
 ガルマを遣ります デギン公王が最も寵愛する我が弟をあなたの下に配属させます
 公国が決してあなたを見捨てぬという何よりの保障になりましょう?
 最初の質問 連邦が繊維を喪失し 継戦が不可能である場合……
 天佑と言うべきか 人は本質的に戦を好むものです 愚かにも そして 懸命にも
 御安心なさい 哲学問答ではぐらかそうなどと考えてはおりません 手は打ってあります
 それと マ・クベ中将 これだけは覚えておいてください
 あなたは他の凡将とはちがう 高い器量をお持ちだから申しましょう

 私は ギレン総帥を 好かぬ 」

そして、レビルとデギンの会談も一通り話がすんだ模様
デギン公王も停戦を望む一人であった、レビルと二人、この戦争を収められないかと説くデギン

「陛下はいざ知らず 私になにができましょう このような慮囚の身で」
「判る 判っている よく判っているとも 将軍
 虜囚の身ではなにも できない……」

537 :粗筋専用ハロ91:2014/11/12(水) 18:04:19.82 ID:???
マ・クベの停戦交渉へと向かう様子が面白くないのが、ドズルであった
武人肌のドズルと策士的なマ・クベとではまあ相性はわるかろうが
ともあれ、ドズルはシャアに対して新たな任務を通達する
連邦の新モビルスーツ計画が秘密裏に進行しているという
ルウムの勝敗を分けたのはモビルスーツの優劣ということは理解しているが
地球の侵攻を控えた今、あえて宇宙の厄介な戦力に手を回す余裕もない、故にシャアにV作戦の阻止を命ずるドズルであった

「おお 着いたな ジオン軍きっての英雄といえども 身ひとつでこれだけの任務をこなせるとは思えん
 見ろ あれはおまえの艦だ オレのワルキューレほどではないが最大級の改装をさせた
 ムサイを超えた、ムサイだ 好きに使え 乗組員も粒よりのを揃えておいた 俺の餞だ
 きさまの任務のためなら特別に単独行動も許す なにか ほかに希望することは?」
「ありません シャア少佐 任務に邁進します!」

捕虜となったレビルに、移送命令が出ているらしく、独房から出るが
独房の外を見ると、ジオン兵士が次々に倒れているのが見えた そのまま兵士に囲まれつれられるレビル

「すこし ものを尋ねてもいいかな?」
「お答えできることなら」
「ふむ 移送先は どこだ ずいぶん遠いところのようだが
 ……… やはり 答えられまいな…」

収容所の監視塔を砲撃して、車両の群れが収容所を離れる…

シャア達のほうはさっそく、受領したファルメルの慣らし運転を行っていた
その性能にドレンも軽く口笛をふく

538 :粗筋専用ハロ91:2014/11/12(水) 18:04:48.98 ID:???
「どエライ艦ですよこりゃ シャア艦長
 ポンコツパプアの改造輸送艦に乗っていたものには まぶしすぎますねええ」
「艦長はきみだ ドレン中尉」
「少佐殿ォ 悪い冗談はやめにしておきましょうよ」
「冗談を言ったつもりは ないのだがな 中尉
 どんな艦であれ それに鎖で縛り付けられることをわたしは望まない
 わたしは一度も良い船乗りになろうなどと思ったことはないからな
 わたしは大宇宙の戦士だ どんな艦よりも速く 自由に天駆ける戦士だ 
 覚えておけ諸君 テストを続行しろ 艦長!」

その言葉に、首を振って気合を入れなおしつつ命令を出すドレン
ファルメルが全速で宇宙を駆ける

レビル達はドッキングベイまで到達していた
連邦軍の仕官がそこに現れ、軍服を差し出す

「あいにく佐官用の軍服しかございませんが 急いでお着替えを」
「おまえがこの作戦の指揮官か?! 何という名だ? 誰の指揮下にいる?!」
「仔細は後で 今は急を要します
 車が停まったらドアを開けます バースにランチが接舷していますから 走ってください!
 全速力で いいですか?」

車が止まると同時に、レビルたちが銃撃戦の最中を走りぬける
そろそろいい年のレビルに全速力は相当堪えるが、息を切らしながらどうにかランチにたどり着く
宇宙に出て、向かった先にはサラミスが佇んでいた、そのままジオンを脱出すると思われたが
ちょうど戦闘訓練を行っていたファルメルが、レビルをのせたサラミスと鉢合わせてしまうのだった

<続く>

539 :マロン名無しさん:2014/11/12(水) 18:28:00.71 ID:???
やはりマさんも階級上げてきたか
ガルシアおじさんとのバランスがあるしな
しかしキシリアって元は少将だったような…

540 :マロン名無しさん:2014/11/12(水) 21:27:58.64 ID:???
>しかし般若に騙されるのは館長の目が節穴以前の問題だと思います
ちょww任命責任だれにあるのよw
でもってマクベはキシリアの肝いりだと続けるのか・・

ジオンってちょっと人の良いところを見せたら隙になるんだよね
負ける戦ってそんなもんなのかな

541 :マロン名無しさん:2014/11/13(木) 22:45:12.54 ID:???
ギレンを好かぬってキメ台詞今出るの?
テレビとオリジンとだんだん記憶が混乱してきた・・
ルシファももうアニメで見たような気分だ

542 :マロン名無しさん:2014/11/13(木) 23:22:20.60 ID:???
あの手引きしてるのはやっぱキシリアの手の者?

543 :粗筋専用ハロ91:2014/11/14(金) 18:20:37.36 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ルウム編 [>

突然の敵艦の姿に、困惑した様子のドレン
しばしサラミスとにらみ合いになるが、シャアが停船命令を出すよう指示
その警告の後、威嚇射撃を命ずる
砲撃はサラミスの横をかすめると、ドレンが休む間もなく今度はシャアはザクで出るという
ブリッジにぽつんと残されるドレンであった

サラミスのブリッジに、シャアが単身乗り込んでくる

「現在が戦争状態であることは ご存知だな?
 貴艦はいてはならない所にいた 本来なら 警告なしに撃沈するところだ
 なぜだ!!? ジオンの内庭というような所に何故入り込んだ? どうやって?! なんのために?!!」

かつかつ近づいて、連邦クルーに問いただすシャア
シャアといえど生身、それも単身、いまならやれるのではないか、と一人がシャアを睨みつける
そして、銃を抜くがその引き金を引くよりも速く、シャアのレーザーガンがその腕を貫く!
その光を見て、外のザクたちもブリッジ前に殺到する

「質問に答えろ!! 答えなければ さらに 艦も乗員も傷つく ジオンの空域で なにを―

その時、ブリッジに現れたレビル将軍
しばし見合っていると、シャアはレビルに敬礼をする

「失礼ながらお尋ねします あなたは レビル大将閣下でいらっしゃいますか!?」
「いかにも わしはレビルだが… そうとしったらどうする?任務に忠実なジオン軍仕官よ」
「閣下の御乗艦とは 知りませんでした
 航行を妨げた御無礼をお許しください 以後 ご無事で」

シャアがザクに戻るのを確認するファルメルクルー サラミスが機関始動したのをみて、離れるファルメル
そのままサラミスが空域を離脱するのを見逃すのであった

544 :粗筋専用ハロ91:2014/11/14(金) 18:21:03.22 ID:???
「少佐殿! 領空域侵犯の艦をみすみす見逃していいのでありますか!?」
「いいんだドレン あの艦は 私には過ぎた宝船だった
 私はあやうく最高の政治ショーを だいなしにするところだったよ」

南極大陸 国際共同観測都市 スコット・シティ
エルランがレビル救出の報告を報告を受けていた
ゴップ大将もその情報を得ていた様子

「レビル君は なんというかねェ」
「決まっています! 戦争継続 講和条約結ぶまじ!」
「ふうむ じゃ 我々のここでの会議はムダだということだ」
「そんなことはありません 戦時条約を結べばいいんです 
 核兵器 生物・化学兵器の使用禁止 もちろんコロニーや小惑星を爆弾として使うことも!
 我々は宇宙兵器の脅威から解放されます」
「戦争をするのはいいがもっとキレイに ということか ハハハハハハ
 まあ その点では双方容易く合意できようが ね」

ゴップたちが会談の会場に赴く マ・クベがそれを横目で見ていた
そして、ルナツーでは救出されたレビルの演説が行われるところであった

「ヨハン・イブラヒム・レビルです 統合軍大将として友邦ルウム救援作戦を指揮しました
 結果は 大敗でありました 司令官であった私の 作戦と戦闘指揮が原因であります」

その演説の様子をルナツーのワッケイン、南極の面々も見ていた

「私は負傷しジオン本国で捕虜となりました 今こうして友軍基地からお話ができているのは
 勇敢なる我が軍将兵により救出されたからであります
 数十万の将兵と多数の艦艇を失いました 責任は全てこの私にあります
 私がその栄光と誇りを失わしめた友軍によって救出されたのは神のご加護があったからです
 敗北による喪失と屈辱の汚名をそそぐべしという 神のおぼしめしがあったからです!
 もしも再びその任を命ぜられることがあるならば 私は全身全霊を以て 雪辱を期すでありましょう」

545 :粗筋専用ハロ91:2014/11/14(金) 18:22:14.71 ID:???
その言葉に、南極の会場にどよめきの声があがる

「現在 南極に於て休戦条約の交渉が行われていることは知っております
 しかしっ 現時点での休戦はなりません! それは『休戦』ではありません!『降伏』であります!
 永き歴史と文化・文明を有するこの地球市民が 専制と独裁と屈するということであります!」

この演説を受けて、デギン公王は激昂し、杖でプロジェクターを叩き割る
北アメリカ方面の司令官に任命されたガルマの肩を掴み、恩知らずどもを黙らせてやれ、と言い放つ
これにはガルマも動揺し、目を白黒させながら返事をするのであった

サイド7ではカイ達が川辺で水遊びをしていた。カイはラジオでレビルの演説の様子を聞いている様子
アムロが川辺に近づくと、フラウたちがアムロを無理やり川に落とすのであった
そこに、ヤシマカンパニーの車が橋の上を通るのをフラウたちが見ており、ミライもその光景を見てのどかに思う
しかし隣のシュウは、コロニー内の工事の遅れが尋常ではないと憤慨
資金、資材共に問題なしでこの状況というのは、何か裏があると見ていた様子だった
車の備え付けのテレビにもレビルの演説は映し出されていた

<コロニー落としというような蛮行を 彼等が敢えて行ったのは何故か!?
 彼らも苦しいのです! このような行為は既にして彼等のあがきなのです!
 ジオンの力を過大に評価するべきではないっ!>
「戦争はまだまだ続きそうですね」
「ああ ……しかたがない な 人はまだ 行きつく所まで行っていない
 なんだかんだといっても みんな 戦争がしたいんだ」

546 :粗筋専用ハロ91:2014/11/14(金) 18:22:58.57 ID:???
ヤシマカンパニーのシャトル内には、セイラの姿があった
シャトル内にもやはりレビルの演説の様子が見える

<人的・物的資源がもとより限られているコロニー国家ジオンは長く 困難な闘いを戦い得ない!
 それ故にジオンは早期講和を望んでいる! その思惑に乗るべきではない! 戦い続けるべきである!
 ジオンに兵なし! 我々は必ず勝利する!>

演説の様子をよそに、セイラは窓を見るとサイド7が見えていた
続々と集まる、後のホワイトベース隊。サイド7の運命の日は、もはやそう遠くない

<←第一話に戻る> <次回に続く→>

547 :マロン名無しさん:2014/11/14(金) 19:20:11.47 ID:???
まあそうだよね
ジオンとしては電撃作戦で大ダメージ与えておいて有利な条件を引き出したいだろうしさ

548 :マロン名無しさん:2014/11/14(金) 22:00:27.84 ID:???
あー・・ちょっとドレン萌えw
地味だがいい副官になっている
こういう部下あってこそシャアが好きに行動できるというもの

549 :マロン名無しさん:2014/11/15(土) 09:56:28.96 ID:???
ちょ、サイド77には遊べる水場があるんかよ、破格の扱いやな

550 :粗筋専用ハロ91:2014/11/16(日) 18:01:27.69 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 T>

ここから、物語は再び現代に戻る
シャアの新たな所属、潜水艦マッドアングラー隊が洋上の連邦艦隊の真下に位置取っていた
マッドアングラーのマリガンは、洋上艦隊に対し攻撃を進言
艦隊に対し魚雷攻撃を仕掛ける、その攻撃により艦隊は大きな損害をこうむるのだった

アイルランド北部 ベルファスト港
郊外の一軒家に突如振動が響く、その家の住人が慌てて外に出ると丁度その真上をホワイトベースが通る
慌ててその様子をカメラで撮影すると、洋上に向かって風船を飛ばす

「ベルファストに大型戦艦が入港したそうです
 一〇七号からの情報です 無視してよいかと思います 一応写真も来ていますが
 ダメです 電波障害を受けています」
「見せろ 一〇七号というのは?」
「現地調達の諜報員です まだ経験が浅いものですから…」
「この辺りにはブーンの隊がいたな…
 シーランスを用意しろ! 海上を確認の上マッドアングラー浮上!」

マッドアングラーを浮上させ、木馬をその目で確認しようとするシャア
シーランスを走らせ、ブーンのユーコンへと向かうのであった

「マッドアングラー隊にまわされて早々に 木馬と出会うか
 私は 運がいいっ!」

ベルファストに向かっているレビル将軍が、先の洋上艦隊の被害報告を受けるが、ほどほどに切り上げる

「大陸反抗作戦が大いなる損耗を伴うものであることは 覚悟している
 重要なのは 今まさに我々がここ ヨーロッパに反攻の橋頭堡が築かれつつあるという事実だ
 お 来ておるな あれには これから一層働いてもらわなければならん」

ドック入りしたホワイトベースを見て、レビルはそういうのだった

551 :粗筋専用ハロ91:2014/11/16(日) 18:01:54.16 ID:???
カイがゲートの手続きをしていると、冒頭の女性に声をかけられた
行商のようだが、カイは軽くあしらうのであった

レビルを前に敬礼をするホワイトベース隊、少し送れてフラウもそこに現れる
だが、レビルの話しに嫌気がさしたカイは、トイレといってその場を抜け出す
頭を抱えるブライトと、あからさまにカイを睨みつける諸将であった

「冗談じゃねえや! 一生を あんなヤツラに捧げろっていうの!?
 よく言ってくれるよ ルウムの負け将軍が ごめんだね」

一方、ブーンのユーコンもレビル将軍らがベルファスト入りした情報を掴む

「おどろいたな こいつは… シャア大佐の到着は!?」
「あ あと四〇分ほどで」
「よしっ ゴッグを発進させろ!
 後方待機でわりをくったはずが ベルファストがいきなり戦闘正面か」

ブーンの指示で、ゴッグがベルファストへと向かうのだった

一方、カイは荷物を肩に背負い、ホワイトベースを出て行くという
アムロが引きとめようとするも、ブライトのほうはほおっておけとつれない態度

「カイさん!」「あ? なんだい?」
「ぼくは… あなたの全部が好きというわけじゃありません でも
 今日までいっしょにやってきた仲間じゃないですか」
「そういう言いかた 好きだぜ アムロ  ま 元気でやれや」

552 :粗筋専用ハロ91:2014/11/16(日) 18:02:34.93 ID:???
アムロは、その背中を黙ってみるしか出来なかった
街へ来たカイではあるが、正直なところほとんど廃墟のゴーストタウン状態
寝床と食い物を探していると、ホワイトベース前で行商してたあの女性に声をかけられる
女はミハルと名乗り、二、三日なら泊めてくれるという
そして、カイとの接触はすぐにユーコンのほうにも届けられていた
ホワイトベースとレビルがいるなら総力をあげて叩こうと、作戦プランを練るシャア
そこに爆発の音と、おっさんの甲高い笑い声が響く どうも出撃中のゴッグが機雷と接触したらしい

「ゴッグの乗員は?」
「カラハ軍曹です 操縦技術は抜群なのですが…」
「バカでは な」

そしてカラハはそのまま暴走をはじめ、単機でドッグを攻め込もうとするのだった

「さすがはゴッグだぜ 今くらいの爆発じゃビクともしねえ!!
 ドックもろとも 木馬も連邦軍も叩き潰してやるぜえっ!!」

<続く>

553 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 18:16:07.54 ID:???
結局スレッガーさんは今回は配属ではないんか
ま、顔見世やったんかな

554 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 18:39:15.77 ID:???
マリガンは潜水艦乗りだったのか
このままザンジバルに連れていくくらい可愛がっとんのかな

555 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 19:24:50.57 ID:???
ゴッグのパイロット名前ついたんはいいけど脳筋設定かよw

556 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 21:27:57.64 ID:???
タイムスリップしてたのが長い夢のようだ
ミハルか…

557 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 23:12:07.03 ID:???
さすがゴッグていうけどさ
陸に上がったらカッパどころじゃない鈍重さだからな…
WBの砲撃でも落とせるんじゃないかね

558 :マロン名無しさん:2014/11/16(日) 23:24:36.61 ID:???
その発言者はバカといわれてる人だから…

バカでは な
のコマのシャアの表情いいねw

559 :マロン名無しさん:2014/11/17(月) 19:57:30.95 ID:???
ミハルってやっぱ館林さんといっしょで見張るからきてるんかな

560 :マロン名無しさん:2014/11/17(月) 21:57:39.07 ID:???
アニメのイントネーションは「見張る」だもんね
スパイだから見張るってどっかに書いてなかったっけ

ミハル結末知ってるから切ないな
アニメよりさらに図々しいしブスに描かれてる気がする

561 :粗筋専用ハロ91:2014/11/18(火) 18:01:38.32 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 U>

ミハルの家に世話になるカイ、子供たちがパンをほおばりながらカイを睨んでいた
ミハルに色々ホワイトベースのことを話していると、地響きが起こり部屋が停電になる
慌てる様子のカイとは対照的に、落ち着いてろうそくを用意するミハル
ドックのほうで何かが起きてる様子だが、カイは関係ないと言い張り、ソファで横になるのを子供たちが見ていた

「へへ…よく仕込んであるよ ほんと いやだねええ」

ちらりとバスケットの中を見ると、拳銃のようなものが見えていた

水中からの魚雷攻撃を受けるホワイトベース ユーコンのほうも慌ててカラハを呼び戻そうとするが
シャアのほうはここで叩くのも悪くないという

「マッドアングラーを呼ぶ余裕は ないが… モビルスーツの搭載機数は?!」
「二機です」「少ないな」「このような展開は 想定外でありますから」

もう一機の搭載機 ゾックを見下ろすシャア達 そこにゾックのパイロットのボラスキニフが挨拶をする

「木馬にはガンダムという優れた白いMSが積まれている」「はいっ」
「そいつが出たらすぐ知らせろ 私がこれで出る」

シャアの言葉にずるっとすべってコマのはしっこに頭を打つボラスキニフであった

ガンダムに向かうアムロだがメンテナンス中で出撃できない様子
スレッガー小隊も帰ってくるが、丁度そこにゴッグが自ら這い上がってくる
スレッガー隊のジープにアイアンネイルを叩き込もうとするが、それをガンタンクが阻止する
ガンタンクの機銃掃射で、ゴッグは倒れこみながら海へと追い返される

562 :粗筋専用ハロ91:2014/11/18(火) 18:02:07.77 ID:???
不意に、カイが目を覚ます 外に出ると子供たちが戦火を遠目に見ていた
一方のミハルは夜道を自転車で走る、すれ違う自転車にちりんとベルを鳴らした
どうやら彼もご同業らしい、ミハルに連邦軍の軍服を差し出す
これを来てホワイトベースに潜入するように命令を受けるのだった

ミサイル攻撃を対空砲火で打ち落とすホワイトベース
そこに、スレッガーが正面ドックを開けてほしいと言われる

「スレッガー中尉 ジムで出るんじゃなかったのか?」
「湾の入り口のあたりに敵の潜水艦がいるんだ そいつがミサイルを撃って来ている
 コアファイターに爆雷積んで出て 上空(うえ)から叩けばわけなく殺れるんだが 前をふさがれてちゃあね」
「君達にはジムで出て敵のMSの上陸に備え 本艦を護る任務があったはずだ…
 ジムで出ろ中尉!!」

スレッガーに怒鳴りつけるブライト、スレッガーは一瞬目を丸くして、素直にその命に従う

「…… そうなんだ 今のでいいんだ… 一体や二体のMSで攻めてくる筈はないから
 敵はきっとここへ…多数で上陸して 制圧… …だよな ミライ」
「そうね 確率的には そう…ね」

その読みは外れてはいたが、ホワイトベース隊にそれを知る術はなかった
カラハから偵察映像が送られる、"白いやつ"が出たというが、モニターにはGMが映っていた
一目見て違うと断ずるシャア、そういうわけでボラスキニフに出番が回る 嬉し泣きしつつ出撃するボラスキニフ

「子供じみているだろう? フフ…そうなのだよ
 私のプライドを傷つけた モビルスーツだからな」

563 :粗筋専用ハロ91:2014/11/18(火) 18:02:36.17 ID:???
ミハルが家に帰ってくると、カイは出て行ったと子供たちは言う
ミハルのほうも長く家を開けなければいけないといって、報酬の金を子供たちに渡し
この仕事が終ったら、一緒に戦争のない国に行こうといって、子供たちを抱きしめるのだった

ホワイトベースの攻撃を、遠くから見つめるカイの姿があった
彼の脳裏に、仲間達の言葉が浮かび上がる

「バカだよ オレ… やりたい奴等に勝手にやらせておくんじゃ なかったのか?
 なんで今さらホワイトベースが 気になるんだよっ」

”軟弱者!! それでも男ですかっ!!”

「いいのサ 軟弱者で」

”命が惜しくなっただけのクセにっ”
”半舷上陸だ! 許可をやるっ!!”

「そりゃあ命は惜しいサ オレにリュウさんみたいに死ねっていうの? まっぴらだね
 あんたはいいのサ ブライトさん 出世したからな
 オレはもともと 兵隊になんかなりたくなかったんだ!!」

”あなたの全部が好きというわけじゃありません でも…”

「アムロ! 付き合いきれねえのっ! おまえみたいなバカとはっ」

564 :粗筋専用ハロ91:2014/11/18(火) 18:03:02.82 ID:???
自分に言い聞かせるようなカイの言葉
その時、不意に海辺の波止場ど真ん中で迎撃行動を取ってるガンタンクが見えた

「ガンタンク?!! ハヤトか?! ドジ!!さらしすぎなんだよっ
 それじゃどっからだって狙われるじゃねえかあ!
 見ちゃいられねえよったく てめえらああ!!」

いてもたってもいられなくなったカイは、ホワイトベースの元へと走る
そして、避難民たちと爆発を掻き分けて、ホワイトベースへと潜入するミハルの姿もあった

<続く>

565 :マロン名無しさん:2014/11/18(火) 21:00:16.28 ID:???
過去編のおかげで軟弱者とののしられても仕方ないと思える
少女時代にあそこまでできる人にはだれだって軟弱さ…
でもミハルは軟弱じゃないなシタタカ

566 :マロン名無しさん:2014/11/18(火) 21:52:45.87 ID:???
工具箱は…?

567 :マロン名無しさん:2014/11/19(水) 08:54:38.66 ID:???
>>560
死なないかもしれんぞ
ジャブロー侵攻→ジオンを叩くぜ、徹底的になの流れもなくなったし

568 :マロン名無しさん:2014/11/19(水) 20:35:13.55 ID:???
アズナブルさんやデアボロさん…あまりにも死が続いたのでその発想はなかった!!それだ!

569 :粗筋専用ハロ91:2014/11/20(木) 17:56:09.18 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 V>

ホワイトベースに戻ってきたカイ、さっそくガンキャノンの元へと向かう
一方、ボラスキニフのゾックもカラハを止めようとするが、てんで聞いていない様子
獲物を前に舌なめずりをして、ガンタンクの真後ろから姿を現すゴッグ
旋回しようとするが、アイアンネイルが砲塔を切り裂く!
そのまま後ろから抱きつき、メガ粒子砲をぶち込もうとするが、突如ゴッグの顔から煙が出る
カイのガンキャノンがゴッグの頭部を撃ちぬいたのだ

「なんだよ ダメじゃねえか! こんなかよっ オレがちょっぴり留守にしていただけで!」

ゴッグと対峙するカイのガンキャノン、アイアンネイルを屈んで避けると、コクピットにビームライフルを押し当てる

「いっちまいな!」

そして、ゼロ距離からの一撃でゴッグの撃破に成功するのだった

「感謝しな あいつらの家まで吹き飛ばすわけにはいかねえからぎりぎり絞り込んで やさしく見舞ってやったぜ」

その様子を見ていたゾックは、報告だけをして撤収を始めるのだった
戦闘が終わり、ブリッジに司令部からの暗号がとどく
セイラが読み上げようとするが、ブライトは作戦指令書として後で読むという

ホワイトベースの通路を、ミハルがこっそりしのび足
ブライトの部屋にたどり着き、内部の物色を始めると箱のようなものを見つける
そこに、誰かが入り込もうとする声、慌てて物陰に隠れるミハル

570 :粗筋専用ハロ91:2014/11/20(木) 17:56:34.90 ID:???
部屋に入って来たカイ、物音がしたはずだが誰の姿もなく不思議に思うカイ
だが、物陰に隠れていたミハルの制服がビリッと破ける音を聞く
デスクの下を見ると、そこにいたミハルの姿に驚くカイであった

その後、二人でこっそりしのび足。カイの自室に匿おうとするがそこをアムロに見られる
慌ててはぐらかし、誰にも言わないよう釘をさすカイであった
カイがブライトに呼び出され、軽いお叱りを受けるが、本来なら軍法会議のところをひとまず不問とするブライト
自室に帰り、ベッドに寝転がってミハルに愚痴を言うカイ

「やってらんねえっ なんだよおっ どいつもこいつも!! 
 つくづくオレを 生きのびさせたくないらしいや…
 ミハル ジブラルタルって所でおまえを降ろすから まっすぐベルファストへ帰るんだぞ
 どうせそこもエライ騒ぎになっちまうだろうけどサ そこに着くまでは 情報収集遠慮してくれよ 
 でないとオレ マジであの白目ナシに 銃殺されそうだからよォ」

返事はするが、心の中でジブラルタルの名を反芻するミハル…


ジブラルタル海峡

大西洋と地中海を分けるこの軍事的要衝を護るジオン軍に対し
オデッサをめざす連邦軍水上部隊主力は 攻撃に出た
ここに地上の覇権を左右するオデッサでの戦いの前哨戦が 開始された

連邦艦隊のミサイル攻撃の雨がジブラルタルの山に降り注ぎ、戦いの火蓋は切って落とされるのであった

<続く>

571 :マロン名無しさん:2014/11/20(木) 21:48:00.20 ID:???
ミハル逃げてー

572 :マロン名無しさん:2014/11/20(木) 22:10:35.88 ID:???
そういやボラスキニフとゾックもまだだったか
ところでダニエルとかジョブジョンとかガンキャノン乗らんと何しとったん?

573 :マロン名無しさん:2014/11/21(金) 00:01:59.51 ID:???
過去にタイムスリップしていたのでどこからどう繋がってるかもう分からん
過去が改変されて現在が変わっているかも知れんwアニメと比較できんな
しかもやっさんだしこれからどうなるんだろう

574 :マロン名無しさん:2014/11/21(金) 19:52:18.94 ID:???
ベルファストからジブラルタル程度じゃ迂回しても無駄だし別にスパイ入れなくても容易にわかりそうなもんだけど…

575 :マロン名無しさん:2014/11/21(金) 20:55:49.87 ID:???
だったらますますミハル無駄死にじゃんかー

576 :粗筋専用ハロ91:2014/11/22(土) 17:47:13.21 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 W>

ジブラルタルにミサイルの雨を降らせる連邦艦隊
ホワイトベースは二時間後には前線に到着する位置にいたが、そこに救難信号を出す民間機を見つける
見殺しにするわけにもいかないため、ホワイトベースへと収容させる
誘導を受け、ホワイトベースの内部へと入る民間機 だがそれはジオンの偽装であった

「おい ジオンの人間で木馬にもぐりこんだのは我々が初めてじゃないかな?」
「はあ あの〜〜〜」
「おまえは何もしゃべるな ジオン訛りが強すぎる」

ホワイトベース潜入成功の報告を受けるマッドアングラー隊
モビルスーツ二機を牽引したグラブロが、ホワイトベースの追撃に向かうのだった

民間機の応急修理と燃料の提供はするが、艦内を歩き回らないように厳命するブライト
トイレと言って部屋を出て、一人きりになるブーン そして、ミハルに通信を送る
ホワイトベースの行き先を伝えると、白いモビルスーツの情報も探るよう指示 だが、そこをカイに見られてしまう 

「なにをしていた? 言ったよな 少しの間は遠慮しろって!」
「ごめんね カイさん でもっ 戦争のあいだは こうでもしなきゃあたしたちなんか…」

同じころブーンがトイレからでると、丁度修理が終ったようで、慌てて向かっていた

「どっかの誰かがこんな戦争なんか始めなかったらわたし達だって 今も以前みたいに…」
「そりゃまあ そうだけどさあ… ん? こんな所に連絡がつけられるって 変じゃねえか!?

 あ

 民間機が着艦したって言ってたなっ 野郎!! そうでなかったら無線なんか使えるわけねえ!!」

577 :粗筋専用ハロ91:2014/11/22(土) 17:48:09.16 ID:???
慌てて引き止めようとするカイ、だが一足遅く飛び去った後だった
それとほぼ同時に、ホワイトベースの真下に爆発が起こる 
海中からのミサイル攻撃を受けてゆれる艦内 
ミハルが慌てて外にでると、各所で消火活動をする隊員に混ざり、消火器を三人で運ぶ子供たちの姿を見て、驚愕するミハル
爆雷で迎撃をするホワイトベース 水中各所で爆発が起こる

「くっくっ くっ・・・ そんなものにやられるかよ モビルアーマーグラブロが!!」

一気に水面から勢いよく飛び出すグラブロに驚くブリッジクルー
そこにスレッガーがコアファイターの出撃を提案 慌ててアムロも出ると言う
ガンダムは水中戦闘は出来ないと突っぱねるがゴネるアムロ
ガンペリーとのセット運用を提案するようである 一方ミハルはカイを探して回っていた
カイを見つけると、ミハルは連れてってとカイを抱きしめて叫ぶ

「戦う?! 冗談じゃねえよ!! おまえはそんなこと できるわけがないじゃねえか!!
 救命胴衣着て部屋でじっと待ってろ!! オレも死んだりしねえでちゃんと もどるからさ!!」
「だめだよ あたし見ちゃったんだ!ちっちゃい子たちまで 火事を消そうと…
 思い出しちゃったんだ チビ達のこと…
 あの子たちだってしっかり生きていこうしているのに わたしは わたしはダメなことしちゃった
 わたしが教えちゃったからこんなことに…」
「ちがうぞミハル おまえのせいじゃない あいつらは最初から…」
「手伝わせてカイさんっ わたし口惜しいんだ!!
 許せないんだよ!利用したあいつも利用されたわたしも!
 だからお願い! 一緒に戦わせて!!」

<続く>

578 :マロン名無しさん:2014/11/22(土) 22:20:18.77 ID:???
ミハル編苦手だ
かわいそうで
ミハルの兄弟の後日譚は外伝で1巻ぶんくらい描いてくれるんだろうね?やっさん…

579 :マロン名無しさん:2014/11/22(土) 22:33:37.77 ID:???
>おい ジオンの人間で木馬にもぐりこんだのは我々が初めてじゃないかな?

い い え ('ω')

580 :マロン名無しさん:2014/11/22(土) 22:43:01.25 ID:???
>ジオン訛り
台詞で方言出さないと

581 :マロン名無しさん:2014/11/23(日) 21:00:30.84 ID:???
このスパイコンビ漫才みたいだな
おまけにブライトの表情がなごみポイントw
ミハルとカイのカップルは華やかさに欠けて画面が地味だ

582 :マロン名無しさん:2014/11/24(月) 10:40:28.26 ID:???
あの引き出しの箱、どこかで名刺入れって書いてたけど、形がそれっぽくないな。

583 :粗筋専用ハロ91:2014/11/24(月) 18:03:22.58 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 X>

グラブロのほっぺミサイルをホワイトベースの対空機銃が迎撃する
水面に顔を出した隙を見逃さず、スレッガーがミサイルを叩き込むが、大して効き目がない様子
口ミサイルを巧みに避けるスレッガー機

ガンダムを乗せたガンペリーはカイがまだ到着していない
遅れてカイが到着するが、カーゴを開いて左に寝かせたガンダム、右にミサイルを積んだバランスの悪いガンペリーの状態に文句をいいだす
さらにサブパイを蹴りだすカイ、その隙にミハルがこっそりガンペリーに乗り込むのだった

外ではウォンのコアファイターがズゴックに命中、腕を落とす活躍を見せる
しかし直後、ゾックのフォノンメーザーを受け撃墜されてしまった

「外を見るなミハル!! おまえが無理やりついて来たんだからなっ! しっかりベルトしめてろ!!」

外ではガンダムがビームライフルをばっかんばっかん撃ちまくる、その衝撃でガンペリーが揺れる

「アム ロ…の やつ…」
「カイさんダメだ! 機体が揺れて当たらない!!」
「おまえが揺らしてんだよっ!! 落ちるだろーがっ!!」

そこにグラブロが再び水面に出てくる、それをみたアムロはガンペリーを降りグラブロの背に飛びついた!!
背中にしがみ付くガンダム、グラブロが水中に沈むと、ガンダムはグラブロの背びれにしがみ付いていた
ブライトがガンダムを援護するように言うが、敵にしがみ付いている状態では援護のしようもない
何度か水中を出入りすると、グラブロの背びれがちぎれてしまう
そこを見逃さず、グラブロのクローがガンダムの足を掴む!
バーニアを吹かして逃げようとするが、グラブロのクローから逃れられない

584 :粗筋専用ハロ91:2014/11/24(月) 18:03:52.86 ID:???
ミハルが水中の敵を指差す、やけっぱちのカイがミサイルを発射するがズゴックの横にそれる
二発目も外してしまい、がっくりうなだれるカイ 一方スレッガーのほうはゾックの撃破に成功した様子だ
ミハルが敵を見つけ、ミサイルを撃とうとするが

「どうしたの?」
「っかしいな 発射しねえ チクショオ 接触不良かな」
「どう…すれば?」「下に行って安全レバーを切れば…」「直るのかい?!」

ミハルは下に降り、安全レバーを降ろしに行くと、下にあった発射ボタンを見つける
そこにズゴックが顔を出し、おあつらえむきにまっすぐこちらに向かってくる

「ミハル そこはあぶない! 上に上がれ!!」
「アハッ! カイ 向こうから来てくれたよ!!」

ミハルが発射ボタンを押し、ミサイルが発射される   
ミサイルは見事ズゴックに命中するが、発射の衝撃で、ミハルの体が吹き飛ぶ
さらに後頭部を打ち、頭から血を流しながら、ミハルはガンペリーから空中に投げ出されてしまう…

一方、グラブロがガンダムの足を握りつぶすと、アムロはそのままグラブロの額にビームサーベルを突き刺す
ビームサーベルに焼かれるコクピット、こうしてグラブロ隊の撃退に成功する が…

「おいミハル どうしたあ? もう終ったんだよ 上がってこいよ
 おおい ミハルゥ…」

ガンペリーのコクピットから、ミハルに声をかけるカイ
すでに、そこにいないとも知らずに……

585 :粗筋専用ハロ91:2014/11/24(月) 18:04:55.80 ID:???
「ミハルが いなくなった? 誰なんだ?」「さああ」
「誰か 知っているのか?」「いいえ 知りませんけど な」「ええ」

カイはミハルがいなくなり、うずくまって泣いていた

「密航者 だったんです」「密航者??」「知っていたのか?!」
「あ はいっ い いえ… いっしょに部屋に入るとこ… 見ただけなんですけど……
 野暮なこというなって 口止めされてたし…… ………」

「う う う…ミハルゥ いなくなっちまって……」

泣かないでよ カイ あんたに会えて よかったって思うよ ジルとミリ―かい?
あの子たちなら大丈夫さ あたしの弟と妹だもの うまくやるよ……
いつまでもこんな世の中じゃないんだろ? ねえ カイ

「じゃ おまえはいいのかよ?!! 死んじゃってさ!!
 死んじゃなんにもならねえじゃねえか! どんな世の中が来たって それを見ることもできねえじゃねえか!!」

…… ……… ……間が 悪かったんだよ そりゃああたしだってあんたみたいな人と ずっといっしょにいたかった…
死にたくなかった あの子達がまっている家に 帰りたかった…

「だから 言ったじゃねえか! ついて来るなって! 下へ行くなって! 危ないから速く上がってこいって!! 
 でもオレが悪いんだ オレがドジで ハズしてばっかりで さっさと当てなかったから……」

もういいよ よそう いつまでも終ったことの話なんか
あ そうだ もう時間だ わるいけどあたし 行かなくちゃ また港に あたらしい艦がはいるんだよ

「って ミハル おめえ…」

売れるんだよ あんがい ろくなもん ありゃしないんだけど ね

<続く>

586 :マロン名無しさん:2014/11/24(月) 19:12:22.78 ID:???
うむむやはり死亡か
それにしてもなぜWBはもっと高いところを飛ばんのだ
ドック入り直後だから損傷とかじゃないだろ

587 :マロン名無しさん:2014/11/24(月) 20:31:08.90 ID:???
…ミハル……
別に好きなキャラじゃないけど不遇の人生でなぁ…なんだかなあ…

やっさんもうちょっと何か足してくれるかと思ったが
ドアンの島まるごとボツにした人だからこんなもんかも ね

588 :マロン名無しさん:2014/11/25(火) 00:55:14.55 ID:???
そういやGファイターって無いの?

589 :マロン名無しさん:2014/11/25(火) 20:38:18.72 ID:???
>>588
これその存在に今回ふと気づいた
作者のレスなんじゃ・・・・

590 :粗筋専用ハロ91:2014/11/26(水) 18:41:25.59 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 Y>

真っ暗な背景、タイトルの後ろに映し出されるジムの顔とライフルの照準
ジムの部隊は廃墟となった市街地を索敵行動中のようであるが、敵の姿は見当たらない
上官に私語を咎められていたが、不意に上官の言葉が止まる
銃をむけながら上官のほうに向けると、ザクがジムの頭を縦に切り裂くところを見た!
その光景にうろたえ、悲鳴を上げながら銃を撃つジム
だが、大して堪えてないようで構わず倒れこんだジムに向かい、ヒートホークを掲げ
市街地に大きな爆発が起こった…

ホワイトベース隊は上官からの訓示を聞いている様子
アムロがブリッジの横から見えるホワイトベースの同型艦を横目で見ると、ジュダックにとがめられるのであった
解散してブリッジから出ようとすると、スレッガーはブライトに引きとめられる

「ザク退治?! へえ まだ残っていたのかい 奴等」
「…… 既に被害は甚大だ 敵は一体らしいが 昨日と今朝未明
 掃討にむかったジム二個小隊 六台がやられた」

ダイイングメッセージじみた交信記録にうんざりした感じのスレッガー
とはいえ不平を言っても上からの命令とあればやらなければならないのであった

アムロのほうは廊下の曲がり角で危うくフラウとぶつかりそうになっていた
フラウはオペレーターに転属するようで、セイラさんに通信技術を教わりに行くという
頭の中でセイラさんのオペレートを浮かべつつ、フラウで大丈夫か少し不安そうであった 機密とか暗号とか
その辺はほかの人がやってくれるらしいのでフラウも安心 スキップしながらブリッジに向かうのだった

その後、修理中のガンダムのところに足を運ぶアムロ
足のスペアはそうそうないから大事に使ってネ、とオムルさんにいわれるアムロであった

591 :粗筋専用ハロ91:2014/11/26(水) 18:41:59.24 ID:???
(スペアか… それって死んだ人を補充するってことなんだよナ…
 じゃあ人間のスペア? ちがうよな あるわけないよナ ガンダムの脚だって余分はないっていうのに…
 リュウさんだって マチルダさんだって ベルファストから乗り込んできたあの人だって…
 代わりはいないんだ 一人だけなんだ…
 いつか 死ぬんだなあ…… スペアのない部分が 壊れちゃうみたいに ボクも……)

整備室の脇にあった椅子で横になり、しばし眠りにつくアムロ
眠りにつきながら宇宙のようなものを感じ……不意に目が覚める
電話の呼び出し音を聞き、そちらに駆けつけるアムロ

「はいっ 右舷デッキですっ!!」
<ガンダムはでられるか!? 終っているか 修理は?!
 スレッガー隊がやられた! 援護が必要だ! ただちにガンダムの出撃準備にかかれ!>
「わかりました そう伝えます」
<伝えます? キミは甲板員じゃないのか? 誰だ? 名前を言え!」
「……アムロです ガンダムのパイロットのアムロですっ これからすぐに出ます!」

そして、廃墟の市街地、ジムの残骸がいたるところに点在していた

「やられた… 
 ミカエル・ロドリゴ軍曹は死んだ エトゥル曹長も さっきから応答がない……
 オレかい お聞きのとおりオレはまだ―――生きてる というより 生かされているって感じだね……
 なぜだか 『やつ』 はとどめをさしに来ない 『やつ』 がその気なら オレはもう死んでいるのに…
 誰かこっちに向かっているのか? なら気をつけろ 『やつ』は例の……『あいつ』だ
 赤い 一本ヅノのやつだ!」

現れたガンダム、ぼろぼろになったスレッガー機に声をかける
ジョブ・ジョン機後方に待機させて無事なようす 礼をいって先に向かうと

崖の上に シャアのザクが片膝を立てて待ち構えてきた

592 :粗筋専用ハロ91:2014/11/26(水) 18:42:28.39 ID:???
ヒートホークを持ち、ゆっくりと立ち上がるシャアザク ガンダムもじわりと距離をつめる
照準をつけるべくスコープをのぞこうとするが、その瞬間ザクのタックルが激突する!
身体ごとぶつけるタックルに、ガンダムのシールドもひしゃげてしまう

「四度目だな ガンダムのパイロット 今日こそ決着をつけよう いいな
 わたしはお前を  殺 す  
 アースノイドにしてはおまえは 過ぎた能力をもった! それを許すわけには いかん!」

ヒートホークに盾を裂かれ、瓦礫が海に落ちていくがガンダムもビームサーベルを抜いて応戦
胸元を掠めて、再び狭い崖で対峙する二機

「いい こんなにいいパイロットがなぜ 連邦にいる?!!」

再びシャアザクは、身体ごとガンダムにぶつけてくる!!

「おまえは なにものだ?!! わたしをこんな気持ちにさせる おまえは!
 おまえは ニュータイプなのか?!!」

胴体に左手ビンタを当てるシャアザク、体制を崩し崖から落ちそうになるとダメ押しにけりを入れる
しかしガンダムも踏みとどまる ヒートホークをかわすと、その手を押さえ、今度はガンダムから身体をぶつける!!
両者肩で押さえ込み、ザクは口から排気を吐きガンダムはその目を輝かせる

「更に出来るようになったな ガンダム!!」

そこに、不意に対空砲火が響く、ドダイが此方に近づいているようだが…
ドダイに気をとられた一瞬の隙を突き、ガンダムのサーベルがシャアザクのくびをはねた!
そのまま崖から落下するシャアザク だが、シャアは落ちるザクのコクピットからジャンプする
そして、ドダイが落ちていくシャアを回収、その場を去っていくのであった…

「あれはシャアの声だったんだろうか…? ボクは… シャアの声を聞いたのか?……」

593 :粗筋専用ハロ91:2014/11/26(水) 18:43:02.39 ID:???
ドダイにはマリガン中尉が乗っていた、シャアには自重して欲しいと苦言をこぼすマリガン
だが、今日のことはもういい、とシャアのほうは聞く耳持たない様子

「マッドアングラー隊は解散だ わたしから司令部にそう進言する
 オデッサの海上防衛なら黒海の入り口を封鎖すればいいが
 たぶん 連邦軍にはそれを強行突破する気さえないだろう 決着は地上戦でつく」
「では 我々も陸地(おか)にあがって戦うべきだと…」
「それもいいが… いや いらんな
 私はな 中尉 オデッサの戦は高いところからただ観戦するつもりだ
 マ・クベ中将の お手並み拝見といこうじゃないか
 本国のギレン総帥とキシリア殿がどう動くかも たぶん いい見ものになる…」

<続く>

594 :マロン名無しさん:2014/11/26(水) 19:11:12.94 ID:???
なんじゃこのシャアさんの軽業はw

595 :マロン名無しさん:2014/11/26(水) 20:55:18.27 ID:???
>>594
「シャアの声を聞いたのか?」だって物理とか超越してんねんで?………なあ?……

596 :マロン名無しさん:2014/11/27(木) 07:52:18.99 ID:???
さすがにこの時期ザクじゃあガンダムの相手はきついわな

597 :マロン名無しさん:2014/11/27(木) 17:06:07.59 ID:???
>>596
とはいえザクより性能が上なはずのGMにのって
まがりなりにもエース級のスレッガーさんでもまるで歯が立たないんだからなあ
ニュータイプ恐ろしいわ

598 :マロン名無しさん:2014/11/27(木) 22:45:58.66 ID:???
>>594
重力に引かれてないからさ

599 :粗筋専用ハロ91:2014/11/28(金) 18:08:56.64 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 Z>

ホワイトベースはトルコの遺跡、カッパドキアの上を飛んでいた
カツが昔は人が住んでいたと言う説明してあげると、そこに腕にギプスをしたエトゥル曹長も会話に混じってくる
幸い怪我は軽症で済んでいる様子 スレッガーのほうが重症ではあるが偵察に出るらしい 元気なおじさんである

「ひとつ お尋ねしてもよろしいですか 准尉殿」
「なん ですか?」
「准尉殿はすでに仕官であられるのになぜ 仕官服を着用しないのでありますか?」
「なぜって べつに… ブライトさん いや 艦長にもそう言われるけど…
 きらいなんですよ エラそうにするの」
「……… 本艦ではきらいなことはたとえ決まられたことであっても免除されると
 そう考えてよいのですか?」
「う〜〜ん そおなのかなあ…」
「自分の考えではそれは軍規に違反していると 思うのでありますが
 考えが変わりました 准尉殿はそんなふうでも勇敢で すばらしい技術を持っておられる!
 ただ一機であの赤いツノ付きを倒したのは見事です
 たしかに准尉殿は連邦軍一のモビルスーツ乗りです 自分は つまらないことにこだわっておりました
 失礼いたしました! ごゆっくり我が故国の景観をお楽しみください!」

エトゥルの言葉に目を丸くするアムロ、堅物なようで融通が利く人物なのであろうか

スレッガーとセイラは、コアブースター&ファイターで前方の偵察行動に出る様子

空中を飛行しつつ、スレッガーの現地ガイドを受けるセイラ
と、そこに空中に浮かぶ影を見つける ドップだ!
スレッガーが前に出ると、さっそく一機を撃墜する そのまま激しい空戦が展開される

600 :粗筋専用ハロ91:2014/11/28(金) 18:09:27.42 ID:???
セイラが背後を取られそうになるが、機体を反転させ、機銃掃射で返り討ちにする
それを見て、スレッガーもたいしたもんだといいながらスコープを出すが、狙いを定める前に機銃を受ける
まだるっこしい、とスコープを押しのけ、ブースター部分のバルカンでドップを撃墜
そのまま巧みなバーニア操作でもう一機しとめる が、セイラのほうは被弾したようで翼から煙を出していた
スレッガーの指示で、どうにか湖の上に着水することに成功するセイラであった


「?! どうした ミライ?」
「ごめんなさい いま 感じたの… ブライト 船速上げるわ よろしい?!
 二人はもう随分行っている筈 と いうことは 前方に当面障害はないということだわ
 すみやかに前進したほうが良くなくって?」

その言葉にブライトも頷き、ホワイトベースを前進させる
セイラのほうはどうにか着水できたが、それ以上はスレッガーにはどうしようもない
スレッガーが声をかけると、セイラがコアファイターのキャノピーを開く

「ホワイトベース一旦帰って救援を出させるから それまでここを動くな 了解(オールライト)?!
 そうなったのはあんたがドジだったからじゃない オレが証人になってやるよっ
 あんたは立派なエースパイロットだ」

そう言ってその場から飛び去るコアブースターであった  

601 :粗筋専用ハロ91:2014/11/28(金) 18:09:53.13 ID:???
「ヴァン湖の東で 空戦!! 敵は木馬の 艦載機!!
 情報は 正確だ!!」

同じ頃、戦闘を聞きつけたドム部隊が急行しようとしていた

「マッシュの 仇が討てる!!」
「はやるなよ オルテガ!」

セイラは湖の水辺で救援を待っていると、地平の向こうからドム部隊が近づいてくる!
慌てて岩場に身を隠し、ドム隊が通り過ぎると、水辺に沈んだコアファイターに駆けつける

「コアブースター帰投! すぐに換装して再発進だぞ! スタンバイ急げ!!」
「アムロ アムロ!! セイラさんが大変なの! 速く救けに行ってあげて!! アムロ!!」

<続く> 

602 :マロン名無しさん:2014/11/28(金) 21:07:32.68 ID:???
エトゥルさん善人すぎ。。

603 :マロン名無しさん:2014/11/28(金) 22:43:37.88 ID:???
これはここではじめて開戦以来セイラシャアの初対面くる流?

604 :マロン名無しさん:2014/11/28(金) 22:53:52.35 ID:???
冷静に考えると戦闘機とMSって同じ感覚で操作できるもんじゃないと思うんだけどな
結構みんなこなしていて「すごい

605 :マロン名無しさん:2014/11/29(土) 07:12:38.35 ID:???
セイラさんはシャアの実妹なんでやはり才能が

606 :マロン名無しさん:2014/11/29(土) 21:25:16.63 ID:???
スレッガーはセイラさんの事が好きなんだろうか
ちょっと気になる
ブライトでもミライでもありませんが

607 :粗筋専用ハロ91:2014/11/30(日) 18:02:30.43 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 [>

「いよいよ来たぞ この日が!」
「今日こそは木馬も あの白いヤツも 叩き潰してやる!!!」

ガンダムとの相手に血を滾らせる黒い二連星
8機ものドムがホワイトベースへと向かっていた

ホワイトベースは、コアブースターの上にガンダムを乗せて出撃させる

「乗り心地はどうだい准尉殿 悪くないだろう? 
 ただし負荷は最大値だから 上で暴れたりだけはしないでいただきたいね

 ?! どうした おいっ どうしたんだぼうや! 聞いてるのか!?」

「あ すいません なんですかスレッガーさん」
「なんでもないよっ!# 居眠りしていて落っこちるなって言っただけサ!
 とにかく気をつけてくれよっ」
「わかりました 気をつけます スレッガーさん…」

そういうアムロであったが、なんだか妙に上の空な様子…

地上のドムがコアブースターの音を聞いて、岩場に隠れるようガイアが指示
物陰で様子を伺っていると、コアブースターに乗ったガンダムを見た!

「白いヤツだっ!! マッシュを殺った あの白いヤツだ!!
 ガイア 黙って見逃すのか?!!」
「させるかよ これこそ天の導きだ 木馬はいずれ屠る! まずはガンダム! あいつを…
 遠くへは行かん筈だ!! 全速力で追え!!」

ガンダムのほうは丁度セイラの姿を見つけ、ガンダムが地上に降りてセイラさんを回収しようとするが
何かを感じ、地平の向こうを睨みつける 土煙が舞い起こる地平 そして、ドム部隊がその姿を現した!

608 :粗筋専用ハロ91:2014/11/30(日) 18:02:58.27 ID:???
「 い た な あ あ 」

(たぶん)オルテガが叫び、バズーカを放つが、ガンダムがそれをすれすれで回避
三機並んだドムが一斉射撃を浴びせ、セイラのコアファイターを巻き込むが、セイラはすんでの所で湖に逃れる
バズを横っ飛びでかわし、シールドを捨てつつビームライフルで一機目を撃破

「ひとつ」

続いて二機目の頭部を撃ちぬく

「ふたあつ」

黒煙をバックに、ライフルとサーベルを構えドムと対峙するガンダム

「ウデをあげたな白いの… だがっ こっちだって のうのうとしていたわけではないっ!!
 全員攻撃 Wジェットストリームアタック!!」

縦に並び波状攻撃を仕掛けるドム部隊 バズーカをビームライフルで受け流し、そのままドムに切り込む!
再びドムを踏み台にして オルテガのドムを縦に一閃!!

「マッシュ・・ す すまん・・」
「みっつ!!」

「 お の れ え え 勝負だあっ 白いヤツ! ガンダム!!」

ガイアのドムがサーベルを抜き、ガンダムへ切り込む
横薙ぎがガンダムのアンテナをかすめる、返す刃で再びガンダムへと突撃を仕掛ける!
肩をぶつけ、サーベルを縦に振り下ろそうとして、互いにその身体がぶつかる
アムロがビームサーベルの柄を、ドムのわき腹に押し当て、スイッチを入れ
ドムのわき腹を、ビームサーベルが貫いた!!

609 :粗筋専用ハロ91:2014/11/30(日) 18:03:23.98 ID:???
駆けつけたホワイトベース隊の眼前には、あたり一面爆発の後が広がっていた

<大丈夫だよ 我が軍大勝利 すごいようちのエースは 艦長
 姫も いや 曹長も無事だ 損耗はコアファイター一機!
 軽微だよ 大戦果に較べれば>

一方、ジオンのダブデ、マ・クベの本隊にも黒い二連星の全滅の報告が届けられていた
諸々の将官の弱気な発言を諌めるマ・クベ
我に戦略あり、と前進を指示するのであった

その命を受け、ダブデがその巨体を動かし始め、地響きのような音が響くのだった

<続く>

610 :マロン名無しさん:2014/11/30(日) 19:17:16.65 ID:???
ドム8機てすげえな( ゚Д゚)マさんはよそに出し惜しむ人か

611 :マロン名無しさん:2014/11/30(日) 19:42:43.61 ID:???
うむむ…セイラがしばらく単独行動になるから兄貴と再会かと思ったのに

612 :マロン名無しさん:2014/11/30(日) 20:57:21.48 ID:???
姫と兄貴の再会はじらさないとな
やっさん良い場面たのむよ

黒い二連星も生きてるうちは道化役だったがやられたらかわいそうだな
漫画は簡単に読み返せるから死ぬ場面リバースしてこたえるわ
マクベも死ぬんだろうなぁ

613 :(12.25.2007 ?):2014/12/02(火) 12:10:48.71 ID:???
マクベの「戦略」て要するに例の離反工作やろw

614 :粗筋専用ハロ91:2014/12/02(火) 17:39:53.24 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 \>

オデッサの戦いに望む連邦とジオン
陸と空を埋め尽くすジオンの部隊の前に、連邦のビックトレーもじわりと歩みを進める

「奇妙な戦いだな エルラン君 後世の歴史研究家達はこれを何と呼ぶだろうかね
『宇宙世紀におけるアウステルリッツ』…いや『日本海海戦』かな」

ダブデの砲撃に対し、ビッグトレーも正面主砲、側面副砲をぶっぱなす

「『モルトケ』にも撃たせろ! 無駄弾を 盛大にな!!」

オデッサの戦いが始まると、寝ていたアムロもふと目を覚ます
部屋から出ようとするが、フラウに止められ、衛生兵のマサキがアムロの診察をする模様
アムロは十分に働いたし、しばらく休んでいても大丈夫ということであった
ブライト達のほうはブリーフィング中 ホワイトベースは連邦軍旗艦『モルトケ』の護衛に当たるという任務を受ける
ビックトレー二艦のどちらかにレビルが搭乗してるかはここまで伏せられていたという
しかし、スレッガーはその作戦に異を唱える、目立つホワイトベースを貼り付ければレビル将軍の居場所を教えるようなものだと
とはいえ作戦とあればそれに従わないわけにも行かないのであった

「作戦に異議を唱えていては任務を遂行できない! 軍は機能しないっ!
 指令に従い我々は全力を挙げて『モルトケ』を護る!いいな!!」

衛生兵のマサキにアムロの様子を伺うブライト
アムロは今回休ませるはずであったが、軍務を優先させるのであった

一方、ジオンのほうでは、ジオン本国から通信が送られていた
電波状況がよくないのか、ギレンの言葉は途切れ途切れのようだ

615 :粗筋専用ハロ91:2014/12/02(火) 17:40:19.84 ID:???
<ブ ザザザ …中将 ジジジ 聞こえて …いるだろうな ピゴッ
 そろそろ………と 公王陛下は 善い報せを …おられる
 ルウムで一度軍門に下ったレビルの………を 陛下は……… お怒りに ………おられる
 ヤツの首を………!! 陛下とこの………に!>
「お約束します 完全なる勝利の御報告とともに」
<聞けば 二隻の陸上戦艦のいずれか………か ブブッ ………そうだな ピッ
 姑息なレビルらしい……… ザリザリザリ ………か?>
「そのことはもう 解決済みです まもなく攻撃に打って出ます 『レビルの乗艦』に対して
 決定的な攻撃です これによって勝敗は決します」
<結果は勝利あるのみ…だ! ザザァァ ガリガリ ピイイ
 中将 凱旋将軍の栄光の座が用意…いるぞ だが 敗者を容れる場所はジオンには………ないっ!
 万が一の時は……… ………だ!! わかっているだろうな 中将!!>

ビックトレーに対し、ドップの編隊が攻撃を仕掛ける
ミサイル攻撃に晒されるが、対空砲火がドップを迎撃する
ガウ空母もザクを次々と投下していく、連邦もビックトレーの後ろにみっちり搭載したジム部隊がその迎撃にかかる

*哀・戦士をバックに連邦とジオンの激しいぶつかり合いをお楽しみください

ホワイトベースも前線にでてモルトケの援護にかかる
アムロも軍服を着て、戦いに備えるのであった

<続く>

616 :マロン名無しさん:2014/12/02(火) 20:15:09.77 ID:???
ちゃらー
らららーららー♪
らららー
らららーらーららー♪
らららららら
らららーらーららー
らららららら
らららーらーらららー♪

617 :マロン名無しさん:2014/12/02(火) 20:28:17.32 ID:???
哀戦士はねーだろー漫画なのにー
宇宙世紀どころか20世紀じゃ

618 :マロン名無しさん:2014/12/02(火) 20:54:18.59 ID:???
WBがついていようがいまいが片方はエルランなんだからもろわかりだよな
しかし斜陽のジオンに転ぶとかエルランは読めないヤツやで

619 :マロン名無しさん:2014/12/02(火) 21:30:11.40 ID:???
マサキさん出ると普通でほっとするわ

620 :粗筋専用ハロ91:2014/12/04(木) 18:02:38.95 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 ]>

ビックトレーによじ登り、ヒートホークをがしがし叩きつけるザク
それをジムのスプレーガンが撃ちぬく よじ登るザクをジムが背後から羽交い絞めにしてビックトレーから引っぺがす

「護れえ!! 旗艦モルトケを 護れええ!!」

指示をだすジムのパイロット、そこにガンキャノンの部隊が戦線に混じるのを見る

「停まれ!どこの部隊だ!? ここの戦局では旧型は足手まといだぞ!!」
「足手まとい だああ? 俺達はWBの搭載部隊だ
 教えてもらいたいねっ 俺達がいつ足手まといになったか!」
「ホワイトベース?! こいつらが あの…」

ホワイトベースの部隊は今やエース部隊、驚くジムのパイロット
その後ろにスレッガー隊もいたが、胴体にペンキで塗ったようなSがどうにもしょっぱい
エトゥル曹長も怪我を圧して出撃するが、直後に背後から砲撃を受けてしまった

日が暮れた夜中、マ・クベがダブデの外部甲板へと出てくる 敬礼で迎える兵士達

「ネクラソフ少尉 オチョア曹長 『その時』がきた
 諸君の攻撃が成功した時点で この戦いには 決着が つく!」

ザクレロペイントな爆撃機をみてそう言い放つマクベ、搭載された爆弾には 核マークが施されていた

「知っているか? かつて人類は懸命にも 世界から戦争をなくそうとしたことがある
 列国は協議して『不戦条約』なるものを結んだ だがそれは…
 人類がこれまでに経験したことのない 大戦争の前夜だった」

その言葉に、息を飲むネクラソフ少尉

621 :粗筋専用ハロ91:2014/12/04(木) 18:03:07.54 ID:???
「『南極条約』もそのようなものだ 他の誰でもない 当の条約のジオン側全権だったこの私が言うのだ 諸君は気に病むな
 ヒロシマを爆撃した『エノラ・ゲイ』の乗員が 祖国の歴史に名を残し 英雄として安楽な一生を送ったように
 選ばれし者にのみ許された特権が用意されている 誇りをもち栄光に向かって任務を遂行せよ 期待しているぞ」

連邦のほうは、レビルがコーヒーを飲みながら報告書に目を通していた
そこにエルランが顔を出す 作戦は成功、オデッサに至る道のりにもはや脅威はなしと報告
そして、エルランはビックトレーを出て挟撃作戦の指揮に向かうというが、それをレビルが諌める

「東洋の諺に云う 勝負はサンダルを履くまで いや 『靴を履くまで』だったかな 判らん と
 司令部を割るのはまだ早い 詰めが肝心だ」

核を積んだ爆撃機は出撃2分前となっていた、一方WBもガンダムの出撃の用意にかかる

<ジム一台やられたって> <誰だ?!> <エトゥル曹長 即死だってよ>
(エトゥル曹長… あああ あの人だ… あの人も もういないんだ…)

不意に、目を見開くアムロ それと同時に爆撃機が離陸を開始
強烈なプレッシャーめいたものを感じるアムロ…

「アムロ! 発進だ!! ハッチ閉鎖!! どうしたアムロ!?」
「ブライトさん 訊いてもいいですか? 護るのって どっちの艦でしたっけ?『モルトケ』?
 それとも……… 『バターン』?」
「なにっ?!!! な に を 寝 ボ ケ た こ と を 言 っ て る ん だ あ っ 」
「ブライトさん やっぱりアムロ無理なんじゃ……」
「いやっ いつものアレだっ…… アイツにはよくあるんだっ
 アムロ君 見えるねホラっ すぐ目の前が戦場だっ! 危機に瀕しているのが我が旗艦『モルトケ』 援護しろっ!!」
「わかりました !アムロ 行きますっ」

622 :粗筋専用ハロ91:2014/12/04(木) 18:03:48.22 ID:???
ガンダムが出撃した頃、エルランは何故だかそうとうゴネている様子
レビルが振り向くと、一瞬エルランが言葉に詰まる

「どうしたのかねエルラン君 わたしはずいぶん前からキミを知っているが はじめてだ……
 キミがそんなに 前線に出たがるのを見るのは!
 おかしいじゃないか 何をそんなに急いでいるんだ? なにか?
 すこしでも早くこの艦を 離れたい理由でもあるのかね?」

エルランはその問いに、苦悶の表情を見せていた


爆撃機のほうは、おおよそ三分の一くらいの地点に到達すると、曹長が質問を投げかける

「『エノラ・ゲイ』ってのは確か 高い空から爆弾を落としたんですよね
 超低空のこいつとは わけが違うんじゃ…
 『思い切り近づいて目視照準で敵を撃つ』って この鈍足機がその後逃げ切れるんですかね?



 なんか言ってくださいよ!!」

623 :粗筋専用ハロ91:2014/12/04(木) 18:04:16.16 ID:???
カタパルトから飛び出したガンダム、だが

「なんだ? なんなんだ これ!? この邪悪な むかってくるもの!!!」

悪意が形を成して向かってくるような、強烈なイメージがアムロの脳裏に叩きつけられる
地面に着地すると、即座にバックジャンプ ホワイトベースが引き止めるのも聞かず反転するガンダム
フル装備をパージして、全速力でプレッシャーに向かう…


「ジャブロー戦の頃からおかしいとは思っていた 機密の漏洩がはなはだしい
 一応疑ってはみていた 軍の高官が敵と内通してはいないか と
 まさか な…… キミだったとは エルラン君」
「お お慈悲です 閣下 ど どうか わたしに
 この艦から降りる 御許可をを!!!」

涙を流し懇願するエルラン 悪意はもはやすぐそこまで近づいていた

<続く>

624 :マロン名無しさん:2014/12/04(木) 18:36:21.49 ID:???
あーなるほど
機関ごと戦術核で殲滅しようってはらか
知恵伊豆なみにセコイけどさ

625 :マロン名無しさん:2014/12/04(木) 21:40:21.36 ID:???
気づいていたといいながら特定遅いわオッサン…
いやタヌキだから気づいていてエルランの泣き土下座を見たかったのかもしれないが

今回はとりみだしたブライトがかわいいから良し

626 :マロン名無しさん:2014/12/05(金) 14:54:14.31 ID:???
これはしかしアムロのICBM切りきたいなんムリだろwどーすんだ

627 :粗筋専用ハロ91:2014/12/06(土) 18:28:14.20 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN オデッサ編 ]T>

ビッグトレーがレーダーに超低空で近づいてくる反応を感知する
それを聞いてエルランは悲鳴を上げる
ビッグトレーを目視で捉えられる距離まで来るが、ガンダムもその姿を捉える
爆撃機と併走するガンダムに動揺する曹長、さらに対空砲火の弾幕が襲う
恐怖心からか、曹長は少尉の指示を待たずに爆弾を投下してしまう
上昇して離脱しようとするが、対空砲火に喰われてしまった

「しまった!! 間に合うか!?」

爆弾が発射されたのを見て、一気にブーストを全開にするガンダム

「これが爆弾なら 信管を 殺るしか!!」

ビームサーベルで、爆弾の頭部を切り落とす!もうひとつの爆弾も、ぎりぎりで信管を切り落とすことに成功する!
その直後、信管を失った爆弾がビックトレーのブリッジにゴンと当たる ギリギリセーフ
だがガンダムもブリッジに激突 片腕がちぎれながら空中を反転しビックトレーの後部に落ちる
落ちた先には、一足先に逃亡しようとするジュダックの姿が見えた ガンダムの手でジュダックの身体を押さえつけるアムロ

「あなたは以前にホワイトベースの艦橋で僕を 叱りつけた人だね
 いばって 指図してたクセに…汚いよ!!
 あなたみたいな………  あなたみたいなひとが いるから…!!」

ジオン軍の核攻撃は失敗に終わり、各所の部隊も次第に潰され始める
マ・クベはこの戦いを敗北とみて、自ら後退戦の指揮に向かう

「マ・クベ司令!ちょっとおたずねを…」「なんだ?!」
「例の話です ギレン総統は密かに 万一 我に利あらぬ時は
 手持ちの弾道ミサイルを全て連邦側の主要都市に向けて発射し
 これを焼き払えとお命じになられたと聞きますが その 実行のほうは…」

628 :粗筋専用ハロ91:2014/12/06(土) 18:29:15.11 ID:???
ウラガンの言葉に、マ・クベの足が止まり、ゆっくりと振り向く

「愚かだなウラガン キミも… 私に言わせたいか?
 ジオニズムの理想など私にとって 白磁の名品一個にも 値しないのだよ」

ジオンの精神など守る価値も無い、とマ・クベははっきりと言ってのけるのであった


フライ・マンタの空爆 それに続き61式とジム部隊が大挙して前進するが
不意にジムの足が止まる 彼らの目の前に、マ・クベのギャン率いる白兵戦MS部隊が立ちはだかる
マ・クベたちはジムに向かい、一斉に切り込みにかかる!!
先頭のギャンを筆頭にバッサリとジム達を切り捨てるジオン軍

「ウラガン これは使えるぞ ジオンのMSはやはり連邦を圧倒している
 この差がある限り ジオン公国は不滅だ」

ジムを次々切り捨て、ハイドボンブで吹き飛ばし、シールドミサイルでフライ・マンタを撃墜するギャン

「しかし 量産はさせるな マ・クベの名はギャンと共に 記憶されるべきだ!!」

ジオンも健闘していたであろうが、とうとうマ・クベのギャン一機が残るだけになってしまった
海岸線から砲撃してくる戦艦を見据えるギャン

「ふふん 容れられなかったか… ジオンきっての文明の理解者たる私も
 結局 この世界には… だが まだ終らぬ このままでは」

ゆっくりと海の中に脚を進めるギャン 砲撃が幾度と無く横を掠める

629 :粗筋専用ハロ91:2014/12/06(土) 18:29:41.33 ID:???
「ジオン国民も まだまだ戦うだろう 宇宙は広いからな 確かに この地上よりは…」

ザンジバルが宇宙へと上がっていくのを見て、ギャンは水中を泳ぎ艦隊に向かう

「ウラガン あの壺は間違いなくキシリア様に届けてくれよ

 あれは いい ものだ」

その時、海中で突如大爆発が巻き起こる!!
爆発は巨大な火柱を立て、連邦艦隊を飲み込んでしまうのだった

オデッサの戦いは集結した 敗れたジオン勢力が地球上から駆逐されたことにより
戦局は大きな転換点を迎えた 戦場は再び 宇宙へと 移る―――

<続く>

630 :マロン名無しさん:2014/12/06(土) 20:33:01.69 ID:???
ちょwマジすか
ガンダウはどれだけブーストジャンプできるんだよ

631 :マロン名無しさん:2014/12/06(土) 21:19:31.81 ID:???
マクベさんの死に方かっこいいのか悪いのかわからないわ
キシリア様が壷貰ってどう反応するかは描いて欲しいw

632 :マロン名無しさん:2014/12/07(日) 18:59:51.49 ID:???
マさんここで戦死か
そういやウラガンはTVでもその後謎だったけどどうなるかな

633 :マロン名無しさん:2014/12/07(日) 21:54:29.74 ID:???
裏眼は美術品の鑑定眼がないという特性がついたんだっけ
単に地球文化に興味がないというのを現したエピソードか

マさんは壷を託したけどキシリアさまは別に地球文化が好きなわけじゃないよね

634 :粗筋専用ハロ91:2014/12/08(月) 18:02:35.03 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 T>

宇宙に上がったホワイトベース、その背後をザンジバルが付かず離れずの位置で追っていた
そのザンジバルを見て、セイラさんはシャアが来るという直感を感じる
対艦戦闘も警戒しつつ、コアブースターとガンダムの発進をスタンバらせるブライトであった

その前方には、ドレンのキャメルパトロール隊が存在、シャアの命でホワイトベースの挟撃にかかる
シャアの言葉にドレンが高笑いをあげつつ、通信が切れると気を引き締めクルーに指示を出す
ホワイトベースもその存在を感知し、ガンダム、コアブースターを出撃させる
その最中、セイラはシャアの言葉を思い出すが、それを振り切るようにコアブースターで出撃をする

<木馬から大型機二機発進! 他にモビルスーツ一機!
 おそらくあの 白いヤツと思われます!>

(アルテイシア…争いごとを人一倍嫌っていたアルテイシア
 私の忠告も聞かず 再び 木馬に乗ることなぞ)「ありえんな!」

シャアのほうもセイラのことを思い出していたが、割と自分に都合のいい解釈をしてた
ドレンの部隊もリックドムを展開させ、ホワイトベースを待ち構える

「大尉!ノーマルスーツを着用してください!」
「ばか! 指揮官が真っ先にノーマルスーツを着られるかよ! 兵士達をおびえさせてどうする…
 スワメル トクメルは本艦キャメルの両舷に開け!! 砲撃戦等用意!!」

戦線の火蓋を切ったのはスレッガーのコアブースター、それをみたカイが驚く

「うわあもう撃った!はやい! はやいよスレッガーさん こういう時は あわてた方が負けなのよね」

635 :粗筋専用ハロ91:2014/12/08(月) 18:03:00.71 ID:???
迫り来るリックドムをホワイトベースの上に載ったガンキャノン部隊が迎撃にかかる
だが、カイの真正面にリックドムが滑り込み、カイがやられた    と思ったらその目の前で爆発するリックドム
セイラさんに助けられたかも、とちょっとこわがるカイさんでした それに続き、スレッガーも一機撃墜 
だが、ハヤトのガンキャノンが被弾し、ホワイトベースから投げ出されてしまう(ワイヤーで艦とつないでいるためはぐれる心配こそ無いが

被弾しても構わず突進するホワイトベースに苦い顔のドレン
と、その時トクメルがビーム砲の直撃を受ける 残った二機でホワイトベースに砲撃
キャメルのブリッジにホワイトベースからの砲撃が掠めるが、ドレンは怯まず砲撃の指示

「ちいっ! リックドムを下げろ!! こちらからの砲撃の邪魔だ!!」
「―――の 白いヤツが―――」「なにいっ?!聞こえないぞ!!」「ガンダムがいないそうですっ!!」

近場にいたリックドムもガンダムを見ていないとはたはた手を振るが、直後にビームでぶち抜かれてしまう
レーダーがモビルスーツをスワメル方向に感知すると、スワメルが真上からブリッジを打ちぬかれる
続けさまに、キャメルの真上を取ったガンダムがビームライフルを乱射 キャメルを蜂の巣にする
爆散するキャメル、前方の艦隊を撃破したホワイトベースが全速で宇宙を進軍するのであった

<続く>

636 :マロン名無しさん:2014/12/08(月) 19:01:17.68 ID:???
最初の頃はパにくって乱射とかしてたカイちゃんも成長したのお

637 :マロン名無しさん:2014/12/08(月) 21:16:05.70 ID:???
キャスバル兄さんは妹に夢見すぎだよな
幼い頃別れたきりだから仕方ないけどさ
カイはひとかわむけたと思うわ

638 :マロン名無しさん:2014/12/08(月) 23:39:34.64 ID:???
逆にスレッガーさんいいとこないな
ソロモン以外の唯一の活躍ともいえるザンジバル直撃もないし

639 :マロン名無しさん:2014/12/08(月) 23:50:26.99 ID:???
過去編から登場したドレンが結構好きになってきたのに・・

640 :マロン名無しさん:2014/12/09(火) 00:32:20.13 ID:???
艦長が先にノーマルスーツ着られるかネタは意外と多い気がする

641 :マロン名無しさん:2014/12/09(火) 21:13:04.65 ID:???
でもさー艦長が着てないのに副官以下は着にくいでしょ
前線は着用してるにしてもさー
おえらいさんは早めに(自分も着るから遠慮するな)「全員着用せよ」とか命令してほしいんだが
まーこういう艦長ネタ好きだけどw

642 :マロン名無しさん:2014/12/09(火) 22:53:32.46 ID:???
お前らが全員着けたらオレも着けるというパターンか

643 :粗筋専用ハロ91:2014/12/10(水) 18:07:32.55 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 U>

―かつてサイド1のあった空域―

現在ここにはジオン公国宇宙軍の拠点"ソロモン"がある
司令官ドズル中将は悶々としていた 連邦軍の反抗に不吉な予感を 感じていたからだった
ドレンの艦隊を撃破したホワイトベースがサイド6に寄港しようとしていることに対しても疑念を抱いていた
更に彼が罷免していたシャア大佐が その無能さにも拘らず姉 キシリアが重用しているらしいことも 面白くなかった 
しかし ルナツーに終結しつつある地球連邦主力艦隊の目的がわからぬ限り
コンスコン少将の艦隊以上の戦力をさくわけにはいかなかった

ホワイトベースは、丁度サイド6への誘導を受けていた
ブライトのほうはどうもサイド6に寄るのが面白くないようでイラつき気味
サイド6に入港するにあたり、入国審査官カムランの手により武装は直ちに封印されることになる 補給も戦争協力となるため行えないとのこと
ブリッジの内部に足を運ぶと、カムランがミライの姿を見つけ、大声を上げる どうも知り合いのようだが…
ミライの腕にそっと手を添えるカムランを横目で見て、ブライトはぷいとそっぽをむくのだった

(フィアンセといったって 親同士が決めた話よ 戦争がきらいだからコロニー公社に入って 今はたしかサイド6に…)
(生きるのが上手いんだな   上手いんだな……)

サイド6のランク政権は親ジオン派であるにも拘らず
開戦以来巧みな外交戦術を駆使して中立を維持してきた
その結果戦争特需によって漁夫の利を得 コロニー経済は空前の繁栄をみていた

644 :粗筋専用ハロ91:2014/12/10(水) 18:08:00.43 ID:???
カムランは再会したミライと話をするが、カムランの態度にどこかズレを感じるミライ
軍人になってしまったミライを説得しようとするカムランだが、それをスレッガーが横から現れ
おでこをこつんと小突く 無重力で飛ばされホワイトベースの壁にどすっと背中をぶつける

「カムラン大丈夫?」「ああ ご婦人の口説きようがまずいということらしい…そうだな?中尉」
「そういうことさ よく判ってるじゃないか ミライ准尉はホワイトベースのお袋さんなんだからな 気をつけてくれよ」


一方、アムロとフラウ、子供達はサイド6の市街で買出しを行っていた
ふとアムロが足を止めると、スーパーからアムロの父親、テム・レイが出てくるのを見つける
父を呼びながら必死で後を追いかけるアムロ バスに乗られ、はぐれてしまうところだったが幸いすぐに降りてくれた様子
父親と再会し、アムロに声をかけるテム テム・レイはサイド6でジャンク屋を仮住まいとしていた
だが、そこで見せられたものにアムロは愕然としてしまう

(―――こんな古いものを… 父さん―――酸素欠乏症にかかって……)

血走った、正気とはほど遠いような父の目、何を言っても父は耳を貸してくれなかった
逃げ出すように父親のアパートを飛び出し、父から受け取ったテム・レイの回路を道路に投げ捨てる
変り果てた父の姿に、アムロは一人涙を流す…

<修理費 テムレイの回路:10>

645 :マロン名無しさん:2014/12/10(水) 18:55:36.44 ID:???
ていうか地球から放逐された時点でもうジオンジリ貧しょ
されちゃあ困るけどさ、コロニー落としでももう一度するぐらいしか挽回はないかと

646 :マロン名無しさん:2014/12/10(水) 21:26:07.22 ID:???
ミライさんブライトにおもわせぶりすぎない?
ブライトの制服のほつれをなおす・婚約者は好きじゃないみたいな話をうちあける
ここまではブライトに気があるのか?と思ったが
みんなのおふくろさん的対応だっただけなのか・・・・

テムレイはちょっと壊れた今の方がかわいいw
やっさんはしょぼくれたおやじが上手

647 :マロン名無しさん:2014/12/10(水) 22:13:23.34 ID:???
アムロは仕事仕事でそっけないテムさんに反発すてたはずなのにな

648 :マロン名無しさん:2014/12/11(木) 00:56:23.76 ID:???
シャアさんあのアマゾンの原住民に報復されたししないかな

649 :マロン名無しさん:2014/12/11(木) 21:47:11.82 ID:???
父さんの収入源は何?軍人の年金?
アムロ仕送りとか入院とか心配しないのか
やっさんのカバーもなし!

650 :粗筋専用ハロ91:2014/12/12(金) 18:02:48.06 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 V>

ホワイトベースのブリッジに戻るブライト、ミライが針仕事をしつつお帰りなさいと声をかけた
サイド6はなんだかんだいってホワイトベースを追い出したがっている様子 中立が聞いてあきれる
と、そこにミライから針で縫った制服を手渡される、ミライがわざわざ縫い直してくれたようだ

「街へ出なくても いいのか?」「ウフ…ちょっと ね」
「あ…んー こほん カムラン審査官とは 話は……したんだろ?」
「ちがうのよね――― あの人…」「……ちがう?」
「…… ……… 戦争を 自分とは関係の無いもののように考えてる ……… あれでは たまらないわ」
「……… そうか…… ……しかし 人の縁は 大事にしたほうがいい」
「本気で言ってるの?」
「え? ……… そりゃあまあ 俺だって 生きている間ぐらい人並みに 上手に生きてみたいと思うけれど…
 不器用だから な」

「…… …… ほんと そう… なのよ ね」

そう言って、ブリッジから出るブライト、一人残されたミライが、そうつぶやくのだった…

フルーツを持って父親の見舞いに来たアムロ
テム・レイはアムロが来るとすごい剣幕でアムロに詰め寄る。昨日の回路が絶大な効果があると信じて疑わなかった
その父の剣幕に、アムロはつい嘘をついてしまう。その言葉を聞いてテム・レイは大笑いしてやたらやる気を燃やす
ごちゃついた机の前で、何か色々と取り組んでいるテムの背中をアムロがみて、静かに彼に別れを告げるのだった…

ホワイトベースの帰り道、急にどしゃ降りに見舞われるアムロ
近場にあった民家を見つけ、その下でしばらく雨宿りをして一息つく

651 :粗筋専用ハロ91:2014/12/12(金) 18:04:01.27 ID:???
雨の空を鶴が飛ぶのを見て、ふと横から「かわいそう」と声が聞こえる
アムロが少し奥をのぞくと、テラスに女性が座っていた
しばし彼女の様子を伺って、アムロが女性に声をかけた

「ちょっと玄関で雨宿りを あのォ いいですか?
 すみません とつぜん――― あの鳥 好きだったんですか?」
「美しいものを嫌いな人が いるのかしら?
 それが年老いて死んでいくのを見るのは 悲しいことではなくって?
 あなたは 何も感じなかったの?」

なんだか不思議な雰囲気の彼女に、たじたじなアムロ
と、そうしてると雨が止み空に日差しが差し込まれる

「うふふ… きれいな瞳をしているのね」
「そう…ですか?」

彼女 ララアはそういって、雨上がりの湖を両手を広げたブーンで走って行く
そのまま湖のほとりに向かい、立ち込め始めた霧にまぎれて見えなくなってしまった
アムロがその光景を、ただたちつくして見ているのだった

<続く>

652 :マロン名無しさん:2014/12/12(金) 19:59:45.57 ID:???
       /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
      |    /       
       ( ヽノ
       ノ>ノ
   三  レレ

653 :マロン名無しさん:2014/12/12(金) 22:26:10.16 ID:???
鶴だったのか・・・・・なんかずっと白鳥だと思ってた

654 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/13(土) 15:09:15.70 ID:???
けどランク首相ってサイド6民にとっちゃあ最高の元首だよなあ

655 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/13(土) 21:43:02.67 ID:???
アムロとララアって会話かみ合ってないようだ
ぶーん…

656 :粗筋専用ハロ91:2014/12/14(日) 21:37:32.10 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 W>

「まだかああっ 木馬はまあだ 出て来んのかああっ!!」

サイド6港外でホワイトベースを待ち構えるコンスコン
だが、なかなか肝心のホワイトベースがサイド6から締め出されず、見るからにイラついている様子であった

ホワイトベースのほうも頭を悩ませていた
一個戦隊が待ち構え、チベ級戦艦はホワイトベース以上の性能を持つ強力な艦。今回ばかりは勝てる保証の無い相手である
そこにカムラン審査官がブリッジへと姿を見せる
ホワイトベースは今日中にサイド6を出なければいけないが、カムランはせめて水先案内でもさせて欲しいと言う
だが、それにミライが反発する カムランもミライのことを思ってのことだが、それが余計なことだとかえってムキにさせてしまう
言い合いになる二人を止めたのは、ミライへのスレッガーのビンタだった

「この人は本気なんだよ わかる?!! そうでなかったらこんなバカが言えるか!!
 いくら自分の家の庭先だってミサイルが一発とんでくりゃ命はないんだよっ!!
 あんたもあんたじゃないのっ! あんなにグダグダいわれてなぜ黙ってんの?」
「なにも 殴らなくたって…」
「本気なら 殴れるはずだ」「そ そんな 野蛮な」

動向を見守るホワイトベースクルー、どうにか丸く収まる感じでカイがニヒっと笑うのだった
ミライも、カムランの申し出をどうにか割り切ってくれたようではある ちょっとスネてるようにもみえるが
ブリッジに上がったアムロは、父親との別れを済ませたいという
それは昨日やったはずなのだが……とりあえずブライトもそれ以上詮索はせず許可を出してくれた

657 :粗筋専用ハロ91:2014/12/14(日) 21:37:57.61 ID:???
明るい顔でエレカを飛ばしてララアの元へ向かうアムロであったが
ララアの住まいは既に引き払った後であった様子
やけっぱちでエレカを飛ばすアムロだったが、エレカが泥道のわだちにはまってしまう
どうにか脱出しようとするも、なかなか上手くいかない
そこに対向車線から車が見える、アムロが助けてもらおうと手を上げるが
車は水をはねてそのままいってしまった    と思いきやしばらく行ったところで止まってくれた

だが、その車から出てきた人物に驚愕するアムロ シャア・アズナブルであった
運転席のほうからララアも顔を出す

「ごめんなさい スピードを 出しすぎてたみたいね」
「―――い いえ ………」
「う――ん 車で引かないと無理だなあ ララア トランクを開けてくれ 君も手を――」
「! アムロ・レイです!」
「うん アムロか……不思議と知っているような名前だな…」

(そう 知っている 僕はあなたを…知っている)

ララアにみとれてぼーっとしているうちに、シャアは一通り作業を済ませていた様子
アムロは彼に謝罪しつつ、名前を尋ねる

「シャア・アズナブル   ご覧のとおり 軍人だ」      

(シャア…アズナブル…… あれが…シャアか… 初めてなんだ… これが……
 それにあの娘 ララア…… どうして シャアと…?)

色々とありすぎて、どうにも考え込んでしまうアムロであった

658 :粗筋専用ハロ91:2014/12/14(日) 21:38:24.14 ID:???
「終わったよ アムロ君 
 アムロ君 君 歳はいくつだ?」
「! じゅ 16歳です!」
「16か… 若いな 敵の仕官をみて硬くなるのはわかるが…
 君の愛車になりかわってせめて 礼の一言くらいは言ってほしいものだな」

その言葉にアムロはあわてて車のロープをはずして礼を言う
あわただしくその場を後にするアムロであった

「どうしたんだ?あの少年」
「フフ…怯えていたんですよ 大佐が赤い彗星のシャアだとわかったので……」
「そうかな フフ……だろうな 多分」

泥をはねながらホワイトベースへと戻るアムロのエレカ
これが、後々さまざまな因縁を生む シャア ララア アムロ 3人の始めての邂逅であった

<続く>

659 :マロン名無しさん:2014/12/14(日) 22:00:08.03 ID:???
シャアは意外と親切で好きな挿話だが女連れだったからかもしれん
制服を汚してロープを返すアムロも律儀っぽくていいな
でもシャアに会ってもぴんとこないものなんだな
ララアは過去編は普通の娘っぽさがあったがアニメ寄りに戻った感が

660 :マロン名無しさん:2014/12/15(月) 00:00:48.57 ID:???
テムさんとの追加エピかと思ったが単なる口実だったわけか

661 :マロン名無しさん:2014/12/15(月) 21:22:29.47 ID:???
気になる女の子>>>>>>>>父親

成長したなアムロ

662 :粗筋専用ハロ91:2014/12/16(火) 18:06:43.26 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 X>

サイド6から出航するホワイトベース、その様子はすぐにコンスコン艦隊にも届けられた
だがその前方にカムランの随伴艦も見える サイド6の領空外までホワイトベースを誘導するため、それまで手出しをしないよう連絡する

「ナマイキに! 入管の小役人ふぜいがっ!!
 このオレに指図するとはいい度胸だ かまわん!! 領空内であろうがなかろうがやる時はやるっ!!
 リックドムを全機発進させろ!!」

「主砲はチベに 両舷のメガ粒子砲はムサイに照準を合わせろ!
 ただしまだ撃つんじゃないぞ! 合図があるまで発砲するな!
 初弾は敵に撃たせる! いいな!!」

互いにモビルスーツを発進させ、サイド6領空が緊張感に包まれる

「へっ ぬけぬけとよくもまあ スカート付きめ!」
「カイさん! 挑発に乗らないでくださいよ! 艦から離れないで!」「わかってるよォ」

カムランたちの船にもリックドムがすれ違う、パイロットが怯えながら船を前に進める
ホワイトベースのブリッジ間近にもリックドムがにらみを効かせる 子供たちがブリッジ内をあわただしく駆け回っていた
ブライト達はカムランに感謝の言葉を述べつつ、空域を離れるようにいう
カムランもギリギリまでと食い下がろうとするが、パイロットもこれ以上は無理だという

「カムラン! ありがとう お気持ちは充分いただいたわ
 でももう帰って ありがとうカムラン お父様 お母様に よろしく」

離脱を開始するカムランの船 ブリッジのミライを一目見てその場を離れるのだった

663 :粗筋専用ハロ91:2014/12/16(火) 18:07:11.36 ID:???
いよいよ戦闘開始となり、コンスコンが攻撃の指示を出そうとするが
それよりも早く、ホワイトベースがガンダムを出撃させる それをみたコンスコンがガンダムに集中砲火を浴びせる
その隙を突き、ホワイトベースの砲撃でコンスコン艦隊に打撃を与える
反撃をしようとするが、ホワイトベースの背後にはサイド6 そのまま撃てばサイド6も巻き込んでしまう

「むぐ・・・・ ズルイ奴等だ… それで 入管局の船を楯にしてわざとのろのろと…
 リックドムで包囲攻撃しろ!! 本艦は回頭! 木馬の側面をとれ!!」

サイド6領空の戦闘をテレビ局のカメラ船が映し出していた
テレビに映し出される光景を、テム・レイも食い入るようにしてみていた

「ええい ホワイトベースはいい! ガンダムを映せ!ガンダムの戦いぶりを!!
 おおお!!そうっそれだ!そうだ!いいぞアムロ!」

「ふたつ!」

ガンダムのほうはリックドムを相手に大立ち回り

「みっつ!!」

襲い来るリックドムを次々に撃墜していく その活躍にスレッガーも舌を巻く

(あの光の中で今 何百の命が… 慣れていくのね そう… 自分でも わかる)

戦闘になれていく自分を自覚して、セイラは愁いの表情を浮かべていた
ホワイトベースの砲撃がムサイの左翼部分に当たるが ブリッジに立っていたカイ機がリックドムの攻撃を受けてしまう
ホワイトベースとコンスコン艦隊の戦闘は、シャア達もテレビ越しにその様子を眺めていた

「よく 見ておくのだな… 実戦というものは ドラマのように格好のよいものではない
 戦場にいても まあこんなものだ」
「わかります 大佐」

664 :粗筋専用ハロ91:2014/12/16(火) 18:07:37.70 ID:???
額から血を流しながらも、カイは迫り来るリックドムを必死で迎撃する
どうにか撃墜に成功するが、爆散するリックドムがそのままガンキャノンへと突っ込んでしまう
不意に、テレビを見ていたララアが直感する

「白いモビルスーツが…勝つわ!!」
「ん? ガンダムは映っていないはず…だが」
「わかるわ だから大佐はわたしをひろってくださったんでしょ?」
「かしこいな ララアは」
「そういう言い方キライです 大人っぽすぎて」
「そうか そうだな…気をつけよう」

カイ機は顔面をリックドムの手にふさがれ身動きが取れないでいた
そこに追撃を狙うリックドムだが、バズーカを構えたとき、その背後をガンダムのビームサーベルが貫く!

「ななあつ!!」

そのままの勢いで、ガンダムがコンスコン少将のチベに強襲をかける!

「ぜ 全滅ゥ? 12機のリック・ドムが 全滅?! ム ムサイも …か
 傷ついた戦艦一隻に12機のリック・ドムと二隻のムサイが… 
 ば… バケモノか…」
「来ます!白いヤツが一機!! ガンダムです!!」
「お…おとせ… シャアが見ているんだぞ!! 落とせええっ!!」

チベがミサイル攻撃でガンダムを迎撃するが、それを潜り抜け、チベの船底にサーベルを突き立てる!
そのまま下部をバッサリと両断し、チベの撃墜に成功するのだった

665 :粗筋専用ハロ91:2014/12/16(火) 18:08:03.50 ID:???
「ねっ 大佐」
「だから言ったろう ララアはかしこい と
 フラナガン機関の連中は やさしくしてくれたか?」
「はい わたし優等生ですからね」
「そうか……
 ガンダムのパイロットは 覚醒を始めているな
 ララアとおなじレベルか もしかしたら それ以上に……な」


ホワイトベースの勝利に大喜びのテム・レイ 
外に出て万歳三唱するが、不意に脚をくじいて、テム・レイの身体が階段のほうに落ちてしまう
しこたま背中を打ち、さらにコンクリートに頭を打つテム・レイ 僅かに手を上げた後、テム・レイは動かなくなってしまった

サイド6空域を抜け、次の戦場に向かうホワイトベース
カムランがその背中をみて、静かに涙を流すのだった…

<続く>

666 :マロン名無しさん:2014/12/16(火) 21:22:45.18 ID:???
テム父さん……

父といえばミライさんの父さんも出てきてたが
あのおじさんが自慢の娘と小役人風カムランを早々に婚約させるかねとちょっと思った
カムランいい奴だけど

667 :マロン名無しさん:2014/12/16(火) 21:47:58.00 ID:???
この勢いだとテキサスコロニーのときに「二人は前夜寝ているので」が表現されそうだな

668 :マロン名無しさん:2014/12/17(水) 00:09:19.62 ID:???
テムさんて結局どうなったんだろな

669 :マロン名無しさん:2014/12/17(水) 21:33:53.54 ID:???
アムロとララアの会話は成立してなかったが
シャアとララアはちゃんとふつうに話できてる
ここが違いなんだろうな・・・・・

ララアが死ぬときの話でアムロにそんなに惹かれてたか?というのが長年のひっかかりなんで
オリジンではぜひそのあたりの心の揺れを表現してもらいたい

670 :粗筋専用ハロ91:2014/12/18(木) 18:22:52.36 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 Y>

ホワイトベース隊は、テキサスコロニーの前にいた
テキサスコロニー内に、ジオンの秘密プロジェクトが進行しているらしく、それを叩くという任務だ
かつての故郷の姿に、セイラは愁いの表情を見せていた

コロニー内部では、馬車に乗ったシャアがララアにテキサス案内をしている様子


「似ているんじゃないのか?お前の故郷のインドという所に」
「ええ 少し似ているような… でも もう忘れました」「忘れ た?」
「はい 忘れました あら? だって… 大佐が 忘れさせて くださったんでしょう?」

コロニー内部のジオンもホワイトベースの接近を感知
ザンジバルに防衛を命じつつ、基地内部に足を運ぶ一行 ララアが遺跡で遊んでいるところを呼び戻そうとすると
不意に、ララアは 大佐がわたしの心をさわった と言う シャアは冗談に受け取ったようだが…

「大変なものです ララア少尉は ターゲットを 70パーセントの確立で当てています」
「よい数値なのか?」
「もちろん! テストをしてさしあげてもよろしいが
 ジオンきってのエースであるあなたが挑戦されても 失礼ながら 半分にも満たないでしょう」

一向はコロニーの基地施設に降り、マリガンの報告を受けるシャア
その後ろでララアが低重力をステップし、ゆったりと降りるときにちょっとぱんつみえた  眼福

「ニュータイプ戦士の育成は きわめて難しいと言えます 
 これまで七人をテストしましたが 使えるという域に達したのは一人だけです MAN−03」
「シャリア・ブル大尉」
「そうです その大尉ですらスコアは彼女より下だった
 MAN−08は きわめて有望です シャア大佐」

671 :粗筋専用ハロ91:2014/12/18(木) 18:23:23.49 ID:???
件のシャリア・ブルに挨拶をするシャア一行 シャリアも敬礼で返す
シャリア・ブルはギレン総帥の直々の命でニュータイプ部隊へと配属されたという
ララア少尉とも会うのを楽しみにしていたそうだが、実物のララアを見てシャリアは驚愕の表情を見せていた

コロニー外部、毎度毎度ブリッジの子供達を追っかけ、ブライトに睨まれるフラウ
それはともかく、ホワイトベース隊はブリーフィングを行っていたのだが…
どうにも雑な作戦会議にスレッガーも頭を抱える有様
コロニー内部の戦闘と言うことでコアブースターの出番は今回はなし
おおっぴらにサボれ    るわけもなくガンキャノンの搭乗を命じるのだった
そこに、セイラもコロニーの捜索を志願する

「え?それはでも… 言ったように コア・ブースターは今回は…」
「わたし 以前このコロニーに 住んでいたんです

 だから内部のことはよく知っています お役に立てると思います
 お願いします 行かせてください!」
「それは 好都合かもしれない しかし… 問題は…
 どうやって セイラ曹長を内部へ」
「ガンタンクを 使うテがあるな 後部デッキにある『場所ふさぎ』
 いいんじゃないの? たまには陽をあててやっても」

ガンタンクは埃をかぶってる以外はメンテ状態は良好、いつでも出せるという
と言うわけでタンクにはスレッガー、ハヤト、セイラでメンバー構成
先発隊と支援隊に分けて出撃を開始するのだった

ホワイトベースがモビルスーツ隊を出撃するのを内部のコロニーからも確認できた
シャアにゲルググで出るかどうかを聞くマリガンだが、シャアは彼らの迎撃にシャリア・ブルを指名

「ニュータイプ部隊が成るか成らぬか 訓練の到達点をみる良い機会だ
 相手は木馬 いい機会だぞ シャリア・ブル大尉」
「……… わかりました みごと御期待に応えてご覧にいれます シャア大佐殿」

672 :粗筋専用ハロ91:2014/12/18(木) 18:23:49.76 ID:???
「こちら111 シン少尉だ 
 RX78−02ガンダム アムロ准尉 異常があったらすぐに知らせろ カイ伍長遅れるなよ!」「ハイハイ…」
<ガンタンクは艦の回頭後発進します ハヤト兵長ウデを振り回さないで! アブない!
 スレッガー中尉殿 バーニアテスト異常ありませんか!?>
「いい調子だよ グッジョブオムル曹長! やっぱりいいねえオールドメカは ハヤト君そっちどう?」
「いいですよっ ボクもこれの方が落ち着きますっ 口惜しいけどっ
 セイラさあん 上はどうですかあ?」
「いいわよ ここも 昔と変わっていない…」

子供時代、兄と共に乗ったガンタンクを思い出していた

(あああ あの時… あの時から… 何という月日が 過ぎていったのだろう…
 キャスバル兄さん… 駄目 あなたは  間違っている!!)

モビルスーツの接近を感知し、シャリア・ブルも出撃の用意にかかる

「やって やる! ジオン十字勲章のオレが
 あんな小娘と並べられて たまるか!!」

ララアへの対抗心を燃やすシャリア・ブル
テキサスコロニー内部に、ブラウ・ブロが静かにその姿を現す…

<続く>

673 :マロン名無しさん:2014/12/18(木) 19:49:34.64 ID:???
なんかシャリアさんがアグレッシヴやな
それはそうとさすがに独立戦隊に攻略作戦を命じるのは酷い気がする

674 :マロン名無しさん:2014/12/18(木) 22:30:17.19 ID:???
うむ・・・・ちょっとみえたな・・・・・うん・・・

675 :マロン名無しさん:2014/12/19(金) 00:05:14.20 ID:???
シン・マツナガ?

676 :マロン名無しさん:2014/12/19(金) 18:54:58.18 ID:???
シャリアブルは大人なんだから
天才っちゅーものには適わないのでムキになってはいけないな

677 :粗筋専用ハロ91:2014/12/20(土) 16:56:20.92 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 Z>

<先頭は例の"白いヤツ" ガンダムだ! 十分に心してあたれ シャリア・ブル大尉!>
「了解しました シャア大佐殿!!」

先発隊がコロニー内部に入ると、カイのキャノンを機雷で出迎えてくれる
幸い損害は軽微ではあるが、ホワイトベースに増援を要請 支援部隊もテキサス内に動員させる

「新たに旧型が二機出ました "戦車タイプ"もゲートブロックに到達―――です
 木馬は持っている戦力のほとんど全てを投入してきたようです」
「ふううん… 白いヤツ ガンダムがいる分 大尉の手に余るかも知れんな
 テストを兼ねて偵察に出る! 
 ララア 戦うことになるかもしれん 安全な所から見ていなさい」
「大差殿ォ; ノーマルスーツを 着てはいただけませんか!?」
「私はどこからでも 必ず帰ってくる主義でな」「でっ ありましょうが   あ…」

マリガンの心配をよそに、エレベーターの扉が閉められるのであった

同じ頃、ガンタンクが隔壁を破壊し、後続部隊がコロニー内部へと侵入する
その様子をシャリア・ブルも捉えていた

「来る来る 無警戒に… いいぞ
 お前たちは 闇に閉ざされる 目も 耳も 口も!
 その中での 勝負だ 楽しみだな」

アムロも、何か気配めいたものを感じていた
レーダーは高濃度のミノフスキー粒子で役に立たず、目視にしても砂嵐でほとんど前が見えない
再び、何かを感じるアムロ 突出しすぎるシン少尉を身振り手振りで止めようとするが気づいてくれない

678 :粗筋専用ハロ91:2014/12/20(土) 16:56:57.66 ID:???
「チェッ気づかない だから駄目なんだ! 経験のない人は!
 止まれ カイさん!!
 何かいる!! 待ち伏せかもしれない! 気をつけて!!」「え?! なにか……って?!」
「わからない けど 感じるんだ」
「ぞ そおかよ」

ガンタンクも悪路でガタガタ揺れつつ走り抜ける
セイラのナビで安心して前進できるスレッガーであった
セイラは、かつての自らの家のことを思い出していた…
と、そこにガンキャノン部隊とも合流 キャノンに前衛を任せる様子

シン少尉が付いて来いとわめくが、アムロとカイはその場を動かない
シン少尉の目の前の岩陰から、ブラウ・ブロの巨体が姿を現す!!
あわてて後ろに下がるシンのキャノン その時 何もないはずの空間からビームが放たれる!

「見たか ブラウ・ブロのオールレンジ攻撃
 かわせるかな? いや かわせる筈はない! ニューロンを駆け巡る電磁波の動きは!」

ブラウ・ブロの操る有線ビーム砲が、シンのキャノンの両腕を撃ち抜く!
さらにカイのキャノンも脚を切断されてしまう ガンダムはどうにか避けるが盾を半分に裂かれる
ガンダムもビームライフルを放つが、ブラウ・ブロの上部をかすめる
そこに、ダニーとジョブのガンキャノンも援護に参戦するが

679 :粗筋専用ハロ91:2014/12/20(土) 16:57:30.17 ID:???
「ダニーさんとジョブ・ジョンさん?! 駄目だ!!
 今来ちゃ駄目だ ! あぶない!!
 
 さがって!! こいつはちがうんだ!!」

援護に来たガンキャノンを、一蹴するブラウ・ブロ 
ビーム砲で機体全体を撃ち抜かれ、アムロの目の前でガンキャノンは爆発してしまう
遠くでシャアも、その様子を見ていた

「やるな さすがに言うだけのことはある
 まさかとは思うが あのガンダムを苦もなくしとめられるか……
 まてよ…… シャリア・ブルにして ここまでの能力を持つとすると ララアは…
 ニュータイプ畏るべし ………か」

<続く>

680 :マロン名無しさん:2014/12/20(土) 17:21:43.35 ID:???
コロニーじゃああの有線ものすごいデッドウェイトになりそうだけどなー

681 :マロン名無しさん:2014/12/20(土) 20:53:09.30 ID:???
それを言ったら。。
地球での木馬とかモビルスーツは宇宙と比べるとものすごい燃料食ってたんじゃと心配だった

ところで今回もマリガン側では見えたよね・・・・ワンピースは風紀上問題があるで
心配だわこっちも

682 :マロン名無しさん:2014/12/20(土) 21:08:20.59 ID:???
と言ってもMSや艦艇ならミノフスキーフライトがあるって設定でまあ納得するけどあのコードは…

683 :マロン名無しさん:2014/12/20(土) 21:28:38.21 ID:???
そだね

684 :マロン名無しさん:2014/12/21(日) 13:17:32.62 ID:???
セイラさんが昔モード入っちゃってる
また過去に戻るのか?
医学生時代の女子寮生活カモン♪
シャアは士官学校編あったもんね

685 :マロン名無しさん:2014/12/21(日) 17:36:43.70 ID:???
ためらわずに引き金をひけた昔か

686 :粗筋専用ハロ91:2014/12/22(月) 18:01:50.41 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 [>

ばらばらに解体されてしまったガンキャノン やられたのはダニーか、ジョブか
ガンダムは大きく飛び上がり、その場を離れる

「ふん 自分に注意を向けさせ 仲間を全滅から救う か
 望むところだああっ!」

ガンダムの背後から、ブラウ・ブロがその隙を狙う
谷間に落ち、着地の隙を狙い撃とうとするが、地表すれすれで再び飛び上がりそれを回避
ブラウ・ブロは有線ビームを二本ほど地面に引っ掛け駄目にしてしまった

「ちいっ くそ!!
 ! いかん! 何をしているんだ 私はニュータイプなのに!
 これではただの戦闘機乗りと同じだ 逆上してしまっている
 落ち着け… 透視しろ そうしたら見える この暗黒の磁気嵐のなかでも 敵が……
 いた!! 白いヤツ! ガンダム! 私の倒すべき相手!!」

生き残った有線ビームがガンダムを捕らえるが、それが火を噴くよりも早く、ガンダムのビームライフルがブラウ・ブロを貫く!
穴が開いたシールドを捨てて、下からブラウ・ブロの巨体を狙い撃たれシャリア・ブルも苦悶の声を上げる
爆散するブラウ・ブロだったが、やったのは増加ブースターのみ 本体は今だ無事である

「私を怒らせたな 連邦のニュータイプ 私のプライドをキサマは傷つけた!!
 殺 し て や る ゥ !!」


少し遅れて戦場に着いたスレッガーたちのガンタンクは、目の前の惨状に言葉も無い様子
やられたのはダニーのキャノン、開いたコクピットからダニーだったものが滑り落ちる…

687 :粗筋専用ハロ91:2014/12/22(月) 18:02:17.27 ID:???
「艦長!聞こえるか!? 我がMS部隊は壊滅だ 生残りはジョブ・ジョン曹長の102一台のみ!
 どうやら全く新しい敵に遭遇したらしい 目下RX−78−02が単機で敵を引きつけてくれている!
 あの坊や もとい! アムロ准尉が支えきれなかったら生還は期し難いな!
 全員テキサスコロニーの砂になるしかない 指示をくれ!! 出来ればすみやかに!」
「スレッガーさん」「あ? 何かな?姫」「敵が来たわ 戦闘態勢よくって?!」

谷間の向こう側から、ザクの部隊がこちらに近づいてきているのが見えた

「前言撤回だ艦長 指示は要らん! ふりかかる火の粉が 降ってきたよ」

シャリア・ブルのふがいない戦闘の様子に博士はイラついてる様子
ララアのほうは正直なところシャリア・ブルの戦闘には興味がないようであった

シャリア・ブルは完全に頭に血が上り、ガンダムを追い回していた
ビームライフルがブラウ・ブロの後部に当たり、スラスターから黒煙が舞い上がる


 ―私は 多少 人より艦がいいと言う程度で…―
 
 ―木製のエネルギー船団を率いた君の才能のデータはそろっている―
 ―フラナガン機関に研究させた これだ―

 ―『シャリア・ブル大尉に於けるニュータイプの発生形態…』私に その才能があると?!―

涙目で発狂し叫び声をあげるシャリア・ブル その一瞬ガンダムを見失ってしまっていた
ガンダムはブラウ・ブロの真後ろまで距離を詰め、有線ビームを切り払いコクピット後部にライフルをぶち込む!

688 :粗筋専用ハロ91:2014/12/22(月) 18:02:51.72 ID:???
 ―そうだ 君は自分でも気づかぬ才能を持っている―
 ―それを公国のために役立ててほしい―
 ―尤も ニュータイプのことは今だ知られていぬことが多いとは聞いているが な―

「ギレン総帥閣下! シャリア・ブルは 御期待に応えられませんでした!!
 しかしっ 何故 閣下! 私に こんな任務を与えられたのですか!?
 こんな モルモットのようなことを しなくとも… 閣下 ……
 私 シャリア・ブルは十分公国のお役に 立てましたものを!!!」

ヘルメットのケーブルを強引にちぎり、涙を流しながら悲痛の声を上げるシャリア・ブル
ブラウ・ブロは地表に激突し、彼の叫びもテキサスコロニーの砂と消える…

「シャリア・ブル………  所詮 きさまも そこまでの男か…」

ブラウ・ブロがやられたことで、シャアのゲルググも動き出そうとしていた

<続く>

689 :マロン名無しさん:2014/12/22(月) 20:57:14.73 ID:???
自身の仰るとおりシャリア・ブルさんの使い道はもったいなかった
人材をもったいなく使い捨てすると負けるんだよなぁ…
シャアにまであっさり切られちゃって気の毒だ



…ごめん
>私は 多少 人より艦がいいと言う程度
どこの立派な艦長さんだよこの人は!と本気で思ってツボったw

690 :マロン名無しさん:2014/12/22(月) 21:50:02.45 ID:???
ジョブジョンは後世まで生き残るのが元の設定だもんな
そらダニエルくんが死亡だろ
かくしてオリジナルのメンバーだけになるのであった

691 :マロン名無しさん:2014/12/23(火) 16:13:04.57 ID:???
やっぱあの有線はきついよねー
引きずって壊してたけどそういうのじゃなくてもビーム砲部分の動きはかなり制約されそう

692 :マロン名無しさん:2014/12/23(火) 21:44:10.79 ID:???
前の回でちょっとほめてたくせにやられたら所詮そこまでって…
さすがシャア・アズナブル君を見殺しにしたドライな男

693 :マロン名無しさん:2014/12/24(水) 13:41:53.67 ID:???
ワラタw
【政治】民主・蓮舫氏「私は代表選に挑戦します」★2 (c)2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1419385772/11

694 :粗筋専用ハロ91:2014/12/24(水) 18:15:50.02 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 \>

「ロック・オン いただき!」

スレッガーのガンタンクが、ザクに狙いを定め、キャノンをぶち込む
タンクの砲撃の威力で、ザクを一撃で撃破する ジャンプしてマシンガンを浴びせるザクを機銃で弾幕を貼り追い返す

「見くびるなガンタンクを!! こいつの前面装甲はね 艦砲でだって抜けないのサ わかるゥ?!」

キャノン砲を横っ飛びで回避するザクだったが、すかさず追撃をぶち込みザクの頭が吹っ飛んでしまう

「連射性能だってナメちゃダメよ! 24発/min!
 アナハイム社製最新七九型の威力 見たかあっ!!」「すげ…」

スレッガーのタンクの獅子奮迅の活躍に、同乗していたカイも思わずつぶやく
エースパイロットはガンタンクに乗っていてもエースと言うことである
しかし、ガンタンクの側面から不意にザクが切り込む!
コクピットハッチにヒートホークを叩きつけられ、コクピットの天井が吹き飛ぶ
スレッガーは急速バックで取り付いたザクを振り払い、直後前進!キャノン砲でザクを突き刺す!!
岩山に叩きつけ、零距離射撃をぶちかます!!

遠くにいたガンダムも、その爆発を見る ガンダムはブラウ・ブロの激突した瓦礫の跡にたたずんでいた

残ったザク部隊も退却を始め、スレッガーのタンクは本来の任務に戻る…本来の任務なんだっけ?
といったところでスレッガーが本来の任務『秘密プロジェクトを叩き潰す』を思い出し、セイラに再びナビを頼むのだった

695 :粗筋専用ハロ91:2014/12/24(水) 18:16:15.97 ID:???
スレッガーに通信を送ろうとするガンダムだが、磁気嵐が更にひどくなり音信不通
爆発は二つあったが、アムロはスレッガーがやられるはずはないとは思っている様子
しかしガンダムのエネルギーも限界が近い、早くホワイトベースに帰還したいところだが
不意に、アムロはブラウ・ブロのときに感じた感覚と同じものを感じると、突如飛んできたビームを飛んで避けるガンダム

「熱源を感知する前に 跳んだ―――な やはりな… お前はそういう奴か
 これまで仕止められなかったのも 道理だ」

谷間の上から、シャアのゲルググがガンダムを睨みつける
 
「だが私は倒す!! おまえを!
 "ニュータイプ"が『人の革新』の証なら! スペースノイドの選ばれた者がアースノイドを 制するというのなら!
 父 ジオン・ズム・ダイクンの遺したテーゼが 正しいというのなら
 私が 私こそが正真のニュータイプでなくて どうするっ!!!」

互いの機体が谷間を駆け、ビームライフルの撃ちあいになる
シャアのゲルググが一気に距離をつめ、ガンダムに肉薄する!

「思い知れ ガンダムのパイロット!!
 おまえがニュータイプだとしても 勝つのは 私だ!!」

その時、不意にララアが何かを感じたか、急に装甲車のはしごを上る
研究員が止めようとする手をするりと抜けて、装甲車から出て行くのだった

696 :粗筋専用ハロ91:2014/12/24(水) 18:16:41.65 ID:???
ガンダムのほうは、とうとうビームライフルのエネルギー残量が尽きるが
アムロはそれを逆手に取り、ビームライフルを投げつけゲルググのビームを防いだ!
ライフルの爆発を目くらましにして、サーベルを抜くとゲルググのライフルを切り落とした

「ビームライフルのエネルギーが尽きたか のぞむところ だああ!!」

ゲルググもビーム薙刀を抜き、両者対峙する
二人の戦場に、ララアも駆けつけようとしていた

<続く>

697 :マロン名無しさん:2014/12/24(水) 21:50:42.04 ID:???
この台詞かっこいいんだがシャアはそれほどニュータイプではない気がする
実妹のセイラさんに比べていまひとつ
ミライさんに比べても・・どうかな
ララアとかアムロは言うまでもない
ダイクンのテーゼが正しいという前提も何だし

でもやっさんこういう革命派路線が好きそうw

698 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 13:33:44.47 ID:???
スレッガーさんいいとこ無かったしな

699 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 17:47:42.23 ID:???
いくら前面装甲が厚くても砲座…

700 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 18:19:51.89 ID:???
そういや地味にテキサスとソロモンの順番入れ替わってるな

701 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 18:47:33.49 ID:???
おかげでスレッガーさんやドズル兄さんが長生きできる。

702 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 20:21:40.12 ID:???
そうか、ドズル延命のために…

703 :マロン名無しさん:2014/12/25(木) 21:37:21.18 ID:???
ならば良し

704 :粗筋専用ハロ91:2014/12/26(金) 19:05:00.39 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 ]>

「未熟なニュータイプのシャリア・ブルに勝ったくらいで いい気になるなよ ガンダムのパイロット 
 ゲルググのこの私には 勝てん!!」

ナギナタを振り回してガンダムに突撃するゲルググ
ガンダムのサーベルデバイスを切り落とし、ガンダムの身体を思い切り蹴り上げる!

はしるララアをジープで追うジオン兵 それでも足を止めないララアの前に強引にジープを止めてララアを遮る
ララアを捕まえ、連れ戻そうとするが、突如兵士の後ろで落石がおこる
しかもそれが兵士の後頭部に直撃し、兵士は伸びてしまった 思わぬ形でジープをゲットするララア

「負ける… かもしれない… いや 負ける!
 早く勝負をつけないと! エネルギーが―――!!」

二本目のサーベルを抜き、ガンダムのほうから切り込みにかかる
互いの斬撃が交差するが、ゲルググを斬ることが出来なかった

「なぜ 斬れなかった!? 早く!!もっと早く反応してくれ!!!」

ゲルググが振り返り、テキサスの土を削りながらガンダムへと突っ込んでいく!
ガンダムがそれを迎え撃つが、アムロははっきりと、ガンダムの『遅さ』を感じ取ってしまう
その証拠に、ガンダムのほうは腕を切り落とされるがゲルググは薙刀の棒が切れるだけだった

「決着が付いたようだな―――ガンダム!! ようやく 最後の時だ
 このテキサスコロニーで お前との闘いも 終わる! 
 お前を失うことは私としても実に 残念だ」

切り落とされたナギナタを二刀流サーベルにして、ガンダムに止めをささんとするシャア

「だが情けはかけないぞ!!
 ニュータイプの資質を持ちながら連邦に与してきたお前は スペースノイドにとっては反逆者だ!! 死ね!!」

705 :粗筋専用ハロ91:2014/12/26(金) 19:05:30.26 ID:???
ゲルググの斬撃に後退するガンダムだが、突如その足元で爆発が起こる
ガンダムが地雷原に足を踏み入れてしまったようで、地雷の誘爆に晒されてしまう
シャアが地雷の爆発に踊るガンダムを高みの見物していると、その近くにララアの姿を見る
爆発に晒されるガンダムを見上げ、ララアは何かを感じ取っているようだが……
そして、アムロもまた誰かが見ているような感覚を感じていた

「誰?! 誰だ?!! ボクを見ているのは」「これは―――誰?!」

ララアが爆発に巻き込まれないように、シャアのゲルググがララアへと飛んで行き、救助に向かう

ガンタンクのほうでも地雷の誘爆を確認できた
霧が晴れてきたことで、テキサスのニュータイプ研究塔も姿を現していた
と、そこにセイラが急にガンタンクから降りると言い出す
スレッガーがあわてて引きとめようとするが、セイラは何も聞かないでほしいと言う

「曹長 軍隊の決まりではなあっ 『フザけるな!』と言ってあんたを殴り倒すこともできるんだ!
 でもね そういうのはどうも イキな男っぽくないよね… 許可する
 ただし 帰りのバスに乗り遅れたら敵前逃亡罪で銃殺刑 かもよ 艦長には内緒だぜ」
「ありがとう スレッガー中尉… あなた いい人ね」

シャアのゲルググはララアに覆いかぶさることで、爆発の影響から守っていた
そこに撤収命令の通信が送られる、増援部隊がテキサスコロニーに接近しつつあると言うことである
迎えに来たマリガン達に、ララアとゲルググを収容するように命ずる
だが、シャアのほうは単独でどこかに向かうつもりのようだ

「このコロニーには別れを告げなければならない過去が あるのだよ すぐ帰る!」

テキサスの荒野を駆けるうしと馬の群れをシャアがみつけると
馬の群れにあった一匹の白馬に目をつけ、たてがみを掴んで巧みに白馬を乗りこなす
白馬に乗ってテキサスを走るシャア、通り道にあった立て札には[MASS FARM]とあった

<続く>

706 :マロン名無しさん:2014/12/26(金) 19:36:33.73 ID:???
やはりこうなるか
ここでようやく兄妹再会やな
セイラさんが殺そうとするに100ウォン

707 :マロン名無しさん:2014/12/26(金) 21:09:14.14 ID:???
セイラさんと兄さんきたーーーー

なんだかんだ言ってセイラさんは泣くね!1000ペセタ賭けてもいい

708 :マロン名無しさん:2014/12/27(土) 07:41:24.67 ID:???
ずっとパイロットで命はってるカイやハヤトよりセイラさんのほうが階級上なんよなあ
医学生だったのを考慮されてんのか?

709 :マロン名無しさん:2014/12/27(土) 21:48:24.64 ID:???
なるほど学歴かもね

710 :マロン名無しさん:2014/12/28(日) 08:04:14.24 ID:???
TV版でも
セイラ 軍曹
カイハヤト 伍長 だよね
セイラは営倉入りすら経験してるのに

711 :マロン名無しさん:2014/12/28(日) 21:52:06.89 ID:???
美しさの差

712 :粗筋専用ハロ91:2014/12/28(日) 22:35:51.65 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ララァ編 ]T>

シャアの白馬が荒野を進む頃、セイラもガンタンクと別れ一人どこかへと行く様子  が

「カイ伍長 後をつけろ」
σ・∀・;)
「そうだよ ピッタリの任務だろ
 うまくやれよ 失敗したらみんな軍法会議ものだ」

スレッガーの言葉に頭を抱えつつ、こっそりとセイラの後を追うカイであった
所々見つかりそうにはなっていたがどうにかなっている様子
そしてセイラはたどり着く かってすごした、朽ち果てた屋敷の前に
母と兄の墓前に立ち、傍にあった木に背中を預ける

(なんてたくさんの人が 死んでいって しまったんだろう………
 お母さん テアボロさん アズナブルさん シャアさん ラル ハモンさん…
 ああ そうだ それに… ルシファ)
「かわいそうに お前のお墓のあの小さなクロスはもう探しても 見つからないのね」

と、不意に誰かが近づくのを感じるセイラ
銃を抜き蹄の音に向くと、白馬に乗ったシャア…セイラの兄と再会するのだった

「アルテイシア 軍を離れろと言った筈だぞ!!」
「兄さんこそ!! 死んだお母さんの仇を討つために 私達を捨てて
 テキサスコロニーから 出て行ったんじゃなかったの?!
 それがジオンの軍人になって 英雄だなどといわれてザビ家の手先になって戦って!!
 筋ちがいなんじゃ ないんですか?!!

銃をむけながらシャアを問い詰めるセイラ シャアはセイラの言葉を黙って聞いていた

713 :粗筋専用ハロ91:2014/12/28(日) 22:36:17.37 ID:???
「あれからここで何があったか御存知?!! 
 ジオン親派とみなされてルウムの暴徒に襲われて テアボロさんは死んで そして
 そのルウムが 私達の国でもあったルウムが 地獄のような火で焼かれるのを私達はここから
 あああ! そうだ!! にいさんは見ていたのよね あの時!! "河"のブリッジから!
 赤いモビルスーツ! あれはやっぱり…」
「テキサス・コロニーを攻撃させなかったのは 私だ
 予感があったからだ お前がいるのではないかという それに 流刑地でしかなかったこのコロニーも
 ここで見知った人々も あの頃の私とお前にはかけがえのない存在だ 
 他のバンチのようにするのは しのびなかった」


「でも 兄さん あなたは あの人を殺したんでしょう?!!
 何も知らないあの――― シャア・アズナブルさんを!!
 そしてあの人の入学証明書を奪ってあの人になりすまし ジオンの士官学校に入学した!
 何てひどいことを!!
 アズナブルさんも奥様もずうっと シャア・アズナブルはわが子だって思っておられたわ
 そして 息子に会いに行きたいと言って最後は…」
「アルテイシア 誓って言う 彼を殺したのは 私ではない 殺したのはキシリア機関だ
 私のやった犯罪的なことといったら私に近づくことが危険だということを彼に教えてやれなかったこと
 そして反対に それを利用したことだけだ」
「詭弁ですそれは!! 兄さんは計略を使ってあの人を

「アルテイシア すべては 大儀のためだ」「大儀…?」
「そうだ 人の革新と言う 大儀だ
 今さらと思うか? 思うだろうな ジオニズムの精髄だ
 父 ジオン・ズム・ダイクンが唱えた思想で スペースノイドはこれを精神の拠り所にする
 しかし私はそんな『大儀』など信じていなかった 不遇な大人たちの負け惜しみだと思っていた!
 子供心に―――な!
 だから私は 父が 嫌いだった
 空論をもてあそび 家族をかえりみず母を苦しませてばかりいる父を憎いとさえ 思った
 だから父の死が ザビ家による暗殺であっても病死であっても それは どうでもいいことだった」

714 :粗筋専用ハロ91:2014/12/28(日) 22:36:57.87 ID:???
その言葉に思うところがあったか、セイラは彼から目をそらす
そして、彼ら二人のいる丘の下の石壁に、カイが姿を潜ませていた
自分の心音すら止めたくなるようなカイの状態などつゆしらず、話を続けるシャア

「お前の言うとおり 母の死への復讐が全てだった
 母を無残な死に追いやったザビ家の連中を どんな手段を使ってでも根絶やしにしてやろうと思った
 だが あることから その考えが 変わった
 私は ニュータイプを知ったのだ アルテイシア」
「ニュータイプ」 「なんだ?くそっ なに言ってるんだ? 聞こえねぇ〜」

「そうだ ニュータイプだ お前もその定義くらいは知っているだろう
『人は判り会えない』歴史はそういう考えにしはいされてきた これまでは だ!
 だが それは変った 宇宙世紀に至って!
 そのことに気づいてはじめて私は 父の予感していたことを理解することができた!
 しかし! 父はまちがっていたんだ!
 棄民に等しいスペースノイドに思い入れるあまり
 新しい人としての覚醒がいずれ等しくスペースノイドに訪れると父は信じた!
 だが それはちがう!
 戦うべきはアースノイドとスペースノイドではなかった!
 オールドタイプとニュータイプこそが 戦うべきだったのだ!!
 だから! ギレン・ザビを頂点とするザビ家の似非ジオニズムは 打倒の対象でしかない!!」
「ちがうわ!にいさん あなたはただ憎しみの対象を ザビ家や連邦やオールドタイプに置き換えて
 結局は独善的に世の中を支配したいと思っているにすぎないわ!!
 仮にニュータイプが存在するにしても皆がにいさんと同じように考えるかしら?!
 たとえば ガンダムに乗っているアムロなら」
「アムロ?! ガンダムのパイロットの名前は アムロというのか?」

あわてて口をつぐもうとするセイラだが、アムロを知ってるようなシャアの反応に目を丸くするセイラ

(あの坊やが……そうか そうだったのか あんな子供が 連邦の ニュータイプだったとは!!
 それでは あの時止めを刺さなかったことが 新たな可能性を 彼と私に与えたのか!?)

715 :粗筋専用ハロ91:2014/12/28(日) 22:37:24.42 ID:???
「時間がない また会おう アルテイシア」
「待って キャスバル兄さん!」
「その名前ではもう私を呼ぶな!
 この仮面の意味を知っているか?! 私は過去を捨てた男だ
 エドワウ・マスはこの地で眠っている! 私の名はシャア・アズナブル!!
 アムロと言うパイロットに伝えろ ニュータイプがニュータイプとして生まれ出る道をこの私が作ると!!」

そういってセイラの前から去っていくシャア、残されたセイラが一人涙を流していた
スレッガーのほうは塔に砲撃を浴びせる そこにMS回収班がガンダムの回収に来る
ガンダムがどんな状態でも、失礼のない様に扱うよう回収班に命じるスレッガーであった


ホワイトベースに帰還した一行 だがその雰囲気はどこか重苦しい
ブライトが咳払いをひとつすると、セイラに話を切り出す

「重要な確認だ セイラ曹長
 君の本名は アルテイシア・ソム・ダイクン―――なのか?」
「はい その通りです」
「赤い彗星ことシャア・アズナブルは 君の兄 キャスバル・レム・ダイクン これも?」
「はい 間違いありません」
「……」「重大な事実だ いや 重大すぎる事実だ
 軍の最上層部へ報告しなければならない 正式な処置はそのあと 指示に基づいてということになる
 だが カイ伍長の報告した限りでの 君とシャアとの会話の内容から判断するならば
 本艦において君は 利敵行為を働いていたとは 思われない
 しかし 事の性格上 当分の間君を任務に衝けるわけには行かない
 自室で謹慎だ いいな曹長!」
「はい わかりました 艦長   (ありがとう ブライト…)

自室に戻り、兄のことを思い出しながら、ベッドに横になるセイラであった…

<続く>

716 :マロン名無しさん:2014/12/28(日) 22:58:39.87 ID:???
だ…だれに向かって演説してるんですか兄さん…
やはりニュータイプというのは違ったものなのだな…
それともすぐ足元にいるカイに気づかないのがシャアの限界か…

717 :マロン名無しさん:2014/12/28(日) 23:04:02.70 ID:???
>軍を離れろと言った

そんな機会あったっけ?

718 :マロン名無しさん:2014/12/29(月) 10:23:32.64 ID:???
シャアさんを殺したのはキシリア機関だてひでーなおいw
絶対に消されると思っていながらキャスバルのフリさせたんやん

719 :粗筋専用ハロ91:2014/12/30(火) 20:24:18.27 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 0>

ジオン軍 宇宙攻撃軍拠点 ソロモン
ドズル・ザビはモニターのパネルをばんばん叩きながら、ア・バオア・クーのギレンに増援を要請していた

「戦いは数だよ 兄貴!! 敵はソロモンに速攻をかけて来ようとしているんだ!!
 ア・バオア・クーの戦力をいますぐふり向けてくれればいいっ! 間に合う!!」
「案ずるな ドズル すでに手は 打ってある
 最新型のMA ビグ・ザムを送った もうそちらに届いているはずだ」
「たしかに! だがあれだけでは足らん!
 敵の主力が寄せて来るんだぞ! わかっているんだろうな!?」
「そう吠えるな あれ一体で機甲二、三個師団の戦力にはなるはずだ
 もちろん他にも準備はさせている いろいろとな」
<グラナダからも増援を出しましょう>

そこにグラナダのキシリアからも通信が送られる

<ソロモンを抜かれるようなことがあっては なりません
 ただし可能な限りです これは陽動作戦かもしれません
 グラナダ攻略こそレビルの真の狙いかもしれぬという目がある限り ここの護りを薄くするわけにはいきませんから>
<奴等の狙いはソロモンなんだ!! こんな明白なことが なぜ判らんのだ!
 勿体ぶっておらんで勝つための手立てを>
「講じているよ ドズル 父のデギンが頑固すぎるので手間取ったが 
 しかし やるべきことは やっている 増援も 出す」

デギン公王の肖像画をチラ見して、ギレンはそう言うのだった

720 :粗筋専用ハロ91:2014/12/30(火) 20:24:49.19 ID:???
一方ホワイトベースは、前回の戦闘の影響からか、アムロの身体の診察をしている様子
子供達がアムロの見舞いに来るが、サンマロはアムロの体調を気遣ってか、あまり中に入れたくない様子
中ではフラウがアムロの血圧を測っているが、不意にアムロはいつのまにかフラウとあまり話をしなくなったと言う
フラウのほうも、どこかアムロが自分には届かないところに行ってしまったように感じていた

「ごめん… フラウ・ボゥ」
「いいんだって! …でも サイド6で何か… あったの?
 あの時からアムロ変っちゃったみたい 教えて 何があったの?」
「…… ……… そ そうかい べつに
 ……… 色んなことがあったんだ… 話せるようになったら 話すよ」

その言葉に、どこか悲しそうな表情を見せるフラウだった
と、そこに急に部屋に子供達がなだれ込んでくる 何かに驚いてあわてて部屋の中に逃げてきた感じだが
すると、医務室にのっそりとビグ・ザムも顔負けの大男が入り込んできた あまりの迫力に子供達たちも怯えている
大男は気さくに話しかけ、アムロに名刺を渡した

「連邦科学局技術開発部 第四課主任研究員 Drモクス・ハン
 科学者 なんですか?」
「一応そうなんだが 見えんだろうな」 「モビルスーツかと思った」「ジオンの新兵器かと…;」「しっ」

これにはモスクもちょっとショック 気を取り直しアムロと握手を交わすのだった

「マグネット・コーティング?」
「電磁工学が僕の専門なんでね ガンダムの駆動系を電磁気で包んで動きを速くするんだ
 ま 油をさすようなものだと言えばいいか…」
「出来るんですか? そんなこと」
「出来る! …と思うんだが 正直言ってわからん 初めてやってみることなんでね
 まあ 失敗しても恨まないでくれたまえ」
「そんな!困ります!」「はは… 半ば冗談」

ガンダムのほうは、パーツを全部ばらばらにして一つ一つにマグネットコーティングを施している様子だった
そこにブライトとオムルがやってくる オムル達メンテナンスクルーがガンダムの改良に締め出されていることが不満なようす

721 :粗筋専用ハロ91:2014/12/30(火) 20:25:23.33 ID:???
「う〜〜ん そう言われてもなあ…」
「オムルさん 大丈夫 この人はたぶん
 ガンダムをメチャクチャにしたりはしないと思いますよ」

アムロのあんまりにはっきりした言い方にモスク博士もずっこける
なんだか複雑そうなモスクの心境をしらず首を傾げるアムロであった


    ―――U.C.0079 十二月―――

連邦軍艦隊がルナツー基地から進発した
『ソロモン』攻略の先方を担う ワッケイン少指揮の第三艦隊だった
 
猛将ティアンム提督は ルウムでの敗戦に雪辱を期す決意に燃えていた
彼の率いる連合第二艦隊は キシリアの拠る月面基地グラナダを牽制しつつ
やはり『ソロモン』を標的として見据えていた

『ソロモン攻略戦』の幕は既に 切って落とされていた

<続く>

722 :(02.25.2009?):2014/12/30(火) 20:58:32.29 ID:???
いつも思うんだがやっぱギレンは軍務には無能だよなあ
ソロモン抜かれたら終わりなんだからアバオアクーの戦力とかほとんど回せばいいものを

723 :マロン名無しさん:2014/12/30(火) 21:12:29.93 ID:???
テムさんがまともなままだったらガンダムにこんな付け焼き刃な処置をするまでも無かったであろうに。

724 :マロン名無しさん:2014/12/31(水) 21:57:41.99 ID:???
リックドム12機鎧袖一触の後だけに「戦いは数だよ」が空しくひびく…

725 :マロン名無しさん:2015/01/01(木) 09:55:49.51 ID:???
兄上はドズル見捨てるつもりなんだよね?

726 :粗筋専用ハロ91:2015/01/01(木) 18:48:18.16 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 T>

ソロモン近辺の岩礁宙域、先行して進軍するジム部隊の姿があった
その進軍を阻むように、ザクレロが姿を現し、ビームのシャワーでジムを蜂の巣にする!
さらに、迎撃しようとするジムを口部ビームで撃墜
大きな爆発が起こると、それに殺到するように連邦のボール部隊も急行
ジオンもザクレロ部隊がその迎撃に当たる ソロモン攻略戦の前哨戦が始まるのだった

ソロモン司令ドズルは奥方のゼナと一緒に遊んでいるミネバの様子を眺めていた
ゼナは仕官学校時代、ジオンの革命の始まりを思い出す
ドズルも昔のことを思い出していた

「そうだ…そんなことがあったな…
 熱い時代だった ガルマもいた…
 あいつ…シャア・アズナブルもいた……
 そしてオレもお前も 若かった」

ある意味このデリカシーのない旦那の発言に、ゼナもちょっと苦笑い
ドズルがあわててフォローすると、ドズルの膝をよじよじするミネバに気づき、ドズルがその小さな身体を抱きかかえる

「わはは なにを言っているんだ ミネバがいる!!
 今のオレにはミネバがいる!!
 いいかミネバ よく見ておくのだぞ このソロモンに結集するお父さんの軍団を!
 これはっ お前とお前の国を護る鋼の勇者達だ!これはっ…」

ドズルが言い切る前に、ミネバが父親の顔に手を伸ばすと
ドズルの顔を引っ張ったり伸ばしたりして遊ばれるのであった

ゼナがソロモンの護りを心配するが、ドズルは心配ないと言い放つ
しかし、そこに『マクナマラ岩礁』が奇襲攻撃を受けたと報告を受ける 友軍がしっかりと撃退してくれたようだが…

727 :粗筋専用ハロ91:2015/01/01(木) 18:48:47.16 ID:???
ホワイトベースのほうは丁度ブリーフィング中
『マクナマラ岩礁』の確保に連邦主力が投入される これと連動するため、毎度おなじみ陽動作戦
後方戦力を叩くことになるが、そこにガンダムはどうなるのか、とアムロが質問
ガンダムは今だメンテ中で、アムロも本調子とは言い難いため、今回はガンダム抜きで作戦を行うことになるのだった

浮きドックの通路に怒声が響き渡る
モスク博士におっさんが文句をいうが、モスクのひとにらみにあとずさり
浮きドックの電力を独占されているのが迷惑で、他の作業に影響が出ればどうするとモスクを糾弾するが
逆にモスクは連邦とジオン双方にいい顔して、戦争を食い物に荒稼ぎしてんだろと反論

と、そこにアムロが声をかける マグネットコーティングの原理の説明を求める

「説明するのは構わないが理解できるかな
 ええと 連邦のモビルスーツの関節駆動系にはフィールド・モーターを使っている
 もちろんガンダムも同じだね このモーターは名前のとおり
 『フィールド』 つまり力場を利用しているから駆動系のロスはかなり少ないんだ
 だが 今以上にガンダムの反応速度を 速くしようとするなら
 この関節の駆動伝達部位を完全な非接触状態にすることで
 機械的 物理的な干渉や摩擦抵抗をいっさいなくしたい そこで
 ミノフスキー物理学の応用で安定化させた 磁気単極因子(モノポール)を関節駆動系に注入する」

話をしつつ資料を探してると、マグネットコーティング加工中のガンダムが見える
その様子に、顔をゆがめるアムロ

728 :粗筋専用ハロ91:2015/01/01(木) 18:49:14.52 ID:???
「……やめてください もおお たくさんです
 そんないい加減な実験に僕のガンダムを 使わないでください!!
 今は大事な時なのにこれじゃあ 戦えないじゃないですか!!」
「 生 意 気 を 言 う な あ !!
 ボクのガンダムだああ?呆れた言いぐさだねぇ
 誰が いつそんな風に決めたんだ?! ガンダムは子供のオモチャなのか!!?
 ガンダムは兵器だ!! オレは兵器としてのガンダムを改良しているんだっ! ただ任務としてなっ!!
 間違えるな!! ニュータイプだとか何とか言われて少しつけあがっているんじゃないのか?!」

モスクの迫力に怯むアムロだが、自分のガンダムを守るように両手を広げてモスクの前に立ちふさがる

「殴るんですか? ボクを… いいさ 殴ればいい
 こ コワイもんか そんなカオしたって あんたなんか 声と体が大きいだけなんじゃないかあァ!!
 暴力で僕からガンダムを奪うつもりなら奪ってみればいいんだ!!
 僕のものです ガンダムは!! いけませんか?!!」

ソロモンの夜、就寝中のドズルが不意に目を覚ます
岩礁宙域に攻撃を受けたことが気にかかる様子だが…
グラスに入れた酒を飲み干し、眠っている妻と子を見やるドズル その表情はどこか暗い

<続く>

729 : 【大吉】 【1928円】 :2015/01/01(木) 20:52:56.98 ID:???
どうも「鋼の〜」って言い方はスパロボでやたら連発されるせいか安っぽく聞こえる

730 :マロン名無しさん:2015/01/01(木) 21:25:11.77 ID:???
ああもうフラグたてまくりで読んでいられん

>オレもおまえも 若かった
ゼナさんは今の方が美人だな
いい結婚だったんだろう

731 :マロン名無しさん:2015/01/02(金) 07:11:33.26 ID:???
そういやザクレ未登場だったか
ジムや艦艇相手ならザクレロは脅威だと思うんだけど

732 :マロン名無しさん:2015/01/02(金) 21:20:21.91 ID:???
こういうとき士官学校編やっといたから深みが出たと思う

733 :粗筋専用ハロ91:2015/01/03(土) 17:41:11.22 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 U>

ガンダムのマグネットコーティング実験は最終段階に入っていた
稼動実験において、摩擦係数は極小、実験は成功となる
続いてAMBACのテストに移行しようとするが、不意に異常が発生
コントロール不能となり、ガンダムがドック内を暴れまわる

「早く電源を切れ!!早く!!」
「切っています これはガンダムからの過電流です! 逆流(フィードバック)です!!」

ガンダムが電流を撒き散らしながら、のた打ち回る

「まいったぜ こ こいつ まるで

ふらつきながら鉄棒を握るモスク、その時ガンダムから流れる過電流をもろに身体に浴びてしまう

「ば・・ け・ も の・・・ に ・  」

アムロのほうは、フラウが運んでくれた食事を断り、そっぽをむく
いつまでも病人扱いされてることでどうにもイラついている様子

「でも… やっぱり変よ アムロ
 だって みんなが戦いに行って そのあいだ ここにいられるってこと…
 どうしてもっと大切にしないの どうしてそんなにスネてるのよ! ほんと! バカみたいよっ!
 自分だけが特別だと思っていい気になっているんだわ! 自分にはなんでもできるって 思い上がっているのよ!」
「ふううん そんなふうに言うんだ…」
「みんながんばっているのに!あんただけじゃなく みんな一生懸命なのに
 モスク・ハンさんにもひどいこと言ったんでしょ!
 あの人だってガンダムやあなたのためにって思ってやってくれているのに
 あなたって他人の気持ちが判らなくなっているのよ!!
 きらいよ もお アムロなんか
 食事なんかもお ぜったい作ってあげないから!!」

734 :粗筋専用ハロ91:2015/01/03(土) 17:41:36.72 ID:???
とうとう涙を流し、泣きながら訴えるフラウだが、それでもアムロの態度は辛辣であった
アムロの言葉に言い返せず、ぼろぼろ泣き崩れるフラウ 

セイラさんも部屋に入り、仲裁するもののアムロはふいとそっぽをむいたまま

「やっぱりすごいや セイラさんって お強いんですね
 あなたのお兄さんのシャアに僕達が何度も殺されかけたのに
 そうやって平気そうに僕に意見できるなんて」

アムロの苛立ちの矛先はセイラにも向くが、セイラさんはこの言葉にも涼しい顔

「でも今度は僕が勝ちますよ! 殺しますよ あなたのお兄さんを!
 それでもいいんですよねっ!?」
「どうぞ」

さらっと言ってのけるセイラさん 二人の間の空気が若干重くなってくるが、そこにオムルも入ってくる
ドックで事故が起きたといい、あわてて向かう面々
ドック内はボロボロの状態で、底の方にガンダムが沈んでいた その光景に言葉もない様子
しかし実験そのものは成功しており、奇跡的に重症を負ったスタッフもいない様子
それ以上のことは、アムロ自身の手で調整する必要がある もともと彼のための処置である

「やってみる アムロ? 模擬戦形式でデモフライト
 コアブースターでよかったら 相手してあげてよ」
「はいっ じゃあお願いします セイラさん」

ガンダムの乗れるとなって、すぐに機嫌を戻す現金なアムロである

735 :粗筋専用ハロ91:2015/01/03(土) 17:42:05.65 ID:???
そんなこんなでガンダム対コアブースターの模擬戦が行われる
ビームライフルを向け、コアブースターをロックするが、セイラは一気にブーストをかける

「遊びじゃないのよ アムロ!!
 私を シャアだと思って向かってきなさい!!
 シャアの妹ではなく シャアだと思って!!」

見た目には激しい模擬戦が展開されているが、ガンダムの性能は傍目にはあまり上昇した実感は見えない
だがアムロ自身は、ガンダムの反応の向上を感じていたようだ

「ちがう なんかちがう! 変わってる!
 速い!! よしっ このかんじだ!  いける ぞ!!」

たしかな手ごたえを感じ、ガンダムは来るべきシャアとの決戦に備えるのだった

<続く>

736 :マロン名無しさん:2015/01/03(土) 19:30:13.10 ID:???
アムロお前それは根暗すぎんぞwww

737 :マロン名無しさん:2015/01/03(土) 20:32:42.28 ID:???
ガンダムがアムロについてこれないってのは駆動系の追従性の問題じゃなくって
インターフェイスから駆動系への伝達の問題だと思うんだけどなー

738 :マロン名無しさん:2015/01/03(土) 22:22:46.14 ID:???
無理ですセイラさん…せめてブライトさん相手なら

739 :マロン名無しさん:2015/01/04(日) 08:10:18.44 ID:???
やっさんがセイラとドズルが好きなんはよーくわかった

740 :マロン名無しさん:2015/01/04(日) 13:52:38.34 ID:???
>>739
やっさんはいい趣味をしているw

741 :マロン名無しさん:2015/01/04(日) 21:26:19.07 ID:???
モスク・ハンてなんかイーゴモッコスみたいな名前

742 :粗筋専用ハロ91:2015/01/05(月) 17:55:09.19 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 V>

シャアのザンジバルは、ジオンの誇る大型空母ドロスへと着艦していた
シャアは、連邦の『星一号作戦』の情報を掴んだようで、キシリアに報告に来たと言う
その様子を見て、後ろでは士官達がざわつき始める マリガンも気が気でない

「聞こう」
「その前にまず 人払いを」
「ふ・・・」

ざわつく士官達をよそに、マリガンがララァを連れて行く
キシリア自身は『ニュータイプ部隊』の価値には懐疑的な様子であった

「総帥閣下が望まれたから 私はおまえとおまえの部隊を貸したまでだ
 間諜(スパイ)をせよなどと 言ったおぼえはない そうだな?
 ガルマのことがありドズル兄に疎まれたおまえは 私かギレン総帥かのどちらかに拠らなければならん
 ジオンの中枢で生き残っていこうというならば だ  言っておくが…
 私は ギレン総帥を 好かぬ!」
「もちろん わかっております」

足元のスクリーンをつけて、連邦がソロモン攻略に成功した場合の作戦計画を映し出す
ティアンム&レビルの連合艦隊がソロモン攻略後どこを目標とするか
選択肢は三つ 月基地『グラナダ』 宇宙要塞『ア・バオア・クー』 そしてサイド3『ジオン本国』
無意味な後退戦になる『グラナダ』攻略の目は既にない 
そして『ア・バオア・クー』も な い と言い切るシャア 

743 :粗筋専用ハロ91:2015/01/05(月) 17:55:36.65 ID:???
「すると ジオン本国を攻める と!?」
「そうです 間違いなく
 ソロモン後の漸減した戦力でア・バオア・クーの堅陣を抜くことは出来ません
 レビルは一気に決着をつけようとするでしょう そこまではギレン総帥も読んでおられます
 が 問題は… 本国におられる公王陛下が どう動かれるか」「!!」
「デギン陛下はもともと開戦に乗り気ではなかった それが更に戦争の規模の拡大と長期化で嫌気が増し
 最近では事毎にギレン総帥と対立しておられます 例の『ソーラ・レイ」の一件を巡っても」
「ソーラ・レイか…… 出来ると思うか? 本当にそんなことが」
「可能です 現に 連邦軍は目下暗礁宙域に同様のソーラー兵器を設営しつつあります
 現在行われている攻勢はその カモフラージュでしかありません」

その様子はスクリーン上にも映し出されている
シャアは、ソロモンを失うことを是とするか否か、決断を促す
ギレンもキシリアも、ソロモンを救出するだけであれば容易なことではある
だが二人ともソロモン救出に有効な手立てを打ってはいない 何故か、とシャアに問う

「『その後』をお考えだからです 懸命にも」
「―――だな それにちがいない 明らかに兵力を温存しようとしている
 なんのために いや 誰のために か 考えねばなるまい
 シャア おまえもだぞ どう立ち回るか どこに 身をおくか
 その場合忘れるな 私は『キシリア機関』の長だ 過去も現在も 知るべきことは何でも知っている」
「面白いですね キシリア様 仮面と覆面のかけひき 堪能いたしました」
「ふっ ずいぶんと大人になったものだな 『シャア』
 もういい 話は済んだ 皆を室内に入れろ!」

アムロ達、お留守番のホワイトベース隊はコロンブスに乗りソロモンへと向かう
ソロモンでは既に激戦が広げられていた ソロモン司令ドズルは、キシリアの対応の遅さに憤慨していた
副官ラコックは連邦軍の攻勢は、その火力の強さから主力攻撃であると見ていた様子
守備隊を全部だし、ビグ・ザムの組み立ても急がせるよう、ラコックに指示を出す

744 :粗筋専用ハロ91:2015/01/05(月) 17:56:02.59 ID:???
(これが ティアンムの主力による攻撃だとすると
 これをしのぎきればこの戦争は 勝ちだ! だが その前に…)

ドズルは妻、ゼナの元へと向かっていた
万一のためゼナにソロモンから脱出してジオン本国に向かうように言う
ミネバを抱きかかえ、その頬に一時の別れのキスをするドズルだった…

連邦軍のワッケイン艦隊がソロモンの地表に絶え間なく砲撃を浴びせていた
その苛烈さに例の攻撃を待つまでもないのでは、というがワッケインはこの位置からの砲撃ではソロモンの岩盤は穿つことはできないと読んでいた
ホワイトベースも砲撃戦に参加している姿が確認できる

「ペガサス級搭載の大口径メガ粒子砲も有効なようですな」
「いや 威力頼みではない いい砲撃だ 縦に深くえぐっている だから効く
 ふふん… 成長しおったな ルナツーのネズミどもめ」

アムロ達は、ソロモンを前にして近づけないでいた
激戦の最中ではコロンブスも出る幕ではない、コアブースターを使おうにもセイラさんは謹慎中
どうしたものかと悩んでいると、不意に高速で接近するものを感知 
敵かと身構えるが、やってきたのはスレッガーのコアブースターであった ガンダムを迎えに来てくれたのだ
コアブースターに乗って、ホワイトベースへと帰還するガンダム
帰ってきた喜びに表情が明るくなるアムロ
格納庫に戻ってきたアムロが目にしたのは、ボロボロになったボールとガンキャノンの山であった

<続く>

745 :マロン名無しさん:2015/01/05(月) 20:49:52.83 ID:???
二回言うほど大切なことなのですね・・
できっともう一人の兄貴も好きじゃないんだろうな

746 :マロン名無しさん:2015/01/05(月) 21:28:03.65 ID:???
これはどうなるんやろな
シャアの予想pgrアバオアクー侵攻じゃんになるのかそれとも小説版のごとくサイド3に攻め込む展開になるのか

747 :マロン名無しさん:2015/01/05(月) 22:48:40.85 ID:???
結局キシリアは今のシャアは
自分が昔手籠めにしようとした坊やだってわかってるってことなのかね?
敬意を考えたらそんなやつ危なくて野放しにはしておけんと思うけどなあ

748 :マロン名無しさん:2015/01/05(月) 23:09:18.92 ID:???
だって好みだから!上のほうの噂は知ってるっておっちゃんがセイラさんに言ってた!

749 :マロン名無しさん:2015/01/06(火) 19:28:06.17 ID:???
弱み握ってるからツバメにできるとか思ってたんかw

750 :マロン名無しさん:2015/01/06(火) 22:19:09.98 ID:???
ちょっとまて
>手篭め

手錠かけて恫喝しただけだもん

751 :粗筋専用ハロ91:2015/01/07(水) 17:13:29.18 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 W>

はじめて見る玉の様な機体に困惑するアムロ、そこにまた一機ホワイトベースに帰還するボールが見えた
そして、それを追うザクレロの姿も確認するガンダム
放たれたミサイル攻撃を機銃と共に撃ち落とし、ザクレロの迎撃に出る
ガンダムが近づくのを見て、口を開いてビーム砲を放つ ガンダムもそれをシールドで受け流す

「なんだ?MSともちがうようだけど 侮れないな 以前だったら避けられなかったかもしれない」

ガンダムに殺到するザクレロ軍団だが、デミトリーがそれを追い返す
頭部(?)ミサイルを放つザクレロ、命中弾になるはずだったがかわされてしまった模様
友軍機を一機撃ち落とされ、血走った目で再びザクレロの口を開けるデミトリー
拡散ビーム砲を放つ直前、口内にビームライフルを押しあてられ、零距離射撃で撃墜されてしまう
もう一機残ったザクレロは、スレッガーさんが撃墜してくれたようだ

炎上するボールから助け出され、這い出てくるハヤト

「後ろは?! 追いかけてきたヤツは?!」
「心配ない いまアムロ准尉が」
「アムロ? 帰ってきたんだ アムロ…」

<RB−79全機収容 ガンダムも着艦します>
「初出撃だったわけね マグネット・コーティング処置が完了して 違い おわかりになる?」
「さあァ 判らんな もっとも たいして判りたくもない
 ニュータイプかなにか知らんがそんな超能力みたいなものをあてにするようでは先が思いやられる
 上の方の人達が本気でそんな弱気に取り憑かれていなければいいが!
 しかしまあアムロがスキルアップしているようなら そりゃあいい」

内線をつなげて警戒を怠らないよう指示を出しつつ、アムロをブリッジに呼ぶブライト
一方ソロモンの暗礁宙域の一角 ソーラーシステムのミラーの設営作業が行われていた
ティアンム提督が、ミラーの状況を確認する 現時点では85%ほど作業を終えている様子

752 :粗筋専用ハロ91:2015/01/07(水) 17:14:08.97 ID:???
「どのくらいになる?」「はあ ?」
「現状で使用して破壊力はどのくらいかと訊いているんだ!!
 進捗度が85%なら現状で発生できるエネルギーも85%程度! そうだな?!!」「は はいっ」
「それでいい 万全を期するより今は時間が大事だ 総攻撃に 出る!」

(ワッケインの艦隊はよくやっているが 所詮主力級の戦力ではない
 ソロモンが反撃に出れば… ドズルはすぐそれに気づくはずだ
 その上あと十時間も 待てるものか)

ソーラーシステムでの攻撃の準備にかかるティアンム艦隊
同じ頃、ジオンもティアンム艦隊を発見したようだ
ラコックが援軍を求めては?と言うがドズルは国中の物笑いになると言い放つ
ティアンム艦隊を叩き潰すため、グワランとムサイ艦隊を向かわせる
だが、その直後、ソロモンがソーラーシステムによる熱線攻撃を浴びる

「なんだ?! これわあっ?!!」
<第6ゲート炎上!!><高熱源体直撃!><粒子反応なァし!!>「敵の新兵器です!!」
「レーザーか?! 馬鹿な!! こんなレーザーは…  グワラン以下の艦隊はもう出たのかああっ?!!」
<全艦交信途絶!! ゲートと共に焼滅した模様!!
 熱源 移動していきます! 第6から第5ブロックへ 区画全域が交信不能!! 応答ありません!!>

目の前の光景に驚愕するドズル ソーラーシステムにより、岩盤も機銃も、モビルスーツも関係なしに焼き尽くされる
ホワイトベースにも総攻撃の命が下され、クルーに指示を出すブライト
持ち場につこうとするミライだったが、不意にスレッガーとぶつかりそうになる
スレッガーがミライを支えてくれてほっと一息 ミライが出撃に向かうスレッガーの背中を見ていた

ホワイトベースの上にのり、出撃に備えるMS部隊
アムロもまた、目の前のソロモンの光景に驚愕していた

「すごい! ソロモンが… 灼かれて いる!!」

<続く>

753 :マロン名無しさん:2015/01/07(水) 20:30:14.80 ID:???
ハヤトwww
やっぱWBのパイロットとしては5番手以下の扱いなんやな

754 :マロン名無しさん:2015/01/07(水) 21:18:25.42 ID:???
ミライさんえらい動揺してないか?
スレッガーと接近したからかと思ったけど異変をキャッチしたのかな
だったらいい

755 :マロン名無しさん:2015/01/09(金) 07:28:20.66 ID:???
ザクレロは相手が悪かっただけで対艦とかに使用すれば強力だよね
ビグロもそのうち登場かな

756 :粗筋専用ハロ91:2015/01/09(金) 18:15:40.61 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 X>

ソーラシステムに焼かれていくソロモン ドズルは険しい顔つきで妻と娘の元へと向かう
ゼナとミネバは脱出させるが、ドズルはそれについてはいけない なるようになっただけ、とドズルは笑い飛ばす
ドズルの言葉に、ラコックは辛そうに顔をうつむかせる

「ミネバを頼む 強い子に育ててくれ」
「あなた!どうか生きて…!」
「俺は 軍人だ ザビ家の伝統を創る軍人だ 無駄に死んだりはせん!
 いけ ゼナ!! ミネバとともに!!」

ホワイトベースでは、怪我をしたハヤトが無理やり出撃しようとしていた
とめる整備班を無理やり押しのけて整備不良のボールで出ようとするのをカイが茶化す

「決戦兵器が聞いてあきれるよ 作業用のポッドに武器乗っけただけの超安あがりメカ
 早い話が棺桶もどき そんなモノでだナァ…」
「 知 っ て ま す よ っ ! ! 
 でもボクにはこれしかないんだから 仕方ないじゃないですか!!
 アムロが出て行ったんですよっ 負けたくないんだ!あいつに!」
「わかる けど ねええ…」

ハヤトとの私語を咎められるカイ
カイも燃えさかるソロモンの姿に戦慄を覚える
各所で爆発を始めるソロモン、アムロも一歩はなれたところでその光景を見ていた
そこにちかちかと光を点滅させる船を発見する 青十字の救命艇のようだ
臨検の必要は無いとブライトに言われ、救命艇を見逃すアムロ

757 :粗筋専用ハロ91:2015/01/09(金) 18:16:07.49 ID:???
一方、スレッガー機が被弾したようで、一旦ホワイトベースへと帰還する
ブリッジではミライがフラついているようで、それをみたブライトが交代を支持
バイザーを閉じると、ブライトはこっそりミライと回線を開く

「戦闘中の個人通話は厳禁―――だが 水臭いぞミライ
 君のことを気遣ってやるくらいの度量も 僕にはないと思っているのか?
 戻ってきてくれるまでいくらでも僕は待てる 心配しないでいい」

ブライトの言葉に安堵の表情を浮かべるミライ
バンマス曹長と交代し、ミライは帰還したスレッガーの元へと向かう
怪我のないスレッガーの姿をみて、ミライは涙を流す…

「中尉 やめましょうや うかつだぜ」
<スレッガー中尉 ブースター換装終わりました! 出撃できます!!>「すぐ行く!!」

ヘルメットを持ち、コアブースターに向かうスレッガーをミライが引き止める
僅かに涙を浮かべるミライの様子に、スレッガーも少々動揺気味

「…… ……… ミライ 少尉… 
 人間 若い時はいろんなことがあるけど… いまの自分の気持ちを あんまり本気にしないほうがいいな」
「どういうこと でしょう?」

そう言われるとちょっと言葉に詰まるが とりあえずそれは濁しておく

758 :粗筋専用ハロ91:2015/01/09(金) 18:16:32.76 ID:???
「オレはね 少尉 あなたの好意をうけられるような男じゃないんだ
 オレにとっちゃあ 少尉は 眩しすぎるんだな…… 世界が 違うんだよ」

そういって、スレッガーはミライに指輪を差し出した

「安物なんだがね おふくろの形見なんだ 宇宙でなくしたらたいへんだ あずかっといてくれ」

指輪を受け取ろうとすると、ホワイトベースが被弾し艦内が揺れる
その衝撃でおたがいの体がぶつかり、抱き合う形になると二人は口付けを交わす

「指輪をたのむよ 少尉」

出撃にむかうスレッガーの背中を見つめるミライ…

そのころ グラナダに近い月軌道上に待機していた空母ドロスから
明らかに遅すぎる援軍が  発進しつつあった―――

<続く>
 

759 :マロン名無しさん:2015/01/10(土) 07:38:23.89 ID:???
ボールとか登場命じられたら速攻除隊願いだしたくなるレベル
パブリクとかのほうがまだマシ

760 :マロン名無しさん:2015/01/10(土) 10:09:45.60 ID:???
ガンタンクは?

761 :マロン名無しさん:2015/01/11(日) 08:17:58.96 ID:???
ブライトはミライさんの恋心に気づいていてこの台詞なんだろうか
でもあのブライトに限ってと思うし唐突なくせに余裕だと思う
スレッガーとミライの急展開もなんかいやもう切羽詰ってきてるからそういうこともあるか


ソロモンじゃなくてサーバーがおちてたのに伸びててすげー

762 :粗筋専用ハロ91:2015/01/11(日) 22:17:04.56 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 Y>

スレッガーが再出撃を始めたころ、ソロモンはジム部隊が殺到していた
押し寄せる連邦とそれを迎撃するジオン 
ハヤトは涙目で必死にボールによる機銃掃射を行っていたが、被弾してボールの腕が千切れてしまう

「うっ くうう・・・ こんな ことで… 死ねるかああっ!!」

生か 死か――― それは すべてが終ってみなければわからない
しかし 確実なことは 美しい輝きがひとつおこる度に
何人か 何百人かの人々が確実に――― 宇宙の塵になっていくと いうことだ

ソロモンの乱戦の最中 ドズルは専用のパイロットスーツを着込み、ビグザムの元へ向かう
兵士の報告によると、ソーラーシステムはどうにか沈黙させることが出来たようだ
だが、受けた被害は甚大である ドズルはソロモンを放棄することを決める

「兵達はよく戦った 後世の戦史にもなんら恥じる所はない
 恥じるべきは つまらん駆け引きにはしったギレンと キシリアだっ!!
 奴等は 万余の将兵を見殺しにした 
 誓って言うぞ!! あの政治かぶれどもはいずれ ジオンを 滅ぼすっ!!」

ビグザムの元にたどり着いたドズル、それを一目見て気にいったように頬を緩ませていた

負傷したハヤトはホワイトベースで治療を受けていた
意識を失いながらも、ドムが来る、とうなされる様子をフラウが心配そうに見つめていた
ハヤトが目を覚まし、自分だけこんなザマでは情けないと涙を流す

「なに言ってるのハヤト 立派よ あなただって!」
「やめてくれよ!!慰めのことばなんて! こんなボク…だってね……
 ホワイトベースに乗ってからこっち アムロに…… 勝ちたい勝ちたいって思ってて… このザマだ!」

「ハヤト アムロは ちがうわ あの人は…… わたしたちとは ちがうのよ」

763 :粗筋専用ハロ91:2015/01/11(日) 22:17:46.13 ID:???
ガンダムもソロモン内部へと侵入を始めていた
迎撃のゲルググを一蹴するが、不意に何かを感じるアムロ
後ろを見るとジムがビーム砲で 蒸 発 してしまう
闇の中光り輝くモノアイ 生き残ったジム部隊が目にしたのは、超大型のモビルアーマー
ビグ・ザムであった 叫びながらビームガンで応戦するがまるで効き目がない
大口径メガ粒子砲を撃ちこまれるジム部隊、ソロモンの一角に爆発が舞いおこる
ガンダムも爆発の衝撃で外に投げ出されていた 爆炎の中、何かが出てくる振動を感じる
開いた穴の中から、ビグザムの巨体が勢いよく飛び出してくる!

「これも モビルスーツ?!!」

「よおし 後方の敵艦隊に特攻をかけるぞ!!ザコには目を向けるな
 旗艦を血祭りにあげてやる!!」

攻撃を仕掛ける連邦の部隊を一蹴するように、拡散メガ粒子砲を放つ
その光景にドズルも高笑いをあげていた

「あ  あ  圧倒的じゃないかあ!!」

<続く>

764 :マロン名無しさん:2015/01/11(日) 22:42:00.15 ID:???
兵を無駄遣いして自分も撃沈することはないんだよ…
でもTVではあと何回とか縛りあるからな
やっさんは連載伸ばした実績が過去編であるんだから
こういう展開やめてのびのびとドズル反撃大活躍編
→ギレンとキシリアやっつけて総帥になっちゃった路線にしてくれて良かったのに

765 :マロン名無しさん:2015/01/11(日) 23:20:26.85 ID:???
それはありだな

766 :粗筋専用ハロ91:2015/01/13(火) 18:00:33.49 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 Z>

ビグザムはソロモンから跳び、ティアンムの艦隊に特攻を仕掛ける

「姑息な戦術を使ったティアンムめに ルウムの悪夢を 思い出させてやる!!
 各自脱出の発行信号をあげろ!! 遺憾ながらソロモンを放棄するッ!!
 無駄死にはするな!!戦線を再構築して 捲土重来を期す!!」

ドズルは将兵達に脱出を指示、そしてビグザムのサブパイにも脱出するよう言うのだった
各所で爆発をおこすソロモンから一世に逃げ出し始めるジオン軍 
その中には、モビルスーツに牽引される歩兵の姿もある スレッガーもさすがにそれに手を出す気にはなれなかった

「どうもやりにくいんだよね ああいうのは…」

ジオンの兵士達が、ビグザムをみて敬礼をする 内部のドズルも敬礼で返す
陥落されたソロモンを一目見て、ティアンム艦隊のほうへと向かうドズル
ガンダムもそれを追おうとするが、スレッガーが脚を引き受けてくれる様子

「駄目だよアムロ准尉 これに乗れ!! ガンダムの推力じゃあいつには追いつけん!!」

ティアンム艦隊もビグザムの接近を感知 ティアンムは主砲の一斉射を指示
だが、ビグザムは戦艦の集中砲火をものともせず弾き返す

「ビーム砲が効きません!! 敵は強力な電磁シールドで防御している模様!!
 艦隊司令閣下!!危険です!!ノーマルスーツの御着用を!」
「無駄だ もう 遅い」

767 :粗筋専用ハロ91:2015/01/13(火) 18:01:04.63 ID:???
「 は あ っ は は は は
 なめるなよ! このビグ・ザムは長距離ビーム砲なぞ どうということはないっ
 道づれに一人でも多く地獄に 引きずりこんでやるわあ」

ビグザムの大口径メガ粒子砲で、ティアンムの旗艦は爆砕してしまう

「わあっははは 見たかあっ
 ソロモンでこそ一敗地にまみれたが このビグ・ザム量産の暁には
 連邦なぞ! 連邦なぞお!!」

さらに拡散ビームで艦隊をまとめて撃墜する ガンダムの眼前にも、おびたたしい数の爆発がみえていた

「いやだねええ あああいやだ! 見てらんないじゃ ないの!!」
「やるんですか?! スレッガーさん!」
「そういうこと!! ここまで見ちゃって今更 引き下がれないでしょ!
 悲しいけど これ 戦争なのよねっ! ガンダムちゃん! しっかりめんどうみてよ!!」

コアブースターはビグザムの真下の死角からミサイルを放つ!
ビグザムの下部で爆発が起こるが、ビグザムはなんと脚部のクローでコアブースターを鷲づかみにする!!

「 ま だ ま だ あ あ 」

だが、スレッガーはブースターを切り離し、コアファイターでビグザムに体当たりした!

「 で や あ あ あ 」

ビグザムに衝突し、ばらばらに爆発四散するコアファイター… 
ガンダムは高く飛び上がり、ビグザムの頭部にビームサーベルを叩きつけ、そのまま頭部を何度も切りつける!!

768 :粗筋専用ハロ91:2015/01/13(火) 18:01:31.81 ID:???
「う ぬうう やらせるか たかが一機のモビルスーツに…
 このビグ・ザムが やらせるかああっ!!」

ドズルはマシンガンを手に持ち、ビグザムの外にでてガンダムにマシンガンを放つ

「やらせはせん! やらせはせんぞ!! 貴様ごときに やらせはせん
 ジオンの栄光!!この俺のプライド!! やらせはせん! やらせはせん!!
 やらせはせんぞおお!!」

その光景に困惑するアムロ その最中、アムロがドズルの周りに何か、悪意か怨念かが形を成したようなものを見る
それがドズルから飛び上がるように離れると、ビグザムが爆発しドズルは爆発に飲み込まれてしまった

「ソロモンが… 堕ちた―――な」

ソロモンから少し離れた空域ではシャアのザンジバルがミネバ達を回収したようだ
シャアの言葉を聞き、ゼナはミネバを抱きかかえながら泣き崩れる…

そして、悲しみにくれていたのはホワイトベースも同じであった

「うそって――― うそだって言えないの?! アムロ!!」

「スレッガーさんは 体当たりしたんです
 ブースターを切り離して あっという間でした
 そうするしかなかったと 思います…」

その言葉に、ショックのあまりミライは無重力をふらつき、所々壁にぶつかってしまう
無重力を漂いながら、ミライは涙を流す…

<続く>

769 :マロン名無しさん:2015/01/13(火) 20:37:46.64 ID:???
スレッガーとドズルと
ちょっといい奴と思わせる台詞はかせてこれだもんねえ
哀しいけどこれ漫画なのよねって割り切ろう

770 :マロン名無しさん:2015/01/13(火) 20:57:24.37 ID:???
改めて見るとドズルがここで特攻かけるのはなんか勿体ないな
友軍の脱出は為したんだから離脱を図るほうがよいような…
ここでドズル戦死してジオンにメリットはなにもないし

771 :マロン名無しさん:2015/01/13(火) 21:18:16.82 ID:???
やっさん特攻とか好き?
ここ変更しちゃってもいいのに

772 :マロン名無しさん:2015/01/14(水) 15:53:58.44 ID:???
カーズ小物すぎワロタ

773 :マロン名無しさん:2015/01/14(水) 20:58:34.70 ID:???
ミライさんにはブライトがいるから同情しなくていい
ゼナさんはどうなるの

774 :マロン名無しさん:2015/01/14(水) 21:13:06.05 ID:???
ギレンが手を出すとか
小説だとギレンに情婦いたよね

775 :マロン名無しさん:2015/01/14(水) 21:39:04.57 ID:???
オリジンでも巨乳秘書がいるw
ギレンの話もうちょい描いて欲しいね
今も植物の世話はしているのだろうか

776 :粗筋専用ハロ91:2015/01/15(木) 17:50:34.12 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 Z>

「作戦なぞもうよい!! 増援のひとつも満足に出せず ドズルを見殺しにしたものがよくも
 よくもおめおめとわしに「作戦」などと 進講できたものよ!!」

冒頭から、デギン公王の怒声が響き渡る 
ギレンはまるで悪びれず、ドズルの武人の意地が却って状況を悪化させたと言う
そしてそれでもまだ勝算は十分にあると言ってのける
ギレンのほうも、連邦の侵攻ルートはジオン本国と見ており、その侵攻ルートにこそ勝機ありと言う

「密閉型コロニーのひとつを転用… 住民を強制疎開させ… 『ソーラ・レイ』か……」
「さよう 公王陛下としてなにとぞ計画の 御裁可を」
「よく いう 独断でも事を進める ハラであろうに」

計画書に公王のサインを認めつつ、ギレンに一つ問いかける

「ギレンよ 勝って どうする? 連邦に勝って な それからどうするつもりか」
「そのことでしたら 既に方針はゆるぎなく
 せっかく減った人口です これ以上増やさず優良な人種だけをのこします
 人類の永遠の存続のために 地球圏を汚さぬために です」
「貴公 知っておるか? アドルフ ヒットラーを
 独裁者でな 世界を 読みきれなかった男だ

 貴公はそのヒットラーの 尻尾だな」

デギンのその言葉に、ギレンは狼狽したような表情を見せるがどうにか持ち直す
ギレンはア・バオア・クーに向かい指揮をとると言い、ニュータイプ部隊も動員するつもりの様子
その背中を見て、デギンは深くため息をついた

「……… ヒットラーは所詮 敗者なのだぞ
 キシリアは なにを考えておるのか……」

777 :粗筋専用ハロ91:2015/01/15(木) 17:52:18.13 ID:???
キシリアのほうは、ソロモンのレビル艦隊が集結する様子をシャアに見せる
ジオン本国に侵攻ルートを取る連邦に対し、シャアはララァによるかく乱を開始すると言う

「局面は一気に動くだろう デギン公王も何かを思案なさっているようだ
 私も ズム・シティに来るように言われているのだが
 シャア しばらくおまえのザンジバルを貸せ
 なに 私の乗艦 パープル・ウィドウでは 目立ちすぎるのでな」

一方ソロモン、ホワイトベースでは新たに脱出装置コアポッドの起動テストを行っていた
アムロがそのテストを行っている最中、スレッガーの死がアムロの頭にフラッシュバックされる

「出来ない?! アムロがか?! 何を言っているんだ!!
 ジムの乗員だってもう全員終了している生残性向上テストだぞ!
 まだなのはガンダムくらいなんだ! 出来ないことがあるか!黙って早くやれ!!」
<生残性…『生残性』ですか? ブライトさん 
 スレッガーさんはとびだしていって死んだんですよ ボクの目の前で
 『生残性』なんて 聞いてあきれる! いったい誰が僕達の生残性なんてことを 本気で考えてくれているんです?!>

と、そこにミライが姿を見せる セイラさんも小声でテストに集中するよう言う
ミライは大丈夫とは言っているが……
とりあえず、コアポッドの分離プロセスは無事成功 テストを続けようとするがミライが何か頭を押さえる
なにか、圧迫感のようなものを感じると言う  セイラのほうも何かを感じ始める
そして、アムロのほうもなにか、声のようなものを感じ取る

778 :粗筋専用ハロ91:2015/01/15(木) 17:52:52.26 ID:???
         L a ・ ・ ・


「なんだ?! 誰か 呼んでる?!」


                        L a

        L a 

   L a


   L a


「アムロ!! 駄目!あぶない!! ガンダムに換装して!! アムロ!! アムロ!聞こえて?!」

        L a ・
     L a
  L a

<続く>

779 :マロン名無しさん:2015/01/15(木) 20:04:16.12 ID:???
ソロモンに増援出さんのは総帥無能すぎだろと思ってたらわざとということになったわけか
しかしそれにしてもソロモン陥落とひきかえに政敵の抹殺をと目論むのは無能すぎる

780 :マロン名無しさん:2015/01/15(木) 20:41:56.38 ID:???
うーん
キシリアが昔サスルを暗殺するんじゃなくてギレンを暗殺してたら歴史は変わっていたかもしれないな

781 :マロン名無しさん:2015/01/15(木) 21:54:46.86 ID:???
このコアポッドて「脱出」のために追加装備されたも同然だよね

782 :マロン名無しさん:2015/01/16(金) 21:22:36.96 ID:???
パープルウィドウていかにもキシリアのイメージっぽいのお
クロゴケグモとキシリアの着衣のイメージのミックスか

783 :マロン名無しさん:2015/01/16(金) 21:41:30.72 ID:???
パープルウイドウ
未亡人て・・キシリア夫いたんか?と・・あっいたなキャサリンw

784 :粗筋専用ハロ91:2015/01/17(土) 18:31:27.86 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 [>

冒頭、ソロモン駐留の艦隊が突如爆発をおこす、それに驚くホワイトベースクルー達
アムロをすぐに帰還させるようブライトが命ずる
だが、アムロはセイラとは別の声を感じ取っているようだった…

ソロモンから離れた暗礁宙域にエルメスが佇む
今日のところは一隻沈めたあたりで切り上げる様子、エルメスの元にビットが集まっていく

ソロモン改め、コンペイ島
軍楽隊の演奏と仕官達に出迎えられ、レビル将軍が到着する
と、不意にレビル将軍の足が止まる
「どうしました?」
「なんだろう… なにか重たい「気」のようなものを感じるが……
 ドズル中将の怨念… かもしれんな」

その言葉に冷や汗をかくヒゲ仕官、冗談と言われてちょっと気が気でなさそう

ホワイトベースのほうは、フラウとハヤトが子供達をソロモン風呂に連れて行くようだ
アムロもカイに誘われるが、アムロは上の空な感じで誘いを断る
再び、声のようなものを感じるアムロ…

「……… まただ!」

    La


     La            La

「……… ラ・ラ・ア… ララア―――!!」

785 :粗筋専用ハロ91:2015/01/17(土) 18:32:27.89 ID:???
連邦軍将校たちは、作戦会議中
ア・バオア・クーをけん制しつつ、主力艦隊をサイド3にむけて攻撃を仕掛ける計画のようだが
正直なところコマが足りないという感覚は否めないが…

「中将 キミは『弱い環』という戦略概念を知っているかね?」
「『弱い環』? クラウゼヴィッツ ですか?」
「ちがう レーニンだ
 一見強固な敵の鉄鎖も 弱い一箇所を撃てば断ち切れるというたとえだ」

と、そこにブライト艦長も作戦会議に入ってくる
ブライトはレビル将軍を前にしてだいぶ硬くなっている様子
ホワイトベースのほうはワッケイン艦隊に編入されるとのこと

「大尉の部隊の働きは以前から顕著である 
 今次のソロモン戦でも その攻略に当たっては特別な働きがあったと聞いている
 このような小部隊の突出した活躍で 彼我の戦力差を埋めようとは思っていない が
 この戦争が 今やこれまでとは 違った様相を帯びつつあることは確かだ
 それを ニュータイプの時代に道を開く戦争と 言ってもいいのかもしれない

 誤解しないでいただきたい 私はニュータイプを新しい兵器として利用しようなどとは考えていない
 むしろ 「ニュータイプの時代」が現実に訪れるなら 
 それは 戦争なぞしないですむ時代だと 私は思いたい」

と、そこでどうもレビル将軍の体調が優れないのか頭を押さえる
作戦前なのでとりあえずは頭痛薬で対処するのだった

「さて 諸君 まさしく今次の大戦の終局となるであろうこの作戦を
 私はここで 『星一号作戦』 と 命名する」

786 :粗筋専用ハロ91:2015/01/17(土) 18:33:19.73 ID:???
バスタイム中のセイラさん だがセイラもまた声のようなものを感じ取っていた
お風呂から上がり、バスタオルで身体を拭きつつ闘いに備えるのだった

連邦艦隊はまたも正体不明の攻撃に晒されていた
次々と爆発していく艦隊に、連邦軍は混乱状態に陥る

「オムルさん すぐガンダムで出ます!!」
「えっ 無理だよ! 艦長の命令がなきゃ! ブライトさんは今 作戦会議で司令部に
「まにあいませんよ! そんなこと言ってたら!
 これは 「ニュータイプ」の 攻撃なんですっ!!」

エルメスのビット攻撃になすすべなく沈んでいく連邦艦隊
ガンダムが出撃し、その迎撃に向かうのだった

<続く>

787 :マロン名無しさん:2015/01/17(土) 20:14:40.38 ID:???
テキサスも過ぎたしワッケインさんはこのまま生存か
TV版だとレビル将軍が戦死の後も連邦に指揮系統の乱れが見られない不自然さがあったもんな

788 :マロン名無しさん:2015/01/17(土) 23:29:16.57 ID:???
ありがとう安彦大先生!!!!!!!
コミックスはフルカラーA4版で!

789 :マロン名無しさん:2015/01/17(土) 23:39:02.80 ID:???
彼女は一人で泳げるのだ

790 :粗筋専用ハロ91:2015/01/19(月) 18:04:50.12 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ソロモン編 ]>

エルメスによるビット攻撃が連邦艦隊を襲う
と、不意にララアはシャア以外の何者かが自分の心に触れた感覚を感じる
そこにガンダムも姿を現し、ビットに四方を囲まれつつエルメスと対峙すると
二人の精神が繋がり、白鳥が舞い上がる

【やっぱり きみか】
【あなただと感じていた 私達 また会ってしまったのね】

「どうして こんな時に こんなふうにして 敵と味方で戦うなんて!」
「どうして? どうしてっていうなら きっとそれは 運命だわ
 強い力が私を導くの "戦え"と」「力!?」
「そう! わたしを地獄から 救い出してくれた人 ほら 来た!!」

ララアがそういうと、シャアのゲルググがガンダムにシールドタックルをぶちかまして現れる!
シャアは開口一番、アムロに同志になれと誘う 
ニュータイプによる革命をなす為にアムロを説得するシャアだったが

「待て シャア ………僕には あなたの言っていることが 解らない」

アムロのその言葉に、シャアの笑みがひきつったものになる

「ララアから感じるものをあなたからは 感じない
 だからなにを言っているのかも解らないんだ! あなたは ニュータイプなんかじゃ ないっ!!」

アムロの言葉に、大きく笑いながら ガンダムにビームライフルを押し当てる

791 :粗筋専用ハロ91:2015/01/19(月) 18:05:16.56 ID:???
「青いなアムロ君! それで私を動揺させたつもりか?!
 私も いや! 私こそニュータイプだ!! 私はジオン・ズム・ダイクンの子なのだからな!!
 だから私には解るのだ!この戦争の帰趨も 生き残るべきものとそうでない者も!!」

【アムロ だいじょうぶよ  シャアはあなたを撃たない あなたを 殺したりしない
 私と同じように あなたとも一緒に戦いたいのだもの】

ララアの言葉通り、アムロを撃たなかったシャア
シャアとララアは撤収し、その場に一人残されるガンダムであった

一方、ジオン本国への帰国の途についていたザンジバル
キシリアはソーラ・レイに改造中のマハルを見やる これだけ大掛かりな仕掛けに見合う威力が得られるか、キシリアは懐疑的な様子
副官の話では、ソーラシステムをはるかに凌ぐ破壊力を有しているらしいが…

「申し上げますっ!航路がクリアーになりました!
 さしつかえなければ ただちにズム・シティに入港いたしますが」
「無論だ 速やかにバースに接舷させろ」
「マリガン中尉といったか? 緊張するのはかまわんが 努めて普段どおりにふるまえ
 この艦はシャアの乗艦なのだ わかるな?」
「は… はいっ!!

「シャア大佐の艦だな」「何しに?こんな時期に」「さああ」
「里心がついたんじゃないの 『赤い彗星』も」

ズムシティ公王府、キシリアの副官がデギン公王により書類に判子をもらうと
副官についていた秘書っぽい女性を見て、デギンはそれがキシリアの変装だと気がつく

「ほほ・ お判りになりましたか ズム・シティも厄介なことにおなりのようで
 親娘の対面も今やあたりをはばからなければならないのですね
 お話があると聞き 参りました 御健勝でなにより」
「よくぞ……… 来て くれた…」

792 :粗筋専用ハロ91:2015/01/19(月) 18:05:46.99 ID:???
デギンは深く息をついて、椅子にどっすり座り込む
デギン公王は、もやはギレンのやり方には付いていけず、キシリアにギレンを排除してくれと言う
だがギレンもジオン軍最高司令官、それを成すにはそれなりの大義名分が必要である
デギン公王はどうにかして理由は作り、ギレンを消したら即座に和平工作に動くと言う

「ならば 時間がありません 空母ドロスを基幹とする私の艦隊が 今ゲルドルバの線上に出ています
 レビルの艦隊を牽制し 少しでも本国への攻撃を遅らせるためです
 レビルと接触するなら 今 この時をおいてありません!
 この機をのがせば 総攻撃は開始され 戦局は破滅的な局面に突入するでしょう
 残されるのは勝利か降伏かのみになります 公王陛下 御決断を」

キシリアの言葉を受け、「グレート・デギン」がルウム以来の出撃を始める
キシリアは副官に、ギレンに極秘で打電するように言う

「「公王陛下が『ゲルドルバ照準』に向かわれた」と それだけでいい」

それぞれの思惑が渦巻く中、デギン公王は連邦艦隊へと向かうのだった

<続く>

793 :マロン名無しさん:2015/01/19(月) 22:32:58.83 ID:???
アムロが同士になったら三角関係が加速するじゃん
何故勧誘するwと何十年も思っている

794 :マロン名無しさん:2015/01/19(月) 23:20:06.50 ID:???
ルックスだけならアムロはシャアの敵ではない

795 :マロン名無しさん:2015/01/20(火) 00:00:28.81 ID:???
好みっつーのがあるからなぁ
お兄さんがアレで本人も美女のセイラさんが…な?
ゼナさんとドズルとか

796 :マロン名無しさん:2015/01/20(火) 21:05:57.96 ID:???
終盤になってきたらしみじみやっさん絵で最後までコミカライズされるありがたみを感じてきた
過去編やってた頃はどうやって本編に戻ってくるのかと思ったがもう最後まで描いてくれそう

797 :マロン名無しさん:2015/01/21(水) 11:09:35.18 ID:???
もう9年目だけどな

798 :粗筋専用ハロ91:2015/01/21(水) 18:07:08.10 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ひかる宇宙編 T>

ア・バオア・クー宙域 連邦とジオンのモビルスーツによる前哨戦が行われていた
第三艦隊司令ワッケイン少将が、ブライトと話をしている
ギレン・ザビは既にア・バオア・クー内で指揮をとっていることは確認されている
連邦軍の勝利は、第三艦隊が足止めしているこの状況でジオン本国を屈服させる以外にはない

「我々の担当正面は極めて重要だということだ 
 大尉! 君らヒヨッコ共もずいぶんと変ったようだが この私もあのころとは変った
 もうルナツーの不戦提督では ない  キ下で存分に戦ってくれ」
「!!… はいっ!!」

同じ頃、キシリアとシャアがドロスに帰還していた
敬礼するシャアを横目で見つつ、キャビネットから酒を取り出すキシリア

「気の重い務めだった 疲れた… だがすべて終わった あとは なるようになるだけ…
 満足か? シャア」「え!?」
「とぼけるな なにもかもおまえが望んだようになってきているではないか
 ソロモンは墜ち ドズルは死に デギン公王とギレン総帥の不和は昂じ 私と総帥との離反にも成功した
 しかも戦局は決定的局面に向かいつつある 復習の成就 もうすぐではないか

 この部屋にはなにもない 隠しカメラもマイクも 照明も
 いつぞやの取り調べ室のように過酷なものではないはずだ とってもらいたいな その野暮なマスクを」

キシリアの言葉にシャアはマスクを取り、キャスバルへと戻る
その顔つきに、キシリアはたしかに子供の頃の面影を感じていた

799 :粗筋専用ハロ91:2015/01/21(水) 18:07:44.97 ID:???
「不思議なものです ドズル閣下に見限られたからとはいえ
 すすんでキシリア様の陣営に与して以来 いつかはこのような時が来るとは思っていましたが
 いざとなるとこわいものです 手のふるえが 止まりません」
「私だってそうさ ガルマが死んだあの時のおまえの 赤い彗星らしからぬ行動に
 怪しいと気付いたあたりから内定は続けていたが
 士官候補生シャア・アズナブルといれかわったあの手口を探り当てたときはさすがに 笑ったよ
 だってそうだろう! ザビ家を逆恨みして そうまでして復讐を遂げようとするしたたかな仕官があの キャスバル坊やだなんて
 腹が立つと言うより かわいいじゃないか
 本心を聞きたいな
 シャア・アズナブルとなったかつてのキャスバル・レム・ダイクンがもくろんでいるものがあくまでザビ家打倒なのか
 それとも ジオンの勝利なのか?!」


「ガルマ様のあと 空しくなりました
 復讐の後になんの高揚感もなく ただ 自分を信じていた友を裏切ったと言う空しさだけが残り…
 自分に 嗤ったのです」
「そうか おまえも な…」
「その後 フラナガン機関の活動を知り ララァ少尉との出会いがありました
 それ以来自分は 変ったのです
 父のいっていた時代の変革があり ニュータイプの世が来るのなら見てみたい!
 それが 今の私の野心です」
「新しい時代は ジオンの勝利によってのみもたらされる」
「そのとおりです そして 私はその勝利に貢献できる」

「………わかった
 私は悪い姉だ 可愛い弟を謀殺した男を 今許そうとしている
 それもこれも勝利への闘いのためだ 判るな!?」
「はっ 新しき時代のために!」

そういってキャスバルは、シャアへと戻り闘いへと赴くのだった

800 :粗筋専用ハロ91:2015/01/21(水) 18:08:32.98 ID:???
一方、レビル率いる連邦艦隊に「グレート・デギン」の接近が報告される
その知らせで、レビルはおおよそのことを察したようだ

「やはり……か 辛いのだな ジオンも」

だが、その様子はギレンの元にも届けられていた
ソーラレイのアサクラ大佐から、稼動態勢に入ったとの報告がありギレン総帥からの命令を待つ

ホワイトベースでもア・バオア・クー攻略戦のブリーフィングを行っていたが
不意に、アムロが何かを感じ取った……

「ア・バオア・クーのギレンである!! ソーラ・レイの最終目標を伝える!!
 敵・レビル艦隊の主力は現在ゲル・ドルバ照準の座標線上に在る!! これを殲滅せよ!!」
「デギン公王のようで 艦橋におられます! 和平交渉といってきていますが
 事実上の降伏…ですかな」
「それは言うな 公王は名誉を重んじる方だ」

<ソーラレイ稼動8秒前!!
 7
 6
 5
 4
 3
 2
 1
 励起増幅臨界高度 臨界半透膜 透過へ移行!>

「発射!」<発射ァ!!>

ソーラ・レイの光が ゲル・ドルバに向けて放たれた

<続く>

801 :マロン名無しさん:2015/01/21(水) 18:45:01.87 ID:???
ふうん、ギレンの独断でデギンもろともではなくキシリアの暗躍ってことになってるんだな
そしておそらくこの後は同じようにギレンを殺して死人に口なし、と

802 :マロン名無しさん:2015/01/21(水) 21:05:51.32 ID:???
キシリア的には父親を懐柔しておいてギレンを追い落とすのかとちょっと思ってたが…

…弟も別に可愛がってなかったろ…

803 :マロン名無しさん:2015/01/21(水) 21:31:07.10 ID:???
どう考えてもシャアはそんな従順にしたがってくれる球じゃないっしょ
キャスバルだとわかってるんなら手をうったほうがよかろうにそこがキシリアの限界か

804 :マロン名無しさん:2015/01/21(水) 22:24:39.77 ID:???
従順な犬は本命にしなさそう
ギレンを倒した後シャアと組んで地球とタイマン張るんだから
いいとこまでいったら「シャアは好かぬ」とか言って犬に殺させる
(はずだったのだが)

805 :マロン名無しさん:2015/01/22(木) 21:04:05.91 ID:???
>士官候補生シャア・アズナブルといれかわったあの手口を探り当てたときはさすがに 笑ったよ

ここは自虐ネタなんでしょうか

806 :粗筋専用ハロ91:2015/01/23(金) 17:56:08.45 ID:???
<機動戦士 ガンダム THE ORIGIN ひかる宇宙編 U>

レビルとデギン公王との和平交渉が成る寸前、二人をソーラ・レイの光が包む
ソーラ・レイはレビル艦隊を一瞬にして壊滅させてしまう
ホワイトベースからもその光景が見えており、アムロはソーラ・レイの光を「憎しみの光」と言うのだった


「我が忠勇なる ジオン軍兵士達よ!!
 いまや地球連邦軍艦隊のほぼ半数が わがソーラ・レイによって 宇宙に消えた!!
 この輝きこそ 我々ジオン公国の 正義の証である!!
 決定的打撃を受けた地球連邦軍にいかほどの戦力が残っていようと それはすでに形骸である!!

 敢えて言おう! カスであると!!

 それら軟弱の集団が このア・バオア・クーを抜くことは出来ない!!
 あまねく人類は知ることになるだろう!
 我等宇宙の摂理に選ばれた優良種たるジオン公国国民に導かれてのみ はじめて生きのびることができることを!!
 無能で愚かなる連邦の輩を 全て殺し尽くすまで戦う必要は無い
 必要なのは あと一撃である!! それで我々は 勝利する!!
 この戦いで我々は 完全で最終的な勝利を手にすることができるのだ!! 奮戦せよ諸君!!」

ギレンの言葉に湧き上がるジオン兵 ジオン軍の士気は最高潮に達していた

連邦軍のほうは、ソーラ・レイの甚大な被害により混乱状態であった
各々無事な機体を交信しあって確認するが、返事のない艦も数多くあった
ワッケインはホワイトベースを基点に艦隊を再集結させるようであった

807 :粗筋専用ハロ91:2015/01/23(金) 17:56:37.71 ID:???
一方シャアは、キシリアの命により先鋒として出撃の指示を受ける
ザンジバルに駆けつけるジオン兵達、そこにララァの姿もあったが人混みに飲まれて弾き飛ばされるが
その身体を、シャアが抱きとめた

「出撃だぞ ララァ 今までのは訓練のようなものだ いよいよ実戦だ
 だいじょうぶだ お前は私が教えた以上にやってみせてくれた
 ララァのほうが優れているのだ ララァの命令で 私が動きたいくらいだ」

頬をなでながらそういうシャア、ララァはシャアに微笑みで返す

「敵は艦隊ごと特攻をかけてくるだろう 大量のモビルスーツがたぶんこれを援護する
 それを 叩く」
「大佐も一緒に?」
「もちろんだ 傍にいる  自身をもて ララァ」

そして、そっとララァに口付けを交わすシャアであった…(出撃準備中の兵士達に見られてたけど)

ソーラ・レイの直撃をまぬがれた艦隊は 再結集した
これに 後方に待機していたトーゴ中将キ下の遊撃部隊が合流

―――連邦軍は持てる全戦力を ア・バオア・クー攻略に投入することになる―――

「戦力は絶対に不足している
 消耗するだけの攻略戦を戦う余裕はない どうやってモビルスーツ部隊をあそこにとりつかせるか…」
「大丈夫ですよ ア・バオア・クーの狙いどころはたしかに十字砲火のいちばん来るところですけど
 いちばん脆い所だともいえます 作戦は 成功します」
「まあた ニュータイプの感ってぇやつかい?」
「はい」

<続く>

808 :マロン名無しさん:2015/01/23(金) 20:25:20.33 ID:???
ア・バオア・クーは攻められない、って言ったのなんだったん?

809 :マロン名無しさん:2015/01/23(金) 22:53:52.40 ID:???
カスーwwwww

810 :マロン名無しさん:2015/01/24(土) 10:42:26.52 ID:???
戦力半壊状態で作戦継続ってマジかよ…

811 :マロン名無しさん:2015/01/24(土) 12:43:21.30 ID:???
>>808
キシリアをひっかけるつもりだったようにも見えんしわからないね

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